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33.岡山県の酒 ブログトップ
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【お酒】1113.作州武蔵 カップ [33.岡山県の酒]

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難波酒造株式会社
岡山県津山市一宮436

原材料名/米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類
アルコール分/14.0度以上15.0度未満
180ml詰
(以上、カップの印刷事項より転記)




作州武蔵の銘柄について、文献には以下のような記述がありました。

 城下町のたたずまいを残す勝山町。旭川沿いに蔵を構える勝山酒造の軒先には、酒林が並ぶ。旭川の伏流水を汲み上げ、県産米を使って但馬杜氏が醸す酒は、その名も「作州武蔵」。江戸初期の剣客、宮本武蔵の名を借りて命名した。」(※1)

あれ?
勝山町の勝山酒造?

でも今日いただくこのお酒は、津山市の難波酒造さんが造ったものでした。
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難波酒造さんのWebsiteをあたってみたところ、平成14年に「勝山酒造様より「作州武蔵」の営業権を譲受。」とありました。
もしかしたら、勝山酒造さんが廃業する際に、地域で広く愛されていた作州武蔵の商標を残すべく、難波酒造さんが一肌脱いだのでしょうか?


そんな作州武蔵ですが、まことに残念ながら、糖類添加の三増酒でした。
ただし、酸味料は添加されていないみたいです。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ちょっと着いていることがわかる程度でした。
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うまみはやや淡めです。
やわらかいうまみの中に、酒臭さ(←ほめ言葉です)もちょっと感じます。
それに、クドさはないみたいです。
苦みや雑味はありません。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさをちょっとだけ感じますが、鋭さはありますね。
さわやかさもほんの少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
とろみのような舌触りは少しありますが、気にはならない程度です。


淡いなりにしっかりしている、やや淡麗でちょいすっぱやや甘口のお酒でした。
酸味料が添加されていない(はず)ためか、味わいにクドさを感じませんでした。
糖添三増酒にありがちなとろみのような舌触りもそれほど気にはならない程度でした。
もしかして、糖類の添加量が少ないのでしょうか。
それとも、14度~15度であることから推察するに、加水量が多めであるが故の効果なのでしょうか。


(※1)山陽新聞社出版局編集・岡山県酒造組合連合会協賛『岡山の酒』p.99(1997.5 山陽新聞社)

【お酒】1107.純米吟醸 倉敷遊歩 カップ [33.岡山県の酒]

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ヨイキゲン株式会社
岡山県総社市清音上中島372-1

・原材料 米・米こうじ(米の産地表示なし)
・使用米 あけぼの米
・精米歩合 60%
・日本酒度 +4
・アルコール度 15度以上16度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)




倉敷の美観地区で入手したお酒です。
このラベルのデザインからして、どうやら倉敷のみやげ物として買ってもらうことを狙っているようですね。
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しかし、造っているのは倉敷の蔵元さんではなく、倉敷市の北隣に位置する総社市に蔵を置く蔵元さんでした。
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特に披露できるようなネタもないことですので、さっそくいただいてみたいと思います。
純米吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ちょっと着いていることがわかる程度でした。
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吟醸香はありますが、弱めですね。
フルーティな風味をほんの少しだけ感じます。

うまみはやや淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
米のうまみが、広がりはないものの、舌をピンと突いてくるようです。
苦みや雑味はまったくなく、しかもキレもよいみたいです。

酸味はややひかえめです。
すっぱさに鋭さが少しあるみたいですが、かなり弱めです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
かなりさらっとした甘みをほんの少しだけ感じます。


米のうまみがピンと効いている、やや淡麗で旨やや辛口のおいしいお酒でした。
苦みや雑味がないのは、吟味して造った成果でしょうか。
うまみにコクはないものの、淡いなりにしっかりしておりました。
それに、酸味や甘みがひかえめながらもうまく効いているようでした。
みやげ物にしてはなかなかいけるのではないかと思いました。

【お酒】1105.十八盛 山廃純米雄町 青螺姫(せいらひめ) 180ml [33.岡山県の酒]

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十八盛酒造株式会社
岡山県倉敷市児島田の口五丁目6番14号

アルコール分 15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
原料米 岡山県産雄町米100%使用
精米歩合 58%
内容量 180ml詰
(以上、ラベルより転記)




おとといいただいた十八盛 ええなあ・・・カップ(三増酒)、そして昨日いただいた十八盛 雄町純米 備前蒼海(びせんそうかい) 180mlに引き続き、今日も十八盛酒造さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒は、岡山県産の雄町米を100%使用し、山廃仕込で造られたという純米酒です。
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山廃仕込(山廃造り)の意味については、かつてこちらで触れております。


また、このお酒のラベルには、山廃仕込が“昔ながらの酒母”である旨が紹介されております。
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酒母の造りにおいて「酛すりの操作を「山卸(やまおろし)ともいい、この操作が、なかなかの重労働なので、明治になってから、これをやめたのが山卸廃止酛(山廃酛)である。」(※1)わけですが、この山廃酛は「明治四二年に嘉儀金一郎氏は、この山卸は麹の酵素と蒸米との接触をはかる操作だから、麹を仕込み水に浸しておいて、麹の酵素を浸出させておき、そこへ蒸米を仕込めば、山卸をしたのと同一の効果を得られることを明らかにした。」(※2)ことによって発明されたわけです。

江戸時代から続く生酛の流れを汲んではいるものの、国の醸造試験所の技師が明治の末期に発明した山廃酛をもって“昔ながらの酒母”と評することは、果たして適切なのでしょうか?


また、これはあくまでも私の感想ですが、これまでにいただいた山廃造り(山廃仕込)のお酒には、うま味や酸味がしっかりしているものが多いように思いました。
一方で、雄町を使用して造られたお酒は、雑身が少なくてキレがよく、すっきりした味わいのものが少なからずあるように感じました。

それでは、雄町を使用しつつ、かつ山廃造りを取り入れてお酒を造ると、いったいどんな味わいになるのでしょうか?

そのことを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
純米酒ですし、上記のラベルではぬる燗でいただくことを勧めておりましたので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、なかなかよい色をしておりましたよ。
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うまみはやや濃いめです。
これは醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみでしょう。
熟成感らしき風味も少しあるみたいです。
それでいて苦みや雑味はまったくありません。
しかもキレがとてもよく、スッと引いていきます。

酸味はややはっきりしています。
強くはないものの、鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
かなりさらっとしたあまみをほんの少しだけ感じます。


うまみや酸味がしっかりしているものの、キレがとてもよくて雑味のない、やや濃醇で旨辛口のおいしいお酒でした。
うまみや酸味の広がりはまさに山廃そのものなのですが、それが口の中で広がった後で、スッときれていくのです。
しかも濃いめなのに、雑味がありませんでした。
雄町を使って山廃で仕込むと、こういう味わいになるのですね。
恐れ入りました。

(※1)坂口謹一郎『日本の酒』p.164(2007.8第1刷 2011.11第5刷 岩波文庫)
(※2)秋山裕一『日本酒』p.68(1994.4 岩波新書)

【お酒】1104.十八盛 雄町純米 備前蒼海(びせんそうかい) 180ml [33.岡山県の酒]

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十八盛酒造株式会社
岡山県倉敷市児島田の口五丁目6番14号

アルコール分 15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
原料米 岡山県産雄町米100%使用
精米歩合 68%
内容量180ml詰
(以上、ラベルより転記)




昨日いただいた十八盛 ええなあ・・・カップ(三増酒)にひきつづき、今日も十八盛酒造さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒は、岡山県産の雄町を100%使用した純米酒です。
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雄町発見の経緯についてはこちらで、そして雄町と他の酒米とのちがいについてはこちらの末尾で、それぞれ簡単にてはありますが触れております。


純米酒ではありますが、蔵元さんのWebsiteの商品紹介ページでは「■ お勧めの飲み方は、冷やして、常温」と紹介されておりましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ちょっと着いていることがわかる程度でした。
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ああ、こりゃやっぱり冷やしたほうがいいわ!
だって、フルーティーな風味が少しありますもの。

うまみは濃くはないものの、けっして淡くもないですね。
米のうまみが豊かで、しかも山田錦ほどではないものの、口の中で広がります。
軽い苦みがかすかにあるみたいですが、まったく気にはなりません。
それでいてキレはよく、スッと引いていきます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
でも、かなりさらっとした甘みを少し感じます。


米のうまみが広がってスッときれる、芳醇爽快旨口のおいしいお酒でした。
フルーティーな風味と酸味とが、さわやかさを創出しているようでした。
また、このキレのよさは、これまでにいただいた雄町米使用のお酒でも感じたことがありました。
それでいてうまみがちゃんとある、おいしいお酒でした。

【お酒】1103.十八盛 ええなあ・・・ カップ [33.岡山県の酒]

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十八盛酒造株式会社
岡山県倉敷市児島田の口五丁目6番14号

アルコール分/14度
原材料名/米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール、糖類、酸味料
200ml詰




酒銘は文字通り、「娘十八、番茶も出花」のことわざに由来する。」(※1)という(ホンマかいな?)、“十八盛”(じゅうはちざかり:←濁るようです)。

また、“ええなあ・・・”の酒銘については、カップにその由来が書かれておりました。
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精進を重ねた成果というこのお酒ですが、まことに残念ながら、糖類酸味料フル添加の三増酒でした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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ああ、やっぱり。

うまみは濃くはないですが、しっかりしています。
これは添加された味のようで、クドさを少し感じます。
苦みや雑味はありません。

酸味ははっきりしています。
すっぱさに鋭さがあって、しかもけっこうピリッときます。

甘みはやっぱりはっきりしています。
やはりとろみのような舌触りを少し感じます。


ピリ甘口のお酒でした。
添加された味そのもので、しかもピリピリでした。
これはあくまでも私の感想ですが、アル添普通酒で14度という度数から判断するに、加水の多さがピリピリやクドさをなんとか抑えているのではないでしょうか?
まあでも、脂っぽい食べ物には、この酸味が合うのではないかと思います。

(※1)山陽新聞社出版局編集・岡山県酒造組合連合会協賛『岡山の酒』p.63(1997.5 山陽新聞社)

【お酒】1093.燦然 特別純米酒 雄町 カップ [33.岡山県の酒]

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菊池酒造株式会社
岡山県倉敷市玉島阿賀崎1212
 
原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)
原料米:雄町100%使用
精米歩合:65%
アルコール分:15度以上16度未満
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




今週は、月曜日から以下の燦然シリーズをいただいてまいりました。
燦然カップ(普通酒)
燦然 上撰 本醸造 カップ
燦然 上撰 お燗瓶
燦然 上撰 お燗瓶(2)
今日いただくこのお酒は、岡山県が誇る日本最古の酒米と言われる“雄町(おまち)”を100%使用した特別純米酒です。
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これまでにいただいた特別純米酒には香りを特徴とするものも少なからずありましたので、今日は冷や(常温)でいただきます。

お酒の色は、けっこうはっきりしておりましたが、透き通った感じもありました。
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一口含むと、やはり吟醸香のようなフルーティーな香りがかすかにあることがわかりました。

うまみはやや濃いめですが、けっこうスッキリしています。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみの中に、お米のうまみらしきものも感じます。
そのうまみが舌の上で水平に広がって、スッと引いていきます。
とてもキレがよく、透明感すら感じます。
それとともに、軽快な苦みを少し感じます。

酸味はややはっきりしています。
弱めではあるものの、鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
これはお燗瓶で感じた甘みと同じでしょう。
かなりさらっとした甘みですが、酸味の陰に隠れているようです。


キレのよいうまみとさらっとした甘みとを、軽快な苦みと鋭さのある酸味とが引き締める、やや濃醇でスッキリ旨口のおいしいお酒でした。
そういえば、これまでにいただいた雄町を使ったお酒は、どれもキレのよいものばかりでした。
このキレのよいうまみは、雄町を使ったお酒の特徴でしょうか?
だとすれば、雄町で造ったお酒は、アルコールを添加しなくてもキレのよさを出すことができるわけですね。
なかなかおいしいお酒だと思います。

【お酒】1092.燦然 上撰 お燗瓶(2) [33.岡山県の酒]

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菊池酒造株式会社
岡山県倉敷市玉島阿賀崎1212

原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合:70%
アルコール分15.0度以上16.0度未満
180ml詰
(以上、王冠と瓶の印刷事項とラベルとより転記)




菊池酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
燦然カップ(普通酒)
燦然 上撰 本醸造 カップサンゼン
燦然 上撰 お燗瓶
瓶こそ異なるものの、今日いただくこのお酒も上撰の小印が付けられたお燗瓶ですので、おそらく昨日いただいたお酒と中身が同じでしょう。
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王冠もラベルも、同じものでした。


普通酒(あるいはもしかしたら本醸造)でしょうから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色も、同じですね。
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ああ、これは完全に同じお酒でしょう。
軽い苦みがあって、キレよく透明感を感じます。
それにちょいピリで、やや甘口です。

やはりこのお酒も、上撰本醸造のカップ酒よりも飲みやすいと思います。

【お酒】1091.燦然 上撰 お燗瓶 [33.岡山県の酒]

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菊池酒造有限会社
倉敷市玉島阿賀崎

原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合:70%
アルコール分15.0度以上16.0度未満
180ml詰
(以上、王冠と瓶の印刷事項とラベルとより転記)




おとといいただいた燦然カップ(普通酒)と、昨日いただいた燦然の上撰本醸造カップサンゼンとに引き続き、今日も菊池酒造さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒には上撰の小印がつけられておりますが、特定名称は表示されておりません。
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この王冠は、十旭日(じゅうじあさひ)李白、それに八潮のお燗瓶で用いられていた王冠と同じものですね。

特定名称は付されていないものの、燦然上撰本醸造カップサンゼンと同じラベルが貼られているということは、きっと中身は同じお酒なのでしょう。
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このお燗瓶に印刷されている蔵元さんの商号は、有限会社になっていますね。
菊池酒造さんは今は株式会社化されているみたいですから、このお燗瓶は古いものなのかもしれませんね。
しかも菊池ではなく、菊地になっているし。
それに商号の最後に付けられている“吟醸”の表示は、これは今の品質表示制度下においては問題があるのではないでしょうか。


普通酒(あるいはもしかしたら本醸造)でしょうから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに茶色がかっているようでした。
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本醸造のカップ酒と同じく、キレがよくて透明感がありますね。
苦みもありますが、本醸造のカップ酒ほど強くはないみたいです。
それに、こっちのほうが淡いみたいです。

酸味はややはっきりで、ちょいピリです。

甘みもややはっきりしています。


淡麗ちょい苦ちょいピリやや甘口のお酒でした。
たしかに本醸造のカップ酒と同じく、透明感があって、苦みもちょっと感じました。
でも、本醸造のカップ酒よりも淡くて苦みが強くはなく、しかも香ばしさを感じませんでした。

もしかして、昨日いただいた本醸造のカップ酒で感じた苦みや香ばしさは、劣化に因るものだったのでしょうか?
そういえば、かつて十旭日(じゅうじあさひ)のお燗瓶をいただいた際にも、同じお酒が詰められているはずのカップ酒との味のちがいを感じたことがありました。

これは完全に私の予想ですが、同じお店の同じ売場で入手したお酒で、しかも同じ中身であるにもかかわらず味わいが異なっているとすれば、それは容器の構造、すなわちお酒が空気に触れている面積の差異に起因する劣化具合のちがいが、味わいのちがいをもたらしたのかもしれませんね。

私は、劣化したお酒の味わいを感じたことがありませんのでなんとも言えないのですが、いつか「これが劣化したお酒だ」というものに出会った際には、今日のことを思い出してみたいと思います。

【お酒】1090.燦然 上撰 本醸造 カップサンゼン [33.岡山県の酒]

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菊池酒造株式会社
岡山県倉敷市玉島阿賀崎1212

原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合:70%
アルコール分15.0度以上16.0度未満
180ml詰
(以上、フタとカップの印刷事項とより転記)




昨日いただいた燦然カップ(普通酒)に引き続き、今日も菊池酒造さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒は、上撰の小印が付けられた、精米歩合70%の本醸造のカップ酒です。
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本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、わずかに茶色がかっていて、澄んだ感じでした。
こういう色のお酒って・・・、
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うまみは濃くはないですが、しっかりしています。
醸し出された酒臭い(ほめ言葉です)うまみも少し感じますが、それよりもやっぱり苦みが少しはっきりしています。
香ばしさも少しあるみたいです。
それでいてキレがよく、透明感も感じます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少しあって、さわやかさも少し感じます。
それに、ちょいピリですね。

甘みはややはっきりしています。
強くはないものの、少しべとつくような気がします。


ちょい苦ちょいピリやや甘口のお酒でした。
これまでに、苦みの強い醪を多めのアル添でのばして搾ったような味わいのお酒にいくつか出会いましたが、それらはみな普通酒でした。
今日いただいたこのお酒は本醸造ですから、醸造アルコールの添加量に上限があって、アルコールでのばすようなことは基本的にはできないはずです。
それでもこのお酒は、これはあくまでも私の感想ですが、アル添でちょっと角のある味を緩和しているように感じました。
私としては、この上撰本醸造よりも、昨日いただいた普通酒の燦然カップのほうがはるかにおいしいと思いました。

【お酒】1089.燦然カップ [33.岡山県の酒]

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菊池酒造株式会社
岡山県倉敷市玉島阿賀崎1212

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分14.0度以上15.0度未満
180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)




酒造りを始めたのが明治十一年。「燦然と輝く」という言葉の通り、代表酒銘の「燦然」には、数ある酒の中で輝くというようなすばらしい酒という意味が込められている。」(※1)という燦然(さんぜん)。


ネタが尽きたところで、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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最初に甘みを感じました。
けっこうはっきりしていますが、けっしてべとつかない、さらっとした甘みです。

うまみは淡めです。
やわらかいうまみをほんのりと感じる程度です。
苦みや雑味はありません。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさはちょっとだけで、むしろさわやかさをややはっきりと感じます。
刺激やピリピリ感はありません。


甘みとさわやかさとがよく合う、淡麗爽快甘口のおいしいお酒でした。
甘いですが、クドさはまったくありません。
甘み自体がさらっとしているのみならず、さわやかさもうまく作用しているようです。
それに雑味がまったくなくて、きれいな味わいです。
これ、なかなかいけるんじゃないの。

(※1)山陽新聞社出版局編集・岡山県酒造組合連合会協賛『岡山の酒』p.63(1997.5 山陽新聞社)
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