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【お酒】1403.萩錦 お燗瓶 180ml [22.静岡県の酒]

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萩錦酒造株式会社
静岡市駿河区西脇381

アルコール分 15度以上16度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)醸造アルコール
容量 180ml詰
(以上、瓶の印刷事項より転記)




萩錦酒造さんのお酒は、かつて萩錦 純米吟醸 生酒 300mlをいただいております。
今日いただくこのお酒は、普通酒のお燗瓶です。
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このお燗瓶は、かつてBS11で放送されていた“ふらり旅 いい酒いい肴”で紹介されておりましたね。
この番組の主演者が書いた著書で「静岡の居酒屋「多可能」は創業大正一二年、八〇年を超える老舗だ。」(※1)と紹介されているこの居酒屋では、この萩錦が供されるのだとか。

静岡の老舗で供されるほどですから、さぞやおいしいお酒なのでしょう。
それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。


お酒の色は、ごくかすかに茶色がかっている程度でした。
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普通酒なのに、燗をつけるとフルーティーな香りがかすかに立ってきましたよ。

うまみはね、これは淡めでしょう。
米のうまみをほんのりと感じる程度ですが、ほんのりながらにも厚みを少し感じますよ。
それにかもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみもごくかすかに感じます。
苦みや雑味はありません。
キレもよいですね。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが強くはないものの、鋭さを感じます。
それに酸味自体に深みもちょっとあるようです。
また、燗がさめるにつれてスースー燗が少し出てくるようです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
ゼロではないものの、ごくかすかに感じる程度です。


淡めだがうまみに厚みを感じ、酸味が効いていてキリッと引き締まっている、淡麗ちょいすっぱ旨辛口のおいしいお酒でした。
これはやや淡麗といったものではなくて、まちがいなく“淡麗辛口”そのものでしょう。
それなのにうまみに厚みがあって、酸味がいい感じに効いておりました。
それに辛口で引き締まってはいるものの、けっしてドライな感じではありませんでした。
また香りもなかなか面白いのではないでしょうか。

これは私の感想ですが、この味わいは灘の酒に近いんじゃないかな。
安倍川の伏流水で仕込まれるこのお酒ですが、蔵元さんの敷地内にあった井戸でその水を飲ませていただいた際にはやや硬水に感じたことから、さもありなんといったところでしょうか。

これはさ、刺身にぴったりのお酒でしょうよ。
あーあ、用意しておけばよかった。
それにしても、これを居酒屋で供せば、そりゃ肴をどんどん注文してしまうことでしょうね。

(※1)太田和彦『居酒屋百名山』p.229(2013.5 新潮文庫 原典は2010.2刊行)
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