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【お酒】1591.出羽鶴 純米大吟醸 飛翔の舞 180ml [05.秋田県の酒]

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秋田清酒株式会社
秋田県大仙市戸地谷字天ヶ沢83-1

アルコール分16度
精米歩合45%
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)
180ml詰
(以上、ラベルより転記)





秋田清酒さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
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150.出羽鶴 吟生缶
170.刈穂 本醸造カップ(ありがとう…寝台特急あけぼの)
289.刈穂 吟醸カップ
394.刈穂 純米酒 180ml
415.出羽鶴 つるカップ(普通酒)
491.刈穂 山廃純米 超辛口 300ml
1435.出羽鶴 180ml
1526.出羽鶴 吟醸酒 モーグルワールドカップ秋田たざわ湖大会 カップ

今日いただくこのお酒は、満を持しての純米大吟醸でした。
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しかもこの純米大吟醸、わずか一合詰だというのに700円超もしたのですよ!
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さぞやおいしいお酒であろうと期待しつつ、いただいてみたいと思います。
純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほぼ透明でした。
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上立ち香はちょっとだけありますね。
フルーティーな香りをかすかに感じます。
そして一口含むと、それが口の中に広がりますね。
でも鼻へ抜けていく感じはしませんよ。

うまみはやや濃いめかな。
米のうまみに厚みを感じます。
吟醸酒にありがちな苦みがあって、鋭くはないものの、それに重さとともにざらつきみたいな後味を感じます。
キレはそれほどでもないみたいです。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、弱めなりに鋭さを少し感じます。
スースーはなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややはっきりでしょうね。
べとついた感じはないものの、幅を感じる甘みです。


やや濃醇でキリッ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
香りはあるものの、しつこくはありませんでした。
吟醸酒らしい苦みがありましたが、それが甘みとうまく釣り合っていていい感じに味わいをキリッと引き締めているようでした。
逆に甘みも、この苦みのおかげでクドさを感じることなく働いているように思いましたよ。

この苦みと甘みとの関係、なかなか面白いですね。
700円出した甲斐がありましたよ。
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【お酒】1589.髙清水 無濾過純米酒 アルミ缶 [05.秋田県の酒]

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秋田酒類製造株式会社
秋田市川元むつみ町4番12号

アルコール分:15度以上16度未満
原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合:麹米60%・掛米65%
180ml詰
(以上、缶の印刷事項より転記)




秋田酒類製造さんの高清水シリーズは、これまでに以下のものをいただいております。
40.高清水 上撰本醸造 CUP200
288.高清水 精撰芳醇佳醸 CUP200
1046.髙清水 精撰 300ml
1047.髙清水 酒乃国 純米酒 300ml
1261.髙清水 本醸造 上撰 マイ・パック
1572.髙清水 デザート純吟 180ml

今日いただくこのお酒は秋田駅の土産物店(改札口の向かい側にある待合室の隣の店だったか?、あるいはトピコ内だったか?)で入手したものですが、“無濾過純米酒”なのだとか。
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濾過の意義や濾過/無濾過の特徴についてはかつてこちらでまとめておりますので、適宜ご参照下さい。


純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は濃くはないものの、かすかに茶色がかっているようでした。
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燗をつけると、酒臭い香り(ほめ言葉です)と枯れた風味がふわっと漂ってまいりました。

うまみは濃くはないですが、けっして淡くもないみたいです。
米のうまみらしき風味が最初に来て、それに穏やかな熟成感が追いかけて来るようです。
熟成感のほうには、枯れた感じを少し感じます。
また、軽い渋みもちょっとありますね。
純米ですが、キレはよいみたいです。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさはかなり弱めです。
スースーは少しはっきりしてます。
ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめでしょうか。
かなり弱めですがゼロではなく、しかも弱めながらに幅を感じます。


ちょい枯ちょい渋ちょいスーちょい辛口のちょいちょい酒でした。
ちょいちょい酒ってなんだよ!
これまでにいただいた高清水シリーズ(デザート純吟を除く)で感じたすっきりした味わいはありました。
そしてそこへ、熟成感の枯れた感じと渋みとがちょっとだけ加わっているようでした。

これはあくまでも私の感想ですが、高清水のすっきり感と枯れ/渋みとがうまく合っていないように感じました。
例えれば、“高清水小学校に転校してきたばかりでまだ友だちが一人もいない枯れ君と渋み君”といったところでしょうか。
余計にわかりづらいわ!
それ故に、ただ単に、私自身がまだこの味わいに慣れていないだけなのかもしれません。
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【お酒】1572.髙清水 デザート純吟 180ml [05.秋田県の酒]

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秋田酒類製造株式会社
秋田市川元むつみ町4-12

アルコール分12度以上13度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合 麹米55%・掛米55%
180ml
(以上、ラベルより転記)




戦時統合で設立されたという秋田酒類製造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
40.高清水 上撰本醸造 CUP200
288.高清水 精撰芳醇佳醸 CUP200
1046.髙清水 精撰 300ml
1047.髙清水 酒乃国 純米酒 300ml
1261.髙清水 本醸造 上撰 マイ・パック

今日いただくこのお酒ですが、“酸味豊でほほんのり甘いデザート日本酒”なる“デザート純吟”なんだってさ。
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ルンペンプロレタリアートのワタクシには食後にデザートなるものを嗜むブルジョワジー的習慣がございませんので、いつものとおり食中酒としていただきますよ。
純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ごくかすかに着いていることがわかる程度でした。
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やっぱり最初に酸味が来ますね。
すっぱさが強めで鋭さを少し感じるものの、アンズの干したやつみたいな風味のある酸味です。
スースーはなく、ピリピリ感もないですね。

上立ち香はありません。
ですが、含むと酸味由来と思われるアンズの干したやつみたいな風味が口の中に広がります。

うまみはね、淡くはないものの、濃いのかどうかわかりませんよ。
米のうまみを一応感じるもの、完全に酸味に負けています。
渋みも少しあるみたいですが、これも然りです。

甘みはね、ものすごくはっきりしていますよ。
かなり甘くて、甘み自体に厚みをどっしりと感じます。


甘ずっぱ口のお酒でした。
これはたしかにデザート純吟でしょうよ。
アンズの干したやつみたいな風味が豊かで、米の風味はほとんどわかりませんでした。
しかもとても甘くて、おそらくこれまでにいただいたお酒の中では一番甘かったのではないでしょうか。

これはあくまでも私の嗜好に基づく評価ですが、食事とは合わないと思いますよ。
むしろバニラアイスを舐めながら飲んだり、あるいはクラッシュアイスにかけてかき氷みたいにしていただいたほうがよいかもしれません。

ただ、東京の下町にある酒場で供される梅割り(甲類焼酎に梅エキス(天羽乃梅など)を垂らしたもの)を好まれる御仁でしたら、それと似たような風味であることから、このお酒を食事と合わせることは可能かとお察し申し上げます。
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【お酒】1526.出羽鶴 吟醸酒 モーグルワールドカップ秋田たざわ湖大会 カップ [05.秋田県の酒]

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秋田清酒株式会社
秋田県大仙市戸地谷字天ヶ沢83-1
(フタより転記)

原材料名/米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分/15%
精米歩合/57%
180ml詰
(ラベルより転記)




昨日今日(2019年2月23日(土)-24日(日))と、秋田県にあるたざわ湖スキー場(秋田県仙北市)ではフリースタイルスキー(モーグル)のワールドカップ大会が開催されていたようですね。
そこで今日は、その開催を記念して発売されたというカップ酒をいただきますよ。
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なお、秋田清酒さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
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150.出羽鶴 吟生缶
170.刈穂 本醸造カップ(ありがとう…寝台特急あけぼの)
289.刈穂 吟醸カップ
394.刈穂 純米酒 180ml
415.出羽鶴 つるカップ(普通酒)
491.刈穂 山廃純米 超辛口 300ml
1435.出羽鶴 180ml

このカップ酒の中身は、アル添吟醸酒でした。
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吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色はかすかに茶色がかっている程度で、しかも透き通っておりました。
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吟醸香は、ほとんどわからない程度ですね。
上立ち香はなく、口に含むとフルーティーさをごくかすかに感じる程度です。

うまみは淡めです。
米のうまみがうっすらで、舌の上にピンと乗る感じがいたします。
苦みはないものの、木香のような重さをかすかに感じます。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさが弱めであるものの、弱めなりに鋭さを感じます。
スースーはなく、ピリも感じません。

甘みはややひかえめかな。
かなり弱めで全くべとつかず、幅も感じません。
でもそれでいてその存在はよくわかります。


淡麗ちょい重旨口のおいしいお酒でした。
淡めではあるものの、うすっぺらさや物足りなさは感じませんでした。
アル添らしい透明感とキレのよさとを感じることができたのは、アル添酒が好きなワタクシとしてはうれしいところでした。
吟醸香もひかえめで、食事と合わせやすいのではないでしょうか。
一方で木香のような重さを少し感じたものの、それもいい具合に味わいを引き締めているのではないでしょうか。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

そもそも木香(木香)ってのは、お酒を杉樽で貯蔵した場合に着く木の香りですね。
それ故、お酒の貯蔵に杉樽を用いていなければ着かないわけですよ。

一方で、その木香に似て非なる香りに“木香様臭”というものがあって、発酵の過程でそれが発生してしまうことがあるらしいのです。

なんでも、「木香様臭のほうはアセトアルデヒドが原因物資で、」(※1)そのアセドアルデヒドは、「アルコール発酵の中間体として生成する」(※2)のだとか。
そして、もろみの中に「発行末期になってもピルビン酸が多く残っている場合は問題です。なぜかというと、もろみの中の酵母がピルビン酸を分解してアセトアルデヒドに変えるからです。」(※3)とのこと。
そして「アル添前にもろみの中のピルビン酸が多いと、木香様臭が出やすくなります。なぜかというと、アル添によって酵母がショックというか、ダメージを受けるからです。」(※4)とのことでした。

今日いただいたこのカップ酒には樽酒である旨の表示はありませんでしたので、私が感じた木香に似たような香りは、もしかしたらこの木香様臭だったのでしょうか?
一方で木香様臭は「いらつくような刺激臭」(※1)なのだそうですが、私が感じた香りはいらつくほでではありませんでした。

私が感じた木香に似た香りは、もしかしたらこの“木香様臭”とはちがうもの(熟成の過程で発生した香りとか)だったのでしょうか?
それとも、木香様臭もわずかであればお酒の味を引き締めるために役立つのでしょうか?


(※1)大内弘造『なるほど!吟醸酒造り-杜氏さんと話す』p.102(2000.10 技報堂出版)
(※2)(※1)p.105
(※3)(※1)p.107
(※4)(※1)p.110

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【お酒】1514.八重壽 粋撰 エルカップ 200ml [05.秋田県の酒]

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八重寿銘醸株式会社
秋田県大曲市若竹町26-19

アルコール分/14度以上15度未満
原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
200ml詰
(以上、ラベルより転記)




昭和39年(1964年)創業と比較的新しい蔵元さんである八重寿銘醸さん。
手元にあった文献では、その創業の経緯を以下のように記述されておりました。
 東京市場への出荷を目指した、県内の中小規模の蔵元八軒が、東京八重洲の大手酒問屋・日本酒類販売株式会社の協力を得て創立した。
 昭和三十九年は東京オリンピックが開催され、国内の景気も高度成長期に差しかかった時代。地酒蔵から首都圏進出を試みた多くの酒造家たちの熱意と、うまい秋田の酒を東京で広く売り出そうとした卸業者が手を結んだ新しい展開であったといえる。」(※1)
そういえば秋田県では、大正時代にもこれと同じようなことを秋田銘醸さん(美酒爛漫)がやっておられましたよ。

そしてその酒銘たる“八重壽”については「傍系会社である日本酒類販売株式会社が、東京の八重洲にあることから、その名をとり酒銘とした。」(※1)とのこと。


ところでこの秋田県産のカップ酒ですが、見つけた場所は秋田県から遠く離れた新下関駅(山口県下関市)の近くにあったスーパー(トライアル)でした。

あたしゃかつて、八重寿銘醸さんが蔵を置く大曲(秋田県大仙市)の街を2回徘徊したことがあったのですが、大曲では影もかたちもないくらい全く出会うことができませんでしたよ。
それが遠く離れた山口県で、はからずも出会うことが叶ったわけです。
こういうことがあるからこそ、この趣味が面白くてやめられなくなってしまうのですよ。


そんな八重寿銘醸さんのエルカップですが、200ml詰で14度台の普通酒でした。
糖類は添加されていないみたいですね。
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“粋撰”という小印が付けられておりました。
この小印、あたしゃはじめて見ましたよ。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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燗をつけると、お酒の甘い香りがちょっとだけ立ってまいりました。

うまみはやや淡めです。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをほんのりと感じる程度です。
苦みが少しはっきりしていて、強くはないものの鋭さを感じます。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、弱めなりにその存在はわかります。
アルコール由来と思われるスースー感もあって、少しはっきりしています。

甘みはややひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


やや淡麗でちょい苦やや辛口のお酒でした。
苦みが少しはっきりしているものの、味わい全体のバランスは悪くはないと思います。
透明感とスースー感とから推察するにアル添量は多めのように感じましたが、それでも薄っぺらさを感じることはありませんでしたよ。
糖類を添加することなくしっかりと造った醪にやや多めのアル添を施して味わいの角を緩和しているのでしょうか?

(※1)秋田魁新報社事業局出版部編『あきた地酒の旅』p.98(1995.9 秋田魁新報社)
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【お酒】1435.出羽鶴 180ml [05.秋田県の酒]

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秋田清酒株式会社
秋田県大仙市戸地谷字天ヶ沢83の1

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分 15度
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




こちらひさびさの、秋田清酒さんのお酒です。
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これまでには、以下のものをいただいております。
150.出羽鶴 吟生缶
170.刈穂 本醸造カップ(ありがとう…寝台特急あけぼの)
289.刈穂 吟醸カップ
394.刈穂 純米酒 180ml
415.出羽鶴 つるカップ(普通酒)
491.刈穂 山廃純米 超辛口 300ml

今日いただくこのお酒は、180ml瓶に詰められた普通酒です。
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どうやら秋田県では、一合瓶詰のお酒の取り揃えが充実してきつつあるようですね。


普通酒ですので、いつもならばぬる燗でいただくところです。
しかし今日は冷や(常温)でいただきたい気分ですので、あえて燗にせずにいただきますよ。
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一口含むと、アルコールの香りが少し強めであることがわかります。

うまみはやや濃いめです。
かもしだされた酒臭いうまみ(←ほめ言葉です)がしっかりしていて、熟成感も少しはっきりしています。
また、軽い苦みがちょっとだけあるみたいです。
キレはよく、スッと引きます。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんどなく、アルコールに由来すると思われるさわやかさをちょっとだけ感じます。
ですが、少しピリッと感じます。

甘みはややはっきりしています。
けっしてべとつかない甘みですが、甘み自体に厚みを感じます。


やや濃醇でちょいピり旨やや甘口のおいしいお酒でした。
酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)と熟成感とで、飲みごたえを感じました。
それでいてキレがよく、後味はすっきりしていましたよ。
ピリピリ感がちょっと目出つようですが、それも甘めの味わいをうまく引き締めているようでした。
これは私の感想ですが、しっかりめで甘めの味わいに、アル添がキレのよさをもたらし、かつ引き締めてくれているのではないでしょうか?

それにしても、たとえ普通酒であっても、たまには冷や(常温)でいただくのもよいものですね。
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【お酒】1431.千代緑 純米大吟醸 泡雪のここち 180ml [05.秋田県の酒]

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有限会社奥田酒造店
秋田県大仙市協和境字境113

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合50%
アルコール分16.5度
180ml
(以上、ラベルより転記)




奥田酒造店さんのお酒は、かつて普通酒の千代緑 まほろば唐松カップをいただいております。
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今日いただくこのお酒ですが、奥田酒造店さんがJR東日本の秋田支社と連携して開発した商品なのだとか。
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JR東日本のプレスリリースによれば、「絞った直後に瓶へ直詰めするため、微炭酸の口当たりをお楽しみいただけます。」とか、「大仙市協和産 の酒米「秋田酒こまち」を100%使用した「純米大吟醸SP」をベースとしたフルーティーなお酒です。」と紹介されておりましたよ。


それにしても、笠をかぶったままではラベルを確認することができませんね。
笠を脱いでいただきましょう♪
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ワァ~オ!
バカじゃないの!
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笠をとると、顔が現れました。
シュガーカットみたいな怖い顔じゃなくてよかった。
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純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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吟醸香ありますね。
上立ちはそれほどでもないものの、一口含むとフルーティな香りがほんのりとあって、鼻へ抜けていくことがわかります。
それよりも、プレスリリースにあったとおり、フレッシュさとともに新酒みたいな発泡感がはっきりしておりますね。

うまみはやや濃いめです。
米のうまみが厚めです。
それでいて苦みや雑味はまったくありません。
それに、純米にしてはキレがよいみたいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さも少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
けっしてべとついた感じはしないものの、甘み自体に幅を感じます。


フレッシュさとともに米のうまみをしっかりと感じることができる、やや濃醇で爽快旨やや甘口のおいしいお酒でした。
要冷蔵の表示がない(≒生酒ではない)のに、フレッシュさが豊かで、しかも新酒のようなシュワシュワ感がありましたよ。
火入れをしてあっても(生酒ではなくても)、いわゆる“しぼりたて”(絞った直後のお酒を滓引きや貯蔵することなく製品化したお酒でしょうか?)であれば、新酒らしい風味を残すことができるのですね。
今夜もまた、秋田県のお酒のおかげで勉強をさせていただくことができましたよ。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆

あたしゃどうもね、一つの食べ物にはまってしまうと、次に新しい食べ物に出会うまでそれを作り続ける傾向があるのですよ。

最近はまっているのは、焼きなすならぬ“焼かなす”なのです。
“きょうの料理”の今月号(2018年8月号)のテキストを読んで知ったのですが、どうやらネット上でもレシピが公開されているみたいですね。

使うのは、もちろんなす。
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ピーラーで皮をむいて、ラップで包みます。
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これを電子レンジに5-6分かけたのち、ラップごと氷水で冷やします。
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冷やしたらラップをはがし、キッチンペーパーで水けをふいて、適当な大きさに切り分けていただきます。
これは私の感想ですが、この切り分けるときに包丁を使わずに手で裂いたほうが、なすの種の部分の触感をはっきりと感じることができて風味が豊かになるみたいです。
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しょうが醤油でいただくのですが、あたしゃ断然、この焼かなすにはふつうのしょうゆよりも、九州の甘いしょうゆのほうが合うと思いますよ。
今日使ったのは、大分県のフンドーキン。
近所にあるイオンで入手しました。
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その九州の甘いしょうゆをさっとかけていただきます。
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焼いていないので、香ばしさはありません。
でもそれ故に、なすの風味だけをストレートに感じることができるのですよ!
しかもその風味に、九州の甘いしょうゆがコクを添えてくれるのです!!
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お酒も焼かなすも、おいしくいただけましたとさ。
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【お酒】1430.朝乃舞 芳醇 カップ [05.秋田県の酒]

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舞鶴酒造株式会社
秋田県横手市平鹿町浅舞字浅舞184

アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類・酸味料
200ml
(以上、ラベルより転記)




 創業当時、蔵のすぐ近くの遊水地(原文ママ)・琵琶沼に毎朝、鶴が飛来して美しく舞ったことにちなんで、社名を舞鶴とし、酒銘を朝乃舞とした。」(※1)という舞鶴酒造さん。
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そしてこれが、その“琵琶沼”なる遊水地(池?)です。
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そんな優雅な酒銘のこのお酒ですが、まことに残念ながら糖類酸味料フル添加の三増酒でした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、やや淡めの金色でした。
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うまみは濃いめです。
熟成感が少しあって、それよりも酸味料由来と思われるクドさをはっきりと感じます。
ですが苦みや雑味はありません。
またキレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
添加された残存糖類に由来すると思われるとろみのような舌ざわりが少しあって、また少しべとついているようです。


濃醇ちょいすっぱやや甘口のお酒でした。
熟成感はともかく、それ以外の味わいはおそらく添加された副原料に由来するものでしょう。
勉強させていただきました。

(※1)秋田魁新報社事業局出版部編『あきた地酒の旅』p.106(1995.9 秋田魁新報社)
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【お酒】1428.天の戸 あやめ娘 純米生貯蔵酒 300ml [05.秋田県の酒]

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浅舞酒造株式会社
秋田県横手市平鹿町浅舞388

アルコール分14度以上15度未満
原材料名 米(秋田県産)米麹(秋田県産米)
精米歩合65%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




浅舞酒造さんのお酒は、かつてて天の戸の純米酒カップと(二回目はこちら)、同じく純米酒の天の戸のんびりカップ、そして醇辛天の戸 純米酒 300mlをいただいております。
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今日いただくこのお酒は、純米の生貯蔵酒なのだとか。
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かつて四季桜の純米生貯蔵酒をいただいた際にも書きましたが、「醸造アルコールを添加しないために米の旨みが生かされた濃醇タイプのものが多いとされる。また、酸度は比較的高いものの、まろやかな風味を持っている。つまり、濃厚でこくのある酒ということだが、どちらかというと香りよりも味を重視して造られる酒」(※1)である純米酒と、「生酒の特徴であるフレッシュな香りやフレッシュな飲み口をできるだけ残し、広く流通させることを目的にした酒」(※2)である生貯蔵酒とでは、目標とする味わいの方向がまるで逆ではないかと思うのです。
それをこのお酒は、いったいどのようにうまくまとめているのでしょうか?

それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
生貯蔵酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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フレッシュな風味がありますね。
でもそれほど強くはないみたいです。

うまみは、これはやや濃いめでしょう。
米のうまみがしっかりしていて、厚みを感じます。
熟成感も、ごくかすかですがあるみたいです。
苦みや雑味はありません。
それに純米なのに、キレはよいみたいです。

酸味はややひかえめです。
すっぱさが弱めですが、弱いなりに鋭さを少しだけ感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
けっしてべとつかないものの、幅のある甘みです。


米のうまみがしっかりしつつも、フレッシュさと酸味とがさわやかさをもたらして、甘みがコクを添える、やや濃醇で爽快旨やや甘口のおいしいお酒でした。
うまみはしっかりしているものの、雑味がなく、重さもそれほど感じませんでした。
また生貯らしいフレッシュな風味はありましたが、しつこさがなくてちょうどよい感じでした。

純米酒の濃醇さと生貯のフレッシュさとを両立させている、おいしいお酒だと思いましたとさ。

(※1)小泉武夫監修『日本酒百味百題』p.165(2000.4 柴田書店)
(※2)松崎晴雄『日本酒をまるごと楽しむ!』p.25(2007.1 新風舎)
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【お酒】1427.山内杜氏 特別本醸造 180ml [05.秋田県の酒]

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備前酒造本店 備前雄一
秋田県横手市大森町大森169

アルコール分/15度
原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)醸造アルコール
精米歩合60%
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




備前酒造本店さんのお酒は、かつて大納川(だいながわ)の精撰カップ(普通酒)と、大納川 あきた酒こまちで造った純米酒カップとをいただいております。
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今日いただくこのお酒は、“山内杜氏”という酒銘の特別本醸造でした。
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ところで、かつてこちらで触れてはおりますが、ここでもう一度“杜氏”という言葉の意味を確認しておきたいと思います。

“杜氏”(とうじ/とじ)という言葉は、単独で用いる場合と、前に地名をつける場合とで意味が異なります。

単独で用いる場合には「酒造工の長として杜氏補佐以下を総括、蔵内の管理全般」(※1)を職務とする人、すなわち酒造りのリーダーのことを指します。

しかし一方で、「その出身地別に出身地名を冠して、杜氏個人またはその集団を「〇〇杜氏」とも呼ぶ。」(※2)とのこと。
すなわち、“山内杜氏”は後者の意味で、秋田県の旧山内村(現;横手市山内)を拠点とする杜氏と、その杜氏によって統率された酒造りの集団のことを指すわけです。



 古くから優れた杜氏を輩出した秋田県の山内村は、岩手県との県境にある豪雪地帯の山村である。」(※3)で、しかも「山内村は総面積の九〇パーセントが山林原野、田畑がわずか四パーセントという谷間の村」(※4)であったそうです。
それ故、この地の農家たちは冬期には農業で生活を支えることが難しく、「農家の若者たちが冬場、造り酒屋へ出稼ぎにいって家計を支えたのが山内杜氏のはじまりである。」(※4)とのこと。

この“出稼ぎ”が由来である旨の記述は、かつて丹波杜氏についてまとめた際に出会った文献にも、同じ趣旨の記述がありました。

今でこそ酒造りは四季醸造(「機械化と蔵全体を冷房することによって夏季でも造れるようにする」(※5)方法)が、特に大手蔵では広く普及しております。
しかし昭和中期くらいまでは“寒造り”、すなわち「冬の寒い時期に仕込んだほうがもろみの品温を管理しやすく、空気中から侵入する雑菌の繁殖も抑えやすい。」(※6)ことから酒造りは冬の間だけの仕事とされておりました。

要するに、各地における杜氏集団の形成は、冬期に農業をなし得ない豪雪地帯の農家が冬期にも収入を確保したいという生活上の必要と、冬期だけ労働力を確保したいという蔵元さんの要請とが見事に合致したことに因るわけですね。


気が済んだところで、そろそろいただいてみたいと思います。
特別本醸造には香りを特徴とするものもありましたので、まずは冷や(常温)でいただきます。
と言いたいところですが、今日は気温が40度近くまで達して室内の温度も上昇していたことから、冷蔵庫で30分間ほど軽く冷やしたものをいただきますよ。

お酒の色は、ごくかすかに着いていることがわかる程度でした。
7076.JPG


香りはごくかすかに上立つ程度です。
でも口に含むとほとんど感じませんね。

うまみはやや淡めです。
米のうまみがふんわりと広がります。
軽い苦みをごくかすかに感じますが、気にはなりません。
また熟成感や重さはないみたいです。
キレはよく、スッと引きます。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さを感じます。
それにけっこうピリッときますね。

甘みはややひかえめです。
かなり弱めですが、弱いなりに厚みを感じます。


米のうまみがふわっと広がって、酸味が引き締める、やや淡麗でピり旨やや辛口のお酒でした。
味わいにクセがなく、キレがよいですね。
それでいて酸味が鋭くて、しかもピリッときますね。


ここで、残っているものをぬる燗にしてみましたよ。
7077.JPG

あれ?
酸味の質が変わるよ!

すっぱさが少し引いて、ピリピリ感も気にならない程度になりますね。
それでいて、アルコール由来と思われるさわやかさが少し立ってきましたよ。
そのせいか、キレのよさもよりはっきりしてきたようですわ。


燗にすると、やや淡麗でやや辛口のおいしいお酒になりました。
燗にすることで、角がとれて飲みやすくなったようでした。
ただ、冷めるにつれてピリピリ感が徐々に復活してくるようでしたよ。

これはあくまでも私の好みによる評価ですが、このお酒は燗のほうがおいしいと思いますよ。
食事といっしょにいただくことで、食べ物の味を引き立ててくれそうでした。


(※1)灘酒研究会編『改訂 灘の酒 用語集』p.295(1997.10 灘酒研究会)
(※2)小泉武夫監修『日本酒百味百題』p.184(2000.4 柴田書店)
(※3)青木健作『「刈穂」という酒蔵を訪ねて』p.13(2003.12 無明舎出版)
(※4)(※3)p.16
(※5)神戸新聞社会部編『生一本 灘五郷-人と酒と』p.232(1982.11 神戸新聞出版センター)
(※6)(※2)p.19
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