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“惣誉 辛口特醸酒 300ml”をまた飲んでみましたよ~だ! [また飲んでみました]

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惣誉酒造株式会社
栃木県芳賀郡市貝町上根539

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分15度
内容量300ml詰
(以上、ラベルより転記)




《初回記事はこちら》
【お酒】423.惣誉 辛口特醸酒 300ml

惣誉酒造さんのお酒は、かつて惣誉 純米吟醸酒 アロマぼとる 180mlと、今日再度いただく惣誉 辛口特醸酒 300ml、そして普通酒(糖類酸味料添加)の惣誉 スポーツカップをいただいております。

今日は、“辛口にして辛からず”で、「麹米に山田錦を使用し、掛米にも酒造好適米をふんだんに使用するという贅沢な造り。」(蔵元さんのWebsite商品紹介より)という普通酒の“辛口特醸酒”を再度いただいてみたいと思います。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、透明でした。
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燗をつけると、酒臭い(←ほめ言葉です)香りがフワッと漂ってまいりましたよ。

うまみは、どちらかというとやや淡めかもしれませんが、淡めながらもかなりしっかりしています。
かもし出された酒臭い(←あくまでもほめ言葉です)うまみが厚くはないもののしっかりしていて、香りとともにフワッとひろがります。
かなり軽めの苦みとともに、ウィスキーのような風味もごくかすかにあるみたいです。
キレはとてもよく、スッと引きます。

酸味はひかえめです。
すっぱさはかなり弱めで、さわやかさを少しだけ感じる程度です。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みは、うーん、ややひかえめかな。
でもね、ゼロではなくて、かなりかすかに感じます。


淡めではあるもののとてもしっかりしている、やや淡麗で旨やや辛口の美味しいお酒でした。
やや淡麗と書きましたが、決して薄味ではありませんよ。
むしろこれは、うまみしっかりの旨口でしょう。
でも、うまみが厚くないことと、キレがとてもよくてスッと引くことなどから、淡麗に感じたのかもしれません。

久しぶりにいただきましたが、やっぱりおいしいお酒でした。
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【お酒】1386.池錦 樽酒 野州そばまえ 300ml [09.栃木県の酒]

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池島酒造株式会社
栃木県大田原市下石上1227

アルコール分15度
原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




池島酒造さんのお酒は、かつて池錦 特別純米酒 那須乙女 300mlと、池錦 本醸造 生原酒 180ml、そして池錦 星の花 純米生貯蔵 300mlとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、野州そばまえと銘打たれた普通酒の樽酒です。
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樽酒についてはこちらをご覧ください。
また、“そばまえ”については、下記のとおり瓶に説明が記載されておりました。
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まずは冷や(常温)でいただいてみましょう。

お酒の色は、少し茶色がかっているようでした。
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ああ、木香ありますね!
しっかりしておりますが、クドくはないですよ。
それとともに、アルコール香がはっきりしております。

うまみは濃くはないですが、しっかりしていてます。
やわらかいうまみがどちらかというと淡めではあるものの、フワッと広がります。
苦みや雑味は感じません。
キレはよく、スッと引きますよ。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めで、角がなくて深みを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
べとつかないものの、厚みを少しだけ感じます。


木香がすがすがしくてうまみがやわらかで、酸味に深みがちょっとあって甘みが穏やかに効いている、爽快旨やや甘口のおいしいお酒でした。

木香はちょうどよいですね。
もしこれよりも強いと、きっとクドくなってしまうでしょう。
うまみや酸味も、木香を引き立てているように感じました。
一方で甘みが効いているためか引き締まった感じはしませんが、それもまたまろやかでいけるのではないかと思いました。



ここで、残りを燗にしてみましたよ。
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燗にすると、木香が少し引くというか、穏やかになりましたよ。
うまみや酸味はそのままですが、甘みは少し引くみたいです。
その一方で、かなり弱めではあるものの苦みがちょっとだけ出てきたみたいです。
また、アルコールの香りが少し目立って、スースー感が出てまいりました。

燗にすると、甘みが引く一方で、弱めの苦みとアルコールのスースー感とで引き締まった味わいになったようでした。


冷や(常温)でも燗でもおいしくいただくことができました。
しかし私としては、木香がしっかりしていて甘みがまろやかさを添えていた冷や(常温)のほうがいけるのではないかと感じました。


“そばまえ”でしたからね、最後はそばで〆めましたとさ。
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《焼酎》54.田苑 金ラベル 12度 [9946.鹿児島県の焼酎]

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田苑酒造株式会社 鹿児島工場
鹿児島県薩摩川内市樋脇町塔之原11356番地1

本格焼酎
原材料/大麦・大麦麹・米麹(国産米・タイ産米)
内容量/300ml
アルコール分/12度
(以上、外装フィルムより転記)




今日からゴールデンウィークですね。

ゴールデンウィークの初日である今日はゴールデンな気分を楽しむべく(←どんな気分だよ!)、田苑“金ラベル”の前割り焼酎をいただきますよ。
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ちなみに、ズボンはコール天のものを着用しております。
どうでもいいわ!
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この田苑金ラベルは、オーク樽で熟成された麦焼酎なのだとか。
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“タイ産米”が使用されておりますね。
タイ米が製麹に向いていることはかつてこちらで触れておりますので、適宜ご参照ください。

それにしても、鹿児島の焼酎といえば芋焼酎でしょうけれど、どうしてこれは樽貯蔵の“麦焼酎”なのでしょうか?
このことについては、文献に以下のような記述がありました。

 戦後、昭和22年(1947)、
 芋焼酎造りを開始し、県内では高く評価されたが、「鹿児島では、こんな酒を飲んでいるのか。」と東京では酷評された。「今までにない、まったく新しい焼酎を造ってみせる。」と4代目塚田定清は決意した。
 そして辿り着いた結論が、麦焼酎の『樽貯蔵』だった。
 「ウイスキー、ブランデー、ワインなど世界を代表する多くのお酒が樽熟成によって評価され、焼酎でもできないわけがない」。
 研究は昭和31年(1956)から本格的になる。ついに57年(1982)、日本初の「樽貯蔵麦焼酎」が生まれる。静かに時を重ねた原酒は、刺激が減って風味がよくなり、舌にのせたときのまるみも増す。うっとりする黄金色を帯び、樽由来のバニラのような香りと、深い味わいのある焼酎になった。」(※1)

ということは、ふわっとした香ばしさを特徴とする減圧蒸留の麦焼酎の風味とは異なるわけですね。


またこの焼酎は、“音楽仕込みなのだそうです。
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文献には「 さらに、蔵人がBGMのクラシックで醪が変わることに気づき、特製スピーカーを採用。樽貯蔵に続き、音楽仕込みによっても独自の美味しさを創り出している。」(※1)とありましたが、そういえば音楽をかけながら仕込むってのは、たしか喜多方の小原酒造さんも同じようなことをなさっておりましたね。


それでは、いただいてみたいと思います。
これまでの経験からして、熟成焼酎はお湯割りや燗にするとスースー感が出でしまうようでしたので、今日は全量を冷蔵庫で冷やしていただきたいと思います。

お酒の色は、淡い金色でした。
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ああ、やっぱりね。
ウィスキーのような香りと風味、それに熟成感が豊かですが、軽めです。
うまみはかなり淡めではあるものの、麦焼酎らしいふわっとした香ばしさを弱めながらにも感じますよ。
また、軽い苦みをごくかすかに感じます。

甘みはひかえめで、ほんのかすかです
酸味は感じません。


熟成された風味が豊かですが、軽くて飲みやすい焼酎でした。
一般的な焼酎の味わいとはちがって、むしろウィスキーの水割りのようでした。
でも軽くて、しかもクセが少ないことから、飲みやすいと思います。
また、ピリピリ感や角がないのは熟成の効果か、それとも音楽仕込みの成果でしょうか?

今回いただいたものは前割り(水割り)でしたので試すことはできませんでしたが、前割りではない度数の高いものであれば炭酸割りにしてもいけるのではないかと思いました。


(※1)『焼酎一個人 vol.1 今、最高においしい焼酎(BEST MOOK SERIES 47)』p.27(2017.7 KKベストセラーズ)
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《焼酎》53.高倉 100ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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奄美大島酒造株式会社
鹿児島県大島郡龍郷町浦1864-2

本格焼酎
アルコール分30度
原材料名/黒糖・米こうじ
100ml
(以上、ラベルより転記)




奄美大島で黒糖焼酎を造る奄美大島酒造さん。
その黒糖焼酎は、かつてじょうご(JOUGO)25度100mlをいただいております。

今日いただくこの“高倉”も黒糖焼酎ですが、こちらは「3年以上熟成させた原酒を、樫樽でさらに熟成させた『高倉』は琥珀色の焼酎。樽香と黒糖の香りが調和した、その豊潤な味わいに魅せられたファンも多いという。」(※1)という熟成焼酎なのだとか。

アルコール度数は30度とやや高めでした。
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まずは生(き)、すなわちストレートで。
少し黄色がかっているようですね。
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30度だけあって、アルコールが強めです。
さわやかさもあって、スースーでピリピリですわ。
ウィスキーのような風味がありますが、深みはなくて軽めです。
甘みはほとんど感じません。
苦みや雑味もないみたいです。


こういう風味の焼酎をお湯割りにすると湿布みたいな風味になることは経験済みですので、残りはロックでいただきます。
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風味はそのままですが、苦みが出ますね。
この苦みはけっこう鋭いようです。
それでいてスースーやピリピリは残ります。


熟成感や深みは一応あるものの、スースーやピリピリがはっきりしており、そしてロックでは苦みも立ってきてしまいました。
ウィスキーみたいな風味はあるものの、軽めで弱いように感じました。
それでいて甘みが少ないことから、まろやかさに欠けるようでした。

私の好みとは、ちょっとちがう味わいでした。
むしろ私は、JOUGOのほうが好きですわ。

(※1)『鹿児島の焼酎』p.18(2003.11 斯文堂株式会社出版事業部)
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【お酒】1385.笹の川 カップ [07.福島県の酒]

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笹の川酒造株式会社
福島県郡山市笹川1の178

◎原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類・酸味料
◎アルコール分 14度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




笹の川酒造さんのお酒は、これまでに笹の川 すべて山田錦 純米吟醸 カップと、山桜 吟醸酒 180mlとをいただいております。
きょういただくこのお酒は郡山駅の構内(在来線側)にあった売店で入手した普通酒のカップ酒ですが、残念ながら糖類酸味料添加の三増酒でした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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うまみは濃くはないものの、はっきりしています。
酒臭さ(←ほめ言葉です)もありますが、それよりも画一的な風味がやや強めです。
苦みが強くはないものの、鋭さを感じます。
アル添酒ですけれど、キレはそれほどでもないみたいです。

酸味はややひかえめかな。
すっぱさは少しだけですが、燗が冷めるにつれて少し鋭くなってくるようです。
アルコール由来と思われるさわやかさも少しだけ感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みは意外にもややひかえめです。
べとついた感じはしませんが、とろみのような舌触りはかすかに感じます。


ちょい苦中口のお酒でした。
三増酒にありがちな画一的な風味ではあったものの、甘ったるさやクドさは感じませんでした。
弱めながらも鋭さのある苦みが少し目立ちましたが、それもまたいい感じに引き締めておりました。
また、燗が冷めるにつれて酸味が鋭くなるとともに、口あたりがやや淡めになったように感じました。

もしかしたら、糖類も酸味料も添加量が少なめなのでしょうか?
だったらやめりゃいいのにと素人的には思うところですけれど、ずっと飲み続けてくれている地元の人たちのことを考えると、きっと昔からの味わいを変えるわけにはいかないのかもしれませんね。
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【お酒】1384.奥播磨 山廃純米 猪カップ [28.兵庫県の酒]

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株式会社下村酒造店
兵庫県姫路市安富町安志957

原材料名 米(兵庫夢錦100%使用:兵庫県産)・米麹(兵庫夢錦100%使用:兵庫県産米)
精米歩合 55%
アルコール分 16度以上17度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)




昨日いただいた奥播磨純米カップに引きつづき、今日も下村酒造店さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのカップ酒も純米酒ですが、こちらは山廃造りのようでした。
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奥播磨純米カップよりもアルコール度数がちょっとだけ高めですね。
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このカップ酒は、“猪カップ”なのだとか。
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なんでもぼたん鍋に合うとのことでした。
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ぼたん鍋と合わせることはできませんが、じっくりと味わいたいと思います。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かなり深い金色でした。
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燗をつけると、お酒の甘い香りがちょっとだけ立ってきました。

うまみは濃いめですぞ!
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみとともに、ウィスキーのような風味も少し感じます。
熟成感もしっかりで、少し重めに感じます。
それでもやっぱりこのお酒も苦みや雑味はゼロですわ。
それにキレもよいですぞ。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが強めで鋭いものの、酸味自体に深みを感じますよ。
アルコール由来と思われるさわやかさも少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
厚くはないものの、フワッと感じる甘みです。


濃くて深いものの、キレイでキレのよい、濃醇旨口のおいしいお酒でした。
うまみが濃いのに雑味がまったくないなんて、これは恐ろしいね。
酸味がしっかりしていて深みを感じるのは、山廃酛の影響でしょうか?
また甘みが前に出ず、うまみや酸味をうまく和らげているように感じました。

これはうまいね!
ガツンと来てスッと引く、重いけれど軽いお酒でしたよ。
これはあたかも、敵を深追いするなと教える孫子の兵法を具現化したかのような味わいでしたよ。
オマエたまたまそれを思いついただけだろ。
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【お酒】1383.奥播磨 純米 カップ [28.兵庫県の酒]

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株式会社下村酒造店
兵庫県姫路市安富町安志957

原材料名 米(兵庫夢錦100%使用:兵庫県産)・米麹(兵庫夢錦100%使用:兵庫県産米)
精米歩合 55%
アルコール分 15度以上16度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)





昨日に引きつづき、今日も味ノマチダヤさんで入手したカップ酒をいただきます。

下村酒造店さんのお酒は、かつて奥播磨 純米 300mlをいただいております。
品質表示から判断するに、今日いただくこのカップ酒は上記300ml瓶と同じ中身でしょう。

あたしゃかつて、姫路を徘徊したことがありました。
その際、奥播磨シリーズをたくさんとり揃えていたとある酒屋さんに入って奥播磨のカップ酒があるかどうか伺ったことがあったのですが、奥播磨にカップ酒はないよ!ときっぱりと言い切られたことがありましたよ。
ということは、もしかしたらこのカップ酒は味ノマチダヤさんオリジナルの商品なのでしょうか?


このお酒は、“兵庫夢錦”なる酒米を用いて造られているのだとか。
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兵庫夢錦は1993年に育成された酒米で、「「山田錦」の早生・短稈化といもち病抵抗性の付与」(※1)を目的として「早生・短稈化の育種母本として、愛知県育成の「菊栄(きくざかえ)」を、いもち病抵抗性の育種母本(原文ママ;父本の誤りか?)に本県育成系統「兵系23号」を用い」(※1)て育成された酒米なのだそうです。
実際には、山田錦と菊栄とを掛け合わせたものを母本(種子親)とし、それに兵系23号を父本(花粉親)として掛け合わせて育成されたそうです。

下村酒造店さんが蔵をおく姫路などの兵庫県南西部では、かつては山田錦を母本とし、中国31号を父本として育成された“灘錦”という品種が広く栽培されていたそうです。
この灘錦は「山田錦の耐倒伏性を強化することを目標に育種」(※2)され、「早生の早、いもち病抵抗性は極強、耐倒伏性は中で収量がよい。」(※2)品種だったとのこと。
しかし、「「灘錦」は縞葉枯病抵抗性を持ち、いもち病にも強く、収量性、酒造適性の評価は高かったが、やや長稈で耐倒伏性が不十分であり、登熟むらによるみかけの品質が劣ること、また穂発芽しやすいことなど栽培上の問題点が指摘され、改善が求められていた。」(※1)そうです。

そして「「兵庫夢錦」はこうした「灘錦」の問題点を、ほぼ完全に克服する特性を持つことが確認されたので、平成5年度(1993)より「灘錦」に替えて奨励品種に採用」(※1)されたのだとか。

要するに、兵庫夢錦は当初は山田錦の早生・短稈化といもち病抵抗性の付与を目的として育成されたものの、結果として灘錦の品質および栽培上の問題点をも克服することができたわけですね。


私の気が済んだところで、そろそろいただいてみたいと思います。
その前に、ラベルにあった能書きを紹介しておきますよ。
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純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、きれいな金色をしておりました。
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おお!
うまみは濃いめで、けっこうしっかりしています。
かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみがしっかりしています。
熟成感もはっきりしていますが、けっして重くはありません。
それでいて、苦みや雑味はまったくありませんよ!
それにキレもよいみたいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが強くはないものの、鋭さを少しだけ感じます。
それに、少しではあるものの、酸味自体に深みを感じますよ。
さわやかさもちょっとありますね。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じませんが、ゼロではないみたいです。


しっかりしているものの雑味がなくてきれいな味わいの、濃醇旨辛口のおいしいお酒でした。
酒臭さ(←ほめ言葉です)や熟成感、それに酸味もあるものの、味わいに角がないですね。
しかも雑味がまったくなくて、きれいな味わいでしたよ。

これはうまいね!
下村酒造店さんはかつて剣菱によって鍛えられたそうですが、その薫陶は今でもこうして活きているわけですね。


(※1)前重道雅・小林信也編著『最新 日本の酒米と酒造り』p.122(2000.3 養賢堂)
(※2)副島顕子『酒米ハンドブック 改訂版』p.59(2017.7 文一総合出版)
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【お酒】1382.墨廼江(すみのえ) 特別純米酒 カップ [04.宮城県の酒]

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墨廼江酒造株式会社
宮城県石巻市千石町8-43

アルコール分15度
原材料名/米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合60%
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




石巻に蔵を置く墨廼江酒造さんのお酒は、かつて墨廼江の辛口本醸造 300ml瓶をいただいております。
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今日いただくこのお酒は、味ノマチダヤさんで入手した特別純米酒のカップ酒です。
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あたしゃかつて石巻の街を徘徊したことがあったのですが、こんなカップ酒なんて、影もかたちもまったく見かけませんでしたよ。


これまでの経験からして特別純米酒には香りを特徴とするお酒もありましたし、それに冷やして販売されておりましたので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、薄めながらもきれいな金色でした。
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一口含むと、フルーティーな香りがかすかにあることがわかりますよ。

うまみはやや淡めです。
米のうまみが広がらずに、舌の上をピンと突くようです。
熟成感もありますが、重くはないですね。
軽い苦みもかすかにあるみたいです。
キレはそれほどでもないみたいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの。、鋭さがありますね。
でも、酸味自体に深みも感じますよ。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。


キリッと引き締まっているものの深みのある、やや淡麗でちょいすっぱ深辛口のおいしいお酒でした。
うまみは淡めであるものの、熟成感と酸味とで深みが出ているようでした。
甘みがひかえめでややドライですが、けっしてうすっぺらくはないですね。
なかなおいしいのではないでしょうか。



ここで、あらかじめ取り分けておいたものを燗にしてみましたよ。
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あーあ、狐狸庵閑話、
じゃなくてこりゃいかんわ。

熟成感と酸味が引いてしまいました。
そのせいか深みが消えて、シャープでドライな味わいになりましたよ。
軽くて飲みやすいかもしれませんが、そもそも冷やしたものも淡めでしたから、それと比べると薄っぺらくなってしまったように私は感じました。

このお酒は、冷やしていただいたほうがおいしいだろうと思いましたとさ。
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【お酒】1381.澤姫 特別本醸造 生酒 300ml [09.栃木県の酒]

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株式会社井上清吉商店
栃木県宇都宮市白沢町1901-1

栃木県産五百万石100%使用
アルコール分 15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 60%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




井上清吉商店さんのお酒は、かつて澤姫 特別本醸造 アロマぼとる 180mlをいただいております。
今日いただくこのお酒も同じく栃木県産の五百万石を100%使用した特別本醸造ですが、こちらは“要冷蔵”の生酒でした。
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製造年月と出荷年月とが分けて記載されておりましたよ。
もしかしたら、瓶詰めしてから出荷するまで瓶貯蔵されていたのでしょうか?

でも特定名称酒の場合には、「特定名称の清酒であって、容器に充てんし冷蔵等特別な貯蔵をした上で販売するものについては、その貯蔵を終了し販売する目的をもって製品化した日製造時期として取り扱う。」とする公式ルール(酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達第86条の6 酒類の表示の基準 2(3)ロ(イ))がありますので、実際には出荷年月を製造年月として表示しても問題ないようですけれどね。


生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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フルーティーな香りが少しありますね。
フルーティーな風味は少しはっきりしています。

うまみはやや淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
米のうまみが濃くはないものの、厚みを感じます。
苦みが軽めですが、少し鋭いですね。
キレはよいですよ。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少しはっきりしていて、鋭さを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


フレッシュな風味に米のうまみがしっかりしていてキリッと引き締まった、やや淡麗で爽快ちょい苦ちょいすっぱ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
五百万石らしいキリッとした風味がありましたが、それでもうまみに厚みがありました。
それに苦みや酸味がいい塩梅に効いていて、引き締めておりました。
甘みは、お酒が口の中に残っている間は弱めながらも感じましたが、喉を通ったあとは残らずにスッとひきました。
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【お酒】1380.菊 吟醸 生 300ml [09.栃木県の酒]

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株式会社虎屋本店
宇都宮市本町4番12号

アルコール分-14度以上15度未満
原材料名-米(国産)、米こうじ(国産米)醸造アルコール
精米歩合-50%
容量-300ミリリットル詰
(以上、ラベルより転記)




宇都宮の中心地に蔵を置く虎屋本店さんのお酒は、かつて本醸造の日光情景カップと、雷都物語 特別純米酒 180ml、そして普通酒の菊カップをいただいております。



今日いただくこのお酒は、生酒の吟醸酒です。
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生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

宇都宮のお酒ですからね、二荒山神社で拝領した盃でいただきますよ。
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お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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吟醸香ありますね。
フルーティーで、花っぽさも少しありますが、それほど強くはないみたいです。
生酒らしいフレッシュな風味もありますが、それもしつこくはないですね。
また、上等な接着剤のような香りもほんのかすかに感じますよ。
上等な接着剤ってなんだよ!

うまみは淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
米のうまみが口の中にフワッと広がります。
また、軽い苦みをごくかすかに感じます。
キレはとてもよく、スッと引いていきます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めで鋭さもないものの、弱めながらも酸味自体に深みを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
さらっとしてはいるものの、その存在はよくわかります。


軽快ではあるものの味わい深い、淡麗爽快旨やや甘口のおいしいお酒でした。
吟香やフレッシュさがしつこくなくて、いい塩梅だと感じました。
また、全体的に淡めではあるものの、うまみが広がることや、酸味に深みを感じたことから、淡いなりにしっかりしていると思いました。
甘みやごくかすかに感じた軽い苦み、そしてキレのよさもちょうどよく効いているのではないでしょうか。
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