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《焼酎》66.さつま黒若潮 25度 200ml【追記あり】 [9946.鹿児島県の焼酎]

6776.JPG
若潮酒造株式会社
鹿児島県志布志市志布志町安楽215番地

本格焼酎
アルコール分25度
容量 200ml
原材料名 さつまいも、米こうじ
(以上、ラベルより転記)




鹿児島県の最東端に位置する志布志市。
その志布志の中心街に蔵を置く若潮酒造さんの芋焼酎をいただきます。
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若潮酒造さんの設立について、文献には以下のような記述がありました。
些か長めではありますが、一部を切りとるとこの文章の意図を正確にお伝えすることができないと判断し、全文を引用させていただきます。

 海と美しい海岸線が南国らしい爽やかな光景を繰り広げる志布志町。大隅半島のちょうど付け根といえるこの地域は、藩政時代には密貿易で栄えた大隅隋一(原文ママ)の重要都市だった。そしてこの地はまた、サツマイモの一大産地でもある。鹿児島で今現在栽培されているサツマイモは約40種。中でも、色白でふっくら丸くでんぷん量の多い「コガネセンガン」は芋焼酎の原料として非常に適しており、殊にここ志布志はその良質の産地として県下に名を馳せているのだ。いってみれば旨い焼酎の「素(もと)」コガネセンガン。これが作られたのは昭和41年のこと。若潮酒造協業組合(当時:ブログ筆者注記)が産声を上げたのはその2年後の昭和43年。地元の酒造・醸造メーカー5社による県内第1号の協業組合としてのスタートだった。」(※1)

コガネセンガンが焼酎の原料として適していることはかつてこちらで触れておりますが、言うなれば若潮酒造さんはそのコガネセンガンと共に誕生し共に成長してきた蔵元さんということでしょうか。

今日いただくこの“さつま黒若潮”も鹿児島県の大隅地方で採れたコガネセンガン(黄金千貫)を用い、黒麹を使用して仕込まれた芋焼酎なのだとか。
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“さつま黒若潮”という銘については、上記と同じ文献に「当時人気を二分していた横綱が若乃花と朝潮。彼等にあやかって焼酎界の横綱になれ、と一般公募で選ばれたのが「さつま若潮」のネーミングだった。」(※1)という記述がありました。
ということは、この芋焼酎は、かち上げやはたき込みを多用したり、出場と途中休場とを繰り返すような昨今の横綱とはちがった、若潮酒造さんが創業なさった当時の、四つに組んで豪快に投げ飛ばすような“昭和の横綱”らしい力強い味わいなのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。

25度の芋焼酎ですからね、今日は半分だけいただきます。
残りは明日別の飲み方で試し、その感想はこの記事に追記いたします。



まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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黒麹らしい香ばしさがしっかりしておりますね。
でも、しつこさや角はないみたいです。
香りは、ややひかえめの華やかさの中に芋のふっくら感も少し感じます。
甘みは少し感じる程度です。
苦みや雑味はなく、ピリピリ感も感じません。



ここでいつもならばお湯割りで試すところですが、今日は敢えてロックでいただきます。
その理由は、5/30(水)に披露する予定です。
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ロックだと、香りに重さがちょっと出てまいりましたよ。
それでも華やかさとふっくら感とは、弱めながらにも残っております。
ロックでありがちな苦みは出るものの、それほど強くはありませんね。
甘みもロックのほうがよりはっきりしてくるようです。



翌日
まずは少量を、はじめての“水割り”(焼酎:水=5:5)で。
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これはさっぱりした味だなや!
香りは引くものの、それでも華やかさと芋のふっくらした風味とがひかえめに残ります。
香ばしさや甘みは引くみたいです。
重さはなく、苦みや雑味も感じません。



最後に、残ったものをお湯割り(焼酎:水=6:4)でいただきます。
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香ばしさと重さとが少し際立ちますが、けっしてしつこさはありません。
華やかさと芋のふっくらした風味もわかります。
酸味は出るものの、それほど強くはないみたいです。



風味が豊かであるものの、しつこさや角のない、おいしい芋焼酎でした。
特にロックやお湯割りではどっしりした風味を楽しむことができたものの、雑な感じはまったくありませんでした。
一方、水割りではクセがなくさっぱりしていたものの、香りはちゃんとわかりました。

これは私の感想ですが、この芋焼酎は、味わいの要素がそれぞれ突出することなく、バランスよくまとまっているように感じました。
これはまさに、心技体それぞれを兼ね備えた横綱のような味わいではないでしょうか。

今回いただいたさつま黒若潮は、黒麹を使用した芋焼酎でした。
一方、白麹を使用したものはかつて志布志でいただいているのですが、手元にはその焼酎の二合ボトルが在庫でございます。
なにせ25度で二合詰ですからね、飲み方をいろいろと試してみたいところですよ。

(※1)『鹿児島の焼酎』p.26(2003.11 斯文堂株式会社出版事業部)
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コメント 4

ake_i

まずはストレートで!
粋ですね~
で・・・・
今回はロックとは。
気になります。
30日ですね。
私は今夜はラムのロック。いつもは芋のロックですが・・^^
by ake_i (2018-05-28 23:23) 

タンタン

まとめは明日、という事は、もしかして前割りを試してみたとか?
by タンタン (2018-05-29 14:13) 

skekhtehuacso

ake_i さん、焼酎はいろいろな飲み方を試すことができるところが面白いと思います。

by skekhtehuacso (2018-05-29 21:17) 

skekhtehuacso

タンタンさん、それは明日までしばしお待ちいただきたく存じます。
by skekhtehuacso (2018-05-29 21:18) 

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