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【お酒】1278.福鶴 カップ [42.長崎県の酒]

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福田酒造株式会社
長崎県平戸市志々伎町145

原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール、糖類
アルコール分 15度
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




長崎県は平戸のお酒ですが、入手したのは浅草にある“まるごとにっぽん”でした。
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なんでも、日本最西端の蔵元さんなのだとか。
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ラベルには糖類の表示がありましたが、フタにはありませんでした。
それにしても、文字が読みにくいラベルだな。
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フタには米の産地表示がないことから、ラベルのほうが制作が新しいものと判断し(米の産地表示が義務付けられたのが平成23年からですので)、このブログではラベルのほうに従って品質を表示しておきたいと思います。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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うまみはやや濃いめです。
苦味と渋味とが少しはっきりしています。
それに、うまみに少しクドさを感じますが、添加されたような画一的な味わいではないですね。
それでもキレはよいみたいです。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんどなく、アルコール由来と思われるさわやかさをちょっとだけ感じます。
でも、ちょいピリですわ。

甘みははっきりしています。
糖添三増酒にありがちなとろみのような舌触りを感じますが、べとついた感じはしませんね。


やや濃醇でちょい苦ちょい渋ちょいピリ甘口のお酒でした。
飲みやすくはないものの、不思議と嫌味は感じませんでした。
甘めですが、食事と合うお酒でしたよ。
キレがよいことがクドさを緩和してくれているようですが、これはやはりアル添の効果でしょうか?
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【お酒】1054.六十餘洲 金撰 カップ [42.長崎県の酒]

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今里酒造株式会社
長崎県東彼杵郡波佐見町宿郷596

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類・酸味料
アルコール分 15度以上16度未満
200ml詰
(以上、ラベルより転記)




このブログを始めてから3年が経ちましたが、ようやく長崎県のお酒をはじめていただくことができました。

これで残るゼロ県は、宮崎県、鹿児島県、そして沖縄県の3県となりました。
しかし、これらの各県では焼酎や泡盛が好まれているようで、いわゆる“日本酒”(私は日本酒という言葉を使いたくはないのですが、ここではいわゆると二重引用符とを付して便宜的に使います。)を造っている蔵元さんは、私が知る限りでは宮崎県に2軒、鹿児島県と沖縄県とには1軒ずつしかないはずです。
それ故、これらの各県へ酒集めに出かけることは非常に効率が悪いことから、おそらく私が焼酎や泡盛に興味を持ちはじめないかぎりあり得ないと思います。

すなわち、これら各県で作られたいわゆる“日本酒”をこのブログで紹介できるかどうかについては、偶然に入手できることにかかっているというわけです。


話を今日いただくこのお酒に戻しましょう。
このお酒の銘柄である“六十餘洲”(ろくじゅうよしゅう)については、手元にあった文献に以下のような解説がありました。

 今里酒造の創業は江戸中期の一七七二年で、銘柄の『六十餘洲』は、以前日本には六十余りの国々があったことから、日本全国という意味合いで、日本中の皆に飲んでいただきたいという想いをこめて名付けられた。」(※1)

そんな壮大な願いが込められたこのお酒ですが、誠に残念ながら糖類酸味料フル添加の三増酒でした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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あれ?

うまみはやや濃いめです。
一口目の初っ端では添加された味のクドさが舌に乗ってきますが、味わってみると醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみを感じますし、うまみ自体に深みもあるみたいです。
また、軽い苦みもちょっとだけあるみたいですが、これもいい具合に効いています。
それでいて、キレはよいみたいです。

酸味はややひかえめです。
すっぱさとさわやかさとをちょっと感じる程度です。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
甘ったるさやクドさはないものの、少しべとつくみたいです。


やや濃醇で旨やや甘口のおいしいお酒でした。
添加された味を感じますが、そのクドさはひかえめです。
それでいて酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)や深みがあることから、三増酒にありがちな画一的でうすっぺらい味わいではないですね。
また酸味が穏やかで、キレもよいことから、角のない味わいに仕上がっていると思います。
糖類酸味料フル添加の三増酒にしては、なかなかいけるのではないでしょうか。
もし機会があれば、特定名称酒も味わってみたいところです。


(※1)檜原勇多賀『日本酒を愉しむ-長崎県の酒蔵をあるく-』p.18(2015.2 長崎文献社)
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