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9943.熊本県の焼酎 ブログトップ
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《焼酎》140.奥球磨櫻 25度 100ml [9943.熊本県の焼酎]

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株式会社堤酒造
熊本県球磨郡あさぎり町岡原南390番地4

本格焼酎
100ml詰
アルコール分25度
原材料 米(国産)米麹(国産米)
(以上、ラベルより転記)




明治十一年(一八七八)、創業。平成十四年、堤酒造が蔵を受け継ぐ。」(※1)という堤酒造さん。
もともとは犬童酒造という名だったみたいですね。
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今日いただくこの米焼酎“奥球磨櫻”ですが、蔵元さんのWebsiteでは以下のように紹介されておりました。
清酒用の吟醸酵母(9号酵母)を使用し、じっくり低温発酵させました。優雅な香りと深い味わいの本格焼酎。

低温発酵で香りを特徴とするということは、おそらく減圧蒸留の焼酎なのでしょう。
ということで、今日はロックに水をちょい足しでいただきます。
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香りはわからないな。
かといって焦げ臭さがあるわけでもないので、これは減圧蒸留の焼酎でしょう。

米のうまみが鋭いね。
舌の上をピンと突いてきます。
それに甘みはひかえめで、ほとんど感じません。
苦みも少しだけあって、弱めながらにこれも鋭いですね。


かなりキリッと引き締まった、辛口米焼酎でした。
かなり引き締まった味わいでした。
それに甘くないので、ドライな口当たりでした。

これは食事と合う米焼酎だと思いますよ。
それも、甘めに炊いた煮物なんかと合うんじゃないかな。

(※1)球磨焼酎酒造組合編集『球磨焼酎-本格焼酎の源流から』p.197(2012.1 弦書房)
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《焼酎》139.秋の露 樽 25度 100ml [9943.熊本県の焼酎]

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常楽酒造株式会社
熊本県球磨郡錦町一武2577-13

本格焼酎
原材料/米(国産)・米麹(国産米)
アルコール分25度
内容量/100ml
(以上、ラベルより転記)




今日は、“秋の露 樽”という名の球磨焼酎をいただきますよ。
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“樽”ということは、おそらく樽で長期熟成された焼酎なのでしょう。
熟成焼酎をお湯割りにするとスースー感が際立ってしまうことがございましたので、今日は全量をロックでいただきますよ。
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一口含むと、最初に熟成感がわかります。
ウィスキーみたいな風味があることから、これは樫樽で貯蔵されいるのではないでしょうか。
それでも風味に重さやクセはなく、後味はさっぱりしています。
そこへ米のうまみが来て、これは厚みを感じます。
苦みや雑味はなく、酸味も感じません。

熟成感しっかりなのにクセのない、おいしい米焼酎でした。
熟成感があるのにしつこくないのがうれしいところでした。
これはうまいね。


これに合わせたのは、わかさぎの佃煮。
2週間ほど前に佃島で入手したものの最後の残りでした。
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これさ、まちがいなくばっちりだぜ!
川魚の風味を焼酎が和らげて、魚のおいしさを引き出してくれましたよ。
佃煮だけをかじった時とでは佃煮の風味がぜんぜんちがうよ!

焼酎も佃煮もおいしかったし、それに楽しかった。
これだから、この趣味はやめられないのですよ!


あ、そういえば、
飲んでいる間だけ、今日の仕事でのイヤなこと、全部忘れていたわ。
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《焼酎》138.樽神輿 105ml [9943.熊本県の焼酎]

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株式会社福田酒造
熊本県人吉市西間下町137-2

本格焼酎
内容量 105ml
原材料 米・米麹
アルコール分25度
(以上、ラベルより転記)




熊本県人吉市で球磨焼酎を造る福田酒造さん。
かつて山河 特醸 105mlと、山河 200mlとをいただいております。

今日いただくこの“樽神輿(たるみこし)”も球磨焼酎(米焼酎)ですが、こちらは熟成焼酎なんだってさ。
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かつて熟成焼酎をお湯割りにしたことで、スースー感が際立ってしまったことがございました。
そこで今日は、全量をロックでいただきます。
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熟成感がしっかりしているものの、軽めで角やしつこさがありませんね。
その後で、米の風味もふんわりと感じます。
甘みもかすかにありますね。
苦みや雑味はまったくなく、スースー感もありません。


穏やかで軽めの熟成感を楽しめる、おいしい米焼酎でした。
ウィスキーみたいな風味ですが、こちらはかなり軽めでした。
米の風味もふんわりと感じて、球磨焼酎らしさがありました。
それに、焼酎にはロックにすると苦みが出るものが少なからずありましたが、これは苦みゼロでしたよ。

これ、うまいね。
人吉で地元の食べ物と合わせていただけば、よりいっそうおいしいことでしょうね。
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《焼酎》125.八代不知火蔵 本格むぎ焼酎 白水 200ml【追記あり】 [9943.熊本県の焼酎]

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製造者:メルシャン株式会社
東京都中野区中野4-10-2
製造場:八代工場
熊本県八代市三楽町3-1

本格焼酎
原材料:麦、麦麹
アルコール分:25%
内容量:200ml
(以上、ラベルより転記)




三楽焼酎の製造場に由来するメルシャン八代工場“八代不知火蔵”の焼酎は、かつて八代不知火蔵 本格こめ焼酎 白水 200mlをいただいております。
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今日いただくこの焼酎は、麦100%の麦焼酎でした。
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25度で200mlですからね、今日は半分だけいただきます。
残りは明日、別の飲み方で試してみて、その感想はこの記事に追記します。
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まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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やっぱりピリッときますね。
でも、甘みも少し感じますよ。
麦のふんわりとした風味はかすかです。
むしろ、きりっとした風味がしっかりしていて、まるで米焼酎のようですわ。
また苦みや焦げ臭さはまったくないことから、減圧蒸留であろうと推察できます。



次に、お湯割りで。
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麦の風味は引いて、わからなくなりました。
一方でキリッとした風味が際立ってまいりましたよ。
それに苦みが出て鋭さを感じることから、かなり引き締まった口当たりになりました。
甘みは引くものの、かろうじて残っております。



翌日。
お湯割りでも鋭い苦みが出たということは、ロックだとより一層苦みを感じてしまうことになるであろう思います。
そこで今日はロックではなくて、水割りにしてみましたよ。
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ピリは引きますね。
苦みも弱くなりましたよ。
風味は相変わらずのキリッと引き締まった米焼酎のような感じですが、麦のふんわりとした香ばしさもかすかではあるものの感じます。



水割りがもっとも穏やかな口当たりで、かつ風味も感じておいしくいただけると思いました。
あたかも米焼酎のような風味の麦焼酎でしたよ。
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《焼酎》124.米焼酎 なんじゃかんじゃ 300ml [9943.熊本県の焼酎]

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瑞鷹株式会社 東肥蔵
熊本市南区川尻一丁目3-72

本格焼酎
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
アルコール分:25度
内容量:300ml
(以上、ラベルより転記)




瑞鷹さんのお酒は、かつて瑞鷹上撰くまもとカップ(くまモン絵入り)と、瑞鷹 上撰 肥後六花カップ、そして瑞鷹 純米酒 熊本城 300mlをいただいております。
今日は、その瑞鷹さんが造った米焼酎をいただきますよ。
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この米焼酎ですが、蔵元さんのWebsiteによれば「三陽物産株式会社(中略)との共同開発」の商品なのだとか。
しかもそれは「独自の超低温減圧蒸留で仕上げた、調和(バランス)のとれた、やわらかな香りとまろやかな味わい」なんだってさ。

そりゃそうだよね。
三陽物産って会社は、どうやら酒問屋さんのようですから。
お酒の販売を業とする酒問屋さんが商品の企画に関与すれば、そりゃこだわりの味とか通好みの味のものではなくて、“飲みやすくて万人に受ける焼酎=売れる焼酎”の味わいになることが明らかでしょうからね。
そんな焼酎は、減圧蒸留の飲みやすいものになることは必定でしょう。

ということは、軽くて飲みやすいものの、飲み応えは一切ないスッキリさらさらの焼酎なのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。



まずは生、すなわちストレートでちょっとだけ。
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まず先に、甘みがしっかりしていることがわかります。
焼酎にしてはめずらしく、甘みに厚みを感じます。
そして、米の風味もふんわりと広がります。
ただ、吟醸酒みたいな苦みが少しだけあるみたいです。

一方で、香りはしませんね。
アルコール香も感じません。
またピリピリもなく、常圧蒸留のような焦げ臭さもないみたいです。



次に、お湯割りで。
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これは米の風味が際立ちますね。
生(き)で感じたふんわりから、風味に厚みが出てまいりましたよ。

苦みは引くものの、なぜか不思議なことに常圧蒸留のような焦げ臭さをごくかすかに感じるようになりました。

またお湯割りにしたことで、アルコール香やスースー感がはっきりしてきて、しかもちょいピリになりましたよ。



最後は残りをロックでいただきます。
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ああ、やっぱり。
ロックでありがちな苦みが出てまいりましたよ。
それがいい感じに引き締めてくれておりました。
でも甘みが効いていることから、重さはないみたいでした。

また米の風味とともに、かすかな焦げ臭さも感じます。

スースーは引くものの、ピリはちょっと残るみたいです。



甘みが効いているところに、お湯割りだと米の風味が豊かで、ロックだとキリッと引き締まる、おいしい米焼酎でした。
たしかに減圧蒸留特有のクセのない味わいだと思いますが、ごくかすかではあるものの常圧蒸留みたいな焦げ臭さも感じて、私としてはうれしいところでした。
これはあくまでも私の予想ですが、もしかしたら常圧蒸留の米焼酎をブレンドしているのでしょうか?

たしかに飲みやすいものの、風味がしっかりしているおいしい米焼酎でしたよ。



ですがやっぱり、そこは25度の米焼酎。
300mlも飲んだことから、かなり回ってしまいましたとさ。
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《焼酎》38.蔵八 200ml【追記あり】 [9943.熊本県の焼酎]

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房の露株式会社
熊本県球磨郡多良木町多良木568番地

本格焼酎
アルコール分:25度
容量:200ml
原材料:米(国産)、麦、米麹(国産米)
(以上、ラベルより転記)




今日は、球磨の地に蔵を置く蔵元さんが造った焼酎をいただきます。
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球磨の地で造られる焼酎と言えば、そりゃ“球磨焼酎”でしょう。
ですが、この焼酎のラベルには、表にも裏にも、“球磨焼酎”の表示がどこにもありませんでした。
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なぜ、この焼酎には球磨焼酎の表示がないのでしょうか?
それはきっと、この焼酎の原材料には、米と共に麦が使われているからでしょう。
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酒類の地理的表示を保護する制度によれば、球磨焼酎については「米こうじ及び球磨川の伏流水である熊本県球磨郡又は同県人吉市の地下水(以下この欄において「球磨の地下水」という。)を原料として発酵させた一次もろみに及び球磨の地下水を加えて、更に発酵させた二次もろみを熊本県球磨郡又は同県人吉市において単式蒸留機をもって蒸留し、かつ、容器詰めしたものでなければ「球磨」の産地を表示する地理的表示を使用してはならない。 」(※1)と定められております。
これはWTOの知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS協定)に基づく制度で、「ある酒類において、確立した製法や品質、社会的評価を勘案し、その原産地を特定して、世界的に保護しようとする制度(例:シャンパン=フランス シャンパーニュ地域)」(※2)なのだとか。

すなわち、球磨の土地で藩政期より「余剰米の処理方法のひとつ」(※3)であり、「相良藩の隠匿財産」(※3)として今日まで米だけで造り続けられてきたという球磨焼酎のブランドを保護するために、米だけで造ることこそが球磨焼酎の確立した製法であると定めて、球磨焼酎の品質を法的に保証しているわけですよ。
このことについては、かつてこちらで紹介しております。

それ故に、米とともに麦をも使用しているこの焼酎は、球磨焼酎を名乗ることができないのしょう。


ではなぜ、この蔵元さんは、米と共に麦を使用した焼酎を造ったのでしょうか?
米だけで造れば球磨焼酎を名乗ることができて、それが商品の価値を高めることになるはずですよね。
それとも、球磨焼酎の名を捨ててまでも得られるものが、麦を使用したこの焼酎には存在するのでしょうか?

蔵元さんのWebsiteでは、この焼酎のことを「500年の伝統をもつ本格米焼酎と本格麦焼酎とをマリッジさせ造り上げました。切れ味の良さから、食中酒として本場球磨地方では本格焼酎の中で最も愛飲されています」と紹介されておりました。
最も愛飲されているかどうかはともかく、本格米焼酎と本格麦焼酎とのマリッジってのは、果たしてどんな味わいなのでしょうね。
そのマリッジこそが、球磨焼酎を名乗れずとも得られるものなのでしょうか?


それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。

25度の焼酎ですので、今日は半分だけいただきます。
残りは明日、別の飲み方で試すことにいたします。
(その感想は、明日この記事に追記します。)


まずは、生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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ほー、なるほど。
25度ですからね、アルコール香はやや強めです。
苦みや雑味がないことから推察するに、おそらく減圧蒸留で造られているのでしょう。
香りはほとんど感じません。

ですがこの焼酎、米の風味と共に、これまでいただいた麦焼酎で感じたような穀物っぽいふわっとした香ばしさも弱めではあるものの感じますよ。


次に、お湯割りで。
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お湯割りにすると、華やかな香りがちょっとだけ出ますね。
米の風味と共に、穀物っぽいふわっとした香ばしさも穏やかながら立ってきましたよ。
酸味はあまり出ないようです。
苦みや雑味はありません。


減圧蒸留らしいきれいな味わいではあるものの、米の風味と共にふわっとした香ばしさを感じることができるおいしい焼酎でしたよ。
これこそが、蔵元さんがいうところの、本格米焼酎と本格麦焼酎とのマリッジってやつなのでしょうか?
これは米だけでは出ない風味でしょう。
米と共に麦を併用する焼酎、なかなかおもしろいじゃあ~りませんか!



翌日。
残ったものを、ロックでいただきます。
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苦みが少し出ますね。
強くはないものの、鋭さを感じます。
風味は米が前に出てくるようです。
キリッとしていますが、甘みは感じますよ。

私としては、香りと風味とがはっきりしていたお湯割りが好みでした。
麦由来と思われるふわっとした香ばしさは、お湯割りと生とで感じましたが、ロックだと米の風味に隠れるみたいでした。
飲み方によって味わいのちがいを楽しむことができる、面白い焼酎ではないでしょうか。

(※1)酒類の地理的表示に関する表示基準(国税庁告示第19号)1(3)イ、同附則2、一覧および別紙
(※2)原田知征『トップに聞く!麦焼酎発祥の地 壱岐の島で、世界品質の焼酎づくり。』p.25-26(FFG調査月報 92号 p.24-29/35 2016.6/7 FFGビジネスコンサルティング)
(※3)加藤秀俊『にっぽん遊覧記11 焼酎バレーをゆく 熊本県球磨郡多良木町 世界に誇る「国酒」焼酎の名産地・球磨川流域の風土と人々』p.389(文藝春秋 59巻12号 p.384-393中 1981.11)

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《焼酎》36.白岳 しろ 25度 200ml [9943.熊本県の焼酎]

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高橋酒造株式会社
多良木工場
熊本県球磨郡多良木町大字奥野813番地

原材料/米(国産)、米こうじ(国産米)
アルコール分:25度
内容量:200ml詰
(以上、ラベルより転記)




球磨焼酎の蔵元さんである高橋酒造さんの焼酎は、かつて米焼酎の白岳 25度 200ml ペットをいただいております。
今日いただくこの“白岳 しろ”も、“白岳”と同じく米焼酎です。

蔵元さんのWebsiteにあったQ&Aのページでは、両者のちがいについて以下のように紹介されておりました。
Q1 「白岳」と「しろ」の違いを教えてください。
 A1 原料米と酵母が違います。原料米は「白岳」「しろ」どちらも加工用米(国内産)を使用しておりますが、特に「しろ」の場合は精白度の高い磨かれた米を使用しております。
 また、酵母につきましては「白岳」が熊本酵母(焼酎酵母)「しろ」は自社で培養した酵母(自家培養酵母)を使っております。

要するに、“しろ”のほうが原料米が高精白で、かつ蔵で独自に培養した酵母を使用しているのですね。


でも、これだけでは味のちがいを理解することができません。
味のちがいを理解するためには、やっぱり飲み比べてみるしかないでしょう。

ということで、はい、白岳!
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まず、ラベルの記載を比べてみましょう。

“しろ”と“白岳”とでは、製造している蔵が異なるみたいですね。
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しかし、品質表示の内容は同一でした。
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では、実際に飲み比べてみましょう。
焼酎そのものの味を確認するために、双方とも生(き)、すなわちストレートでいただいてみますよ。
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まずは既出の“白岳”から。
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米の風味が穏やかに効いていて、口の中にふわっと広がります。
香りはないですね。
軽い苦みがほんのかすかにあるみたいですが、雑味はありません。
それに、甘みも少し感じますよ。

そして、“しろ”をいただきます。
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あー、これはさらっとしていますよ!
米の風味はありますが、広がらずに舌の上にうっすらと乗ってくるくらいです。
これも香りはありません。
苦みや雑味はまったくなく、かなりきれいな口当たりです。
それに、甘みはかなり弱めです。

両者とも減圧蒸留で製造されているからでしょうか、“白岳”も“しろ”もともに淡麗な口当たりの焼酎で、味わいのちがいはかなり微妙でした。
ですがそんな中で、“白岳”には穏やかながらも米の風味に広がりを感じましたよ。
一方で“しろ”はさらっとしていて、雑味がなくてきれいな口当たりの焼酎でした。

ということは、“しろ”はきっとお湯割りよりもロックでいただいたほうがその風味を楽しめるのではないでしょうか。


そこで、今度は“しろ”をロックでいただいてみましたよ。
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へー!
ロックにすると、香りが出ますね。
かすかではあるものの、華やかな香りを感じますよ。
米の風味は生(き)と同じで、舌の上にうっすらと乗っかってくるようです。


“白岳 しろ”は、雑味がなくてきれいで繊細な口当たりのおいしい焼酎でした。
これはきっと、“しろ”のほうが高精白であるだけではなく、仕込みにもよりいっそう手を掛けていらっしゃるのでしょうね。
また、ロックで感じた香りは、もしかしたら自家培養酵母を用いたことの成果でしょうか?

ただ私としては、“白岳”の口の中にふわっと広がる風味のほうが好みでしたよ。
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《焼酎》33.熟香抜群 105ml [9943.熊本県の焼酎]

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抜群酒造合資会社
熊本県球磨郡多良木町黒肥地1662

本格焼酎
原材料 米、米こうじ
アルコール分 25%
内容量105ml
(以上、ラベルより転記)




抜群酒造さんの焼酎は、おとといに黒麹抜群 105mlをいただきました。
今日いただくこの焼酎のラベルには、“特別貯蔵”と書かれておりましたよ。
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蔵元さんのWebsiteによれば、「すっきりタイプの長期貯蔵酒です。」とことでした。


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけいただきます。
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ピリピリ感はほとんどないですね。
やはり熟成感はありますが、穏やかで角のない感じです。
米の風味も少しわかります。
香ばしさはわかりませんでした。
酸味は感じません。
甘みはほんのりと感じますよ。


次に、残りをお湯割りで。
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ありゃ!
スースー感が出てきちゃいました。
そういえばこのスースー感は、かつて経験したことがありましたよ。
熟成感や風味がさらに穏やかで飲みやすくなりましたが、その反面、薄まってしまったようにも感じますね。


おいしいものの、生(き)のほうが風味がしっかりして好みでした。
もしかしたら、長期熟成させた焼酎はロックでいただいたほうがよいのでしょうか?
また、このスースー感は、長期熟成させた焼酎をお湯割りにすると出るのでしょうか?

焼酎の味わいを正確に理解するためには、どうやらもっといろいろな種類の焼酎をたくさんいただいて、それらの味わいを実際に経験してみなければならないみたいです。
あー大変だ大変だ♪
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《焼酎》32.黒麹抜群 105ml [9943.熊本県の焼酎]

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抜群酒造合資会社
熊本県球磨郡多良木町黒肥地1662

本格焼酎
原材料/米・米麹
アルコール分/25度
105ml詰
(以上、ラベルより転記)




球磨焼酎(米焼酎)の蔵元である抜群酒造さん。
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文献では、以下のように紹介されておりました。
大正十二年(一九二三)創業。
 創業当時、球磨人吉に蔵元は五十二蔵あったが、その中でも抜群にうまい焼酎を造りたいとの気概を込めて主力商品名にしたという。」(※1)

そして蔵元さんのWebsiteによれば、今日いただくこの“黒麹抜群”は黒麹仕込で常圧蒸留の焼酎なのだとか。
ということは、黒麹の香ばしさとともに、常圧蒸留の焦げ臭さを楽しむことができるのでしょうか?


105mlしか入っておりませんでしたので、全量をお湯割りでいただきますよ。
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お湯割りにすると、常圧蒸留らしい焦げ臭い(←ほめ言葉です)香りがふわっと漂ってまいりましたよ。

でも、口に含むと、華やかな香りがかすかにあって、それが鼻へと抜けていきます。
焦げ臭さ(←あくまでもほめ言葉です)は、鼻で香ったときよりも穏やかです。
黒麹らしい香ばしさもありますが、これも穏やかです。

酸味は少しはっきりしています。
強くはないものの、鋭さがありますね。

甘みはひかえめです。


常圧蒸留らしい焦げ臭さ(←くどいようですが、ほめ言葉です)と黒麹らしい香ばしさとが穏やかで、酸味が味を引き締める、おいしい米焼酎でした。
黒麹仕込で常圧蒸留でしたが、その風味は穏やかで飲みやすいのではないでしょうか。

それにしても、この鋭さのある酸味は、いったいどうやって形成されるのか気になるところです。
もしかしたら、お湯割りで使用している水道水の影響でしょうか?

(※1)球磨焼酎酒造組合編集『球磨焼酎-本格焼酎の源流から』p.194(2012.1 弦書房)
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《焼酎》31.山河 200ml【追記あり】 [9943.熊本県の焼酎]

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株式会社福田酒造
熊本県人吉市西間下町137-2

本格焼酎
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産)
アルコール分 25度
容量 200ml
(以上、ラベルより転記)




福田酒造さんの焼酎は、かつて山河 特醸 105mlをいただいております。
きょういただくこの球磨焼酎も山河という酒銘ですが、こちらには特醸の小印は付けられておりませんでした。
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25度の米焼酎ですので、今日は半分だけいただきます。
残りは明日、別の飲み方で試すことにいたします。
(その感想は、明日この記事に追記します。)
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今日はお湯割りでいただきますよ。
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華やかな香りがありますが、弱めで穏やかです。
米の風味もあって、ほんのりと感じます。
それらが口から鼻へと抜けていきますよ。
軽い苦みがほんのかすかにあるみたいですが、まったく気にはなりません。

酸味もややはっきりしています。
すっぱさが少しだけあるみたいです。
ごくかすかにピリッと感じるみたいですが、これも気にはなりません。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。


穏やかな香りと米の風味との、おいしい焼酎でした。
おそらく減圧蒸留の焼酎でしょう。
雑味がなくて洗練されているものの、風味がしっかりしているので物足りなさはないですね。

それにしても、特醸と同じような味わいでしたよ。



翌日
残りの半分をロックでいただきましたよ。
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これは苦みが際立ってきますね。
軽めではあるものの、鋭くなりましたよ。
それが酸味と共に、かなり引き締めているようです。

その一方で、華やかな香りは引きました。
でも、米の風味が前へ出てきましたよ。


ロックにすると、かなりキリッとした口当たりになりました。
米の風味はあるものの、苦みには負けているようでしたよ。
あたしゃやっぱり、お湯割りのほうが好みですわ。
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