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【お酒】1187.津和野盛 上撰 カップ [32.島根県の酒]

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合資会社石州酒造
島根県鹿足郡津和野町後田口218

アルコール分 15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)醸造アルコール
180ml詰
(以上、カップの印刷事項より転記)




カップに印刷されているこの絵は、おそらく津和野の伝統舞踊である“鷺舞”でしょう。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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燗をつけると、酒臭い(←ほめ言葉です)香りが少し立ってまいりました。
また、アルコールの香りもすこしはっきりしているようです。

うまみは、どちらかというとちょっと濃いめといった感じです。
醸し出された酒臭い(←あくまでもほめ言葉です)を感じます。
また、香ばしさも少し感じます。
一方で、苦みや雑味はなく、キレはよいみたいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
ですが、酸味自体に深みを少しあるみたいです。
また、アルコール由来と思われるさわやかさも少しはっきりしています。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
さらっとしているものの、幅を感じます。
ですが穏やかで、前に出てこない感じがいたします。


しっかりしているものの、さわやかでキレのよい、ちょい濃醇で旨やや甘口のおいしいお酒でした。
アルコール香やさわやかさがはっきりしていることから、アル添量が多めではないかと推察いたします。
ですが、アル添多めのお酒にありがちな雑味やうすっぺらさがないことから、ごまかしのためのアル添ではけっしてないと感じました。
むしろ軽快さが出ていて、飲みやすくなっているのではないかと思いました。
純米至上主義(=アル添排斥主義)を信奉なさっている諸兄には論外の味わいかもしれませんが、私はこういう味わいのお酒、好きですね。

【お酒】1151.髙砂 上撰 カップタカサゴ (津和野⇔新山口 箱入り) [32.島根県の酒]

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株式会社財間酒場
島根県鹿足郡津和野町中座口34

アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米・米麹・醸造アルコール
180ml詰
(以上、ラベルとフタとより転記)
(米の産地表示なし)




昨日は財間酒場(ざいまさかば)さんの髙砂上撰カップタカサゴをいただきました。
今日いただくこのお酒も同じ名称ですが、“津和野⇔新山口”と表記された箱に詰められて、かつ絵が描かれたラベルが貼られておりました。
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二個セットで販売されておりましたが、同じ絵柄でした。
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品質表示から判断するに、詰められているお酒は昨日いただいた髙砂上撰カップタカサゴと同じものでしょう。
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今日は冷や(常温)でいただいてみます。

お酒の色は昨日と同じく、少し透き通った感じがしました。
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おお、やっぱり。
この渋みや酸味には覚えがありますよ。
でもね、昨日の燗酒ほど渋みや酸味は強くはないみたいです。
それに、甘みもちょっとだけ出てきているみたいです。


おそらく同じお酒でしょうが、燗酒よりも冷やのほうが、角がなくて飲みやすいみたいでした。
それでいて、甘ったるくはないので、食事とも合わせやすいと思います。

これはね、SLやまぐち号の車内で、駅弁をつつきながら冷やのままでいただくとおいしいと思いますよ。

【お酒】1150.髙砂 上撰 カップタカサゴ [32.島根県の酒]

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株式会社財間酒場
島根県鹿足郡津和野中座口34

アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米・米麹・醸造アルコール
180ml詰
(以上、ラベルより転記)
(米の産地表示なし)




財間酒場(ざいまさかば)さんについて、文献では以下のように紹介されておりました。
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 背後になだらかな青野山。桜の木が並ぶ小高い丘。蔵の前には小川が流れる。さだまさしさんの「案山子」の歌詞にも登場する酒蔵は、絵になる風景の中に佇む。寛政3(1791)年に創業し、お殿様から酒造の免許をもらったそうだ。」(※1)


話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
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お酒の色は少し着いていることがわかりましたが、それにしても透き通っていますね。
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うまみは自体は濃くはないですね。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをかすかに感じます。
それよりも、香ばしさがはっきりしています。
また、渋みがあって、重くはないもののの鋭さを感じます。
それでいてキレはよく、透明感を感じます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさが弱めですが、それでも鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
ほんの少しだけ感じる程度です。


香ばしさや渋み、それに酸味の鋭さを感じる、ちょい渋ちょいすっぱ辛口のお酒でした。
甘みが少なくて透明感があるためか、ややドライな口当たりでした。
そのせいか、香ばしさや渋み、酸味がより目立っているように感じました。
この味わいから推察するに、もしかして荒めのもろみに多めのアル添を施しつつ、搾ったあとでの加水も多めなのでしょうか?
私としては、もう少しうまみがほしいところでした。

(※1)石原美和『しまね酒楽探訪』p.100(2013.10 今井出版)

【お酒】1140.初陣 上撰 カップ [32.島根県の酒]

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古橋酒造株式会社
島根県鹿足郡津和野町後田口196

原材料 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類
アルコール分 15度以上16度未満
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




昨日いただいた初陣佳撰カップに引きつづき、今日も古橋酒造さんのお酒をいただきます。

今日いただくこのお酒には上撰の小印が付けられておりましたが、残念ながら佳撰カップと同じく糖類添加の三増酒(酸味料添加の表示なし)でした。
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それにこのお酒も佳撰カップと同じく、運んでいる途中で中身が漏れ出してしまい、補修に補修を重ねた満身創痍の状態で持ち帰ってきたことから、早々にいただく必要があったのでした。
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同じ酒集めの旅で購入した紙カップのうち、五橋のほうは無傷だったのですが、なぜか初陣は2種類とも漏れ出してきたのでした。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、佳撰カップよりもちょっとだけ濃いめでしょうか。
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うまみは濃くはないですが、しっかりしています。
深みはないものの、醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみを一応感じます。
また、熟成感はちょっとだけあるものの、佳撰カップで感じた渋みはないみたいです。
それにキレがよく、透明感を少し感じます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが強くはなくて、やはり鋭さを少し感じますが、佳撰カップほど鋭くはないみたいです。
ですが燗が冷めるにつれて鋭さが増してくるようです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
糖添三増酒にありがちなとろみのような舌触りは感じません。


ちょいすっぱやや甘口のお酒でした。
佳撰カップと同じくやはり酸味が効いていましたが、こっちのほうが鋭さが少ないように感じました。
また、渋みがなく、透明感を感じました。
糖添三増酒にしては、まあまあいけるほうではないかと思います。
でもやっぱり、味に深みがないですね。

【お酒】1139.初陣 佳撰 カップ [32.島根県の酒]

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古橋酒造株式会社
島根県鹿足郡津和野町後田口196

原材料 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類
アルコール分 15度以上16度未満
180ml詰




まずはじめにこのカップですが、これは既製品ですね。
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これまでにも、小浜の上撰わかさニューカップや、岩手県の廣喜カップで見たことがありましたよ。


実は拙宅にはこのお酒よりも古いカップ酒の在庫がまだあるのですが、先週末に津和野を訪問した際に入手したこのお酒を早々に飲まなければならなくなってしまいました。
なぜならば、このお酒は運んでいる最中にフタの部分から中身が漏れ出してしまい、補修に補修を重ねながらようやく持ち帰ってきたものだからです。
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このアルミフタの上にはプラスチックの外フタが付いていたのですが、それでも漏れてきてしまいました。
どうやら、アルミフタに寄ったシワの部分が裂けてしまったようでした。

津和野から苦労して持ち帰ってきたこのお酒ですが、まことに残念ながら、糖類添加の三増酒でした。
ですが、酸味料は添加されていないみたいです。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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うまみは意外にもやや濃いめです。
深みはそれほどでもないものの、醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみを感じます。
また、うまみにクドさはないみたいです。
それに、熟成感と軽い渋みとをちょっとだけ感じます。
キレはよいみたいです。

酸味はけっこうはっきりしています。
すっぱさはそれほど強くはないものの、けっこう鋭いですね。
刺激やピリピリ感はないみたいです。

甘みはややはっきりしています。
ですが、糖添三増酒にありがちなとろみのような舌触りはないみたいです。


鋭い酸味が効いているものの甘みがそれを和らげている、やや濃醇ですっぱやや甘口のお酒でした。
これ多分ね、甘みがないと、酸味の鋭さが目立ち過ぎて飲みにくいと思います。
甘みがいい塩梅に効いていて、しかも三増酒にありがちなとろみのような舌触りやべとついた感じがしませんね。
それでも酸味に鋭さがありますが、肉料理、それも濃い味のものには合うのではないかと感じました。
糖添三増酒にしては、まあいけるほうではないでしょうか。
苦労して持ち帰ってきた甲斐がありましたよ。

【お酒】992.ほろ酔 上撰 カップ [32.島根県の酒]

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青砥酒造株式会社
島根県安来市広瀬町布部1164-4

原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造糖類・醸造アルコール
アルコール分 15.0度以上 16.0度未満
内容量 180ml
(以上、フタより転記)




このお酒ですが、カップに“山中鹿介ゆかりの銘酒ほろ酔”と書かれております。
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山中鹿介(やまなかしかのすけ)は、おそらく戦国時代の一時期に山陰地方を支配した尼子氏麾下の武将のことでしょう。
その山中鹿介と青砥酒造さんとの関係については、手元の文献からも、また蔵元さんのWebsiteからも、明確な記述を見つけることができませんでした。

一方で、蔵元さんのWebsiteには、その歩みを記したページに以下の記述がありました。
 古来より良質の砂鉄が採れることで知られる安来市。
 戦国時代には、鉄をめぐって尼子、毛利両軍の激突の地となりました。
 1895年(明治28年)に、創業した青砥酒造は、
 その両軍が戦った山のふもとの静かな街道沿いにあります。

これはあくまでも私の推測ですが、尼子軍と毛利軍との戦いの場になった地でその当時に造られたお酒を山中鹿介も飲んだであろうと考えて、その土地の酒造りを今日まで継承しているという意味が、上記カップに印刷されている“ゆかり”という言葉に込められているのではないでしょうか?


あれ!そういえば。
上方から江戸への“下り酒”を最初に江戸へ届けたのは、たしか山中鹿介の息子でしたよ。

下り酒(くだりざけ:ブログ筆者注記)とは、江戸時代に酒の本場であった関西で醸造されて江戸に運ばれた酒のことである。」(※1)わけですが、その「下り酒は、伊丹の鴻池家が江戸時代初期に、馬背により酒荷を運んだのが始まりとされる。」(※2)そうです。

そしてその“鴻池家”の始祖である鴻池勝庵こそが、山中鹿介の息子である山中幸元なのだとか。
このことについて、別の文献には以下のような記述がありました。

 慶長五年(一六〇〇)一人の若者が故郷の伊丹をめざし、東海道を急いでいた。江戸を出てから数日、道はまだ遠い。だが足どりは軽快、鼻歌でも出そうな浮き浮きした表情だ。「こんなボロもうけができようとは思いもかけなかったわい。もう武士という意気地を捨て商売に徹してやろう」―。若者の胸は将来の大商人を夢見て大きくふくらんでいだ。この若者、つい一月前には同じ道を逆に汗ダクで江戸へ下っていった。肩に天びん棒、荷物は酒ダル二つ。タルにはこの年、つくったばかりの清酒四斗(七十二リットル)がはいっていた。伊丹から江戸まで約六百キロ。大変な重労働だった。
(中略)
 若者は伊丹郊外鴻池村(いまの伊丹市鴻池)の在で、山中新右衛門幸元。当時二十三歳。いかめしい名だが、それも道理、実は尼子の勇士、山中鹿之助幸盛の遺児である。幼少のころ、播州黒田城主、黒田右衛門佐幸隆の養子となり、城内に住んでいたが天正七年(一五七九)豊臣秀吉の大軍に囲まれた。このとき幸元九歳。二、三の従者とともにひそかに城をおちのびた。
(中略)
幸元は晩年、勝庵(しょうあん)と号した。「山中」の姓も地名にちなんで「鴻池」と変えた。この一代の蓄財が後年、大阪の財閥「鴻池家」の基礎となったのである。」(※3)

もっとも、この「鴻池勝庵の江戸下りは、当時の記録に残っているのではなくいわゆるいい伝えである。したがって実際にタルをかついで行ったという確証はない。このエピソードが記されているのはかなり後年の文書。しかも鴻池家にかかわりのある文書に多いところをみると、同家だけに伝わる口伝だったのかも知れない。」(※4)とのこと。
でもね、“山中鹿介が毛利との戦いの合間に飲んだ酒の味の記憶が血を分けた息子へ遺伝子を通して伝わり、その息子が伊丹で造ったお酒が江戸で人気を得て、伊丹が銘醸地として栄えるようになった”と思うと、面白いじゃありませんか!
これこそ、歴史のロマンを感じる逸話ですよ!


いかんいかん。
今日いただくこのお酒から、話しが外れてしまいました。

そんな(どんなだよ!)山中鹿介ゆかりの銘酒を自称するこのお酒ですが、誠に残念ながら糖類添加の三増酒でした。
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しかも、公式ルールでは、原材料名の表示は「使用した原材料を使用量の多い順に記載する。」ことと定められておりますから(※5)、この表示から判断するに、このお酒では糖類の添加量のほうが醸造アルコールのそれよりも多いということが言えるわけですよ。
もしかしたら、残存糖類が多めで、しかも重厚な味わいに仕上がっているのでしょうか?


大変長らくお待たせいたしました。
そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、けっこうはっきりしておりました。。
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ああ、なるほど。

うまみはやはりやや濃いめです。
酒臭いうまみとはなんとなくちょっとちがって、クドさを感じます。
苦みもほんの少しあるみたいです。

酸味はひかえめです。
ほとんど感じません。

甘みははっきりしています。
とろみのような舌触りがあって、ちょっとべとつくようです。


やや濃醇で甘口のお酒でした。
強くはないものの、ちょっとクドさを感じました。
糖添三増酒にありがちな、とろみのような舌触りもありました。
ただ、これはあくまでも私の根拠なき感想ですが、この旨みは本当に醸されたものなのかどうか、微妙なところだと思います。

もし山中鹿介がこの三増酒を飲んでいたら、伊丹のお酒ははたしてどうなっていたことでしょうか?


(※1)小泉武夫監修『日本酒百味百題』p.28(2000.4 柴田書店)
(※2)鈴木芳行『日本酒の近現代史 酒造地の誕生』p.28(2015.5 吉川弘文館)
(※3)読売新聞阪神支局編『宮水物語-灘五郷の歴史』p.3-5(1966.12 中外書房)
(※4)(※3)p.5
(※5)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)3(1)

【お酒】910.ヤマサン正宗 上撰 カップ [32.島根県の酒]

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株式会社酒持田本店
島根県出雲市平田町785番地

アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米・米麹・醸造アルコール・糖類
(米の産地表示なし)
180ml詰
(以上、フタより転記)




昨日いただいた金鳳カップは上撰なのに糖添三増酒でしたが、今日いただくこのお酒も同じく上撰を名乗りながら糖添でした。
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今日も特に披露できるような情報がありませんので、さっそくいただきます。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからないくらいでした。
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うまみはやや淡めです。
淡いなかに、苦みを感じます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さがあるみたいです。
それに、ちょっとピリッと感じます。

甘みはややはっきりしています。
やっぱりとろみのような舌ざわりを感じます。


ちょい苦ちょいピリやや甘口のお酒でした。
以上です、編集長。

【お酒】909.金鳳(キンポー) 上撰カップ [32.島根県の酒]

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金鳳酒造有限会社
島根県安来市清井町343

原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類
(以上、フタより転記)
アルコール分15.0度以上16.0度未満
180ml詰
(以上、カップの印刷事項より転記)




松江城の近くにあったオサレなスーパーで見つけたこのお酒ですが、残念ながら糖類添加の三増酒でした。
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特に披露できるような情報もないことですので、さっそくいただきたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ちょっと着いているのがわかる程度でした。
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うまみは濃くはないですが、しっかりしています。
ちょっとクドさも感じますが、キレはよいみたいです。
苦みもちょっとありますね。

酸味はややハッキリしています。
すっぱさはそれほどでもないものの、さわやかさを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはハッキリしています。
糖添三増酒にありがちなとろみのような舌ざわりも少し感じます。


甘口のお酒でした。
酸味のさわやかさが効いてはいますが、やっぱり甘いね。

【お酒】905.國暉 コッキカップ [32.島根県の酒]

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國暉酒造株式会社
島根県松江市東茶町8

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分15度以上16度未満
180ml詰
(以上、フタより転記)




松江の市街地には、蔵元さんが三軒あります。
松江城の北東に位置する李白酒造さん。
お城と松江駅との中間くらいに位置する米田酒造さん。
そして、どうやらこの國暉酒造さんが、もっともお城に近いところに位置しているようです。


國暉酒造さんの仕込みについて、以下のような記述が文献にありました。
 1900年台後半頃までは、蔵内にある井戸水が仕込み水だった。北山山脈から松江市内を通る水脈は浅く、町の発展と共に水質が変化してしまったので、現在は枕木山から山水を運び使用している。島根県内でも硬度の高い中硬水。硬度が高いと発酵が進みやすく、バランス調整が難しい。それだけに、造り手の技が光る。」(※1)

そういえば、会津の榮川酒造さんは、新たな水源を求めて蔵を会津若松市内から磐梯山麓へと移転させました。
しかし國暉さんは、蔵の場所を変えることなく、他所で採水した水を運んで仕込むという方法を選択したようですね。


そんな松江市内へ山水を運んで仕込んでいる蔵元さんのお酒をいただきます。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、けっこうはっきりしていました。
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うまみは濃いめです。
熟成感がありますね。
それに軽い苦みが少しあって、それが口に残ります。

酸味はややひかえめです。
すっぱさはほとんど感じませんが、さわやかさが少しあるみたいです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みもややひかえめです。
わずかにあるのがわかる程度です。


熟成感と軽い苦みとの、濃醇ほろ苦やや辛口のお酒でした。
これはちょっと飲みにくいかもしれません。
でも、けっしていやな味わいではないですね。
私としては、飲み応えがあって面白いと思います。
こういう味わいのお酒は、地元の食べ物とあわせてこそ、その味が最も映えるのでしょう。


(※1)石原美和『しまね酒楽探訪』p.22(2013.10 今井出版)

【お酒】904.宗味 上撰 ソウミカップ [32.島根県の酒]

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株式会社右田本店
島根県益田市本町3番30号

原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分15度
180ml詰
(以上、フタより転記)




右田本店さんのお酒は、これまでに宗味の上撰お燗瓶180mlと、宗味の佳撰ソウミカップ(糖添)とをいただいております。
今日いただくこのお酒は、上撰(糖類添加なし)のカップ酒です。
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容器は佳撰カップと同じですが、中身はおそらく上撰お燗瓶と同じお酒でしょう。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は上撰お燗瓶や佳撰カップと同じく、ちょっと着いているのがわかる程度でした。
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あーやっぱりすっぱいですね。
鋭さのあるすっぱさがはっきりしています。
ですが、刺激やピリピリ感はありません。

うまみはやや濃いめです。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみを感じます。
苦みや雑味はなく、熟成感もないみたいです。

甘みはややひかえめです。
さらっとした甘みをわずかに感じる程度です。


すっぱやや辛口のお酒でした。
この酸味は、たしかに宗味の上撰お燗瓶で経験したことがある酸味でした。
しかし、上撰お燗瓶には熟成感があったはずなのですが、このお酒ではそれを感じませんでした。
同じ上撰酒であるはずなのに、何故このような差が生じるのでしょうか?
仕込みの時期やタンクによる個体差か、あるいはこちらのほうがアル添や加水の量が多いのでしょうか?
ただオマエの味覚がいいかげんなだけだろ!
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