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【お酒】1284.七郎兵衛 特別純米酒 カップ [02.青森県の酒]

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有限会社竹浪酒造店
青森県北津軽郡板柳町板柳字土井113

アルコール分十五度以上十六度未満
原材料名 米・米麹
精米歩合 60%
(原材料は全て国産)
(以上、ラベルより転記)




竹浪酒造店さんのお酒は、かつて普通酒の岩木正宗カップをいただいております。
今日いただくこのお酒は、精米歩合60%の特別純米酒です。
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特別純米酒には香りを特徴とするものもありましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、淡い琥珀色でした。
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香りはないみたいです。

うまみはやや濃いめです。
米のうまみとともに、熟成感を少し感じます。
苦味もあって、軽いもののややはっきりしています。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少しあって、鋭さも少し感じます。
でも、酸味自体に深みを感じます。

刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
少しあることはわかりますが、かなりさらっとしています。


酸味の深みとほのかな熟成感とが効いている、、やや濃醇でちょいすっぱやや辛口のおいしいお酒でした。
酸味がいい具合に効いていて、深みを出してくれているようでした。
苦味が少し気になるかもしれませんが、それも味のうちでしょう。
それでいて味わいに角がなく、うまくまとまっているようでした。
しっかりしているものの、バランスのよい特別純米酒でした。
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【お酒】1283.通潤 ソフトカップ [43.熊本県の酒]

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通潤酒造株式会社
熊本県上益城郡山都町浜町54

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール・糖類・酸味料
アルコール分15度
180ml
(以上、フタより転記)




通潤という酒銘は、おそらく蔵の近く(下記地図の右下あたり)にある通潤橋に由来するのでしょう。
ときどき側面から水をドバーッと放水する水道橋ですね。


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そんな通潤ですが(どんなだよ!)、まことに残念ながら、糖類酸味料フル添加の三増酒でした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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うまみは濃いめです。
かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみも感じますが、それよりもクドさを感じます。
それに、渋みがはっきりしています。
キレはそれほどでもないみたいです。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、弱いなりに鋭さを感じます。
アルコール由来と思われるさわやかさも少しあるみたいです。
それに、かすかにピリッと感じます。

甘みはややはっきりしています。
とろみのような舌触りを感じますが、べとついた感じはないですね。


濃醇渋やや甘口のお酒でした。
ちょっと重い味わいですね。
でも、甘みにべとついた感じがないことが、重いなりにうまくいっているようでした。

でもこの味わいも、もしかしたら肥後の赤酒以来の伝統なのでしょうか?
それ故に、糖類酸味料添加の味わいも許容されるのかもしれませんね。
いつか肥後の赤酒をいただいてみて、その味わいを確認したいと思いましたとさ。
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《焼酎》11.わかむぎ 20度 200ml [9945.宮崎県の焼酎]

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高千穂酒造株式会社
宮崎県西臼杵郡高千穂町押方925

本格焼酎
アルコール分 20度
容量 200ml
原材料 麦・麦こうじ
(以上、ラベルより転記)





今日は、宮崎県は高千穂で造られた麦焼酎をいただきます。
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蔵がある場所は、広い宮崎県の中でも北西部の熊本県に近いところのようですね。




いただく前に、宮崎県の焼酎についてわかったことを2点、披露させていただきます。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★



(1)“宮崎県の焼酎”と言えば?

九州では、焼酎が広く飲まれているようですね。
それに、各地域ごとにいろいろな原材料を用いて焼酎が造られているみたいです。

鹿児島県といえば、さつまいもを使った芋焼酎。
熊本県は球磨川流域で造られる、米を100%用いた球磨焼酎。
大分県では、歴史こそ浅いものの、麦100%の大分麦焼酎が造られています。
また離島に目を移せば、米麹に麦を掛けて造られる壱岐焼酎や、奄美の黒糖焼酎なんてのもありますね。
そして沖縄では、タイ米を用いた全麹造りの泡盛が広く飲まれているようです。
(なお、“泡盛はもともとは上流階級向けで、かつて庶民には自家醸造の芋焼酎が広く飲まれていた”旨の記述に出会ったのですが、このネタを掘り下げる楽しみは泡盛をいただく機会が訪れた日までとっておきます。)


では、宮崎県では、いったいどんな焼酎が飲まれているのでしょうか?
先日いただいた白霧島黒霧島は芋焼酎でしたが、それを造ったのは宮崎県都城市に蔵を置く霧島酒造さんでした。
また有名なところでは、“そば焼酎雲海”や“麦焼酎ひむかのくろうま”なんてのも宮崎県産ですね。

宮崎県を代表するような焼酎は、果たして存在するのでしょうか?
このことについて、文献には以下のような記述がありました。

 では、「宮崎の焼酎は何焼酎か?」と聞かれても、薩摩焼酎のように「イモ」とか、球磨焼酎のように「コメ」、あるいは壱岐焼酎のように「ムギ」と断ずることはできない。最近で“黒ブーム”に火を付けた霧島酒造(都城市)の「黒霧島」に代表されるイモが非常に強いが、1970年代の第1次焼酎ブームにおける宮崎県産本格焼酎の興隆は、雲海酒造(宮崎市)の「雲海」(ソバ)や神楽酒造(高千穂町)の「くろうま」(ムギ)などのヒットによってもたらされた。このほか、トウモロコシやクリ、米粉を用いたものもあり、加えて、本格焼酎(乙類焼酎)とは蒸留方法が異なる甲類焼酎の生産も見られた。このバラエティーの豊かさに、“焼酎連邦”とでも呼ぶべき、宮崎の焼酎の最大の特徴がある。宮崎県酒造組合もこれを生かし、「宮崎の本格焼酎」を商標登録、そのブランド化に取り組んでいる。」(※1)

 宮崎県には2007年8月現在、焼酎メーカーが39社ある。大分県に近い県北部では主に麦、米、ソバのほか、トウモロコシ、クリなどの焼酎が、熊本県に近い中西部では主に米焼酎が飲まれている。県南部は昔、薩摩藩の支配下にあったことから、ずっと芋焼酎が飲まれている。もちろん県北や県央、中西部など県南以外でも芋焼酎を造る蔵は多数あり、愛飲されているので、明確に地域を区別することはできないが、多種多様な焼酎がモザイクの装飾画のように混在している宮崎は、よく「本格焼酎のデパート」とか「バラエティに富む焼酎王国」などといった言葉で表現される。」(※2)

宮崎県は鹿児島県とならぶ焼酎王国であり、他県に類のない種類の原料を用いた焼酎が造られています。宮崎は「バラエティーに富む焼酎王国」です。それが宮崎焼酎の一大特徴であり、人々に愛飲されている理由でもあります。」(※3)

宮崎県では藩政時代、延岡、高鍋、佐土原、飫肥、都城(島津)と小藩が分立していた歴史的事情もあり、焼酎文化もそれぞれの地域の伝統や風土を反映して、その原料や飲まれ方も特色を有しています。
 鹿児島県に近い南部の日南や都城地区では、芋焼酎が飲まれますが、これらの地区は県下最大の甘藷の生産地でもあり、焼酎の原料がその地域の農業生産物と深く関わっているよい例です。この二地区は、とくに焼酎が好んで飲まれているところでもあります。」(※4)
 宮崎平野を中心とする中部地方では、芋焼酎も飲まれますが、最近では麦焼酎も多くなっています。これに米焼酎が加わります。小林、えびのでは球磨地方の影響を受けているので米焼酎が好まれています。小林地区で最近まで、白糠焼酎(米の粉で造った焼酎)が多く造られていたのはそのためです。
 北部の西臼杵、東臼杵の二郡では、麦や米製のほか、ソバ、トウモロコシ、ヒエ、アワなどの雑穀焼酎が造られています。ただ、延岡地区では清酒が息づいています。旧藩時代(内藤藩)から関東出身の武士が多く、そのため清酒を好む伝統が続いているのです。また県内随一の工業地帯であり、移入者が多く、地酒としての焼酎愛好者が少なかったのですが、最近は多くなってきています。」(※5)

清酒の製造には時の権力が介入しがちですが、焼酎もきっとそうだったのかもしれませんね。
それ故に、近世において権力が分散していた宮崎県では、それぞれの権力が地域ごとに独自の材料を用いて焼酎を製造させていたのでしょうか。

あるいは察するに、宮崎県は南北に長く広がっており、かつ西には雪降る九州山地を背負いつつも、東は黒潮が流れる太平洋に面していることから、域内の気候風土はきっと多種多様なのでしょう。
それ故に、栽培できる作物にも地域ごとにちがいがあって、それが焼酎の原料のちがいに影響しているのかもしれませんね。

いずれにせよ、宮崎県ではさまざまな原材料を用いた多種多様な焼酎が造られていることがわかりました。




(2)なんで20度なの?

今日いただくこの麦焼酎は、アルコール度数が20度でした。
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これまでにいただいた焼酎はみな25度でしたが、なぜかこれは20度でした。
大手の蔵元では同一銘柄で20度のものと25度のものとの双方を商品化しているところもあるみたいですが、この麦焼酎が販売されていた棚では25度のものを見かけませんでした。


どうやら宮崎県では、焼酎といえばアルコール度数20度のものが一般的なのだとか。
このことについて、文献には以下の記述がありました。
 宮崎の焼酎のもう1つの特徴は、アルコール度数だ。鹿児島など他県では25度が一般的だが、宮崎は珍しい“20度圏”。ロックでも飲みやすいことから「アルコール離れ」が叫ばれる昨今、新たな市場の開拓に優位性があるとする意見も少なくない。」(※6)

渡邉さん「宮崎の人たちが飲むのは昔からほどんどが20度の世界です。25度の鹿児島の芋焼酎と比べると、鹿児島の芋焼酎は雄々しいといった感じだと思うんですが、宮崎の芋焼酎は対照的にやさしい酒質とよく言われます。20度なのでそのまま生やロックで飲む方も多いですし、お湯割りで5対5の半々くらいに割ると10度くらいになって、口当たりも非常に柔らかくなる。5度の違いですが、その分、宮崎の焼酎は前割りがしてあるということでもあり、飲みやすいと思います。全国的に宮崎が鹿児島と肩を並べる消費量を誇っているのは、そんな所にも理由があるのかもしれません」」(※7)

たしかに20度の焼酎のほうが、25度のものよりもアルコールの刺激や風味が抑えられていて飲みやすいかもしれませんね。
でも、ただ飲みやすいという理由だけで、はたして他県産のものと異なった度数を採用して販売し続けられるものでしょうか?
だって、25度のほうが少ない量で酔えますから、買い手にとってはそのほうが経済的であるとも言えるはずです。


ところが、20度の焼酎が飲まれている理由は単に飲みやすさだけではなくて、戦後における“闇焼酎”対策の名残りであって、かつそれが宮崎県だけに残り続けているためでもあるらしいのです。
このことを示す記述が、ここまでに引用した文献中にありました。

 宮崎といえばアルコール度数20度の焼酎がいまも飲み続けられている。これも宮崎のユニークな点だ。メーカーも県内に出荷する焼酎は20度、県外用は25度と分けて造っている所が多いと聞く。でも、なぜ宮崎だけ20度なんだろう。資料によるとその理由にはこんな歴史があった。
 「闇焼酎が全盛期を迎えた昭和20年代後半まで、密造酒対策に追われる税務署と地域住民との小競り合いが続いた。国税庁はとうとう53(同28)年、租税特措法を改正。それまで認められていなかったアルコール度数20度以下の焼酎に対して一段と低い税率を設定し、20度焼酎の製造を許可した。蔵元に低価格の焼酎造りを許可し、密造酒に対抗させるのが目的だった。20度焼酎は、熊本や鹿児島などにも普及。しかし、いつの間にか他県では姿を消し、宮崎にだけ20度が残った」(宮崎日日新聞04年10月18日付朝刊「みやざき焼酎進化論第4部」より抜粋)」(※8)

太平洋戦争前後の数年間は食糧難の時代であり、焼酎党にとっても最もつらい時代でした。酒類不足から、いきおいヤミ焼酎、悪質のカストリ(粕取り)焼酎が出まわるようになりました。」(※9)
 税務署や警察の取り締まりにもかかわらず、密造酒が横行しました。中でも宮崎市の一地域では大々的に密造酒が造られその焼酎は北九州にまでおよびました。宮崎では昭和二十八年から三十年頃が密造酒製造の最盛期でした。ヤミ焼酎とは密造酒のことですが、これは密造酒製造の脱税と無免許販売で厳しく取り締まられたのです。密造酒取り締まりは、庶民に酒税のついた酒を飲ませるための手段であり、一方、これを造る人たちにとっては死活問題であり、密造は生きるための最後の手段でした。ヤミ焼酎とはいえある意味では庶民のアルコール飢餓を救ったのです。当時の密造の論理は敗戦という大きな犠牲の落とし子に帰することができるでしょう。
 宮崎ではこの頃から酒税優遇措置の点からアルコール分二十度の焼酎が多く出荷されるようになります。それは密造酒と大いに関係があったのです。宮崎市の一角で造られた密造酒は九州一円に販売されていました。そのため正規の酒造場の二十五度焼酎の販売量が大幅に低下し、密造酒のみがよく売れました。それは酒税のついた焼酎が高価で、しかも容易に手に入り難いために皆密造酒を求めたからです。困りはてた国税庁は、昭和二十八年頃に酒類特別措置法(本法には二十五度焼酎の規定のみ)をつくり、密造酒に対抗するため特別に税金の安い二十度焼酎の販売を許したのです。これが酒税優遇処置による二十度焼酎誕生の一幕です。したがって、今でも鹿児島、熊本にも一般に二十度焼酎は販売されておらず、宮崎県のみが優先的にこの焼酎を販売しているのです。」(※10)


20度焼酎誕生のいきさつはわかりましたが、ではどうして宮崎県だけ、今日においても20度の焼酎が残ったのでしょうか?
終戦直後と比較して今日においては密造酒対策の必要は低下しているはずですが、それでもなぜ、今でも宮崎県では20度焼酎が主流なのでしょうか?

すみません。
このことについて解説している文献の記述に出会うことはかないませんでした。

ここからは、私の根拠なき予想です。
地域ごとに独自の材料を用いて焼酎が製造されていた宮崎県では、醸造に関して統一的な施策を講じる際にも、きっと地域ごとの事情を考慮する必要があったことでしょう。
それ故に、お上やら組合やらからの県全体を束ねる統制が効きづらく、よって闇焼酎対策の必要がなくなった後にも25度への改醸指導の効果が行き届かなかったのではないでしょうか?
あるいは逆に、県内の実情を考慮した組合が、全蔵元の総意として県を挙げて25度への改醸を拒否したのかもしれませんね。

その影響が今日まで引きずられて、飲みやすさといった後づけの理由が付加されつつ存続しているのではないでしょうか?




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

私の気が済んだところで、そろそろいただいてみたいと思います。

蔵元さんのWebsiteでは、この麦焼酎について「大麦の精白歩合を60%以下にし、雑味のないすっきりした味わいを実現。常圧・減圧蒸留2種類の原酒をバランスよくブレンドし、高い香りとキレをもつ本格むぎ焼酎に仕上げました。」と紹介されておりました。

常圧・減圧のブレンド焼酎をいただくのはこれがはじめてですが、果たして味わいに双方の良さを引き出すことができているのでしょうか?(常圧蒸留・減圧蒸留については、かつてこちらでまとめております。
ラベルには、それらしいことが一応書いてありましたよ。
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このことをたしかめるべく、いただいてみたいと思います・




まずは、生(き)、すなわちストレートで。
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まず最初に、ちょっとピリッと感じますね。
それとともに、ふんわりとした香ばしさを穏やかに感じ、それが鼻へ抜けていきます。
軽い苦味もかすかにあるみたいです。
アルコール香はありますが、それほど気にはならない程度です。




次に、お湯割りで。
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酸味がちょっと出てきましたね。
甘みも弱めながらに感じます。
香ばしさは後退したものの、穀物っぽい風味が前に出てきたようです。
苦味は後退していますね。




最後は、ロックで。
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香ばしさは生(き)と同じ程度に感じます。
苦味は引いているものの、甘みも後退しています。
ややドライで、キリッとした風味を感じますね。



私としては、やはり穀物の風味を感じてまろやかだったお湯割りが好みでした。
常圧蒸留にありがちな焦げ臭さはなかったことから、常圧蒸留で製造された焼酎のブレンド割合はおそらく少ないことでしょう。
でもお湯割りで感じた穀物の風味や、生(き)やロックで感じた香ばしさは、もしかしたらブレンドの成果なのかもしれませんね。
それでも雑味がなくてきれいな味わいで、おいしくいただくことができました。

ラベルに書いてあったとおり、たしかに“麦本来の深い香りを残しながらも、飲みやすさを追求した本格焼酎”でした。

(※1)『焼酎連邦・宮崎―バラエティー豊かな“20度圏”』p.157(財界九州 52巻10号 p.157-160 2011.10 財界九州社)
(※2)西松宏・繁昌良司『芋焼酎を極める』p.008(2007.10 ソフトバンク・クリエイティブ株式会社)
(※3)小川喜八郎・永山久春『本格焼酎・南九州の風土を味わう』p.181(2002.6 鉱脈社)
(※4)(※3)p.182
(※5)(※3)p.183
(※6)(※1)p.157-158
(※7)(※2)p.010-012
(※8)(※2)p.010
(※9)(※3)p.219
(※10)(※3)p.220
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大分県での焼酎集め&酒集め [旅]

秋の乗り放題パスを使える時季になりましたね。
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先月に来やがった台風のせいで当初の計画どおりフル活用することができなくなってしまったのですが、それでも私の徘徊癖がおさまるわけではありませんので、計画を縮小して出かけてまいりました。






☆★2017/10/7(土)☆★


まずは、東京駅から。
5:46発の東海道本線普通列車沼津行に乗車。
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富士山は、帽子をかぶっていらっしゃいました。
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沼津→静岡→浜松→豊橋→大垣→米原と乗りかえて、大阪駅に到着。
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14:45から約3分遅れでの到着。
ここまでおよそ9時間の行程でした。
でもね、実際に到着してみると、9時間なんて本当にあっという間ですよ。
日々の賃労働で拘束されて魂を売っている間のほうがどれだけ長く感じることか。
それに青春18きっぷシーズンと異なって、静岡県内でも激しい混雑がなくて快適でした。
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大阪駅からは、大阪環状線(大和路快速加茂行)に乗車。
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ホームから通天閣を望める新今宮駅で、関西本線JR難波行に乗りかえ。
もはやいつ消えてもおかしくない103系でしたよ。
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終点のJR難波駅にて下車。
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駅近くにあるスーパーで、神戸酒心館さんの福寿純米酒をGET!
かつて一度いただいておりますが、ラベルが紙から直接印刷へと変わっておりましたので入手しました。
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なんばOCATにあったやまやでは、鹿児島の芋焼酎2種を入手。
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難波での酒集めはこのくらいにして、なんばウォークを通って近鉄日本橋駅方面へと歩いていきます。
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いつもどおり、初かすみ酒房日本橋店に到着。
9月末にリニューアルオープンなさったばかりで、ピカピカでした。
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座るとすぐに飲み物を聞かれるので、私は必ず“生小”と言うことに決めております。
またしても、写真を撮ることを忘れて口をつけてしまいました。
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おでんをいただきつつ。
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生小をさっさと空けて、初霞を燗酒でいただきます。
甘口の普通酒ですが、味わい深いのです。
これをいただくために、大阪へ立ち寄った際には必ずこのお店へ来ているわけですよ。
ただ、今回は酸味が少し強めに乗っているように感じました。
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ししゃも(たぶん“カラフト-”のほう)。
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おでんをお変わりして。
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最後の一杯は、生酛のどぶを燗で。
辛口できりっとしたにごり酒です。
これもいつもよりちょっとだけ酸っぱいかな?
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めざしと梅焼(箸でほぐしてしまいました)とをいただいて、お店を出たのでした。
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このあと、難波の隣の桜川にある温泉に入って。
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なんばOCATから、夜行バスSORIN号に乗ったとさ。
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☆★2017/10/8(日)☆★

SORIN号は、宇佐法鏡寺バス停に到着。
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7:12到着予定のはずでしたが、30分以上も早く着いていやがんの。
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ここは大分県宇佐市。
言わずと知れた“いいちこ”のお膝元です。
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大分県といえばいいちこや二階堂といった大分麦焼酎が有名ですが、その大分麦焼酎が造られるようになったのは今からおよそ40年ほど前の出来事で、それ以前は清酒が広く飲まれていたそうです。
清酒蔵も少なからず残っているようですので、大分へ行けば焼酎と清酒との一挙両得を狙えるのではないかと思い、こうしてやってきた次第でした。


駅館川にかかる細長い橋がありました。
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渡る必要はなかったのですが、川の上から写真を撮ってみましたよ。
川の上に来ると、やはり川風がきもちいいですね。
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道路脇の歩道部分を歩いていたら、私の目の前を素早く横切る物体が現れました。
アシタカグモかと思ったのですが、よく見たらカニでしたよ!
淡水で陸生のカニって存在するのですね。
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宇佐での成果はこちら。
さつま白波は宇佐でわざわざ購入する必要はないかとも思いましたが、出会ってしまったので入手しました。
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木挽は宮崎県の雲海酒造が造った芋焼酎。
なしか!(20度)、は、正真正銘の大分麦焼酎です。
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西の関の上撰カップは、残念ながら糖添でした。
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宮崎県都城市に蔵をおく都城酒造さんが造ったあなたにひとめぼれシリーズはこれまでに“こめ”をいただいておりますが、むぎといも(白麹・黒麹)の3種を見つけて入手しました。
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西の星は、いいちこの蔵元さんが焼酎好適大麦“ニシノホシ”を用いて造った大分麦焼酎です。
八鹿(やつしか)は、なしか!の蔵元さんが造った清酒(生貯蔵酒)です。
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いいちこパーソンを見つけました。
通常のいいちこパーソンは25度ですが、これは30度でした。
宇佐限定のものでしょうか?
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そして最後は、いいちこの蔵元さんが造ったわかぼたんの純米酒を入手。
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宇佐の街を4時間ほどかけてうろついたのち、次の目的地へと向かいます。

“テキサス”って何だろ?
勝野洋のファンなのかな。
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法鏡寺バス停へと戻って来ました。
(正確には、今朝降りたバス停とは別の、一本南側の道上にありました。)
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バス停の正面にあったお宅はとても立派でした。
屋根にはしゃちほこが乗っかってんの。
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法鏡寺バス停からは、大交北部バスの柳ケ浦駅経由豊後高田行に乗車。
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15分ほど乗って、長洲中学校前バス停で下車。
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この近くにあったスーパーを狙ってみたのですが、成果は皆無(宇佐とほぼ同じ)でした。

失意のうち、豊前長洲駅まで歩いてまいりました。
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ギャラリーのある無人駅というだけあって、駅舎内には絵がたくさん飾ってありました。
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これは若い頃の宮沢りえでしょうか?
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これはワッキー+たこ八郎かな?
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もっとたくさん撮ろうかと思ったのですが、駅舎内で愛を育んでいた中学生(たぶん)たちに配慮して、この程度で自粛しました。


豊前長洲駅からは、日豊本線の普通電車中津行に乗車。
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一駅だけ乗って、柳ケ浦駅で下車。
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駅前にあったスーパーを攻めてみたのですが、これまた目立った成果はなし。
くやしいので、買わなくてもいい甲乙混和焼酎なんかを入手してしまいました。
でもこれで、甲乙混和問題に関する調査を開始できるという楽しみができたわけですよ。
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駅へ戻って、スーパーで買った鶏めしのおにぎりをいただいて、
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柳ケ浦駅からは、日豊本線の普通電車大分行に乗車。
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田んぼの景色をながめつつ、
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アメリカ合衆国を通過して、
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別府湾が見えてきたところで、
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別府駅に到着しましたよ。
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別府の街中には、公衆浴場が少なからずありましたよ。
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高等温泉だってさ。
なにが高等なのかな?
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その高等温泉の店先には、手湯なるものがありました。
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別府へ来た証拠として、別府タワーを撮影しておきました。
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別府での成果はこちら。

これは八鹿のアル添吟醸酒。
おそらくみやげもの向けの商品でしょう。
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これは両方とも宮崎の芋焼酎でした。
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先ほど芋の甲乙混和を入手したので、それとの比較をなすべく、麦の甲乙混和も買ってみました。
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これは正真正銘の大分麦焼酎。
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日田全麹(左1つ目)は、いいちこの蔵元さんが造った、麦麹100%で仕込まれた大分麦焼酎です。
なしか!は、ここでは25度のものを見つけて入手しました。
いいともは宮崎の麦焼酎、それ以外はみな鹿児島の芋焼酎でした。
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別府の街を2時間ほど徘徊したのちに、別府駅へ戻ってまいりました。
それにしても、別府まで来て温泉に入ることなく帰る奴ってのは、きっと私くらいでしょう。
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別府駅からは、大分行の普通電車に乗車。
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着いたのは、大分駅。
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駅の下にあったco-opで、一の井手の上撰カップを入手。
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今日の酒集めはこれでおしまい。
大分の名店“こつこつ庵”さんへとうかがいますよ!
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この日は暑かったので、まずはビール。
またお通し(左)とともに、かんぱちのりゅうきゅう(右)を頼みました。
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りゅうきゅうは、お刺身をゴマを効かせた醬油ダレに漬け込んだ大分の郷土料理です。
ゴマの風味が効いていましたよ。
刺身自体もプリプリでおいしゅうございました。
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ビールをさっさと空けて、大分麦焼酎へと移行します。
まずは、なしか!の25度をロックで。
さっぱりしていて、軽い苦味が最後にちょっとだけ来るようでした。
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(一見客たる私が忙しい店員さんに対して“おい、瓶を見せろ!”とは言えないことをお察し下さい。)

焼しいたけもまいうー!
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おねえさんに「常圧蒸留の麦焼酎はどれですか?」と聞いてみたところ、3種類を紹介してくれました。
まずは、泰明をお湯割りで。
常圧蒸留らしい香ばしさがしっかりしておりました。
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(一見客たる私が忙しい店員さんに対して“おい、瓶を見せろ!”とは言えないことをお察し下さい。)

次に、常蔵。
香ばしさは泰明よりも穏やかですが、味わいに深みがありました。
これうまいね!
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(一見客たる私が忙しい店員さんに対して“おい、瓶を見せろ!”とは言えないことをお察し下さい。)

最後は、喜納屋(きのや)。
これは苦味がしっかりしていて、かなりきりっと引き締まっておりますね。
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(一見客たる私が・・・・、)
もうエエわ!

これらの焼酎を飲みながら、かますのから揚げをいただきました。
二本でたった350円なんて、信じられませんわ。
しかもからっと揚がっていて、頭も骨も全部おいしくいただけましたよ。
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こつこつ庵さん、堪能させていただきました。
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☆★2017/10/9(月祝)☆★

当初の予定では、この日は秋の乗り放題パスを使って大分から佐伯(さいき)へと向かって、ぶんご太郎などを狙うはずでした。
しかし、9月に来た台風のせいで土砂崩れが発生し、日豊本線の臼杵-佐伯間が不通となってしまったのです。
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不通区間には代行バスが設定されているのですが、速度が遅いことから、それを利用していると酒集めのための時間を十分に確保することができません。
そこで佐伯行きの計画を断念し、大分駅と隣駅との周辺を攻めてみることにいたしました。


まずは、大分駅から日豊本線の普通電車臼杵行に乗車。
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一駅だけ乗って、牧駅で下車。
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牧駅の隣には、大分電車区がありましたよ。
JR四国から身売りされてきたキハ185系が休んでおりました。
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途中、豊肥本線の踏切を渡ったり、
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歯科医院の門前に置かれていたD60の動輪を眺めてみたりしつつ、
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大分の地酒カップ2種をGET!
八鹿(左)と亀の井(右)。
亀の井は、残念ながら糖添でした。
もし計画どおり佐伯へ行っていたら、このカップ酒2種には出会うことができなかったかもしれません。
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ここまでに宮崎の焼酎をいくつか入手してきましたが、最終日になってようやくそば焼酎雲海と出会うことができました。
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牧駅周辺を2時間かけて徘徊したのち、電車で大分駅へと戻りました。
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大分駅の構内では、蒸気機関車が走っておりましたよ。
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このあと、大分駅の南側を攻めてみたのでしたが、成果は皆無でした。
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最後に立ち寄ったスーパーで、九州の甘いしょうゆを入手。
九州へ来たら、必ず買って帰ろうと固く心に決めておりました。
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これで酒集めはおしまい。
エキナカの豊後酒場さんで、“一人打ちあげ”へと突入です。
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まずは、麦ハイ。
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さっぱりした麦焼酎の風味が、炭酸とよく合うこと!

まぐろのりゅうきゅうは小鉢でしたが、たったの100円!
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たまご焼きには、マヨネーズをつけて食べるんだってさ。
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そして、アジのにぎり!
これね、ものすごくまいうー!!
ぜんぜん臭くなくて、プリプリー!!!
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ここで麦ハイをおかわりしちゃいました。
(またしても撮る前に一口飲んじゃいました。)
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そしてそして、大分名物とり天。
にんにくが効いておりました。
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最後にアジフライをいただいて、大分での楽しいひとときは終わりを告げたのでした。
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っていうか、こんだけ飲み食いしたのに2,000円しないなんてどんだけー!
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最後に改札内の売店でとどめのわかぼたんを入手して、
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大分駅からは、白いソニックに乗って、
(ここから先は特急に乗るので、秋の乗り放題パスは使えません。)
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別府湾よ。
佐伯まで線路が回復したら、必ずやまた来るからな。
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そして、小倉駅でのぞみに乗りかえて帰ったとさ。
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以上、カップ酒5個、一合瓶清酒1本、300ml瓶清酒3本、カップ焼酎20個、225ml瓶焼酎1本、300ml瓶焼酎1本の旅でした。

久しぶりにかばんの重さが腰にズシリと来た、とても充実した旅でした。
でも欲を言えば、宮崎や鹿児島の焼酎よりも、大分の麦焼酎をもっともっと集めたかったところでした。

それに、やはり大分よりももっと南の臼杵や佐伯、それにさらに南の宮崎や鹿児島へも、いつかきっと行ってみようと固く心に決めましたとさ。
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出かけてくるでよ [雑感]

先月の連休に来やがった台風のせいで、当初の計画どおりこいつをフル活用することができなくなってしまいましたが、だからといって私の徘徊癖がおさまるわけではありません。
そこで、明日からの連休中、こいつを使って出かけてまいります。

どこへ行くかは、この写真からご推察下さい。
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次回の更新は、10/10(火)を予定しております。


それにしても、どうして出かける初っ端から雨が降りやがるのかね。
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