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9944.大分県の焼酎 ブログトップ
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《焼酎》127.いいちこ 長期貯蔵 12度 200ml [9944.大分県の焼酎]

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三和酒類株式会社
大分県宇佐市山本2231-1

本格焼酎
原材料名 大麦、大麦麹
内容量 200ml
アルコール分 12度
(以上、ラベルより転記)




こちらひさびさのいいちこシリーズです。
三和酒類さんのお酒や焼酎は、これまでに以下のものをいただいております。
【お酒】989.本醸造 わかぼたん ぼたんカップ (2回目はこちら
《焼酎》3.いいちこ 25度 200ml
《焼酎》18.西の星 200ml
【お酒】1300.わかぼたん 福貴野 300ml
《焼酎》28.いいちこ 日田全麹 225ml
《焼酎》39.いいちこパーソン宇佐 30度 300ml

今日いただくこのいいちこは、“長期貯蔵”なのだとか。
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このいいちこは、彦根駅に併設されていたコンビニ(セブンイレブンだったか?)にて入手いたしました。
あたしゃかつて、いいちこのお膝元である大分県宇佐市を徘徊したことがあったのですが、この長期貯蔵なるいいちこなんて影もかたちも見あたりませんでしたよ。
それ故、見つけたときは、これはもしや関西圏だけで展開されているレアものなのかと勝手に想像して喜んでいたのです。

しかしそれは、ぬかよろこびでした。
その直後に東京駅のベルマートで見つけて以来、あちらこちらで出会うようになってしまいましたとさ。
要するに、ここ数か月のうちに販売され始めた新商品だったのでしょうね。


長期貯蔵の焼酎を温めてスースー感が強くなってしまったことがこれまでに何度かございましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

色は、少し琥珀色がかっておりました。
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一口含むと、熟成感とともに、ウィスキーのような風味が来ますね。
もしかしたら、樫樽で貯蔵されていたのでしょうか?

麦焼酎特有のふんわりとした香ばしさは、よくよく確認していただかないとわからない程度です。
というか、それは熟成感やウィスキーのような風味に隠れてしまっているようです。

また、私はレギュラーのいいちこで酸味というかさわやかさを感じましたが、これにはそれがないみたいです。
苦みや雑味はありません。


“さっぱりしたウィスキーの水割り”のような風味の麦焼酎でした。
それでもクセがないので、食事と合わせやすいと思いました。

でも私としては、さわやかさを感じることができるレギュラーのいいちこのほうが好みですわ。
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《焼酎》126.銀座のすずめ 白麹 100ml [9944.大分県の焼酎]

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八鹿酒造株式会社
大分県玖珠郡九重町右田3364番地

本格焼酎
原材料名 麦、麦こうじ
アルコール分 25度
100ml詰
(以上、ラベルより転記)




八鹿(やつしか)酒造さんのお酒や焼酎は、これまでに以下のものをいただいております。
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【お酒】1293.八鹿(やつしか) 生貯蔵酒 300ml
《焼酎》27.なしか! 20度 200ml
【お酒】1310.八鹿 笑門(お地蔵さん)カップ
【お酒】1312.八鹿 おんせん県おおいた おけちゃん吟醸 300ml
《焼酎》45.なしか! 25度 200ml

今日いただくこの焼酎は麦焼酎ですが、品質表示はなしか!25度と同じでした。
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なしか!と同じく、さっぱりした風味の中に麦の風味をふんわりと感じることができるのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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麦のふんわりとした風味はあるものの、はっきりではなくてかなり穏やかです。
それとともに、甘みを少し感じます。
苦みや雑味はまったくなく、酸味も感じません。
ただ、アルコールの風味とピリとを少し感じます。


風味が穏やかだったことから、残りは割って薄めるのではなくて、ロックでいただいてみることにいたしましたよ。
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ああ、これいいね!
麦のふんわりとした風味がちょっとだけはっきりしてまいりましたよ。
それに、ロックなのに苦みが出ませんね。
しかも甘みが残っておりますよ。



麦の風味を穏やかに感じることができる、おいしい麦焼酎でした。
この味わいから察するに、おそらく減圧蒸留でしょう。
なしか!と同じく、たしかにさっぱりした風味の中に麦の風味をふんわりと感じることができました。
でも、これまでにいただいた焼酎にはロックにすると苦みが出たものが少なからずございましたが、この焼酎ではその苦みを感じませんでしたよ。
きれいな味わいで、それでいて氷で冷やされることで風味が少し際立ってきたようでした。

この麦焼酎、なかなかいけるんじゃないの!
いいちこみたいな酸味のさわやかさはないものの、さっぱりしていておいしくいただくことができました。

穏やかで繊細な風味を一人で静かにゆっくりと楽しむには最適でしょう。
“一人で”ってのはオマエだけだろ。
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《焼酎》84.ぶんご太郎 めじろんカップ 20度 200ml [9944.大分県の焼酎]

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ぶんご銘醸株式会社
大分県佐伯市直川大字横川字亀の甲789-4

本格焼酎
原材料/麦・麦麹
アルコール分/20度
内容量/200ml詰
(以上、ラベルより転記)




ぶんご銘醸さんの焼酎は、かつてぶんご太郎 20度 200mlをいただいております。
今日いただくこの焼酎は、大分県の応援団“鳥”である”めじろん”をラベルにいただく麦焼酎です。
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品質表示から判断するに、きっと中身はぶんご太郎 20度 200mlとまったく同じでしょう。
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ということで、味の感想はぶんご太郎 20度 200mlをご参照下さいな。

事情により、今日はこれにして失礼。
ごきげんよう!
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《焼酎》56.ぶんご太郎 20度 200ml [9944.大分県の焼酎]

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ぶんご銘醸株式会社
大分県佐伯市直川大字横川字亀の甲789-4

本格焼酎
アルコール20%
原材料 麦・麦麹
200ml詰
(以上、ラベルより転記)




今日は、麦100%使用の大分麦焼酎“ぶんご太郎”をいただきますよ。
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 山あいの広々とした公園に隣接して真新しい蔵がある。隣の本匠村(ほんじょうむら)に蔵があったが、手狭になったために平成一四年九月に直川村(なおがわそん)(現:佐伯市直川:ブログ筆者追記)に移転してきたのだ。」(※1)というぶんご銘醸さん。
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この場所はどうやら宮崎県との県境付近、いわゆる“宗太郎越え”の近くのようですね。




その「清酒兼業蔵としてスタートしたぶんご銘醸は、大分麦焼酎の主流である淡麗な減圧蒸留の麦焼酎を造っている。原料の大麦を50%まで磨いたり、醪(もろみ)を低温発酵させたりして、「雑味のない酒」をめざしてきた。」(※2)とのこと。

今日いただくこのぶんご太郎についても「代表銘柄「ぶんご太郎」も同じく軽快な仕上がりで、大分麦焼酎の流れにある。」(※3)、「透明感のあるやや甘い香り。澄んだ甘みが口中にやわらかく広がる。ロックにすると、全体に引き締まる。」(※4)という記述がありました。

はたして本当にこの記述の通りの味わいなのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。



まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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最初に香りを感じます。
華やかな香りを弱めながらにほんのりと穏やかに感じます。
アルコールの香りはほとんど感じません。

上記のとおり、甘みがありますね。
これも穏やかに感じる程度です。

一方で、麦焼酎のフワッとした香ばしさはゼロではないものの、かなりひかえめです。
苦みや雑味はないものの、ちょっとだけピリッと感じます。



次に、お湯割りで。
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香りが少し立ってきました。
でも決して目立ちません。

甘みはちょっと薄まるものの、残っています。
酸味は、温かいうちはそれほど感じなかったものの、冷めてくるにつれて目だってきます。

ピリピリ感は消えましたが、冷めるにつれて軽い苦みがちょっとだけ出てきたようです。



最後は、残ったものをロックで。
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これは苦みが目立ちますね。
軽めの苦みですが、鋭さを少し感じます。

甘みは残るものの、香りは少し引くようです。



香りが穏やかで、甘みをほんのりと感じる、きれいな味わいのおいしい焼酎でした。
一方で、麦焼酎らしいふんわりとした香ばしさはかなり弱めでした。

生(き)だとちょいピリでしたが、お湯割りにするとそれが消えましたね。
また、ロックだと軽い苦みが出て引き締まりましたよ。

これは香りと甘みとを楽しむ焼酎でしょう。
減圧蒸留には賛否両論あるようですが、この焼酎は雑味を消して香りと甘みとを引き出した、減圧蒸留の利点を活かした焼酎ではないでしょうか。

(※1)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.15』p.19(2004年11月 星雲社)
(※2)(※1)p.18
(※3)(※1)p.20
(※4)(※1)p.42
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《焼酎》50.むぎ焼酎 豊後の里 200ml [9944.大分県の焼酎]

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藤居酒造株式会社M
大分県臼杵市野津町大字野津市213の2

本格焼酎
200ml
アルコール分25度
原材料:麦・麦こうじ
(以上、ラベルより転記)




今日はね、大分麦焼酎をいただきますよ。
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蔵元さんのWebsiteによれば、この麦焼酎は以下のように紹介されておりました。
良質の原料麦と、平成16年度全国河川水質調査で日本一となった川のひとつ、大野川の上流域の水を使って仕込み、3年以上貯蔵した古酒をブレンドすることで、一段上の焼酎になりました。深みのある、黒糖を思わせるほのかな甘い香りと芳醇な味わい、爽やかなあと口、と三拍子調和の取れた、いわゆる大分型麦焼酎です。ストレート、水割り、お湯割りにと、お好み次第の飲み方が楽しめます。

古酒をブレンドした深みのある味わいってところがとても気になります。
それがどのような味わいなのか、さっそくいただいて確認してみたいと思います。

25度の焼酎ですので、今日は半分だけいただきます。
残りは明日、別の飲み方で試すことにいたします。
(その感想は、明日この記事に追記します。)


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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25度ですからね、やっぱりアルコールの香りが強めです。
それにちょっとピリッと感じます。

でも、香ばしさが豊かです。
常圧蒸留のような焦げ臭さはないものの、穀物っぽいふっくらした風味がかなりしっかりしています。
また、軽い苦みとともに、甘みをちょっとだけ感じます。


次に、ロックでいただきますよ。
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軽い苦みがややはっきりしてきました。
一方で、甘みは引くようです。
そのためか、けっこうキリッとした口当たりに感じます。

香ばしさは角がとれて、よりふっくらとしてきました。
でも深みがあって、けっこうしっかりしていますね。、

それに、芋焼酎のような華やかな香りがかすかに出てまいりましたよ。


翌日
お湯割りでいただいてみましたよ。
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苦みは残るものの、角がとれてきました。
それに麦のふんわりした風味がよりふっくらと感じるようになりましたよ。
一方で、お湯割りにありがちな酸味がやはり出てまいりました。
華やかさは残りますが、穏やかです。


私としては、生(き)で感じた香ばしさが好みでしたが、ロックの引き締まった感じやお湯割りのふんわり感もおいしいと感じました。

これまでにいただいた減圧蒸留の大分麦焼酎よりも風味がしっかりして、しかも華やかな香りを感じました。
もしかしたらこれらこそが、古酒をブレンドした効果なのでしょうか?
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《焼酎》45.なしか! 25度 200ml【追記あり】 [9944.大分県の焼酎]

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八鹿酒造株式会社
大分県玖珠郡九重町大字右田3364番地

本格焼酎
アルコール分:25度
容量:200ml
原料名:麦・麦麹
(以上、ラベルより転記)




八鹿酒造さんの製品は、これまでに以下のものをいただいております。
【お酒】1293.八鹿(やつしか) 生貯蔵酒 300ml
《焼酎》27.なしか! 20度 200ml
【お酒】1310.八鹿 笑門(お地蔵さん)カップ
【お酒】1312.八鹿 おんせん県おおいた おけちゃん吟醸 300ml

焼酎のなしか!はかつてアルコール度数が20度のものをいただいておりますが、今日いただくこれは25度でした。
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25度ということは、20度よりも割水が少なくて、原酒の成分が濃いということでしょう。
それが味わいにどのように影響するのか、確かめながらいただいてみたいと思います。

25度の焼酎ですので、今日は半分だけいただきます。
残りは明日、別の飲み方で試すことにいたします。
(その感想は、明日この記事に追記します。)


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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アルコール香がちょっとあって、ちょっとだけピリッと感じますね。
20度のものと同様にクセがなくてさっぱりしていますが、そんな中に穀物っぽいふんわりした香ばしさを穏やかに感じますよ。
甘みもちょっとありますね。
それでいて苦みや雑味はまったくありません。


次に、お湯割りで。
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ふわっとした香ばしさや甘みは若干うすまりますが、それでも感じますよ。
さっぱりした中にふんわり感がちゃんと残っております。
酸味が少し出ますが、これは水道水に由来するものでしょうか?
苦みや雑味はまったくありません。


翌日、
残ったものをロックでいただきます。
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トロッとした口当たりと共に、ふわっとした軽い香ばしさをほんのりと感じます。
軽い苦みが少しはっきりしてきてキリッと引き締まりますが、甘みも感じるので角はないですね。


私としては、さっぱりした中にふんわりとした香ばしさを感じたお湯割りが好みでした。
なしか!はかつて20度のものをいただいておりますが、こちらの25度のほうが風味がはっきりしていておいしいのではないでしょうか。
というか、香りを楽しむ芋焼酎であればともかく、風味を楽しむ麦焼酎、それも特に減圧蒸留のものについては、度数が高いほう(=加水量の少ないほう)がよりおいしいのではないかと思いましたとさ。
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《焼酎》40.田吾作 20度 200ml [9944.大分県の焼酎]

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老松酒造株式会社
大分県日田市大鶴町2912

本格焼酎
原材料名/麦・麦麹
アルコール分20度
200ml詰
(以上、ラベルより転記)




あー焼酎飲みてぇー!
ってことで、この大分麦焼酎を選びました。
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老松酒造さんは、“閻魔”で有名な蔵元さんのようですね。
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まずは、生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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ああ、これはいいね!
穀物っぽいふわっとした香ばしさを感じますよ。
けっして角のない、ふんわりとした風味です。
それに甘みもちょっとありますね。
また20度だからでしょうか、アルコールの風味はそれほど感じませんよ。


次に、お湯割りで。
20度ですから、焼酎7:お湯3でいただいてみましたよ。
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これもいいね!
さわやかさが出ますね。
香ばしさは少し薄まるものの、それでもふわっと感じますよ。
一方で、甘みは引くようです。
さっぱりふんわりといったところでしょうか。


最後は、残ったものをロックで。
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ふんわりした香ばしさも、甘みも感じますよ。
ただ、軽い苦みがちょっと出てきました。
そのためか、キリッと引き締まった感じがいたします。


どの飲み方もおいしくいただくことができましたが、その中でもふわっとした香ばしさと甘みとを感じた生(き)が一番おいしいと感じました。
今回は試しませんでしたが、割らずにそのまま燗でいただけば、きっと香ばしさがふくらんでおいしかったのではないでしょうか?
風味から推察するにおそらく減圧蒸留でしょうけれど、けっして物足りなくはありませんでした。
20度でこの味わいですから、次は25度のものもぜひとも試してみたくなってきましたよ。
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《焼酎》39.いいちこパーソン宇佐 30度 300ml【二日目追記あり】【三日目追記あり】 [9944.大分県の焼酎]

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(大分県宇佐市四日市にて)

三和酒類株式会社
大分県宇佐市山本2231-1

原材料名 大麦、大麦麹
内容量 300ml
アルコール分30度
(以上、ラベルより転記)




三和酒類さんのお酒や焼酎は、これまでに以下のものをいただいております。
【お酒】989.本醸造 わかぼたん ぼたんカップ (2回目はこちら
《焼酎》3.いいちこ 25度 200ml
《焼酎》18.西の星 200ml
【お酒】1300.わかぼたん 福貴野 300ml
《焼酎》28.いいちこ 日田全麹 225ml

今日は、大分県宇佐市で入手した麦焼酎“いいちこパーソン宇佐”をいただきます。

アルコール度数25度のいいちこパーソンは拙宅の近所でもコンビニなどで見かけます。
一方、今日いただくこの“いいちこパーソン宇佐”は30度で、しかも「大分宇佐虚空蔵寺丁の「酒の杜」で醸し、熟成の時を重ねた本格焼酎です。」とのことでした(蔵元さんのWebsiteより)。
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“USA”と書かれておりますが、アメリカ合衆国とは無関係であることを念のため申し添えておきますよ。
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ところで、今日いただくこのいいちこパーソンですが、変わったかたちのボトルに詰められておりました。
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このボトルは、河北秀也さんというデザイナーが手掛けたもので、「三〇〇ミリの「パーソン」は、先述したように「世界で最も美しいポケットボトルをつくりたい」という河北秀也の強い気持ちから生まれた。」(※1)のだとか。

そのデザインについて、文献では以下のように紹介されておりました。
河北秀也が考えたのが、表面は凸型で、裏面が凹型になっているボトルだった。世界に二つとないものだった。これは製造面で幾多の困難があったが、河北秀也が粘り強く折衝した結果、東洋硝子(現東洋佐々木ガラス)の協力で完成する。しかもイメージどおりアルミのシンプルなキャップを伴って。その姿は「パーソン」の広告で見るように実に均整が取れ、純美である。河北秀也がボトルが完成した日に、嬉しくて抱いて寝たというのもわからなくないでき栄えだ。」(※2)
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ところで、なぜ河北秀也さんというデザイナーがこのボトルを手掛けたのでしょうか?
これは私の予想ですが、どうやら三和酒類さんではいいちこの広告を河北秀也さんに任せているそうで、その一環として制作されたのではないでしょうか。

この河北秀也さんですが、「河北さんは、チャプリンの映画をもじった「独占者」(一九七六年)など営団地下鉄(現東京メトロ)のマナーポスターシリーズで脚光を浴びていた異才。お姉さん夫婦がわが社に勤めていたうえ、宇佐高校の後輩にもあたり、まんざら知らない仲でもなかったのです。」(※3)とあるとおり、三和酒類さんとの縁あって招聘されたのだとか。
才能のある人との縁があったなんで、これは三和酒類さんの運の強さの一例ではないでしょうか。

その河北秀也さんがいいちこの広告を引き受けるに当たっては、広告に関する全ての権限を自分に任せることを条件にし、それを三和酒類さんは承諾したのだとか。
そして結果として、それがいいちこの躍進につながったのだそうです。
このことについて、以下のような記述がありました。

「引き受ける以上、すべてを任せてほしい。口出しは受けない」という条件で、数々の苦い経験から「デザイナーと広告主は対等でなければ、よいデザインは生まれない」というのが河北さんの持論。異存はありません。私は河北さんに広告のすべてを委ねる決心をしました。」(※4)

 河北秀也が『いいちこ』のイメージづくりに当たって、自由な表現ができたのは、広告・プロモーションにおけるすべての権限を委譲されたからである。
(中略)
 河北秀也は彼を一躍有名にした「地下鉄マナーポスター」において、自分の企画が思いどおりに行かず、担当者の恣意でしばしば変更されることに苛立ちを感じていた。いかに広告をつくる側に実権を獲得するかが成功への必須条件だったと感じていた。だから『いいちこ』の仕事をするに当たって強硬に自分にすべてを任せてくれるように要請した。それはクリエイターとしての自己実現にとどまらず、クライアントのせいにはできないという逃げ道を自ら断つことによって、絶対成功させるという強い意志の表明であった。それほど彼は不退転の気持ちでこの仕事に向かった。結果として河北秀也に全権を委譲したことが、他には見られない持続したブランドイメージづくりを可能にした。
(中略)
河北秀也がポスター中心のプロモーション戦略を実行して以来二〇年、『いいちこ』の売上げが落ちたのは、増税により前年度に大幅な駆け込み需要があった一九九八年だけであり、毎年大きく売上げが伸びているのだ。この実績がなかったら、河北秀也の地位も危うかったに違いない。が、確かな結果を残すことで、『いいちこ』のブランドイメージは確実に向上していったのである。時間の蓄積は、どんなに金をつぎ込んでも覆すことはできないことを示唆している。」(※5)

今でも駅でいいちこのポスターを見かけることがありますが、あの斬新な中にもゆったりした雰囲気のあるポスターは、一目でいいちこのそれだとわかりますね。



それでは、このいいちこパーソン宇佐をいただいてみたいと思います。

といっても、30度の焼酎ですからね、一日で全量をいただくなんてことは到底出来ませんよ。
そこで一日に100mlずついただきつつ、三日間にわたって異なった飲み方を試すことで、この記事を引っぱりますよ。
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★☆一日目★☆

まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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30度ですからね、やっぱりアルコール香がはっきりしております。
麦焼酎らしい、穀物っぽいふっくらした香ばしさをふわっと感じますが、それとともに熟成感も穏やかながらありますね。
また、軽い苦みも少しあるみたいです。
それにいいちこらしい酸味やさわやかさありますね。

でもね、それぞれの風味がバラバラに働いているような気がいたしました。


ここで、ロックにしてみましたよ。
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香りがでてきましたよ。
洋酒のような香りをほんのりと感じます。

苦みと香ばしさ(ふっくら)とがちょっと立ってきましたね。
でもね、ロックだと甘みも出てきましたよ。
酸味やさわやかさは生(き)と同様に働いているみたいです。

しかもロックだと、これらがうまく合って、味わいに深みが出てきたようですよ。
それはまるで洋酒のような深みでした。
それでいて、酸味やさわやかさがあるためかしつこさはなく、後味はさわやかでした。

あたしゃ生(き)よりも、ロックのほうが好みでした。



★☆二日目★☆

今日はね、ソーダ割りでいただきますよ。(←土井善晴さんで)
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香りがとってもいいですね。
洋酒っぽい香りが口から鼻へと抜けていきますが、香りにしつこさがなくてちょうどよい感じです。

アルコール香は引いて、かなり飲みやすくなりますね。
それに苦みや甘みも引いて、キリッと引き締まっているものの飲みやすく感じます。


香りが豊かなのに、さわやかでとても飲みやすいソーダ割りでした。
風味が若干薄まるものの、香りがあるので物足りなさはありません。
この香りは、熟成の成果でしょうか?

これ、うまいね!
これはあくまでも私の感想ですが、白州のハイボールに似ているかも。
むしろ軽めで、クセがなくて飲みやすいと思いますよ。



★☆三日目★☆

一日目のロックでは深い味わいを、そして二日目のソーダ割りでは香りを、それぞれ楽しむことが出来ました。

三日目は、深い味わいとともに香りをも同時に楽しめるようにするにはどうしたらいいか、私なりに考えて試してみましたよ。
それは、焼酎を瓶ごと冷蔵庫で冷やして、それをストレートでいただきつつ、かつ炭酸ソーダをチェイサーとしていただくという手法です。
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まず、冷やした焼酎を口に含みます。

あれ?
トロッとした口当たりとともに、ふわっとした香ばしさや甘みを感じます。
ですが、ロックで感じたような深みはないですね。

そこへ炭酸ソーダを含んでみました。
香りが鼻へ抜けるかと思ったのですが、残念ながらほとんど感じませんでしたよ。
むしろ、炭酸のシュワシュワ感ばかりが目立つようです。

下手の考え、休むに似たり。
これは完全に私の判断ミスでした。
やっぱりロックでいただくか、あるいはソーダで割ったほうがおいしいわ。
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(※1)平林千春『奇蹟のブランド「いいちこ」』p.124(2005.6 ダイヤモンド社)
(※2)(※1)p.124-125
(※3)本山友彦『西太一郎聞書 グッド・スピリッツ 「いいちこ」と歩む』p.147-148(2006.10 西日本新聞社)
(※4)(※3)p.150
(※5)(※1)p.97-99
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《焼酎》28.いいちこ 日田全麹 225ml [9944.大分県の焼酎]

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三和酒類株式会社
大分県宇佐市山本2231-1

本格焼酎
原材料名 大麦麹
アルコール分 25度
225ml
(以上、ラベルより転記)




三和酒類さんのお酒や焼酎は、これまでに以下のものをいただいております。
本醸造 わかぼたん ぼたんカップ (2回目はこちら
いいちこ 25度 200ml
西の星 200ml
わかぼたん 福貴野 300ml

今日いただくこの大分麦焼酎は、原材料の全てが大麦麹という“全麹(ぜんぎく/ぜんきく)仕込”なのだとか。
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原材料名を見ても、表示されているのは“大麦麹”だけでした。
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全麹仕込について、いいちこを題材とした書籍では以下のように紹介されておりました。
一次仕込みはこの麹を使い、二次仕込みで麦を投入する。一次もろみでできている麹が麦を糖化しながら、発酵を強力に続ける。全麹づくりというのはこうして得られた麹だけを一次、二次と分けて使い、糖化の精度を上げることで発酵の効率をより上げる工夫である。」(※1)
全部麦麹にすることで糖化力が強くなり、麹由来のうま味も出てくる。」(※2)

ちょっとだけ補足させていただくと、通常は、焼酎のもろみは、
(1):水に麹と酵母とを合わせて、数日かけて糖化酵素と酵母とを増殖させて(一次仕込)、
(2):(1)に麦や米、芋などの主原料を添加して、1~2週間かけてアルコール発酵を促す(二次仕込
という手法で仕込まれるのだとか。
しかし、 今日いただくこの焼酎は、(1)にも(2)にも大麦に麹菌を植え付けた“大麦麹”だけを仕込む(大麦を主原料として使わない)のだそうです。
 
この全麹仕込は決して三和酒類さん独自の製法ではなく、沖縄の泡盛ではもろみの発酵力を高めるために古くから採用されていた手法なのだとか。
ただ泡盛の場合は「まずは、麹菌(黒麹菌)によって、タイ米から「一次醪」を造る。次いで、この一次醪をいきなり蒸留する。ほかの米焼酎や麦焼酎、芋焼酎、黒糖焼酎などとは異なって、「二次醪」を造らないのだ。これを「全麹(ぜんぎく)仕込み」という。」(※3)とあるとおり、二回に分けることなく一度で全量を仕込むとのこと。


そんな全麹仕込の焼酎ですが、三和酒類さんは、もともとはこの全麹仕込の焼酎を商品化するために開発したわけではなかったようです。
というのも、この全麹仕込の焼酎は、いいちこへの砂糖添加を中止して、砂糖の代わりに混ぜるために開発されたものであったのだとか。
このことについて、文献では以下のように紹介されておりました。

『いいちこ』の品質向上で語られるのが、いまは昔話になってしまった「砂糖事件」だ。ある時期までほとんどの麦焼酎には、原料の穀物以外に味を調整するために糖類(砂糖)を少し添加していた。飲みやすくするためにやっていたことだ。多くのメーカーはその事実を公表していなかったが、『いいちこ』はあえて品質保証のために、砂糖添加の事実を公開した。それは同時に砂糖添加に代わる技術を開発することを要請した。やはり自然の営みでできる本格焼酎にとって、糖類を使うことは邪道であったのだ。これを克服するために開発されたのが「全麹づくり」である。」(※4)

 多くの銘柄が失速する中、「いいちこ」の快進撃は止まりませんでした。八六年に乙類のトップに躍り出たことは既に触れましたね。乙類の主役が「芋」から「麦」に代わった象徴的な出来事として業界の話題をさらいました。同じ年の十月、消費者への説明責任を求める声を背景に、公正取引委員会が乙類について原材料の使用比率や添加物の表示を義務づけ、そのことが業界の様相を一転させました。砂糖添加問題です。
 このとき、大半の麦焼酎メーカーが隠し味に使っていた砂糖の添加を取りやめたのです。砂糖の添加はマイナスの印象ですから。しかし、わが社は糖添を続けることにしました。消費者が好む味を急には変えられません。このため「『いいちこ』を飲むと糖尿病になる」と、ずいぶん中傷されました。私がある酒販店に営業に赴くと、店主が「スプーン一杯の『いいちこ』をガスであぶると、黒く煤ける。これが砂糖」と買い物客に説明しているではありませんか。砂糖といっても、九百ミリリットル瓶に一・八グラム。微量にすぎません。「シングル90杯に、あえて1個の角砂糖」というポスターをつくり、健康には影響がないことを訴えました。
 幸い、味が変わって売れ行きの落ちた他銘柄を尻目に「いいちこ」はグッと伸びました。だが、砂糖添加はほっておけない課題。研究を重ね、大麦麹だけで仕込むことで、麦本来の甘みを引き出す「全麹造り」の開発に成功します。この原酒をブレンドし、砂糖添加と変わらぬ深い味わいを再現できたのでした。砂糖を外すときも社内で激論となりましたが、私も利き酒を繰り返し、味が変わらないことを確認してから、八九年六月に実行に移しました。
 全麹造りは他社の追随を恐れて数年間はトップシークレットでしたね。「いいちこ」は砂糖添加というアキレス腱を克服することで、さらに酒質に磨きをかけることができたのです。」(※5)

 全麹造りというのは、いわば必然でした。麦だけだと非常に軽くて、やわらかいタイプができるけど、深みがなかなか出ない。そこで、昭和六〇(一九八五)年くらいから、深みを出すために全麹造りを始めました。
 最初は、隠し味のような形で、レギュラーの「いいちこ」の中にブレンドしていたんです。六年ほど前(平成一〇年)に、はじめて全麹造り単独で商品化しました。「いいちこ フラスコボトル」です。」(※6)

麹の使用量が多ければ、その麹が出す多量の糖化酵素によってでんぷんの糖化が一気に進むものの、、酵母によるアルコール発酵が追いつかず、おそらく糖がもろみ中に残存するのでしょう。
それ故に、全麹仕込の“もろみ自体”は、きっと甘くなるのでしょうね。

しかし、焼酎の場合はもろみを蒸留することから、揮発性物質ではない糖はそのまま蒸留後のもろみ(かす)に残ってしまい、糖自体は焼酎の味わいに影響を及ぼすことはないと言えるのではないでしょうか?
ということは、砂糖添加に匹敵する全麹仕込のうまみは、麹が出す糖以外の揮発性・香気性の成分に起因するものなのでしょうか?

すみません。
この点について明確に記述していた文献には出会うことができませんでした。
そうと来たら、あとは実際に自分の舌で焼酎の味を確かめてみるしか、他に方策がないでしょう。


お待たせいたしました。
それではいただいてみたいと思います。

まずは生(き)、すなわちストレートで。
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いいちこらしい、きれいな口当たりです。
苦みや雑味はゼロですわ。
でも、ふわっとした香ばしさに深みがありますね。
甘みもしっかりしておりますよ。
強くはなくてべとつきませんが、けっこう深い甘みです。
一方、いいちこで感じたレモンを薄めたような酸味はありません。


次に、お湯割りで。
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お湯割りにすると、酸味が出てまいりましたよ。
かなり穏やかな酸味ですね。
それにじっくりと味わうと、さわやかさがあることもわかります。
ふわっとした香ばしさは若干薄まるようですが、むしろこっちのほうがふっくらとしてきましたよ。
甘みも少し薄まりますが、それでもしっかり残っております。
苦みや雑味はこれもゼロで、かなりきれいな味わいです。


最後は、残ったものをロックで。
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風味はこれは一番はっきりしています。
穏やかな香ばしい風味が鼻へ抜けていきます。
ふっくら感は引き締まりましたが、深みはしっかりと残っております。
酸味は引きましたが、深い甘みははっきりとわかりますよ。


きれいでスッキリしているものの、ふわっとした香ばしさに深みを感じるおいしい焼酎でした。
生(き)、お湯割り、それにロックと、それぞれに特長があって、どれもおいしくいただくことができましたよ。

これさ、かなりうまいんじゃないの!
繊細ではあるものの風味がしっかりしており、それに甘みがコクを添えていて、どっしりとした感じがありました。
このどっしりとした焼酎をいいちこに混ぜることで砂糖の添加を廃止したという話も、たしかに頷けるものでしたよ。
大手蔵ならではの精密な設計と技術とによって醸し出された、おいしい焼酎だと思いましたとさ。





今日は、この大分麦焼酎に合わせるために、大分の家庭料理を作ってみましたよ。

まずは、スーパーで安いお刺身を買ってまいりました。
本当は身がプリプリの白身がよかったのですが、鯛もブリもいささか高めでしたので、お手ごろだったびん長を選びましたよ。
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そして使うのは、大分の甘いしょうゆ。
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その甘いしょうゆにみりんと昆布だしを合わせて、漬けだれを作ります。
この漬けだれで、お刺身を和えるのです。
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和えたものを皿に盛り、ごまとネギをかければ、大分の家庭料理“りゅうきゅう”の完成です。
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全体を混ぜていただきますよ。
この甘めのりゅうきゅうがね、日田全麹のふわっとした香ばしさにとてもよくあいましたよ!
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(※1)平林千春『奇蹟のブランド「いいちこ」』p.147(2005.6 ダイヤモンド社)
(※2)(※1)p.140
(※3)白川湧『本格焼酎をまるごと楽しむ』p.50-51(2007.6 新風舎)
(※4)(※1)p.139
(※5)本山友彦『西太一郎聞書 グッド・スピリッツ 「いいちこ」と歩む』p.164-165(2006.10 西日本新聞社)
(※6)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.15』p.40〔『三和酒類・熊埜御堂社長が語る「いいちこ」の味』( p.40-41)内〕(2004年11月 星雲社)
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《焼酎》27.なしか! 20度 200ml [9944.大分県の焼酎]

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八鹿酒造株式会社
大分県玖珠郡九重町大字右田3364番地

本格焼酎
アルコール分:20度
容量:200ml
原料名:麦・麦麹
(以上、ラベルより転記)




八鹿酒造さんのお酒は、かつて八鹿(やつしか) 生貯蔵酒 300mlをいただいております。
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今日は、“なしか!”なる大分麦焼酎をいただきます。
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蔵元さんのWebsiteによれば、“なしか!”は、大分の言葉で“何故か!”という意味なのだとか。
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でも、“第3の麦”の意味はわかりませんでした。
というか、そもそも第1、第2も知らないけれどね。
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20度ですからね、全部飲んじまいましょう!

まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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これはかなりさっぱりしているな。
まず、アルコールの香りが強めであることがわかります。
うまみは薄めで、穀物っぽいふっくらした風味をほんのりと感じる程度です。
軽い苦味が少しだけあって、それにピリッと感じます。


次に、お湯割で。
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これは風味が薄くなりましたよ。
ピリピリ感と苦味とは消えて、甘みと酸味とがちょっと出てくるようです。


最後は、ロックで。
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ふっくらした風味はこれが一番わかるようですが、それでも薄めです。
ピリピリや酸味は引っ込むみたいです。
一方で、軽い苦味と甘味とをほんのかすかに感じます。


かなりさっぱりした口当たりの焼酎でした。
私としては、弱めながらも風味がもっともはっきりしていたロックがおいしいと感じました。
これはあくまでも私の予想ですが、減圧蒸留で、しかもイオン交換処理バリバリといったところでしょうか?
味わいが甲類に近いかもしれませんが、それでもふっくらした風味はかすかではあるもののわかりました。
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