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【お酒】1598.四季桜 特別本醸造 はつはな 300ml [09.栃木県の酒]

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宇都宮酒造株式会社
宇都宮市柳田町248

300ml詰
アルコール分15度
原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合60%
(以上、ラベルより転記)




こちらひさびさの宇都宮酒造さんのお酒。
かつて以下のものをいただいております。
四季桜 特別本醸造 黄ぶな アロマぼとる 180ml
四季桜 純米生貯蔵酒 300ml
四季桜 特別本醸造 生の酒 冬のかおり 300ml

今日いただくこの特別本醸造は、花盛りの4月に入手して今日まで冷蔵庫の中に置き忘れていたものでした。
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花の季節はとうに過ぎ去ってしまいましたが、宇都宮で咲いていた桜を思い出しながらいただきたいと思います。(宇都宮タワーより:2019年4月)
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特別本醸造には香りを特徴とするものもございましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
宇都宮のお酒ですからね、二荒山神社にて拝受した盃でいただきますよ。
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お酒の色は、透明でした。
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上立ち香はないですね。
でも、一口含むとフルーティーな風味がふんわりと鼻へ抜けて行きますよ。
生貯っぽいフレッシュな風味もちょっとだけあるみたいです。
さらに、上等な接着剤みたいな香りもかすかに感じます。
上等な接着剤ってどんなのだよ!

うまみはやや淡めですが、淡めなりにしっかりしています。
米のうまみが、どちらかというと舌をピンと突く感じですが、それでも幅を少し感じます。
苦みがかすかにあって、かすかながらに重さも感じます。
それでも雑味はなく、熟成感も感じません。
キレはよいですね。

酸味はややはっきりでしょうか。
すっぱさは弱めですが、弱めなりに鋭さを感じます。
スースーはなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややひかえめでしょうね。
それでも弱めながらに幅があって、その存在はよくわかります。


やや淡麗で爽快旨やや辛口のおといしいお酒でした。
香り(フルーティーさとフレッシュさ)と酸味とで、とても爽やかに仕上がっているようでした。
それでも香りにはしつこさはなく、ちょうどよい感じでした。
うまみは淡めながらにしっかりしていて、飲み応えを感じました。
またかすかな苦みが引き締めておりましたが、キレイな口当たりでした。

これはもしかしたら、いわゆるひとつの“しぼりたて”ってやつでしょうか?
爽やかですので、花見酒には最適ではないでしょうか。

来年は、宇都宮で花見をしてみようかな。
もちろん、一人で。



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

一人暮らしの場合、野菜を買っても、一度に使う量が少ないのです。
それ故に、気がつくと、冷蔵庫の中にいろいろな野菜がちょっとずつ残っちゃったりなんかしちゃったりして。
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今日はこれを全部使い切りますよ。
全てを細かく刻んで耐熱容器に入れ、電子レンジで2分加熱。
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卵5個。
殻座は取り除いてあります。
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卵を溶いたところへ、刻んだ野菜を投入。
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塩コショウにみりんで味を付けたものを、フライパンで焼きますよ。
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このままかき混ぜることなく、フタをして弱火でじっくりと焼いていきます。
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20分経ったものがこちら。
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しまったしまった、島倉千代子!(島木譲二より)
20分間が長すぎたせいか、焦げてしまいました。
でも黒焦げじゃないから大丈夫だろ。
負け惜しみだな。
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反対側を3分間焼いて出来上がり。
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カットしてみました。
下面の焦げ以外はいい感じ。
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トマトケチャップをかけていただきます。
(残りの半分は、明日の昼のおかずとなりますよ。)
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混ぜずにゆっくりと焼いたことで、ふっくらと仕上がりましたよ。
焦げもパンの耳みたいに香ばしくて、おいしく食べることができましたよ。
負け惜しみだな。
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【お酒】1567.東力士 特別本醸造 生(なま) 300ml [09.栃木県の酒]

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株式会社島崎酒造N
栃木県那須烏山市中央1-11-18

要冷蔵
アルコール分14度以上15度未満
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)醸造アルコール
精米歩合60%
容量300ml詰
(以上、瓶の印刷事項より転記)




島崎酒造さんのお酒は、かつて東力士 ふるさとカップと、東力士 特別本醸造 しぼりたて 生アルミ缶、そして東力士 とろ~りにごり酒 カップをいただいております。

今日いただくこのお酒は特別本醸造の生酒ですが、東力士 特別本醸造 しぼりたて 生アルミ缶とは異なってアルコール度数が14度台の設定でした。
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冷やして飲めと書かれておりましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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お酒の色は、ほとんどわかりませんね。
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フレッシュさがありますね。
程よくてしつこさがありません。
吟醸香はないですね。

うまみは淡めですが、淡めなりにしっかりしています。
やわらかいうまみがじんわりと広がります。
熟成感はないみたいですが、吟醸酒みたいな苦みがごくかすかにあって、鋭さもちょっとだけ感じます。
キレはよく、スッと引きます。

酸味はひかえめです。
すっぱさはかすかに感じる程度です。
スースーもなく、刺激やピリピリ感もありません。

甘みはややはっきりしています。
べとついたかんじはなく、さらっとしていますが、甘みに幅を少し感じます。


爽快淡麗旨やや甘口のおいしいお酒でした。
淡めでキレがよいものの、やわらかいうまみが穏やかに効いていて、薄っぺらさを感じませんでした。
酸味はひかえめでしたが、生酒の風味がほどよくて爽やかでした。
甘みもしつこくなくてよい甘みでした。

さすが烏山の銘酒“東力士”!
これは夏の暑い日にいただきたいところですよ。
また買いに行こうかな。



大型連休最終日の野菜は、“キャベツ”
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NHK“きょうの料理”で谷昇先生が鮭のムニエルの付け合わせとして添えていた春菊のサラダの作り方を参考にして、キャベツのサラダを作りました。

まずはキャベツを数葉はがして水洗いしたのち、サラダスピナーで水けを飛ばしてからさらにキッチンペーパーで水けを拭きとり、軸を除いて食べやすい大きさにちぎったものがこちら。
水気はとにかく徹底的に拭き取りましたよ。
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そこへ、ごま油(適量)を回しかけます。
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これを、しっかり洗った“手”でかき混ぜます。
手で混ぜることで、手の体温でごま油がキャベツの表面にまんべんなく広がって油の膜を形成するのです。
(撮影の都合上、片手でまぜましたが、普段は両手でまぜています。)
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キャベツの表面にごま油の膜ができた状態がこちら。
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これを、冷蔵庫で“食べる直前まで”冷やしておきます。
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食べる直前になったら冷蔵庫から取り出して、塩とこしょうとで味付けます。
こしょうは多めがおすすめですが、塩はひとつまみほどで十分です。
このときは必ず箸で混ぜます(絶対に手で混ぜてはいけません)。
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混ぜ終わったらお皿に盛って、完成です。
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わかりにくいかもしれませんが、キャベツの表面には塩の粒が溶けずに乗っかっているのです。
これを食べると塩粒が舌に直接触れることから、少量の塩でも塩気をはっきりと感じることができるのですよ。
塩粒を溶かさないために水気を徹底的に拭き取ったり、キャベツを油の膜で覆ったり、冷蔵庫で冷やしたり、箸で混ぜたりしたのでした。
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このほかに、今日は昨日の残り物の九条ネギを豚ロース肉(国産)と炒めて食べましたとさ。
同じ焼き肉用のロース肉だったのに、昨日のオーストラリア産牛ロース肉とちがってこちらの国産豚ロース肉はやわらかくておいしくいただくことができましたよ。
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ごちそうさまでした。
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あーあ、明日からまた賃労働かよ。
誰にも迷惑をかけずに生きていくためにはしかたがないことかもしれないけれど、時間と魂との切り売りはやっぱりつらいぜ。
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【お酒】1544.特別本醸造 樺山 生 300ml [09.栃木県の酒]

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株式会社井上清吉商店
栃木県宇都宮市白沢町1901-1

要冷蔵
栃木県産五百万石100%使用
原材料名/米・米こうじ・醸造アルコール
精米歩合/60%
アルコール分/15.0度以上160度未満
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




道の駅きつれがわで入手した“樺山”なるお酒をいただきます。
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造っているのは、宇都宮市内に蔵を置く井上清吉商店さんでした。
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井上清吉商店さんのお酒は、かつて澤姫サワヒメカップと、澤姫 特別本醸造 アロマぼとる 180ml、そして澤姫 特別本醸造 生酒 300mlをいただいております。

今日いただくこのお酒は栃木県産の五百万石を100%使用したという特別本醸造の生酒ですから、もしかしたら澤姫 特別本醸造 生酒 300mlと同じ中身かもしれませんね。


今日はちょっと趣向を変えて、お酒のつまみを紹介します。

これはこんにゃくを煮〆たもの。
こんにゃくを煮る際のポイントは、だしをしっかりとることとともに、塩を使わずに濃口のしょうゆで味をバッチリとつけることだと、あたしゃそう思いますよ。
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そしてこれは、びんちょう鮪のりゅうきゅう風。
大分県の郷土料理である“りゅうきゅう”はどちらかというとアジやサバ、ハマチなどを使うことが多いと思いますけれど、それを安いびんちょう鮪でやってみましたよ。
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それではいただいてみたいと思います。
生酒ですから、冷蔵庫出冷やしたものをいただきます。

宇都宮で造られたお酒ですからね、二荒山神社にて拝受した盃でいただきますよ。
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お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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一口含むと、フレッシュな風味が豊かであることがわかります。
口の中で広がったあとで鼻へと抜けて行きますよ
でもしつこくはないですね。

うまみはやや淡めです。
米のうまみが穏やかに広がりますよ。
苦みや雑味はなく、熟成感も感じません
キレはよく、スッと引きます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさがやや強めで、鋭さを感じます。
ピリピリ感はなく、スースーもありません。

甘みはややひかえめです。
はじめはかなり弱めですが、徐々にちょっとだけ出てくるみたいです。


やや淡麗で爽快ちょいすっぱ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
フレッシュな風味と酸味とでさわやかに仕上がっておりました。
でも米のうまみも穏やかに効いていて、淡めながらも飲み応えを感じました。

この酸味は、魚臭さや脂っぽさをサッと流してくれそうですよ。
それでいてさわやかでキレがよく、後味スッキリでした。

面白い!、そしてうまい!
やっぱり宇都宮は最高!
やっぱり一人飲みも最高!
それは関係ないだろ。

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【お酒】1534.喜連川 本醸造 やすらぎの里 カップ [09.栃木県の酒]

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株式会社虎屋本店
宇都宮市本町4番12号

アルコール分 15度
容量 180ミリリットル
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合 65%
(以上、ラベルより転記)




一昨日に“道の駅きつれがわ”にて入手したばかりのお酒ですが、拙宅にある在庫の中では製造年月からの期間がもっとも長く経過していたものでしたので、さっそくいただいてみたいと思います。

酒銘の“喜連川(きつれがわ)”ってのは、栃木県の中心付近に位置する街(栃木県さくら市喜連川)のことでしょう。
このことは、このお酒を入手した場所からも容易に理解できると思います。
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この喜連川、江戸時代には喜連川藩が置かれておりました。
かつて一度紹介しておりますが、この喜連川藩はわずか5000石と、石高こそ徳川幕府の諸大名中では旗本クラスの最小石高であったものの、藩主の喜連川氏の出自は足利尊氏の四男である足利基氏(鎌倉公方の初代)に由来したことから、徳川幕府の客分として他の大名旗本とは別格扱いされていた“名門中の名門”だったのだとか。
それ故に喜連川藩は、「幕府への忠誠の証として諸大名に課せられていた参勤交代をはじめ、さまざまな役務が免除されていたのである。」(※1)とのことでした。

そんなほまれ高き場所を酒銘にいただくこのお酒ですが、造っていた蔵元さんは宇都宮の街の中心に蔵を置く虎屋本店さんでした。
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虎屋本店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
191.本醸造 日光情景 カップ
419.雷都物語 特別純米酒 180ml
1355.菊 カップ(普通酒)
1380.菊 吟醸 生 300ml


一方で、“やすらぎの里”ってのは、いったいどういう意味なのでしょうか?
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これについては、まったくもって手掛かりをつかむことはかないませんでした。

あたしゃ当初はね、ちょっと前に放送されていた、ご高齢の役者さんたちばかりが出演していたTVドラマと関係があるのかと勝手にそう思っておりましたよ。
でもあちらはやすらぎの里ではなくて、“やすらぎの”でしたとさ。


話のネタが尽きたところで、そろそろいただいてみたいと思います。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は濃くはないものの、深い金色をしておりました。
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燗をつけると、アルコールの香りがわずかに立ってまいりました。

うまみはやや濃いめです。
酒臭さ(←ほめ言葉です)が穏やかに効いていて、米のうまみもじんわりと感じます。
熟成感もちょっとあって、深みを感じるものの角がありません。
苦みや雑味はなく、キレがとてもよいですね。

酸味はややひかえめです。
すっぱさはかなり弱めでしたが、冷めるにつれて少し出てくるみたいです。
アルコール由来と思われるスースー感は少しはっきりしています。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりでしょうか。
べとついた感じはまったくなく、かつ弱めであるものの、甘み自体に厚みを感じます。


穏やかであるもののじんわりと沁みる、やや濃醇で深旨スッキリやや甘口のおいしいお酒でした。
深みがあってしっかりしているもののキレがよく、しかも雑味や角がありませんでした。
甘みに幅を感じるものの、べとつきやしつこさをまったく感じませんでした。
アルコール香が少し強めであったものの、私としてはそれもいい感じでした。
むしろこのアルコールが、キレのよさと軽さとをもたらしてくれているのではないでしょうか。


(※1)山下昌也『貧乏大名“やりくり”物語-たった五千石! 名門・喜連川藩の奮闘』p.49(2016.8 講談社+α文庫)
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【お酒】1399.純米吟醸 下野乃國 五千石 カップ [09.栃木県の酒]

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杉田酒造株式会社
栃木県小山市大字上泉237

原材料/米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合/58%
アルコール分/16度
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




このお酒は、道の駅しもつけ(栃木県下野市)で入手しました。
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“下野乃國 五千石”という名の純米吟醸酒です。
これはいったいどういう意味なのでしょうか?
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下野一国の石高がたった五千石ってのは、そりゃおかしいですよね?
それとも、酒造好適米“五百万石”の誤植ですか?
いやいや、酒銘の誤植なんてことはありえないでしょうよ。
でも実際に下野市産の五百万石を使用しているそうです。

蔵元さんや道の駅しもつけのWebsite、それに“下野ブランド”なるサイトを見ても、この酒銘の意味を確認することはできませんでした。
でも、道の駅しもつけの近くには、五千石球場やら五千石堰やらといった施設があるみたいでした。
ということは、もしかしたら“五千石”という地名が下野市にあって、そこで採れたお米を使っているのでしょうか?


あるいは、あたしゃこのお酒に出会った当初は、この酒銘から同じ下野国に属していた喜連川藩(きつれがわはん)のことを思い起こしましたよ。

喜連川氏を藩主とする喜連川藩は、わずか五千石という江戸時代における最小石高の藩でした。
しかし「喜連川氏の元の姓は足利氏で、足利尊氏の四男・基氏を祖とする鎌倉公方系統の足利氏である。」(※1)とあるとおり、その血筋たるや室町幕府を開いた足利尊氏に由来し、かつ「石高の五千石にしても、「無高」の五千石である。「無高」とは、幕府から「高」を賜っていないという意味だから、ほかの大名家のように徳川将軍家の臣下として従属するのではなく、いわば幕府の客分である。だから、五千石でも徳川と対等な大名なのである。」(※2)と言われているほどの、徳川幕府でも他の大名旗本とは別格扱いされていた“名門中の名門”だったそうですよ。
それ故に、この喜連川藩を連想させる酒銘をつけたのかな?、なんて私は思っちゃったのです。

ですが喜連川藩があった場所は今の栃木県さくら市で、道の駅しもつけがある下野市とは隣接しておらず、それに直線距離にして30km以上も離れていたのでした。
ということは、きっと喜連川藩とは関係ないのでしょうね。


言いたいことを言い尽くしたところで、そろそろいただきたいと思います。
純米吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、それほど濃くはないみたいでした。
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吟醸香は、上立ち香はないですね。
でも口に含むと、フルーティーな香りがちょっとだけ鼻へ抜けていくようです。

うまみはやや淡めです。
米のうまみが広がらずに、舌の上をピンと突く感じがいたします。
苦みや雑味はありません。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めの甘みがあることがわかります。


やや淡麗ですっぱやや辛口のお酒でした。
吟醸造りのわりには、酸味が強めで鋭さがありました。
というか、うまみが淡めであったために、酸味が突出しているように感じたのかもしれません。
かつて、昭和五十年代に吟醸造りを復活させようとしたある蔵元さんのお話として「『五百万石』という酒米を五十パーセント以下に磨いて造ったんですが、うすっぺらな味でとても吟醸酒と言えるものではなかった」(※3)という文献の記述を読んだことがありましたが、五百万石だと深みを出すことが難しいのでしょうか?

まあでも、酸味がはっきりしているので、油っぽさや魚の臭みを流してくれそうでしたけれどね。
私のように、普段からあっさりしたものばかり食べている輩には向いていないお酒なのかもしれません。


(※1)山下昌也『貧乏大名“やりくり”物語-たった五千石! 名門・喜連川藩の奮闘』p.49(2016.8 講談社+α文庫)
(※2)(※1)p.48-49
(※3)石原信一『会津地酒紀行』p.18(2004.7 歴史春秋出版)
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【お酒】1386.池錦 樽酒 野州そばまえ 300ml [09.栃木県の酒]

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池島酒造株式会社
栃木県大田原市下石上1227

アルコール分15度
原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




池島酒造さんのお酒は、かつて池錦 特別純米酒 那須乙女 300mlと、池錦 本醸造 生原酒 180ml、そして池錦 星の花 純米生貯蔵 300mlとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、野州そばまえと銘打たれた普通酒の樽酒です。
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樽酒についてはこちらをご覧ください。
また、“そばまえ”については、下記のとおり瓶に説明が記載されておりました。
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まずは冷や(常温)でいただいてみましょう。

お酒の色は、少し茶色がかっているようでした。
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ああ、木香ありますね!
しっかりしておりますが、クドくはないですよ。
それとともに、アルコール香がはっきりしております。

うまみは濃くはないですが、しっかりしていてます。
やわらかいうまみがどちらかというと淡めではあるものの、フワッと広がります。
苦みや雑味は感じません。
キレはよく、スッと引きますよ。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めで、角がなくて深みを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
べとつかないものの、厚みを少しだけ感じます。


木香がすがすがしくてうまみがやわらかで、酸味に深みがちょっとあって甘みが穏やかに効いている、爽快旨やや甘口のおいしいお酒でした。

木香はちょうどよいですね。
もしこれよりも強いと、きっとクドくなってしまうでしょう。
うまみや酸味も、木香を引き立てているように感じました。
一方で甘みが効いているためか引き締まった感じはしませんが、それもまたまろやかでいけるのではないかと思いました。



ここで、残りを燗にしてみましたよ。
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燗にすると、木香が少し引くというか、穏やかになりましたよ。
うまみや酸味はそのままですが、甘みは少し引くみたいです。
その一方で、かなり弱めではあるものの苦みがちょっとだけ出てきたみたいです。
また、アルコールの香りが少し目立って、スースー感が出てまいりました。

燗にすると、甘みが引く一方で、弱めの苦みとアルコールのスースー感とで引き締まった味わいになったようでした。


冷や(常温)でも燗でもおいしくいただくことができました。
しかし私としては、木香がしっかりしていて甘みがまろやかさを添えていた冷や(常温)のほうがいけるのではないかと感じました。


“そばまえ”でしたからね、最後はそばで〆めましたとさ。
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【お酒】1381.澤姫 特別本醸造 生酒 300ml [09.栃木県の酒]

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株式会社井上清吉商店
栃木県宇都宮市白沢町1901-1

栃木県産五百万石100%使用
アルコール分 15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 60%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




井上清吉商店さんのお酒は、かつて澤姫 特別本醸造 アロマぼとる 180mlをいただいております。
今日いただくこのお酒も同じく栃木県産の五百万石を100%使用した特別本醸造ですが、こちらは“要冷蔵”の生酒でした。
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製造年月と出荷年月とが分けて記載されておりましたよ。
もしかしたら、瓶詰めしてから出荷するまで瓶貯蔵されていたのでしょうか?

でも特定名称酒の場合には、「特定名称の清酒であって、容器に充てんし冷蔵等特別な貯蔵をした上で販売するものについては、その貯蔵を終了し販売する目的をもって製品化した日製造時期として取り扱う。」とする公式ルール(酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達第86条の6 酒類の表示の基準 2(3)ロ(イ))がありますので、実際には出荷年月を製造年月として表示しても問題ないようですけれどね。


生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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フルーティーな香りが少しありますね。
フルーティーな風味は少しはっきりしています。

うまみはやや淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
米のうまみが濃くはないものの、厚みを感じます。
苦みが軽めですが、少し鋭いですね。
キレはよいですよ。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少しはっきりしていて、鋭さを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


フレッシュな風味に米のうまみがしっかりしていてキリッと引き締まった、やや淡麗で爽快ちょい苦ちょいすっぱ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
五百万石らしいキリッとした風味がありましたが、それでもうまみに厚みがありました。
それに苦みや酸味がいい塩梅に効いていて、引き締めておりました。
甘みは、お酒が口の中に残っている間は弱めながらも感じましたが、喉を通ったあとは残らずにスッとひきました。
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【お酒】1380.菊 吟醸 生 300ml [09.栃木県の酒]

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株式会社虎屋本店
宇都宮市本町4番12号

アルコール分-14度以上15度未満
原材料名-米(国産)、米こうじ(国産米)醸造アルコール
精米歩合-50%
容量-300ミリリットル詰
(以上、ラベルより転記)




宇都宮の中心地に蔵を置く虎屋本店さんのお酒は、かつて本醸造の日光情景カップと、雷都物語 特別純米酒 180ml、そして普通酒の菊カップをいただいております。



今日いただくこのお酒は、生酒の吟醸酒です。
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生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

宇都宮のお酒ですからね、二荒山神社で拝領した盃でいただきますよ。
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お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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吟醸香ありますね。
フルーティーで、花っぽさも少しありますが、それほど強くはないみたいです。
生酒らしいフレッシュな風味もありますが、それもしつこくはないですね。
また、上等な接着剤のような香りもほんのかすかに感じますよ。
上等な接着剤ってなんだよ!

うまみは淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
米のうまみが口の中にフワッと広がります。
また、軽い苦みをごくかすかに感じます。
キレはとてもよく、スッと引いていきます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めで鋭さもないものの、弱めながらも酸味自体に深みを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
さらっとしてはいるものの、その存在はよくわかります。


軽快ではあるものの味わい深い、淡麗爽快旨やや甘口のおいしいお酒でした。
吟香やフレッシュさがしつこくなくて、いい塩梅だと感じました。
また、全体的に淡めではあるものの、うまみが広がることや、酸味に深みを感じたことから、淡いなりにしっかりしていると思いました。
甘みやごくかすかに感じた軽い苦み、そしてキレのよさもちょうどよく効いているのではないでしょうか。
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【お酒】1355.菊 カップ [09.栃木県の酒]

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株式会社虎屋本店
宇都宮市本町4番12号

アルコール分15度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




宇都宮の中心地に蔵を置く虎屋本店さんのお酒は、かつて本醸造の日光情景カップと、雷都物語 特別純米酒 180mlとをいただいております。
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今日いただくこのお酒は、普通酒のカップ酒です。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し茶色がかっているようでした。
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うまみはやや濃いめですわ。
まず、かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)とともに、熟成感とを感じます。
でも、米のうまみも感じて、うまみ自体に厚みを感じます。
軽い苦みもちょっとあるみたいです。
キレはとてもよく、スッと引きます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさはかなり弱めです。
アルコール由来と思われるさわやかさを少しだけ感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
かなりさらっとした甘みをほんのりと感じる程度です。


うまみがしっかりしているものの角がなくてキレのよい、やや濃醇で旨口のおいしいお酒でした。
酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)と熟成感とでしっかりしていて、苦みもちょっとあるようです。
でも、角がなくてうまくまとまっていて、しかもキレがよいので後味がすっきりしています。
これは私の感想ですが、アル添がうまく効いているのではないでしょうか。
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【お酒】1308.霧降 純米大吟醸 無ろ過生原酒 300ml [09.栃木県の酒]

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株式会社せんきん
栃木県さくら市馬場106

原材料名 米(国産) 米こうじ(国産米)
精米歩合 50%
アルコール分 15度(原酒)
300ml
(以上、ラベルより転記)




せんきんさんのお酒は、かつて仙禽 霧降 吟醸生酒 300mlをいただいております。
今日いただくこのお酒は、無ろ過生原酒の純米大吟醸です。
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それにしても、加水をしていない原酒なのに15度ってのはめずらしいですね。
たしか齋彌酒造店さんの雪の茅舎がそうでしたが、この霧降もアルコール発酵のピークが15度になるように設計して造られているのでしょうか?


純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

栃木のお酒ですからね、宇都宮にある二荒山神社にて拝領した盃でいただきますよ。
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お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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吟醸香ありますね。
華やかですが、しつこくなくてちょうどよい感じです。
生酒らしいフレッシュさもありますが、これもクドさがなくていい感じです。

うまみはやや淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
一口含むと、米のうまみが口の中にパッと広がります。
それでいてキレがよいので、パッと広がると同時にスッとキレていきます。
しかも苦みや雑味がゼロで、まったく感じません。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、少し鋭いみたいです。
でも、酸味自体に深みを少し感じますよ。
刺激やピリピリ感はまったくありません。

甘みは、どちらかというとややひかえめでしょうか。
幅を感じる甘みではあるものの、かなりさらっとしていてべとついた感じがまったくありません。


米のうまみに酸味が飲み応えと深みとをもたらし、そして甘みがコクを添える、やや淡麗で旨口のおいしいお酒でした。
香りがあるもの、しつこさがなくて奥ゆかしい感じがいたしました。
甘みもコクを添える程度にあって、ちょうどよい感じでしたよ。
そんな中で酸味がやや突出しておりましたが、これもいい感じに引き締めて、しかも深みを出しているようでした。

原酒なのに、やや淡麗の口当たりでしたよ。
しかも苦みや雑味、ピリピリ感はまったく感じませんでした。
それにキレがよくて、しつこさもゼロでした。
きっと、ものすごく手間をかけて丁寧に造られているのでしょうね。
こういうお酒こそ、大吟醸を名乗るにふさわしいと思います。

これまでにいただいたせんきんさんのお酒はいずれも生酒でしたが、いつかきっと火入れされた仙禽シリーズも試してみたいと思う、吉宗であった。(※1)

(※1)“暴れん坊将軍”のエンディングテーマ曲に入る直前の台詞より
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