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【お酒】1620.富士千歳 純米にごり酒 [26.京都府の酒]

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松井酒造株式会社K
京都市左京区吉田河原町一ノ六

アルコール分14度以上15度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合70%
300ml
(以上、ラベルより天気)




この状態では、どんなお酒なのかはさっぱりわかりません。
わかるのは、バーコードに付された文字より“にごり酒”であるということのみ。
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包を解いてみると、こんな感じでした。
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どうやら純米酒のようでした。
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滓の量は、2-3割といったところでしょうか。
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にごり酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほぼ白でした。
また見た目には、とろみは感じませんでした。
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一口含むと、フレッシュな風味が少しあることがわかります。

うまみはやや濃いめでしょうか。
米のうまみそのものですが、とろみは少しだけで、むしろにごり酒にしてはキレがよいくらいです。
滓のざらつきはごくわずかで、苦みもかすかです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは少し強めで、鋭さも少しだけ感じます。
ピリピリ感はありませんが、スースー感がちょっとだけあるみたいです。

甘みはややひかえめでしょうか。
やさしい甘みをほんのりと感じるくらいです。
べとつきやクドさはまったくありません。


やや濃醇で爽快旨やや辛口のおいしいにごり酒でした。
フレッシュな風味と適度に効いた酸味、そしてにごり酒にしては軽めであったことなどから、爽やかな口当たりでした。
それでいてごくわずかな滓のざらつきとかすかな苦みとがいい感じに働いて、味わいを引き締めているようでした。
それにやや辛口であったことから、食事とも合わせやすいように感じました。
スースー感がちょっとありましたが、それは私としてはうれしいところでした。

これ、おいしゅうおすな!
夏の暑いときに冷やしたお漬物とともに焼魚や煮魚をつまみながらいただくといいかも。



一方で、私がこのお酒と合わせたおつまみはこちら。

浅漬けと、オクラのおひたし。
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出し巻玉子(ねぎ入り)。
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そして、じゃこ天をフライパンであぶったもの。
しょうがを買い忘れたのでわさびを合わせましたが、むしろわさびのほうがおいしいやん!
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ごちそうさまでした。
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【お酒】1564.月桂冠 山田錦 辛口 純米 カップ [26.京都府の酒]

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月桂冠株式会社+O
京都市伏見区南浜町247

●アルコール分:14度以上16度未満
●原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
●精米歩合:70%
山田錦55%使用
210ml
(以上、ラベルより転記)




昨日、一昨日と、月桂冠さんの“THE SHOT”をいただきました。
今日はその月桂冠さんの“山田錦”と銘打たれた純米酒のカップ酒をいただきます。
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あれ?
山田錦を名乗っていながら、使われているのはお米全体の55%だけなんだってさ。
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公式のルールによれば、「原料米の品種名は、当該原料米の使用割合(中略)が50%を超える場合(中略)に表示できる」(※1)と定められております。
それ故、このお酒のように山田錦の使用割合が55%である場合には山田錦使用と表示することができ、よって酒銘にも採用し得るのではないかと推察いたしますよ。

まあ、そんなこと、どーでもいいんですけれどね!(みつまJAPANさんより)


それでは、いただいてみたいと思います。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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燗をつけると、酒臭い(←ほめ言葉です)香りがちょっとだけ漂ってまいりました。

うまみは淡めです。
米のうまみは弱めで、かすかに感じる程度です。
酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)もちょっとだけあるみたいです。
でも、苦みや雑味はまったくないですね。
キレもよく、スッと引きます。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、しかも鋭さをはっきりと感じます。
それにちょいピリですね。

ラベルに辛口と書かれていただけあって、甘みはひかえめです。
ゼロではなく、そのかすかな甘味に厚みを感じますが、かなり弱めです。


淡麗すっぱちょいピリ辛口のお酒でした。
かなり淡めでキレイな味わいの中で、酸味が突出している感じがいたしました。
それになかなかの辛口で、きりっと引き締まっておりました。

これは食事と合わせやすいと思います。
特に刺身や焼魚とは、相性よくいただけるのではないでしょうか。
それ故に、日々の晩酌でいただくお酒として向いていると思いました。

ただね、山田錦と銘打たれていたものの、私がこれまでにいただいた山田錦使用のお酒で感じたうまみの広がりは、私はこのお酒では感じとることができませんでしたよ。



今日はね、近所のスーパーで“プチヴェール”なる野菜に出会ってしまい、一目惚れして連れて帰ってきてしまいましたよ。
なんでも、ケールと芽キャベツとの交雑種なんだってさ。
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一番小さい葉っぱを生で試食。
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うわ!
青汁みたいな青臭さがしっかりしていて、エグ味もちょっとだけあるかも。
また軸も葉っぱもけっこう硬めですが、筋っぽさはないですね。

これはあっさりとした味付けだと、きっと太刀打ちできませんよ。
そこで考案したのが、この味付け。
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これらを混ぜあわせておきますよ。
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肝腎のプチヴェールですが、軸と葉っぱとを分けておきます。
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軸を2分間、葉っぱを1分間、それぞれ熱湯で茹でたのち、冷水で冷やし、サラダスピナーで水分を飛ばしたものがこちら。
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これを先ほど混ぜあわせた味噌マヨネーズで和えます。
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はい、できあがり。
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まずは葉っぱの部分をいただきます。
これね、1分間茹でたにもかかわらず、葉のパリパリ感が残っておりましたよ。
エグ味は引いたものの、青臭さは十分に残っておりました。
でも、その青臭さが味噌やごまの風味とよく合っていてまいう~♪
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軸の部分は、これもシャキシャキ感がしっかりと残っているじゃあ~りませんか!
それでいて、小松菜の根っこのような甘みが少し出てきてこれもまいう~♪
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あたしゃきっとね、前世が芋虫だったのではないかと思うくらい、青い葉っぱの野菜が大好きなのですよ。
(芋虫だったと言っても、きっと蝶にはなれずに踏みつぶされたのでしょうけれど。)
それ故にこのプチヴェールに一目惚れした次第でしたが、私の眼には狂いはなく、やはり青臭さがしっかりしていて食べ応えのある“骨太野菜”でございましたよ。
これはしばらくのあいだ、ハマってしまうかも。

でもね、青臭さが苦手なお方には、あまりおすすめできないかも。
それとも、ゆで時間をもっと増やせば、もしかしたら食べやすくなるのかもしれません。


今日はこのほかに、焼かなすの土佐酢和えと
(土佐酢と言っても、だし汁ではなくてかつおぶしを直接投入)、
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きのこ(椎茸+ぶなしめじ)とネギのすまし汁とで一杯やった次第でございましたとさ。
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(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年11月22日国税庁告示第8号)5(1)
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【お酒】1563.月桂冠 THE SHOT 大吟醸 華やぐドライ 180ml [26.京都府の酒]

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月桂冠株式会社
京都市伏見区南浜町247

●内容量:180ml
●アルコール分:15度以上16度未満
●原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
●精米歩合:50%
(以上、ラベルより転記)




昨日いただいた月桂冠 THE SHOT 本醸造 艶めくリッチ 180mlにひきつづき、今日も月桂冠さんの新商品“THE SHOT”をいただきます。

今日いただくこのお酒は精米歩合50%のアル添大吟醸で、しかも生詰でした。
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でもね、お値段は昨日いただいた本醸造と同じでしたよ。
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うんちくは昨日の記事でさんざん書きましたので、今日はさっそくいただいてみたいと思います。
大吟醸ですので香りがあることを考慮して、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ごくかすかに着いていることを確認できた程度でした。
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香りがゼロではないものの、ほとんどわからない程度ですね。
華やかな吟醸香でしょうけれど、ものすごく弱めです。
フレッシュさもごくかすかにあるのかな?

うまみはね、これは意外にも淡めです。
米のうまみには厚みはなく、それが広がることなく舌の上に乗りますが、乗ったときに重さを少し感じます。
また、吟醸酒でありがちな苦みをちょっとだけ感じます。
キレはとてもよく、スッと引きますね。

酸味はややひかえめでしょうか。
すっぱさがかなり弱めですが、弱めなりに鋭さを少し感じます。
スースーはないものの、かすかにピリッと感じます。

甘みはひかえめですよ。
ほぼゼロですよ。


淡麗ちょい苦ちょいピリ旨辛口のおいしいお酒でした。

大吟醸なのに香りがひかえめで、しかも本醸造のTHE SHOTで感じた爽やかさもありませんでした。
それに甘みがほとんどゼロでたしかにドライでしたが、米のうまみが舌の上に当たるように乗ってくることから、けっして物足りなさは感じませんでした。
また、苦みとピリとをちょっとだけ感じましたが、それらもお酒の味を引き締める要素としてうまく働いているようでした。

これもなかなかうまいんじゃないの?
食事と合う、おいしい大吟醸だと思いましたよ。

ただね、もし私が昨日いただいた本醸造とこの大吟醸とを目隠しされて試したら、香りの強弱とうまみの濃さ、それに苦みやピリピリ感の存否とからして、おそらく本醸造のほうを大吟醸と、そしてこの大吟醸を本醸造と、それぞれ判断したことでしょうよ。
今回、月桂冠さんの“THE SHOT”シリーズ2種を試させていただいて、私は、“やれ純米だから-”、“やれ吟醸だから-”、“やれアル添だから-”、あるいは“やれ糖類添加だから-”、“やれ大手蔵の量産品だから-”と、外的な情報だけに頼って飲む前からお酒の味の優劣を決めつけることがいかに愚かしいことかと痛感いたしましたよ。

お酒の味ってのは、実際に飲んでみて、自分の舌で確かめるまではわかりませんね。



あ、そうそう、
今日このお酒に合わせたのは、九条ねぎとちくわとのぬた(酢味噌和え)と、
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そしてNHKのきょうの料理(斉藤辰夫先生)で覚えた“さば缶のみそ煮”(粉山椒多めは私のお好み)。
生のさばではなくて“さばの水煮缶”を使うので、下ごしらえをしなくても臭みが出ることなく、しかも骨までやわらかく食べられるスグレモノなのでした。
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【お酒】1562.月桂冠 THE SHOT 本醸造 艶めくリッチ 180ml [26.京都府の酒]

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月桂冠株式会社
京都市伏見区南浜町247

●内容量:180ml
●アルコール分:15度以上16度未満
●原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
●精米歩合:70%
(以上、ラベルより転記)




月桂冠さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
388.389.月桂冠 上撰キャップエース&純米酒 お酒の中で、あいましょ。
1515.月桂冠 旨口200 カップ
また、お酒ではございませんが、こちらのノンアル商品もいただいておりました。

今日は、今年の3月末に発売開始されたという月桂冠さんの新商品“THE SHOT”をいただいてみたいと思います。


精米歩合70%の本醸造なんだってさ。
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蔵元さんのWebsiteには、この商品について以下のように紹介されておりました。
手のひらにぴったりと収まるショットボトルで、
しかもリキャップ可能なスクリューキャップ。
カジュアルに持ち運べて、自分のペースで気軽に楽しめる、新しい日本酒です。

持ち運ぶかはともかく、別途酒器やコップを必要としないという点では、大関さんのワンカップ大関や、それこそ月桂冠さんのキャップエースと同じであろうと思います。

しかし、「「酒はネジではいけません」」(※1)という経営者(長部二郎氏:大関元副社長)の言葉のとおり、ワンカップ大関がスクリューキャップを「リップタッチが悪く、デザイン形状も醜かった。」(※1)との理由で採用を見送ったのとは対称的に、この“THE SHOT”は「リキャップ可能」との理由でそれを積極的に採用しているようです。
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また月桂冠さんのキャップエースはプラスチック製の盃をつけて、瓶から盃に注いで飲むという伝統的な飲み方を継承しておりましたが、それを採用しなかったのはやはり「カジュアル」(=casual:うちとけた、形式ばらない)な“THE SHOT”を追求したがためでしょうか?


容器がどんなに機能的でカジュアルなものであっても、大事なのはそれに詰められているお酒がおいしいことです。
その味について、上記と同じWebsiteには以下のように記載がありました。
ポジティブな気持ちで明日へ向かうリラックスシーンで
お楽しみいただけるテイスト設計としています。

要するに、仕事を終えた後で、ゆったりと飲むにふさわしい味わいということでしょうか?
というか、味そのものを正確に表現することを避けて、“たとえ”やカタカナでごまかしているように感じてしまうのって、私だけ?
オマエだけだよ。

果たして「ポジティブな気持ちで明日へ向かうリラックスシーンでお楽しみいただけるテイスト設計」とは、いったいどんな味わいなのでしょうか。
それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。


常温で販売されておりましたが、冷蔵庫で冷やしたものをいただいてみたいと思います。

お酒の色は、透明でした。
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香りが少しありますね。
フルーティーというか、柑橘っぽいような爽やかな香りをちょっと感じます。
香りにしつこさはありません。

うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
米のうまみがふんわりと広がって、幅を感じます。
苦みや雑味はありません。
キレはよく、スッと引きます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは弱めではあるものの、弱めなりに鋭さを感じます。
スースーはなく、ピリも感じません。

甘みはややはっきりでしょう。
かなりさらっとした甘みを少し感じる程度ですが、甘み自体に幅もあるみたいです。


爽快ちょいすっぱ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

香りがあるものの吟醸香のような華やかさ(あるいはしつこさ)はなく、しかもその香りによって爽やかさが作出されているようでした。
この爽やかさは、生酒や生貯のそれともちがいますね。
むしろこれは柑橘系、それも缶チューハイで用いられている柑橘系の香りに近いかもしれません。
しかも瓶に口をつけていただくことによって、瓶の中の空気が香りとともに鼻へ入ってくることから、鼻からも爽やかさを感じることができましたよ。

うまみには幅を感じましたが、重さやクドさとは無縁でした。
しかもキレがよいことから、幅はあるもののむしろ軽めに感じましたよ。
苦みや雑味が一切出ていないところは、まさしく大手蔵の真骨頂でしょうか。


これ、なかなかうまいんじゃないでしょうか?
燗を試すことなく全部飲んでしまいましたが、これは冷やしてこその爽やかさでしょうよ。
それに中身を盃に移すことなく、瓶ごとそのまま飲んだほうが、このお酒のよさをより一層はっきりと感じとることができると思いました。

爽やかで軽めではあるものの、うまみに幅を感じるやや甘口の味わい。
これこそが、蔵元さんが「ポジティブな気持ちで明日へ向かうリラックスシーンでお楽しみいただけるテイスト設計」と例えた味わいなのでしょうか?


ちなみに、
今日は焼かなすのみそ田楽(粉山椒多め)と、
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きはだまぐろを霜降りにしてしょうゆダレで和えてみましたが、これは大失敗!
ただでさえパサパサなきはだを霜降りにしたことで、余計パッサパサになってしまいました。
また、千葉のとある地醤油を使ったのですが、風味が薄くてこれもイマイチでした。
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(※1)ダイヤモンド・ビジネス企画編著『ワンカップ大関は、なぜ、トップを走り続けることができるのか?』p.072
(2014.10 ダイヤモンド社)
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【お酒】1561.おきなづる 300ml(上撰) [26.京都府の酒]

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大石酒造株式会社
京都府亀岡市薭田野町佐伯垣内亦13

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分15度以上16度未満
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




大石酒造さんのお酒は、かつて翁鶴 保津川下り カップをいただいております。
今日いただくこのお酒も、翁鶴保津川下りカップと同じく普通酒でした。
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ラベルには小印の表示はなかったものの、レシートには上撰と記載されておりました。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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うまみは濃くはないですね。
米のうまみを少し感じますよ。
でも、香ばしさというか、熟成感というか、クドさというかしつことさというか、そういった風味もありますね。
何を言っているのかさっぱりわかんねぇよ。
苦みも少しだけ感じます。
キレはまあまあでしょうか。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースーもないね。
でも、少しピリッと感じます。

甘みはややはっきりでしょうか。
べとついた感じはなく、しつこさもないものの、幅のある甘みをじんわりと感じます。


ちょいクドちょい苦ちょいピリやや甘口のお酒でした。
翁鶴 保津川下り カップで感じた味わいと基本は同じかと思いますが、こちらの方が穏やかでした。
でも、燗が冷めるにつれて、苦みやクドさが少しはっきりしてくるようでした。

飲みやすくはないものの、濃い味の食べ物と合わせればいけるのではないでしょうか。
偶然にも今日は肉野菜炒めと合わせましたが、なかなかいけました。
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【お酒】1552.金鵄 京仕込 カップ [26.京都府の酒]

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キンシ正宗株式会社KI
京都市伏見区新町十一丁目337-1

アルコール分15度以上16度未満
原材料 米(国産) 米麹(国産米) 醸造アルコール
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




キンシ正宗さんのお酒は、これまでにキンシ正宗 銀閣 辛口 荒武者 300mlと、キンシ正宗 普通酒 カップ酒とをいただいております。

キンシ正宗さんの商号は“キンシ”と片仮名表記です。
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これについては「「キンシ(金鵄)」とは優れた軍人に授与された「金鵄勲章」に由来する」(※1)とありました。
一方で“金鵄”の意味は、「神武天皇東征の時に、弓の先にとまったという金色のトビ。」(※2)とあり、また金鵄勲章についてはこの故事に由来する「武功抜群の陸海軍軍人に下賜された勲章」(※2)で、とある話によれば日中戦争から太平洋戦争にかけては戦死者が増加するにつれて乱発されたのだとか。

キンシ正宗さんがあえて片仮名の商号を用いているのは、こういった負の印象を払拭するためではないかと、あたしゃ勝手に想像しておりました。

ところがこのカップ酒には、“金鵄”の文字とともに、金色のトビまでもが図案化されているじゃあ~りませんか!
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これはあくまでも私の“邪推”でしょうけれど、どちらかというと右傾化しつつある昨今の情勢を勘案し、むしろ“金鵄”の文字をラベルに復活させたほうが売れるのではないかという蔵元さんのご判断なのでしょうか?

ま、そんなこと、どーでもいいんですけれどね。(みつまJAPANさんより)


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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うまみは淡めです。
軽めの苦みとともに、独特の渋みとをそれぞれ少し感じます。
一方で、米のうまみや酒臭さはまったく感じません。
キレはよいですね。

酸味はひかえめです。
すっぱさはゼロ。
スースーはわずかです。
でもちょっとピリッと感じます。

甘みはややひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


淡麗ちょい苦ちょい渋やや辛口のお酒でした。
これはあくまでも私の感想ですが、うまみとしての厚みを感じることができませんでした。
それでいて少しクセのある味わいのようでしたが、淡めであるが故に気にはなりませんでした。
これはきっと、銀閣と同じく液化仕込みなのでしょう。


(※1)らくたび文庫No.046『京都の地酒蔵』p.29(2011.11 株式会社コトコト)
(※2)広辞苑 第五版 電子辞書
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【お酒】1542.古都 銀明水 からくち 300ml [26.京都府の酒]

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佐々木酒造株式会社
原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分:15度
内容量:300ml
(以上、ラベルより転記)




俳優の佐々木蔵之介さんのご実家である佐々木酒造さんのお酒は、かつて聚楽第 純米吟醸 300mlをいただいております。
今日いただくこのお酒は、普通酒でした。
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“古都 銀明水 からくち”という酒銘でした。
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古都とからくちとはともかく、“銀明水”は、かつて豊臣秀吉が築いた聚楽第の域内に湧く名水のことなのだとか。
このことについて、文献には以下のような記述がありました。
 佐々木酒造は、豊臣秀吉の私邸「聚楽第」の南端に位置する。この界隈は「出水(でみず)」という地名も残るほど良質の水で知られ、茶道が趣味の秀吉は、水に惹かれてこの地を選んだという。
 今もここに湧き出る水は千利休ゆかりの「銀明水」という名で呼ばれる。同じ京都の地下水でも、伏見のそれとは一味違う水だという。」(※1)


とまあ、誰でも触れられるようなことはこのくらいにしておきます。
あたしゃね、このお酒を紹介する際には、どうしても言っておこうと心に決めていたことがあったのです。

このお酒は、京都駅の在来線改札内にあった土産物店で入手したのでした。
陳列されていたこのお酒を手にしてレジへ向かい、店員さんにこのお酒を差し出したのです。

あたしゃ普段は、お酒を買うときには袋をくれと必ず言うことに決めているのです。
なぜならば、袋は要らないと言うと、どの店員さんも必ずと言っていいほど品物にシールを貼りたがるのですが、中にはラベルの上にベターッって貼りやがる輩がいるのですよ。
そうされると、これを剥がすのがまた一苦労なのですわ。

ところがこのお酒を買った際には、なぜだかわかりませんが、あたしゃ「袋はいりません。」ってついつい口走ってしまったのです。
そうしたらそのレジのオバはん、目にも止まらぬ早業でシールを貼ろうとしたのですよ!
あたしゃしまった!と思って、「貼らないでください!」と叫んだのですが、時すでに遅し。
そのシールは品質表示の真上にベターッと貼られてしまったのでした。

貼られてしまったものはしかたがありません。
袋はいらないと言うのと同時にシールも貼るなと伝えなかった私が悪かったのです。

このままこのお酒を引き取って後でシールをゆっくりと剥がそうかと思っていた矢先、そのレジのオバはん、なんと「すいません。」と言うと同時に、貼ったシールを一気にベロッと剥がしやがったじゃあ~りませんか!

時の流れを止めて~♪(中島みゆきより)

おかげでこのお酒の品質表示は、その一部がかすれてしまいましたとさ。
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そりゃね、精算済の商品と未精算のそれとを区別することは必要でしょうからね、シールを貼ること自体については、あたしゃ否定はいたしませんよ。
でもね、その一方でラベルは製造主さんが商品を消費者に対してアピールするための顔ですし、それにお酒に限らず品質表示にはその商品の品質を消費者に対して正確に伝達するという重要な役割がそれぞれあるわけです。
それ故、これらの上にシールを無造作に貼ることは、こういった役割を阻害することになるのですよ。

両者の要請を共に満たすためには、レジでシールを貼る際にはラベルの正面や品質表示の上などは避けて、ガラスや無地の部分に貼ることこそが適切な扱いではないかと、あたしゃそう思うんですけれどね。


あー気が済んだ気が済んだ。
それではいただいてみたいと思います。


普通酒ですが300mlですからね、まずは冷や(常温)でちょっとだけいただいてみたいと思います。
お酒の色は、透明でした。
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うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
米のうまみがやわらかくふんわりと広がり、しかも少し厚めです。
苦みがあって、弱めですが鋭さを少し感じます。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、これも弱めなりに鋭さを少し感じますよ。
スースーはほとんど感じません。
ごくかすかにピリがあるかな、ないかな?
どっちなんだよ!

甘みはややはっきりでしたよ。
けっしてべとつかない甘みを少し感じる程度ですが、甘み自体に幅を感じます。


冷や(常温)だと、やや淡麗で旨やや甘口のおいしいお酒でした。
“からくち”と銘打たれておりましたが、甘みはありましたよ。
米の風味をふんわりと感じることができて、淡めながらに飲み応えを感じました。
苦みと酸味ともちょっとありましたが、それらは味を引き締める程度にちょうどよい程度でした。

これ、なかなかうまいんじゃないの!


次に、燗にしてみましたよ。
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ありゃ!
これは引き締まるぜよ!

うまみはふんわりが引いてキリッとなるね。
苦みは消えます。
酸味も消えましたが、冷めるにつれて徐々に出てくるみたいです。
またスースー感とともに、ちょいピリが目だつようになりました。
甘みも引くものの、これはぼんやりとわずかに残るみたいです。


燗だと、淡麗ちょいピリ旨口のおいしいお酒になりました。
燗のほうが、味わいがかなりキリッとひきしまりましたが、それ故の“からくち”だったのでしょうか?
でも決してうすっぺらさや物足りなさはなく、むしろ燗のほうが味わいのバランスがよくなるかもしれません。


“古都 銀明水 からくち”は「冷や(常温)でふんわり、燗でキリッ」の、いずれでもおいしいお酒でございましたとさ。


(※1)らくたび文庫No.046『京都の地酒蔵』p.57(2011.11 株式会社コトコト)
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【お酒】1540.長老 カップ [26.京都府の酒]

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有限会社長老
京都府船井郡京丹波町本庄ノヲテ5

アルコール分 15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




今日は、亀岡で見つけた丹波のお酒をいただきます。

話のネタをまったく持ち合わせておりませんので、さっそくいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は濃くはないものの金色でしたが、透き通った感じがありました。
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うまみは淡めです。
酒臭さ(←ほめ言葉です)をうっすらと感じ、熟成感もごくかすかにあるみたいです。
苦みがあって、かなり弱めながらも重さを感じます。
キレはとてもよく、透明感もばっちりです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが弱めであるものの、弱めなりに鋭さを感じます。
一方で、スースー感はかなりはっきりしていますよ。
それにちょいピリです。

甘みは、ややひかえめでしょうか。
熱いうちはゼロかと思ったのですが、冷めるにつれて徐々に少し出てくるみたいです。
それにこの甘みは、少しべとつくみたいです。


淡麗スースーちょい苦ちょいピリやや辛口のお酒でした。
かなりスースーで透明感がありましたが、もしかしたらアル添多めなのでしょうか?
でもうすっぺらさや物足りなさはなく、また味わいの角をごまかしたような形跡もありませんでした。
それってどんな形跡だよ!
また、温度によって辛口の度合いが変化したことが面白いところでした。
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【お酒】1532.翁鶴 保津川下り カップ [26.京都府の酒]

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大石酒造株式会社
京都府亀岡市薭田野町佐伯字垣内亦13

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分 15.0度以上16.0度未満
180ml
(以上、フタより転記)




今日は、京都の嵐山にかけて楽しめる船下り“保津川下り”の拠点である亀岡で入手した、その名も“保津川下り”なるカップ酒をいただきます。

特に披露できるようなネタもないことですので、さっそくいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は少し茶色がかっていて、透き通った感じがありました。
こういう色のお酒って、あたしゃその味わいをだいたい予想できるようになりましたわ。
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ああ、やっぱり。

うまみはやや濃いめかな。
熟成感とクドさとを少し感じて、わずかな酒臭さがそれに続くようです。
苦みが少しあって、弱めではあるものの鋭いですね。
それでいてキレがよく、透明感をはっきりと感じます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは、温かいうちはほとんど感じないものの、冷めるにつれて少し出るみたいです。
一方で、アルコール由来と思われるスースー感がはっきりしています。
それに、ごくかすかにピリッとくるかも。

甘みはややはっきりしています。
強めではないものの、べとつきますね。


やや濃醇でちょい苦スーやや甘口のお酒でした。
予想していたとおり、味わいに角が少しあって、かつアル添由来と思われる透明感がはっきりしておりました。
これもあくまでも私の予想ですが、荒めのもろみに多めのアル添を施してのばしているのでしょうか?
また、口をつけるたびに唇にべとつきを感じたことが、ワタクシとしては気になったところでした。
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【お酒】1521.招德 純米吟醸酒 みやこくるり 300ml [26.京都府の酒]

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招德酒造株式会社M
京都市伏見区舞台町16

300ml
原材料名:米(京都産)、米麹(京都産米)
精米歩合:60%
アルコール分:15度
(以上、ラベルより転記)




招德酒造さんのお酒は、かつてアルコール度数12度の純米吟醸 夏の戯れ(四季の純米吟醸デザインボトル)をいただいております。
今日いただくこのお酒は、アルコール度数が15度台の純米吟醸でした。
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キャップはおちょこになってるのだとか。
このスタイルは、かつて八重垣 純米酒 姫路城本丸 300ml純米原酒 千曲錦 300mlで出会っておりましたよ。
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純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ごくかすかに着いていることがわかる程度でした。
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吟香は上立ちはそれほどでもないものの、口に含むとフルーティーな香りが広がりますよ。

うまみは淡めです。
米のうまみがうっすらと広がって、舌の上にピンと乗ってくるようです。
ただこのお酒、苦みがはっきりしていて、鋭いですね。
熟成感や重さはまったくなく、キレはよいみたいです。

酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさが強くはないものの、これも少し鋭いですね。
それにごくかすかにですがピリッとくるみたいです。

甘みはややひかえめでしょう。
ゼロではないものの、弱めです。


淡麗苦ちょいすっぱやや辛口のお酒でした。
純米なのに、アル添酒みたいな軽快な口当たりでした。
ただね、それ故にか苦みが目立ちましたよ。
ものすごく苦いというわけではないものの、淡めであるが故に余計に目立つみたいでした。
また、香りも少ししつこく感じました。

大根の漬物(千枚漬風)とおひたし(紅菜苔)とを合わせてみたのですが、お酒の苦みと香りとが勝ってしまってイマイチでした。
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お酒に米は禁じ手かもしれませんが、むしろ炒飯とだと、塩気やうまみとお酒の苦みとががっぷり四つでいけるかも。
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