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【お酒】1380.菊 吟醸 生 300ml [09.栃木県の酒]

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株式会社虎屋本店
宇都宮市本町4番12号

アルコール分-14度以上15度未満
原材料名-米(国産)、米こうじ(国産米)醸造アルコール
精米歩合-50%
容量-300ミリリットル詰
(以上、ラベルより転記)




宇都宮の中心地に蔵を置く虎屋本店さんのお酒は、かつて本醸造の日光情景カップと、雷都物語 特別純米酒 180ml、そして普通酒の菊カップをいただいております。



今日いただくこのお酒は、生酒の吟醸酒です。
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生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

宇都宮のお酒ですからね、二荒山神社で拝領した盃でいただきますよ。
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お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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吟醸香ありますね。
フルーティーで、花っぽさも少しありますが、それほど強くはないみたいです。
生酒らしいフレッシュな風味もありますが、それもしつこくはないですね。
また、上等な接着剤のような香りもほんのかすかに感じますよ。
上等な接着剤ってなんだよ!

うまみは淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
米のうまみが口の中にフワッと広がります。
また、軽い苦みをごくかすかに感じます。
キレはとてもよく、スッと引いていきます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めで鋭さもないものの、弱めながらも酸味自体に深みを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
さらっとしてはいるものの、その存在はよくわかります。


軽快ではあるものの味わい深い、淡麗爽快旨やや甘口のおいしいお酒でした。
吟香やフレッシュさがしつこくなくて、いい塩梅だと感じました。
また、全体的に淡めではあるものの、うまみが広がることや、酸味に深みを感じたことから、淡いなりにしっかりしていると思いました。
甘みやごくかすかに感じた軽い苦み、そしてキレのよさもちょうどよく効いているのではないでしょうか。
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【お酒】1379.真澄 辛口ゴールド 180ml [20.長野県の酒]

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宮坂醸造株式会社
長野県諏訪市元町1-16

原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分15度
180ml
(以上、瓶の印刷事項と栓とより転記)




宮坂醸造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
158.真澄 本醸造 特撰真澄 300ml
186.真澄 純米酒 奥伝寒造り 300ml
351.真澄 辛口ゴールド 300ml
382.真澄 純米吟醸 辛口生一本 300ml
583.真澄 生 純米吟醸 辛口生一本 300ml
701.702.真澄 銀撰パールライトカップ&山雅カップ 飲み比べ
902.真澄 純米生酒 300ml

今日いただくこのお酒は“辛口ゴールド”として販売されておりましたので、かつていただいた真澄辛口ゴールド300mlと同じ中身でしょう。

それにしても、特徴的な色の瓶ですね。
それに形はシュッとしつつも、どっしりした感じがありますね。
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その瓶には、能書きが書かれておりましたよ。
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普通酒でしょうからいつもならばぬる燗でいただくところですけれど、辛口ゴールドは一度ぬる燗でいただいておりますので、今日は冷や(常温)でいただきます。
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お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
やわらかいうまみが強くはないものの、うまみに厚みがありますね。
熟成感がかすかにあるかな?
また、苦みがちょっとだけあるみたいです。
キレはよく、スッと引きます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、少し鋭いみたいです。
アルコール由来と思われるさわやかさも少しありますね。
またかすかにピリッと感じますが、気にはなりません。

甘みはややひかえめです。
でも、弱めではあるものの、その存在はわかります。


しっかりしているもののキレよく鋭い、旨やや辛口のおいしいお酒でした。
うまみが濃くはないもののしっかりしていて、甘みの存在もよくわかりました。
でもそれでいてキレがよく、さらに弱めのすっぱさとかすかなピリとによって引き締められているようでした。

真澄シリーズは、どれをいただいても本当においしいですね。
でもこの味わいは、きっと燗映えするのではないかと感じましたよ。
次にこのお酒に出会った際には、是非とも燗でいただいてみたいと思います。

というか、かつて300ml瓶をいただいた際には燗だったんですけれどね。
すっかり忘れてしまいましたよ。
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【お酒】1378.Ohmine Junmai 100ml カップ [35.山口県の酒]

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大嶺酒造株式会社
山口県美祢市大嶺町奥分2505

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)
アルコール分 14%
精米歩合 60%
内容量 100ml
(以上、カップの印刷事項より転記)




大嶺酒造さんは、どうやらおよそ50年間休業していた蔵を2010年になって再興させた蔵元さんのようですね。
あたしゃ“大嶺”って聞くと、かつての美祢線大嶺支線大嶺駅のやたらと広い構内の様子を思い出しますよ。
と言っても実際に行ったことはなく、中学生のころに鉄道ジャーナル誌で写真を見ただけなのですけれど。


話をお酒に戻しましょう。
このお酒は純米酒ですが、内容量はわずか100mlでした。
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それなのに、お値段は一般的な一合カップにけっしてひけをとらない259円(税込)でしたよ。
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話のネタがないことをなんとかごまかしたところで、いただいてみたいと思います。
純米酒ですが、蔵元さんのWebsiteでは「マスカットの様な甘酸っぱさの中に、力強いお米の風味のあるジューシーな味わい。 」と紹介されていたことから、香りがあることを考慮して冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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鼻を近づけると、上立ち香がごくかすかにあることがわかります。
また一口含むとフルーティーな香りが鼻へ抜けていきますが、それほど強くはありません。

うまみはやや濃いめです。
やわらかいうまみが強くはないものの、幅を感じます。
それでいて、苦みや雑味はまったくありません。
キレはそれほどでもないものの、けっしてクドくはないですね。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさがこれも強くはないものの、鋭さを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
けっしてべとつかないものの、甘みに厚みを少し感じます。


味の要素がはっきりしているもののバランスのよい、やや濃醇でちょいすっぱやや甘口のおいしいお酒でした。
香りやうまみ、酸味、それに甘みもそれぞれがしっかりしているものの、けっして突出することなくうまくまとまっているようでした。
それ故、飲み応えを感じるものの、しつこさやクドさはまったく感じませんでした。
これはなかなかうまいんじゃないの!

でもね、あたしゃこのお酒には、一つだけ不満がありますよ。
100mlなんて、ホンマにあっちゅう間やで!
なんで関西弁なんだよ。
2個買っておけばよかったかも。
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【お酒】1377.菊正宗 純米樽酒 カップ [28.兵庫県の酒]

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菊正宗酒造株式会社
神戸市東灘区御影本町一丁目7番15号

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
アルコール分 15度
精米歩合 70%
内容量 135ml
(以上、ラベルより転記)




昨日いただいた菊正宗 上撰 樽酒 カップ (普通酒)に引きつづき、今日もキクマサの樽酒をいただきます。
今日いただくこの樽酒は、純米酒でした。
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樽酒の意味については昨日の記事で触れておりますので、ご参照下さい。

なお、菊正宗酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
菊正宗 生貯蔵酒 300ml(普通酒)
菊正宗 上撰 生酛・本醸造 ハイグラス
菊正宗 特別純米酒 超特撰嘉宝蔵 雅(みやび)
菊正宗 生酛純米酒 特撰 嘉宝蔵 灘の生一本
菊正宗 超特撰 嘉宝蔵 生酛吟醸
菊正宗 超特撰 生酛大吟醸 300ml
菊正宗 樽酒 純金箔入カップ
菊正宗 上撰 本醸造 お燗瓶 (二回目はこちら
菊正宗 上撰 普通酒 紙カップ
菊正宗 純金箔入 しぼりたてカップ
菊正宗 スーパーカップ 上撰 生酛・本醸造
菊正宗 上撰 樽酒 カップ (普通酒)


このお酒は、135ml(7.5勺)詰でした。
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そういえばこのカップには、6-7年くらい前まではたしか普通酒の樽酒が詰められておりましたね。
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純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、普通酒の樽酒と同じくかすかに茶色ががっておりました。
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木香はありますね。
でも穏やかでしつこさがありません。

うまみはやや淡めですが、淡めなりにしっかりしています。
米のうまみはそれほどでもなく、軽い酒臭さ(←ほめ言葉です)が舌の上にピンと乗ってくるようです。
また、軽い渋みがごくかすかにあるみたいです。
キレはよく、スッと引きます。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さを感じます。
それにごくかすかにピリッと感じます。

甘みはひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


木香ほんのりで、うまみがピンと効いていてスッと引く、やや淡麗で旨辛口のおいしいお酒でした。
本醸造や普通酒よりも辛口でしたよ。
うまみも厚くはなくて、舌をピンと突くようでした。
また、酸味に鋭さをと感じました。
これらのせいか、かなりキリッと引き締まった味わいでした。

本醸造や普通酒と比べて辛口に感じたのは、醸造アルコールの添加がないためでしょうか?
ということは、もしかしたら醸造アルコールの添加には、甘みももたらす効果もあるのでしょうか?

でもね、私といたしましてはこのカップ酒にはちょっと不満がありますよ!
一合カップに慣れた私としては、135mlってのは量的にいささか物足りないですわ。
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【お酒】1376.菊正宗 上撰 樽酒 カップ (普通酒) [28.兵庫県の酒]

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菊正宗酒造株式会社
神戸市東灘区御影本町一丁目7番15号

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分 14度以上15度未満
180ml詰
(以上、カップの印刷事項より転記)




菊正宗酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
菊正宗 生貯蔵酒 300ml(普通酒)
菊正宗 上撰 生酛・本醸造 ハイグラス
菊正宗 特別純米酒 超特撰嘉宝蔵 雅(みやび)
菊正宗 生酛純米酒 特撰 嘉宝蔵 灘の生一本
菊正宗 超特撰 嘉宝蔵 生酛吟醸
菊正宗 超特撰 生酛大吟醸 300ml
菊正宗 樽酒 純金箔入カップ
菊正宗 上撰 本醸造 お燗瓶 (二回目はこちら
菊正宗 上撰 普通酒 紙カップ
菊正宗 純金箔入 しぼりたてカップ
菊正宗 スーパーカップ 上撰 生酛・本醸造

今日いただくこのカップ酒は、普通酒の樽酒です。
普通酒ですが、上撰の小印が付けられておりますね。
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かつて一度触れてはおりますが、ここで再度“樽酒”の意味を確認しておきましょう。

国が定めたルールでは「樽酒の用語は、木製の樽で貯蔵し、木香のついた清酒(びんその他の容器に詰め替えたものを含む。)である場合に表示できるものとする。」と定められております(※1)。
ということは、木香(杉の香り)がするお酒がみな樽酒を名乗ることができるわけではなくて、その木香を木製の樽で貯蔵してつけたお酒しか、樽酒を名乗ることができないのです。
すなわち、杉の木片を浸したり、あるいは杉の香料を添加したりして(そもそも清酒に香料を添加することはできないはずです)木香をつけたお酒は、樽酒を名乗ることはできないのです。

このお酒の容器にも、吉野杉の酒樽で貯蔵されたお酒である旨が書かれておりますね。
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また下記の写真は、かつて菊正宗酒造さんの蔵開き(2015年2月)で公開されていた、お酒に木香をつけている様子です。
ちゃんと樽に詰めて貯蔵されておりますね。
職員の方のお話では、樽酒は原酒のままで貯蔵すること、そして貯蔵期間は約2週間であるとのことでした。
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琺瑯タンクやガラス瓶が普及する前までは、樽はお酒の貯蔵や輸送のための一般的な容器でもあったわけですから、お酒に木香がつくことは当たり前だったのかもしれません。
しかし今日では貯蔵や輸送の際に樽を使用する機会がないことから、こうしてあえて木香をつけたお酒が珍重されるのでしょう。


しかし、樽酒を貯蔵する樽は、杉の樽であればどのようなものでもよいというわけではないみたいです。
このことについて、文献には以下のような記述がありました。
 ただし、ひと口に木香といっても、香りのよし悪しはある。樽材には、最良とされる吉野杉のほか、肥後(現・熊本県)や秋田産などの杉材が用いられるが、産地によって材質に違いがあるだけでなく、杉材のどの部分を使うかで木香の性質やつき方が違ってくるからだ。杉丸太の外周部の白い部分を白太(しらた)といい、中心部に向かうにつれて色が赤みを帯びてくるが、樽材としては、白太の内側にわずかに赤みがついている「甲付(こうつき)」と呼ばれる部分が最適とされる。甲付で作った樽は外観は白く、内側の酒を接すると部分は淡紅色で、良質の木香がつくばかりでなく、酒が染み出たり漏れたりすること(「目越し(めごし)」という)もない。これに対して、丸太の中心部(「赤味(あかみ)」という)から取った赤みの濃い材料で作った樽は木香、着色とも強すぎ、樹脂成分の溶出も多く酒質を悪くしてしまうので、昔から上質の酒の樽としては用いられず、漬物樽に使用されることが多かったという。甲付で作った樽を「甲付樽」、赤味で作った樽を「赤味樽」と呼ぶ。」(※2)

すなわち、杉材のうち外側の白いところと内側の赤いところとの境目という希少部位のみを用いて作った樽だけしか、お酒を貯蔵するための樽としては使用することができないわけですよ。
ということは、樽酒はかなり贅沢なお酒なのではないでしょうか。


では、その樽酒をいただきたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ごくかすかに茶色がかっていることがわかる程度でした。
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一口含むと、やはり木香を感じます。
もちろん木の香りですが、おだやかでしつこさがありませんよ。

味わいの基本は昨日いただいた菊正宗の上撰本醸造と同じく、キリッと引き締まった中に香りとうまみとがじんわりと広がる旨やや辛口のおいしいお酒でしたが、こちらのほうがやや淡麗でした。

これは私の予想ですが、この味わいから推察するに造りは本醸造と同じであるものの、やはり本醸造よりも醸造アルコールの添加量と加水量とが多いが故に淡めに仕上がっているのではないでしょうか?
でも、軽めであるためか、本醸造よりも飲みやすく感じましたよ。

軽くて、木香があって、しかも菊正宗の風味をちゃんと感じられるおいしいお酒でした。


(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)5(8)
(※2)小泉武夫監修『日本酒百味百題』p.177(2000.4 柴田書店)
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