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9946.鹿児島県の焼酎 ブログトップ
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《焼酎》71.さつま大海 100ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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大海酒造株式会社
鹿児島県鹿屋市白崎町21番1号

本格焼酎
原材料:さつまいも、米こうじ(国産米)
アルコール分:25度
内容量 100ml
(以上、ラベルより転記)




さつま大海は、おとといいただきました。
今日いただくこのさつま大海も、容量こそ異なるものの、品質表示から判断するに同じ中身でしょう。
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同じ中身ですからね、前回と同じ飲み方で試したのであれば、そりゃ芸がないってものですよ。
そもそも酒飲んでいちゃもんを書くだけのこのブログに芸なんかないじゃないか!
そこで今回は、前回試すことができなかった“水割り”で全量をいただいてみたいと思います。
今回は焼酎:水=7:3とし、それに氷を一つ浮かべてみました。
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一口含むと、どっしり感があくまでもさりげなく前に出てくるとともに、芋のふんわりした風味がそれを後から追ってくるようです。
それでいて、後味はとてもさっぱりしておりますよ。

軽い苦みがちょっとだけ出て、引き締めてくれております。
それに香ばしさもかすかに感じます。
アルコール香もちょっとだけ感じますが、それがまたさわやかさを穏やかに添えてくれているようです。


生やロックと比べると薄まった感じがするのは否めません。
でもね、どっしり感があるのにクセがなく、スッキリしているのに引き締まっておりました。
これはお湯割りとロックとの、ちょうど中間のような味わいではないでしょうか?

さつま大海は、水割りでもおいしくいただくことができましたとさ。
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《焼酎》70.さつま大海 200ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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大海酒造株式会社
鹿児島県鹿屋市白崎町21番1号

本格焼酎
アルコール分 25度
原材料 さつまいも・米こうじ(国産米)
容量 200ml詰
(以上、ラベルより転記)




1975年、メーカー9社が集まって設立した。」(※1)という大海酒造さん。

なんでも「割り水も付加価値のひとつだ。この蔵では、商品化するにあたっての割り水に垂水(たるみず)温泉の天然温泉水(「寿鶴(じゅかく)温泉水」)を使っている。」(※2)のだとか。
この寿鶴温泉水ですが、「大海酒造が仕込み水や割り水に使っている「寿鶴」は、垂水市の地下797mから湧き出す50℃の温泉水。味が柔らかくまろやかな水だ。pH9・4の天然アルカリイオン水で、飲むと体内の酸化を防止するはたらきがある。水のクラスター(分子)の小ささは世界でもトップクラスで、それだけ体に吸収されやすく、老廃物を早く体外へ排出し、新陳代謝を高める。健康維持にも役立つ天然ゲルマニウムも豊富に含んでおり、「奇跡の水」と呼ばれることもあるほどだ。」(※1)という、薬事法スレスレかどうかと思うような説明が文献にありましたよ。

ワタクシにとっては水の効能よりも、その水を使用して造られたこの焼酎の“味わい”のほうが気になるところでございます。
それについては「芋焼酎らしいふくよかな香りと甘みがバランスよく調和した本格的な芋焼酎。お湯割り、水割り、ロックのどの飲み方でも楽しめる。」(※3)といった、中庸というか、あるいは焼酎の味わいを表現した書物でよく見かけるような記述にしか出会うことができませんでした。
しかし、もしこの記述こそが当を得たものであるならば、それはきっとバランスのとれたおいしい味わいなのでしょう。

話のネタを出し切ったところですし、そろそろいただいて味わいを確認してみたいと思います。



まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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25度ですからね、やっぱりちょっとピリッときますね。
強くはないものの、一口含むと芋のふっくら感が鼻へと抜けていきますよ。
アルコール由来かと思われるさわやかさというか、スースー感も少し感じます。
重さや華やかさはないみたいです。
甘みはちょっとだけ感じます。
苦みや雑味はありません。



次に、お湯割りで。
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当然ながら、生(き)よりも薄まった感じがします。

ピリピリ感は消えますね。
さわやかさは少し残って、ちょっとスーッと感じます。
お湯割りにありがちな酸味はそれほど感じませんよ。
芋のふっくら感は少し引くものの、ちゃんと残っております。
甘みも弱めながらに存在し続けております。

一方で、お湯割りで出がちな酸味は感じませんでした。
それどころか、冷めてくるにつれて重さが少し出てどっしりとした感じになりましたよ!



最後は、残ったものをロックでいただきます。
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おお!、こりゃええ!

最初からどっしり感が出て、それが芋のふっくら感とうまい具合に調和しておりますよ。
それに香ばしさも少し感じます。
一方で、ロックにありがちな苦みはちょっとだけ感じる程度です。
甘みは引くみたいです。



お湯割りだと風味はしっかりしているもののクセがなくてさっぱりといただけて、ロックだとどっしりとした風味を味わうことができる、おいしい芋焼酎でした。
お湯割りは、酒に例えるならばあたかも灘酒のように毎日いただいても飲み飽きしないような味わいでした。
一方でロックは、どっしりした風味があったものの、角がなくてキリッと引き締まった口当たりを楽しむことができました。

これは毎日の“ダレヤメ”(「鹿児島の方言で晩酌のことである。一日の締めくくりにダレ(疲れ)を癒す・ヤメ(止める)ことに由来する。」(※4))には最適な芋焼酎ではないでしょうか。

お湯割りでさっぱり/ロックだとどっしり。
ということは、水割りならばいったいどういう味わいになるのでしょうね?
これはぜひとも試してみたいところですよ。

というか、あたしゃ鹿児島県はまだ志布志でしか焼酎集めをしたことがありませんが、これはぜひとも鹿児島県で本格的に焼酎集めをしてみたくなりましたよ。
梅雨明け一発目の徘徊は、鹿児島県でやってみようかな。

(※1)株式会社フード・ビジネス発行『薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎』p.13(2001.5 柴田書店MOOK)
(※2)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.9』p.19(2003年5月 星雲社)
(※3)『鹿児島の焼酎』p.98(2003.11 斯文堂株式会社出版事業部)
(※4)鹿児島県本格焼酎技術研究会『かごしま文庫(62) 鹿児島の本格焼酎』p.148(2000.6 春苑堂出版)
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《焼酎》68.さつま島美人 200ml【追記あり】 [9946.鹿児島県の焼酎]

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長島研醸有限会社
鹿児島県出水郡長島町平尾387

アルコール分25%
本格焼酎
内容量:200ml
原材料:さつまいも、米こうじ(国産米)
(以上、ラベルより転記)




今日は、鹿児島県の北端に位置する離島“長島”で焼酎を造っていらっしゃる長島研醸さんの芋焼酎をいただきます。
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どうやら白麹が用いられているようですね。
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この芋焼酎ですが、手元にあった文献では「長島島内の5蔵の焼酎をブレンドした、出水市(原文ママ)最強の銘柄「島美人」。鹿児島県ナンバー1のシェアを誇る「島美人」は、どんな飲み方をしてもおいしい焼酎です。」(※1)と紹介されておりました。
論拠が示されていなかったことから本当に県内シェアナンバー1かどうかについては正確なところはわかりませんが、それほどまでにおいしい焼酎であるというアピールでしょうか。

またその味わいについては、「まろやかな甘口で悪酔いせず、いつまでも飽きずに飲める。」(※2)のだとか。

これらの記述から思うに、この焼酎、かなりおいしいのではないでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。

なお、25度の芋焼酎ですからね、今日は半分だけいただきます。
残りは明日に別の飲み方で試し、その感想をこの記事に追記いたします。



まずは生(き)、すなわちストレートをちょっとだけ舐めてみます。
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ああ、ピリッときますね。
でも、甘みがけっこうしっかりしておりますよ。
香りに華やかさはほとんどないものの、芋のふっくら感がはっきりしていて、それに重さもちょっとだけあるみたいです。
また、軽い苦みも少し感じます。



次に、お湯割りで。
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ピリピリ感は引きますね。
一方で甘みは引かず、よくわかりますよ。
それに芋のふっくらした風味が際立って、甘みとともにまろやかさを形成しているようです。
また酸味が少し出るとともに、苦みがちょっと残ることで、引き締まった感じがいたします。



翌日、
残ったものを、ロックでいただきます。
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あれ?
ロックにしても、苦味がそれほど出ませんよ!
それどころか、生(き)と同じく甘みと芋のふっくら感とがはっきりしております。
重さはあるものの、ちょっとだけです
ピリピリ感はありません。



味わいの要素がバランスよく働いている、とてもおいしい芋焼酎でした。
芋のふっくらした風味と甘みとが基本的な味の要素となって、まろやかな風味を形成しておりました。
そこに軽い苦みや酸味、それにわずかな重さがそれぞれ突出することなくうまく働いて、味わいを引き締めているようでした。

いやー、これはうまいわ!
芋焼酎はあたしゃお湯割りを好むことが多いのですが、これはロックのほうがおいしいかも。
上記(※1)の記述も、飲み終わった今となってはさもありなんと思いましたとさ。

(※1)金本亨吉『究極の焼酎を求めて 達人の焼酎遍歴』p.33(2008.11 小学館)
(※2)『鹿児島の焼酎』p.86(2003.11 斯文堂株式会社出版事業部)



★☆★☆★☆★☆★☆★☆
先日の朝、何気なくつけたNHK教育テレビ(最近じゃ、Eテレって言うんだっけ?)で、偶然にもこの歌に出くわしてしまいました。
それ以来、あたしゃこの歌が耳から離れなくて、それはそれはもう困惑いたしておりますよ。


外を歩いているときも、座って仕事をしているときも、気が付くと口ずさんでいたりして。
きっと周りからは、変な奴だと思われていることでしょう。
それ以前から思われていただろうに。
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《焼酎》67.さつま黒若潮 16度 200ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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若潮酒造株式会社
鹿児島県志布志市志布志町安楽215番地

本格焼酎
アルコール分16度
容量 200ml
原材料名 さつまいも、米こうじ
(以上、ラベルより転記)




昨日、一昨日と二日間かけて、さつま黒若潮 25度 200mlをいただきました。
今日いただくこの芋焼酎も黒麹を用いた“さつま黒若潮”ですが、こちらはアルコール度数が16度とやや低めで、割らずにこのまま飲める、いわゆる“前割り”ってやつでした。
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前割りについてはかつてこちらで触れておりますが、、「名前のとおり、あらかじめ焼酎を水で割り、しばらく寝かせてから飲む方法」(※1)で、「その場で割る水割りに比べ、焼酎と水がじっくりとなじむため、焼酎の口あたりがまろやかになり、芋焼酎の本当のよさが味わえる」(※1)のだとか。

これは単なる感覚の問題だけではなく、「焼酎に含まれるアルコール(エタノール分子)と、水の分子の混ざり方に関係します。数日寝かせる間に、水分子がエタノール分子の周りを取り囲み、このことが飲み手に「アルコールの刺激が弱く、まろやかだ」と感じさせる要因になるようです。」(※1)とのこと。

ということは、今日いただくこのさつま黒若潮16度を冷したり温めたりしていただけば、25度のものの水割りやお湯割りよりもまろやかな味わいを楽しむことができるのでしょうか?
昨日いただいた水割りやお湯割りの味を頭の中で思い出しつつ、いただいてみたいと思います。
どうせ酔っ払っていてさっぱり覚えちゃいないくせに。



まずは、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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香りはひかえめですが、昨日いただいた25度の水割り(焼酎:水=5:5)よりもこちらのほうがさっぱり感が少なくて、しかも風味がしっかりしているようです。
また、ロックで感じたような苦みをちょっとだけ感じます。



そして次は、燗にしたものをいただきます。
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これは香りが立ちますね。
強くはないものの、華やかさとともにふっくらした芋の香りを感じます。
お湯割りのような酸味が出ますが、これも強くはないですね。
また、黒麹の香ばしさが出ますが、これもしつこさがありません。



冷・燗ともおいしい前割り焼酎でした。
冷は水割りよりも味わいがしっかりしておりましたが、これはもしかしたら昨日の水割りよりもこちらのほうが濃かっただけかもしれません。
一方で燗のほうは、酸味がお湯割りよりもひかえめだったような気がします。

ごめんなさ~い!(←めざましテレビの占いで最下位になったときより)
上記に引用した文献にあった“まろやかさ”ってのは、よくわかりませんでしたよ。
同時に飲み比べてみたほうがよかったかも。


(※1)鮫島吉廣監修 メディアファクトリー編集『ゼロから始める焼酎入門』p.24(2014.4 株式会社KADOKAWA)
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《焼酎》66.さつま黒若潮 25度 200ml【追記あり】 [9946.鹿児島県の焼酎]

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若潮酒造株式会社
鹿児島県志布志市志布志町安楽215番地

本格焼酎
アルコール分25度
容量 200ml
原材料名 さつまいも、米こうじ
(以上、ラベルより転記)




鹿児島県の最東端に位置する志布志市。
その志布志の中心街に蔵を置く若潮酒造さんの芋焼酎をいただきます。
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若潮酒造さんの設立について、文献には以下のような記述がありました。
些か長めではありますが、一部を切りとるとこの文章の意図を正確にお伝えすることができないと判断し、全文を引用させていただきます。

 海と美しい海岸線が南国らしい爽やかな光景を繰り広げる志布志町。大隅半島のちょうど付け根といえるこの地域は、藩政時代には密貿易で栄えた大隅隋一(原文ママ)の重要都市だった。そしてこの地はまた、サツマイモの一大産地でもある。鹿児島で今現在栽培されているサツマイモは約40種。中でも、色白でふっくら丸くでんぷん量の多い「コガネセンガン」は芋焼酎の原料として非常に適しており、殊にここ志布志はその良質の産地として県下に名を馳せているのだ。いってみれば旨い焼酎の「素(もと)」コガネセンガン。これが作られたのは昭和41年のこと。若潮酒造協業組合(当時:ブログ筆者注記)が産声を上げたのはその2年後の昭和43年。地元の酒造・醸造メーカー5社による県内第1号の協業組合としてのスタートだった。」(※1)

コガネセンガンが焼酎の原料として適していることはかつてこちらで触れておりますが、言うなれば若潮酒造さんはそのコガネセンガンと共に誕生し共に成長してきた蔵元さんということでしょうか。

今日いただくこの“さつま黒若潮”も鹿児島県の大隅地方で採れたコガネセンガン(黄金千貫)を用い、黒麹を使用して仕込まれた芋焼酎なのだとか。
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“さつま黒若潮”という銘については、上記と同じ文献に「当時人気を二分していた横綱が若乃花と朝潮。彼等にあやかって焼酎界の横綱になれ、と一般公募で選ばれたのが「さつま若潮」のネーミングだった。」(※1)という記述がありました。
ということは、この芋焼酎は、かち上げやはたき込みを多用したり、出場と途中休場とを繰り返すような昨今の横綱とはちがった、若潮酒造さんが創業なさった当時の、四つに組んで豪快に投げ飛ばすような“昭和の横綱”らしい力強い味わいなのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。

25度の芋焼酎ですからね、今日は半分だけいただきます。
残りは明日別の飲み方で試し、その感想はこの記事に追記いたします。



まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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黒麹らしい香ばしさがしっかりしておりますね。
でも、しつこさや角はないみたいです。
香りは、ややひかえめの華やかさの中に芋のふっくら感も少し感じます。
甘みは少し感じる程度です。
苦みや雑味はなく、ピリピリ感も感じません。



ここでいつもならばお湯割りで試すところですが、今日は敢えてロックでいただきます。
その理由は、5/30(水)に披露する予定です。
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ロックだと、香りに重さがちょっと出てまいりましたよ。
それでも華やかさとふっくら感とは、弱めながらにも残っております。
ロックでありがちな苦みは出るものの、それほど強くはありませんね。
甘みもロックのほうがよりはっきりしてくるようです。



翌日
まずは少量を、はじめての“水割り”(焼酎:水=5:5)で。
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これはさっぱりした味だなや!
香りは引くものの、それでも華やかさと芋のふっくらした風味とがひかえめに残ります。
香ばしさや甘みは引くみたいです。
重さはなく、苦みや雑味も感じません。



最後に、残ったものをお湯割り(焼酎:水=6:4)でいただきます。
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香ばしさと重さとが少し際立ちますが、けっしてしつこさはありません。
華やかさと芋のふっくらした風味もわかります。
酸味は出るものの、それほど強くはないみたいです。



風味が豊かであるものの、しつこさや角のない、おいしい芋焼酎でした。
特にロックやお湯割りではどっしりした風味を楽しむことができたものの、雑な感じはまったくありませんでした。
一方、水割りではクセがなくさっぱりしていたものの、香りはちゃんとわかりました。

これは私の感想ですが、この芋焼酎は、味わいの要素がそれぞれ突出することなく、バランスよくまとまっているように感じました。
これはまさに、心技体それぞれを兼ね備えた横綱のような味わいではないでしょうか。

今回いただいたさつま黒若潮は、黒麹を使用した芋焼酎でした。
一方、白麹を使用したものはかつて志布志でいただいているのですが、手元にはその焼酎の二合ボトルが在庫でございます。
なにせ25度で二合詰ですからね、飲み方をいろいろと試してみたいところですよ。

(※1)『鹿児島の焼酎』p.26(2003.11 斯文堂株式会社出版事業部)
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《焼酎》65.伊佐錦 100ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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大口酒造株式会社
鹿児島県伊佐市大口原田643

本格焼酎
原材料/さつまいも・米麹(白麹・国産米)
アルコール分/25度
内容量/100ml
(以上、ラベルより転記)




大口酒造さんの焼酎は、かつて黒麹を用いて造られた黒伊佐錦 200mlをいただいております。
今日いただくこの伊佐錦は、白麹を用いた芋焼酎なのだとか。
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黒麹と白麹とのちがいについてはかつてこちらでまとめておりますので、適宜ご参照下さい。



まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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25度ですからね、ちょっとピリッと感じます。
それにアルコールの香りも少し感じます。

芋のふっくら感はかすかです。
華やかさもかなり穏やかです。
また、香ばしさもかすかに感じます。

甘みはそれほどでもないみたいです。
また、苦みや雑味はなく、それに重さや芋臭さも感じません。



ここで、残りをすべてお湯割りにしてみました。
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ふっくら感や華やかさは、いずれも生(き)と同じく穏やかなままです。
一方で、香ばしさがちょっとはっきりするようです。
酸味が少し出るみたいですが、酸味というよりはしょっぱい感じがします。
それはオマエんとこの水道のせいじゃないのか?



“さっぱり・ふんわり・ちょい香ばしさ”のおいしい芋焼酎でした。
重さや臭さはゼロで、とても飲みやすく感じました。
でも、弱めながらにも香りを感じるので、物足りなさはありませんでした。

これは普段飲みにはちょうどよいかも。
飽きの来ない味わいではないでしょうか。
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《焼酎》59.さくらじま ハイカップ 25% 200ml【追記あり】 [9946.鹿児島県の焼酎]

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本坊酒造株式会社
鹿児島市南栄三丁目27番地

本格焼酎
原材料/さつま芋(鹿児島県産)・米麹(国産米)
容量/200ml
アルコール分25%
(以上、ラベルより転記)



★☆★☆★☆≪予告≫★☆★☆★☆

先週末は、更新を休んで出かけておりました。

主たる目的は酒集めではなく、春の味覚を求めての旅でした。
そちらのほうは、いつものことながら堪能させていただきましたよ。

一方、酒集めのほうはというと、目的としていた酒を集めることは無事できたものの、一言で言えば“怒涛の貼り紙三連発”に翻弄された旅でしたよ。
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この旅の報告は、まとめることが出来次第発表させていただきますので、しばしお待ちいただきたく存じます。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆



ということで、今日は芋焼酎をいただきます。
本坊酒造さんの焼酎は、かつて前割りの芋焼酎であるさくらじまハイカップ 12度 200mlをいただいております。
今日いただくこのさくらじまハイカップは、アルコール度数25%の本格焼酎でした。
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25度の焼酎ですので、今日は半分だけいただきます。
残りは明日、別の飲み方で試すことにいたします。
(その感想は、明日この記事に追記します。)


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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25度ですが、アルコール香はそれほど感じません。
一方で、芋の香りが華やかですね。
フワッと香りますが、しつこさはありませんよ。
また甘みがしっかりしていて、甘みに厚みを少し感じます。
それでいて苦みや雑味はゼロで、香りに重さや芋臭さはまったくありません。


次に、お湯割りで。
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軽めではあるものの、甘みが残るためか薄っぺらさは感じません。
香りは穏やかになるものの、華やかさがわかります。
また酸味がちょっとだけ出るみたいです。



翌日。
残ったものを、ロックでいただきます。
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苦みが出ますね。
少し鋭い苦みです。
それとともに、甘みが引いて、かなり引き締まりますね。
香りは生(き)と同じくらいです。



私としては、香り豊かで甘みを感じた生(き)、そして香りが穏やかで軽さを感じたお湯割りが好みでした
しかしロックでは、甘みが引いて薄っぺらさが出る一方で、苦みが出て飲みにくさを感じてしまいました。
深みはないものの、軽めで香りと甘みとを特徴とする焼酎でしょうから、それらが映える生(き)やお湯割りがよいのではないでしょうか。
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《焼酎》54.田苑 金ラベル 12度 [9946.鹿児島県の焼酎]

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田苑酒造株式会社 鹿児島工場
鹿児島県薩摩川内市樋脇町塔之原11356番地1

本格焼酎
原材料/大麦・大麦麹・米麹(国産米・タイ産米)
内容量/300ml
アルコール分/12度
(以上、外装フィルムより転記)




今日からゴールデンウィークですね。

ゴールデンウィークの初日である今日はゴールデンな気分を楽しむべく(←どんな気分だよ!)、田苑“金ラベル”の前割り焼酎をいただきますよ。
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ちなみに、ズボンはコール天のものを着用しております。
どうでもいいわ!
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この田苑金ラベルは、オーク樽で熟成された麦焼酎なのだとか。
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“タイ産米”が使用されておりますね。
タイ米が製麹に向いていることはかつてこちらで触れておりますので、適宜ご参照ください。

それにしても、鹿児島の焼酎といえば芋焼酎でしょうけれど、どうしてこれは樽貯蔵の“麦焼酎”なのでしょうか?
このことについては、文献に以下のような記述がありました。

 戦後、昭和22年(1947)、
 芋焼酎造りを開始し、県内では高く評価されたが、「鹿児島では、こんな酒を飲んでいるのか。」と東京では酷評された。「今までにない、まったく新しい焼酎を造ってみせる。」と4代目塚田定清は決意した。
 そして辿り着いた結論が、麦焼酎の『樽貯蔵』だった。
 「ウイスキー、ブランデー、ワインなど世界を代表する多くのお酒が樽熟成によって評価され、焼酎でもできないわけがない」。
 研究は昭和31年(1956)から本格的になる。ついに57年(1982)、日本初の「樽貯蔵麦焼酎」が生まれる。静かに時を重ねた原酒は、刺激が減って風味がよくなり、舌にのせたときのまるみも増す。うっとりする黄金色を帯び、樽由来のバニラのような香りと、深い味わいのある焼酎になった。」(※1)

ということは、ふわっとした香ばしさを特徴とする減圧蒸留の麦焼酎の風味とは異なるわけですね。


またこの焼酎は、“音楽仕込みなのだそうです。
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文献には「 さらに、蔵人がBGMのクラシックで醪が変わることに気づき、特製スピーカーを採用。樽貯蔵に続き、音楽仕込みによっても独自の美味しさを創り出している。」(※1)とありましたが、そういえば音楽をかけながら仕込むってのは、たしか喜多方の小原酒造さんも同じようなことをなさっておりましたね。


それでは、いただいてみたいと思います。
これまでの経験からして、熟成焼酎はお湯割りや燗にするとスースー感が出でしまうようでしたので、今日は全量を冷蔵庫で冷やしていただきたいと思います。

お酒の色は、淡い金色でした。
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ああ、やっぱりね。
ウィスキーのような香りと風味、それに熟成感が豊かですが、軽めです。
うまみはかなり淡めではあるものの、麦焼酎らしいふわっとした香ばしさを弱めながらにも感じますよ。
また、軽い苦みをごくかすかに感じます。

甘みはひかえめで、ほんのかすかです
酸味は感じません。


熟成された風味が豊かですが、軽くて飲みやすい焼酎でした。
一般的な焼酎の味わいとはちがって、むしろウィスキーの水割りのようでした。
でも軽くて、しかもクセが少ないことから、飲みやすいと思います。
また、ピリピリ感や角がないのは熟成の効果か、それとも音楽仕込みの成果でしょうか?

今回いただいたものは前割り(水割り)でしたので試すことはできませんでしたが、前割りではない度数の高いものであれば炭酸割りにしてもいけるのではないかと思いました。


(※1)『焼酎一個人 vol.1 今、最高においしい焼酎(BEST MOOK SERIES 47)』p.27(2017.7 KKベストセラーズ)
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《焼酎》53.高倉 100ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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奄美大島酒造株式会社
鹿児島県大島郡龍郷町浦1864-2

本格焼酎
アルコール分30度
原材料名/黒糖・米こうじ
100ml
(以上、ラベルより転記)




奄美大島で黒糖焼酎を造る奄美大島酒造さん。
その黒糖焼酎は、かつてじょうご(JOUGO)25度100mlをいただいております。

今日いただくこの“高倉”も黒糖焼酎ですが、こちらは「3年以上熟成させた原酒を、樫樽でさらに熟成させた『高倉』は琥珀色の焼酎。樽香と黒糖の香りが調和した、その豊潤な味わいに魅せられたファンも多いという。」(※1)という熟成焼酎なのだとか。

アルコール度数は30度とやや高めでした。
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まずは生(き)、すなわちストレートで。
少し黄色がかっているようですね。
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30度だけあって、アルコールが強めです。
さわやかさもあって、スースーでピリピリですわ。
ウィスキーのような風味がありますが、深みはなくて軽めです。
甘みはほとんど感じません。
苦みや雑味もないみたいです。


こういう風味の焼酎をお湯割りにすると湿布みたいな風味になることは経験済みですので、残りはロックでいただきます。
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風味はそのままですが、苦みが出ますね。
この苦みはけっこう鋭いようです。
それでいてスースーやピリピリは残ります。


熟成感や深みは一応あるものの、スースーやピリピリがはっきりしており、そしてロックでは苦みも立ってきてしまいました。
ウィスキーみたいな風味はあるものの、軽めで弱いように感じました。
それでいて甘みが少ないことから、まろやかさに欠けるようでした。

私の好みとは、ちょっとちがう味わいでした。
むしろ私は、JOUGOのほうが好きですわ。

(※1)『鹿児島の焼酎』p.18(2003.11 斯文堂株式会社出版事業部)
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《焼酎》52.小鹿 25度 200ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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小鹿酒造株式会社
鹿児島県鹿屋市吾平町上名7312

本格焼酎
アルコール分 25%
内容量 200ml
原材料 さつまいも、米麹(国産米)
(以上、ラベルより転記)




今日はね、鹿児島県鹿屋市に蔵を置く小鹿酒造さんが造った“小鹿”なる芋焼酎をいただきますよ。

小鹿酒造さんについて、文献では以下のように紹介されておりました。
鹿児島県の南東部に突出する大隅半島は、日本一のサツマイモの産地として知られる。鹿児島県自体が「芋どころ」なのだが、その県内でも60~65%のサツマイモが大隅半島で生産されているのだ。由来、この地では古くから芋焼酎造りが盛んで、魅力的な焼酎を造っている蔵元が多い。」(※1)
冒頭でふれたような、芋の産地に近いという地の利を生かし、芋の鮮度にこだわった焼酎造りを行なっているのが小鹿酒造協業組合だ。」(※2)

小鹿酒造さんの原料芋へのこだわりは、単に地の利を生かしたものにとどまらないようです。
蔵元さんのWebsiteでは、「「鹿児島のいも焼酎たるもの、鹿児島の大地で育てられた新鮮で良質なさつまいもで造りたい。」そんな想いから、平成6年に農業法人(有)小鹿農業生産組合を設立、直営農場約30ha、契約農家の農場約100haで小鹿酒造で必要なさつまいもを仕込み計画に合わせて栽培していきます。」と紹介されているとおり、必要なさつまいもを自前で作ってしまうほどでした。

そんなこだわりの成果でしょうか、今日いただくこの“小鹿”は、「さつまいもの甘くさわやかな香りと芳醇な味わいが特徴。ロック、お湯割りどちらにも向く。」(※3)のだとか。


これは期待できそうですね。
ちょうど話のネタが尽きましたので、いただいてみたいと思います。

25度の焼酎ですので、今日は半分だけいただきます。
残りは明日、別の飲み方で試すことにいたします。
(その感想は、明日この記事に追記します。)


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
6534.JPG

一口含むと、華やかな香りが穏やかに漂います。
芋の風味もありますが、重さはなく、しかもこれもかなり穏やかです。
また、甘みも少しあるみたいです。
一方で苦みや雑味はなく、それにピリピリもありません。


次に、お湯割りで。
写真を撮ることを忘れてしまいました!

お湯割りだと、やはり酸味が出ますね。
でも突出せず、他の味の要素とのバランスはよいみたいです。
華やかな香りと芋っぽい風味はやはり穏やかです。
甘みは少し引くみたいです。
また、ごくかすかな香ばしさを感じます。
苦みや雑味はありません。


翌日。
ロックでいただきます。
6537.JPG

苦みが出ますね。
軽めではあるものの、鋭さを感じます。
甘みが引くようで、キリッとしてきました。
香りと芋っぽい風味とは残りますが、やはり穏やかです。
ただ、重さがかすかに出てきたようです。


香りと風味とがしっかりしているものの、穏やかにまとまっている焼酎でした。
薄いかなとも思いましたが、物足りなくはないですね。
軽快ではあるものの、しっかりした焼酎でした。
翌日に重さがちょっと出たのは、もしかしたら開封によって空気に触れたせいでしょうか?

(※1)株式会社フード・ビジネス発行『薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎』p.10(2001.5 柴田書店MOOK)
(※2)(※1)p.12
(※3)(※1)p.140
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