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28.兵庫県の酒 ブログトップ
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【お酒】1401.ワンカップ大関 純米にごり酒 [28.兵庫県の酒]

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大関株式会社P
兵庫県西宮市今津出在家町4-9

原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合78%
アルコール分11度以上12度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)




大関さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
266.オダキュー 天下の険 上撰 カップ
386.大関 超特撰 大坂屋長兵衛 大吟醸 180ml
695.本醸造 上撰 辛丹波 300ml
1000.ワンカップ大関 上撰
1013.Vセレクト 淡麗辛口 灘の鬼ころし カップ
1303.上撰 ワンカップ大関 千葉仕立て
1336.ワンカップ大関 上撰 新米新酒
1342.大関 上撰 お燗瓶 180ml
1368.上撰ワンカップ大関 期間限定 せごどん
今日いただくこのお酒は、純米のにごり酒でした。

この純米にごり酒ですが、アルコール度数が11-12度台と低めでした。
それにしても、社名末尾の“P”はどこの事業所を意味するのでしょうかね?
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純米酒ですが、にごり酒ですし、それにワンカップシリーズは冷やしたほうがおいしいものが多いと私は勝手にそう思っておりますので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

滓の量は、全体の半分くらいでした。
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盃に少しだけ移してみましたが、見た目にはとろみはそれほどないみたいでした。
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口に含むと、滓のざらつきを少しだけ感じます。

うまみは濃いめで、米そのものですわ。
口の中でどっしりと広がります。
それでいて苦みや雑味はありません。

酸味はややはっきりかな。
すっぱさが少しあって、弱めながらに鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みははっきりしています。
厚みを感じる甘みですが、べとついた感じやしつこさはありません。


濃醇ちょいすっぱ甘口のお酒でした。
滓のざらつきはあるものの、苦味や雑味がなくて飲みやすいところにワンカップ大関らしさを感じました。
甘めでしたが、甘さ自体にクドさがありませんでした。
それにアルコール度数が低いせいかアルコールの香りを感じることなくいただくことができましたので、口当たりよくスイスイといけそうでした。

ただね、私の感覚としてはやはり甘めであったことから、食事とは合わせにくいのではないかと感じましたよ。
これはむしろ食前酒か、あるいは食後のデザートとしていただくべきお酒ではないかと思いましたとさ。
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【お酒】1384.奥播磨 山廃純米 猪カップ [28.兵庫県の酒]

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株式会社下村酒造店
兵庫県姫路市安富町安志957

原材料名 米(兵庫夢錦100%使用:兵庫県産)・米麹(兵庫夢錦100%使用:兵庫県産米)
精米歩合 55%
アルコール分 16度以上17度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)




昨日いただいた奥播磨純米カップに引きつづき、今日も下村酒造店さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのカップ酒も純米酒ですが、こちらは山廃造りのようでした。
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奥播磨純米カップよりもアルコール度数がちょっとだけ高めですね。
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このカップ酒は、“猪カップ”なのだとか。
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なんでもぼたん鍋に合うとのことでした。
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ぼたん鍋と合わせることはできませんが、じっくりと味わいたいと思います。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かなり深い金色でした。
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燗をつけると、お酒の甘い香りがちょっとだけ立ってきました。

うまみは濃いめですぞ!
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみとともに、ウィスキーのような風味も少し感じます。
熟成感もしっかりで、少し重めに感じます。
それでもやっぱりこのお酒も苦みや雑味はゼロですわ。
それにキレもよいですぞ。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが強めで鋭いものの、酸味自体に深みを感じますよ。
アルコール由来と思われるさわやかさも少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
厚くはないものの、フワッと感じる甘みです。


濃くて深いものの、キレイでキレのよい、濃醇旨口のおいしいお酒でした。
うまみが濃いのに雑味がまったくないなんて、これは恐ろしいね。
酸味がしっかりしていて深みを感じるのは、山廃酛の影響でしょうか?
また甘みが前に出ず、うまみや酸味をうまく和らげているように感じました。

これはうまいね!
ガツンと来てスッと引く、重いけれど軽いお酒でしたよ。
これはあたかも、敵を深追いするなと教える孫子の兵法を具現化したかのような味わいでしたよ。
オマエたまたまそれを思いついただけだろ。
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【お酒】1383.奥播磨 純米 カップ [28.兵庫県の酒]

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株式会社下村酒造店
兵庫県姫路市安富町安志957

原材料名 米(兵庫夢錦100%使用:兵庫県産)・米麹(兵庫夢錦100%使用:兵庫県産米)
精米歩合 55%
アルコール分 15度以上16度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)





昨日に引きつづき、今日も味ノマチダヤさんで入手したカップ酒をいただきます。

下村酒造店さんのお酒は、かつて奥播磨 純米 300mlをいただいております。
品質表示から判断するに、今日いただくこのカップ酒は上記300ml瓶と同じ中身でしょう。

あたしゃかつて、姫路を徘徊したことがありました。
その際、奥播磨シリーズをたくさんとり揃えていたとある酒屋さんに入って奥播磨のカップ酒があるかどうか伺ったことがあったのですが、奥播磨にカップ酒はないよ!ときっぱりと言い切られたことがありましたよ。
ということは、もしかしたらこのカップ酒は味ノマチダヤさんオリジナルの商品なのでしょうか?


このお酒は、“兵庫夢錦”なる酒米を用いて造られているのだとか。
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兵庫夢錦は1993年に育成された酒米で、「「山田錦」の早生・短稈化といもち病抵抗性の付与」(※1)を目的として「早生・短稈化の育種母本として、愛知県育成の「菊栄(きくざかえ)」を、いもち病抵抗性の育種母本(原文ママ;父本の誤りか?)に本県育成系統「兵系23号」を用い」(※1)て育成された酒米なのだそうです。
実際には、山田錦と菊栄とを掛け合わせたものを母本(種子親)とし、それに兵系23号を父本(花粉親)として掛け合わせて育成されたそうです。

下村酒造店さんが蔵をおく姫路などの兵庫県南西部では、かつては山田錦を母本とし、中国31号を父本として育成された“灘錦”という品種が広く栽培されていたそうです。
この灘錦は「山田錦の耐倒伏性を強化することを目標に育種」(※2)され、「早生の早、いもち病抵抗性は極強、耐倒伏性は中で収量がよい。」(※2)品種だったとのこと。
しかし、「「灘錦」は縞葉枯病抵抗性を持ち、いもち病にも強く、収量性、酒造適性の評価は高かったが、やや長稈で耐倒伏性が不十分であり、登熟むらによるみかけの品質が劣ること、また穂発芽しやすいことなど栽培上の問題点が指摘され、改善が求められていた。」(※1)そうです。

そして「「兵庫夢錦」はこうした「灘錦」の問題点を、ほぼ完全に克服する特性を持つことが確認されたので、平成5年度(1993)より「灘錦」に替えて奨励品種に採用」(※1)されたのだとか。

要するに、兵庫夢錦は当初は山田錦の早生・短稈化といもち病抵抗性の付与を目的として育成されたものの、結果として灘錦の品質および栽培上の問題点をも克服することができたわけですね。


私の気が済んだところで、そろそろいただいてみたいと思います。
その前に、ラベルにあった能書きを紹介しておきますよ。
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純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、きれいな金色をしておりました。
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おお!
うまみは濃いめで、けっこうしっかりしています。
かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみがしっかりしています。
熟成感もはっきりしていますが、けっして重くはありません。
それでいて、苦みや雑味はまったくありませんよ!
それにキレもよいみたいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが強くはないものの、鋭さを少しだけ感じます。
それに、少しではあるものの、酸味自体に深みを感じますよ。
さわやかさもちょっとありますね。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じませんが、ゼロではないみたいです。


しっかりしているものの雑味がなくてきれいな味わいの、濃醇旨辛口のおいしいお酒でした。
酒臭さ(←ほめ言葉です)や熟成感、それに酸味もあるものの、味わいに角がないですね。
しかも雑味がまったくなくて、きれいな味わいでしたよ。

これはうまいね!
下村酒造店さんはかつて剣菱によって鍛えられたそうですが、その薫陶は今でもこうして活きているわけですね。


(※1)前重道雅・小林信也編著『最新 日本の酒米と酒造り』p.122(2000.3 養賢堂)
(※2)副島顕子『酒米ハンドブック 改訂版』p.59(2017.7 文一総合出版)
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【お酒】1377.菊正宗 純米樽酒 カップ [28.兵庫県の酒]

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菊正宗酒造株式会社
神戸市東灘区御影本町一丁目7番15号

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
アルコール分 15度
精米歩合 70%
内容量 135ml
(以上、ラベルより転記)




昨日いただいた菊正宗 上撰 樽酒 カップ (普通酒)に引きつづき、今日もキクマサの樽酒をいただきます。
今日いただくこの樽酒は、純米酒でした。
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樽酒の意味については昨日の記事で触れておりますので、ご参照下さい。

なお、菊正宗酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
菊正宗 生貯蔵酒 300ml(普通酒)
菊正宗 上撰 生酛・本醸造 ハイグラス
菊正宗 特別純米酒 超特撰嘉宝蔵 雅(みやび)
菊正宗 生酛純米酒 特撰 嘉宝蔵 灘の生一本
菊正宗 超特撰 嘉宝蔵 生酛吟醸
菊正宗 超特撰 生酛大吟醸 300ml
菊正宗 樽酒 純金箔入カップ
菊正宗 上撰 本醸造 お燗瓶 (二回目はこちら
菊正宗 上撰 普通酒 紙カップ
菊正宗 純金箔入 しぼりたてカップ
菊正宗 スーパーカップ 上撰 生酛・本醸造
菊正宗 上撰 樽酒 カップ (普通酒)


このお酒は、135ml(7.5勺)詰でした。
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そういえばこのカップには、6-7年くらい前まではたしか普通酒の樽酒が詰められておりましたね。
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純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、普通酒の樽酒と同じくかすかに茶色ががっておりました。
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木香はありますね。
でも穏やかでしつこさがありません。

うまみはやや淡めですが、淡めなりにしっかりしています。
米のうまみはそれほどでもなく、軽い酒臭さ(←ほめ言葉です)が舌の上にピンと乗ってくるようです。
また、軽い渋みがごくかすかにあるみたいです。
キレはよく、スッと引きます。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さを感じます。
それにごくかすかにピリッと感じます。

甘みはひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


木香ほんのりで、うまみがピンと効いていてスッと引く、やや淡麗で旨辛口のおいしいお酒でした。
本醸造や普通酒よりも辛口でしたよ。
うまみも厚くはなくて、舌をピンと突くようでした。
また、酸味に鋭さをと感じました。
これらのせいか、かなりキリッと引き締まった味わいでした。

本醸造や普通酒と比べて辛口に感じたのは、醸造アルコールの添加がないためでしょうか?
ということは、もしかしたら醸造アルコールの添加には、甘みももたらす効果もあるのでしょうか?

でもね、私といたしましてはこのカップ酒にはちょっと不満がありますよ!
一合カップに慣れた私としては、135mlってのは量的にいささか物足りないですわ。
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【お酒】1376.菊正宗 上撰 樽酒 カップ (普通酒) [28.兵庫県の酒]

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菊正宗酒造株式会社
神戸市東灘区御影本町一丁目7番15号

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分 14度以上15度未満
180ml詰
(以上、カップの印刷事項より転記)




菊正宗酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
菊正宗 生貯蔵酒 300ml(普通酒)
菊正宗 上撰 生酛・本醸造 ハイグラス
菊正宗 特別純米酒 超特撰嘉宝蔵 雅(みやび)
菊正宗 生酛純米酒 特撰 嘉宝蔵 灘の生一本
菊正宗 超特撰 嘉宝蔵 生酛吟醸
菊正宗 超特撰 生酛大吟醸 300ml
菊正宗 樽酒 純金箔入カップ
菊正宗 上撰 本醸造 お燗瓶 (二回目はこちら
菊正宗 上撰 普通酒 紙カップ
菊正宗 純金箔入 しぼりたてカップ
菊正宗 スーパーカップ 上撰 生酛・本醸造

今日いただくこのカップ酒は、普通酒の樽酒です。
普通酒ですが、上撰の小印が付けられておりますね。
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かつて一度触れてはおりますが、ここで再度“樽酒”の意味を確認しておきましょう。

国が定めたルールでは「樽酒の用語は、木製の樽で貯蔵し、木香のついた清酒(びんその他の容器に詰め替えたものを含む。)である場合に表示できるものとする。」と定められております(※1)。
ということは、木香(杉の香り)がするお酒がみな樽酒を名乗ることができるわけではなくて、その木香を木製の樽で貯蔵してつけたお酒しか、樽酒を名乗ることができないのです。
すなわち、杉の木片を浸したり、あるいは杉の香料を添加したりして(そもそも清酒に香料を添加することはできないはずです)木香をつけたお酒は、樽酒を名乗ることはできないのです。

このお酒の容器にも、吉野杉の酒樽で貯蔵されたお酒である旨が書かれておりますね。
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また下記の写真は、かつて菊正宗酒造さんの蔵開き(2015年2月)で公開されていた、お酒に木香をつけている様子です。
ちゃんと樽に詰めて貯蔵されておりますね。
職員の方のお話では、樽酒は原酒のままで貯蔵すること、そして貯蔵期間は約2週間であるとのことでした。
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琺瑯タンクやガラス瓶が普及する前までは、樽はお酒の貯蔵や輸送のための一般的な容器でもあったわけですから、お酒に木香がつくことは当たり前だったのかもしれません。
しかし今日では貯蔵や輸送の際に樽を使用する機会がないことから、こうしてあえて木香をつけたお酒が珍重されるのでしょう。


しかし、樽酒を貯蔵する樽は、杉の樽であればどのようなものでもよいというわけではないみたいです。
このことについて、文献には以下のような記述がありました。
 ただし、ひと口に木香といっても、香りのよし悪しはある。樽材には、最良とされる吉野杉のほか、肥後(現・熊本県)や秋田産などの杉材が用いられるが、産地によって材質に違いがあるだけでなく、杉材のどの部分を使うかで木香の性質やつき方が違ってくるからだ。杉丸太の外周部の白い部分を白太(しらた)といい、中心部に向かうにつれて色が赤みを帯びてくるが、樽材としては、白太の内側にわずかに赤みがついている「甲付(こうつき)」と呼ばれる部分が最適とされる。甲付で作った樽は外観は白く、内側の酒を接すると部分は淡紅色で、良質の木香がつくばかりでなく、酒が染み出たり漏れたりすること(「目越し(めごし)」という)もない。これに対して、丸太の中心部(「赤味(あかみ)」という)から取った赤みの濃い材料で作った樽は木香、着色とも強すぎ、樹脂成分の溶出も多く酒質を悪くしてしまうので、昔から上質の酒の樽としては用いられず、漬物樽に使用されることが多かったという。甲付で作った樽を「甲付樽」、赤味で作った樽を「赤味樽」と呼ぶ。」(※2)

すなわち、杉材のうち外側の白いところと内側の赤いところとの境目という希少部位のみを用いて作った樽だけしか、お酒を貯蔵するための樽としては使用することができないわけですよ。
ということは、樽酒はかなり贅沢なお酒なのではないでしょうか。


では、その樽酒をいただきたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ごくかすかに茶色がかっていることがわかる程度でした。
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一口含むと、やはり木香を感じます。
もちろん木の香りですが、おだやかでしつこさがありませんよ。

味わいの基本は昨日いただいた菊正宗の上撰本醸造と同じく、キリッと引き締まった中に香りとうまみとがじんわりと広がる旨やや辛口のおいしいお酒でしたが、こちらのほうがやや淡麗でした。

これは私の予想ですが、この味わいから推察するに造りは本醸造と同じであるものの、やはり本醸造よりも醸造アルコールの添加量と加水量とが多いが故に淡めに仕上がっているのではないでしょうか?
でも、軽めであるためか、本醸造よりも飲みやすく感じましたよ。

軽くて、木香があって、しかも菊正宗の風味をちゃんと感じられるおいしいお酒でした。


(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)5(8)
(※2)小泉武夫監修『日本酒百味百題』p.177(2000.4 柴田書店)
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【お酒】1368.上撰ワンカップ大関 期間限定 せごどん [28.兵庫県の酒]

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大関株式会社
兵庫県西宮市今津出在家町4-9

原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)




近所のスーパーに立ち寄ってみたところ、なぜかワンカップ大関の特設売場が設置されておりました。
わざわざ特設なんかしなくてもいつも販売されているじゃないか!と思ったのですが、同時に宮崎県串間市で入手したワンカップ大関の在庫が手元にあったことを思い出し、このお酒をいただいてみたくなってしまいました。

なお大関さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
266.オダキュー 天下の険 上撰 カップ
386.大関 超特撰 大坂屋長兵衛 大吟醸 180ml
695.本醸造 上撰 辛丹波 300ml
1000.ワンカップ大関 上撰
1013.Vセレクト 淡麗辛口 灘の鬼ころし カップ
1303.上撰 ワンカップ大関 千葉仕立て
1336.ワンカップ大関 上撰 新米新酒
1342.大関 上撰 お燗瓶 180ml


期間限定の“せごどん”と銘打たれておりますが、表示から推察するに、中身はワンカップ大関の上撰と同じお酒でしょう。
それにこの限定された期間は、もしかしたら大河ドラマの放映期間と一致するのでしょうか?
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このキャラクターは、どうやら鹿児島県が著作権を握っているようですね。
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普通酒ですので、いつもならばぬる燗でいただくところです。
しかしワンカップ大関は、店頭での販売方法やそのお手軽さから判断するに、おそらく冷や(常温)でいただくことを想定しているものを推察いたします。
そこで今日は、冷やでいただきます。

お酒の色は、やっぱりかすかに着いていることがわかる程度でした。
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ああ、やっぱり!

酒臭さはゼロ、苦みや雑味もゼロ、それに酸味もほとんど感じませんよ。
その一方で、ラムネのような、あるいはチューハイのようなさわやかな風味が豊かです。
甘みははっきりですが、べとついた感じはありません。

淡麗軽快甘口のおいしいお酒でした。
これはまちがいなくワンカップ大関の味わいでした。

一般的な日本酒の風味とは異なりますが、既成概念にとらわれることなく飲みやすさを追求した味わいだと思います。
この味わいこそが、きっと大関さんの社是である“魁精神”の具現化なのではないでしょうか?
だからこそ、どのスーパーでも必ず取り扱われているほど売れているのでしょう。


ラベルの裏側には、“せごどんゆかりの地”の案内が表示されておりましたよ。
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【お酒】1343.超特撰 黒松白鹿 豪華千年壽 純米大吟醸 300ml [28.兵庫県の酒]

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辰馬本家酒造株式会社
兵庫県西宮市建石町2番10号

アルコール分 15度以上16度未満
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合 50%
300ml
(以上、瓶の印刷事項より転記)




灘の蔵元さんの中でも名家中の名家である辰馬本家酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
特撰 黒松白鹿 黒松 純米 もち四段仕込 300ml
上撰 黒松白鹿 クラシックス 本醸造生酒 300ml
超特撰 黒松白鹿 特別純米 山田錦 180ml
上撰 白鹿 アルミカン(普通酒)(二回目はこちら
上撰 黒松白鹿 本醸造 ペットカップ
今日いただくこのお酒は、満を持しての純米大吟醸です。
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純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほぼ透明でした。
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吟醸香ありますね。
でも穏やかで、ほんのりと感じる程度です。

うまみは濃くはないものの、かなりしっかりしています。
米のうまみがしっかりしていて、口の中で広がります。
吟醸酒らしい苦みがかすかにあって、弱めではあるものの鋭さを感じます。
純米ですがキレはよく、スッと引いていきます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさが弱めですが、これにも鋭さを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
でもその存在ははっきりしており、弱めながらも厚みを感じます。


幅のある米のうまみを、かすかな苦みと酸味とがキリッと引き締める、キリ旨口のおいしいお酒でした。
香りがしつこくなくて穏やかで、奥ゆかしい感じがいたしました。
うまみの広がりだけでなく、かすかな苦みと酸味とも味わいを旨くまとめてくれているようでした。
それでいて純米なのにキレがよく、スッと引いていきましたよ。
でも甘みも弱めながらにあって、コクを感じました。

色々な味の要素がバランスよくまとまっているお酒だと思います。
これは私の予想ですが、吟醸香を出そうと思えばいくらでも出せるところを、あえてひかえめにすることで、食事と合わせやすくしているのではないでしょうか?
さすが灘の名家がお造りになった純米大吟醸、恐れ入りました。
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【お酒】1342.大関 上撰 お燗瓶 180ml [28.兵庫県の酒]

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大関株式会社
兵庫県西宮市今津出在家町4-9

原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満
内容量:180ml
(以上、ラベルより転記)




大関さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
266.オダキュー 天下の険 上撰 カップ
386.大関 超特撰 大坂屋長兵衛 大吟醸 180ml
695.本醸造 上撰 辛丹波 300ml
1000.ワンカップ大関 上撰
1013.Vセレクト 淡麗辛口 灘の鬼ころし カップ
1303.上撰 ワンカップ大関 千葉仕立て
1336.ワンカップ大関 上撰 新米新酒

今日いただくこのお燗瓶ですが、品質表示はかつていただいたワンカップ大関と同じ内容で、かつ上撰の小印も同一でした。
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ということは、ワンカップ大関と同じ中身なのでしょうか?
それを確かめるべく、早速いただいてみたいと思います。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほぼ透明でした。
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ワンカップ大関で感じたようなラムネのような独特の風味はありませんね。

うまみは淡めですが、淡いなりにはっきりしています。
やわらかいうまみをほんのりと感じる程度ですが、ほんのりながらも厚みを少し感じます。
苦みや雑味はゼロですね。
キレはよく、スッと引いていきます。

酸味は意外にもはっきりしています。
すっぱさがやや強めで、鋭さを少し感じます。
それに、かすかにピリッと感じます。

甘みはややはっきりです。
べとつかない甘みが強くはないものの、厚みを少し感じます。


淡麗ちょいすっぱちょいピリやや甘口のおいしいお酒でした。
雑味がゼロできれいなのは、大手蔵ならではの成せる業でしょうか、それとももしかしたら液化仕込みなのでしょうか?
淡めではあるものの、うまみに厚みが少しあって、しかも酸味が効いていることから、物足りなさはないですね。

これは私の予想ですが、同じ上撰でも、このお燗瓶の中身はワンカップ大関とは異なると思います。
というのも、このお酒にはワンカップ大関で感じた独特の風味や飲みやすさは感じませんでした。
むしろこちらのほうが、食事と合わせやすいのではないでしょうか。
それ故のお燗瓶、なのかもしれませんね。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆

それにしても、この瓶にはちょっとした小粋な美しさを感じますよ。
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ラベルをはがした上で、手元にあったコルクを軽く削ってフタにしてみました。
なかなか面白いかも。
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【お酒】1341.菊正宗 スーパーカップ 上撰 生酛・本醸造 [28.兵庫県の酒]

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菊正宗酒造株式会社
神戸市東灘区御影本町一丁目7番15号

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合70%
アルコール分14%以上15%未満
180ml詰
(以上、ラベルより転記)



今日は、月曜日のイヤな気持ちをこれに晴らしてもらおうという算段で、菊正宗を選びましたよ。

菊正宗酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
菊正宗 生貯蔵酒 300ml(普通酒)
菊正宗 上撰 生酛・本醸造 ハイグラス
菊正宗 特別純米酒 超特撰嘉宝蔵 雅(みやび)
菊正宗 生酛純米酒 特撰 嘉宝蔵 灘の生一本
菊正宗 超特撰 嘉宝蔵 生酛吟醸
菊正宗 超特撰 生酛大吟醸 300ml
菊正宗 樽酒 純金箔入カップ
菊正宗 上撰 本醸造 お燗瓶
菊正宗 上撰 普通酒 紙カップ
菊正宗 純金箔入 しぼりたてカップ

今日いただくこのお酒ですが、上撰の小印が付けられた生酛造り本醸造でした。
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アル添本醸造ですが、アルコール度数が14-15度台とやや低めでした。
ということは、加水量がやや多めなのでしょうか?
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ところで、キクマサの本醸造上撰のカップ酒には、かつてはこのスーパーカップのほかに、上撰本醸造のハイグラスと、同じく本醸造の樽酒とがありました。
ところが、数年前にハイグラスが消え、樽酒も純米化されて容量が135mlに減らされてしまい、今となってはこのスーパーカップのみになってしまったようです。
(普通酒については、一合紙カップや270mlのものが販売されているようです。)

やっぱり、カップ酒ってのはなかなか売れないのでしょうかね?
ワンカップ大関が広く支持されている理由の一つには、おそらくカップ酒に特化した飲みやすいお酒を詰めていることがあると思います(もちろん大関さんの販売努力も大きいことでしょう)。
逆に言えば、レギュラー商品と同じお酒をカップに詰めても、飲みやすさの観点からはなかなか支持されないのかもしれませんね。

でも、私に酒のおいしさを教えてくれたのは、この菊正宗でした。
かつて東海道線(神戸線)の住吉駅前にあった立ち飲みで菊正宗をいただいた際に、こんなに香り高くて、こんなにまろやかで深みがあって、それにこんなにきれいなお酒があるのかと感動したものですよ。
それ以来、私は菊正宗に完全に惚れてしまいましたね。
というか、菊正宗の味わいを正確に理解するためにいろいろなお酒の味わいを経験したいと思ったことが、このブログを始めた動機の一つでした。


申し訳ございません。
ついつい、長々と書いてしまいました。
そんな菊正宗に月曜日のイヤな気持ちを晴らしてもらうべく、そろそろいただいてみたいと思います。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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かすかではあるものの、キクマサらしい香りはありますね。

14-15度だからでしょうか、うまみはやや淡めのようです。
かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをほんのりと感じますが、淡めなりに厚みを感じます。
苦みや雑味はまったくありませn。
もちろんキレはよいですね。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさがやや強めで鋭さを少し感じますが、深みもありますね。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
でもゼロではないようで、かなりさらっとした甘みをほんの少し感じます。


やや淡めで雑味がないものの、うまみと酸味とがピンと効いている、やや淡麗で旨やや辛口のおいしいお酒で
雑味がないのは、灘の大手蔵らしさでしょうか、それとも生酛造りの成果でしょうか?
やや淡めなのはアル添なのに14-15度台だからかもしれませんが、うまみの厚みと酸味とが効いていて、けっして薄っぺらさは感じませんでした。

ただ、キクマサらしい香りは弱めでした。
というか、これはあくまでも私の感想ですが、菊正宗は上撰本醸造が全量生酛化した辺りから香りとまろやかさとが弱まったのではないでしょうか?

吟香はなく、熟成感もなく、米のうまみもほとんど感じません。
でも、キレイで厚みと深みとを感じる、おいしいお酒でした。
あたしゃこういうお酒をいただくと、ホッとするんですよ。


あ、昼間のイヤなこと、忘れていたわ。
やっぱりオレは、菊正宗。
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【お酒】1336.ワンカップ大関 上撰 新米新酒 [28.兵庫県の酒]

《2017/2/15:同じ内容を繰り返している箇所を見つけたことから、文章を修正しました。》
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大関株式会社
兵庫県西宮市今津出在家町4-9

原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分15度以上16度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)




大関さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
266.オダキュー 天下の険 上撰 カップ
386.大関 超特撰 大坂屋長兵衛 大吟醸 180ml
695.本醸造 上撰 辛丹波 300ml
1000.ワンカップ大関 上撰
1013.Vセレクト 淡麗辛口 灘の鬼ころし カップ
1303.上撰 ワンカップ大関 千葉仕立て

今日いただくこのお酒ですが、「平成二十九年度産新米使用」で、「本年度収穫された新米だけで仕込んだ、軽やかでフレッシュな味わいの新酒です。」とのことでした。
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ラベルの裏では、さらに詳しく説明されておりました。
わかりにくいかもしれませんが、「通常の日本酒は、火入れと呼ばれる加熱処理を行い、約半年間かけて貯蔵・熟成された後に出荷されます。
「上撰 新米新酒」は、本年度収穫された新米だけで仕込まれた、この時期でしか味わうことができない軽やかでフレッシュな味わいの新酒です。」と書かれておりましたよ。
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このお酒は平成29年11月出荷でしたが、「本年度収穫された新米だけで仕込まれた、」ということは、おそらく秋に収穫したお米ですぐにお酒を造り、(回数はわかりませんが)火入れはしてあるものの貯蔵期間を一ヶ月程度に短縮して、フレッシュさを残してあるということでしょう。
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なお、この貯蔵については文献に以下の記述がありました。
 日本酒の場合、(中略)でき上がった酒はしぼりたてや生酒等ですぐに出荷されるもののほかは、大概は半年から1年間、場合によってはそれ以上の長期間にわたって貯蔵されることになります。
 できたての新酒は香りは華々しいのですが、味はまだ荒々しく風味の落ち着きに欠けるところがあります。そこで熟成期間を取ることによって、丸みや深みのある香りや味わいに仕上げていくのです。」(※1)


ではその11月に出荷された新酒を、拙宅で古酒にしないうちにいただいてみたいと思います。
フレッシュさがあることを想定して、まずは冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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ああ!
フレッシュさはたしかにありますよ。
生酒みたいな風味が広がりますが、しつこさはありません。
それにワンカップ大関らしいラムネのような独特の風味はありますが、これはかすかに感じる程度です。

うまみは淡めです。
やわらかいうまみをほんのりと感じる程度です。
苦みや雑味はまったくありません。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、弱いなりに鋭さを少しだけ感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
強くはなく、べとついた感じもないものの、甘みに厚みを感じます。


風味が豊かで甘めではあるもののしつこさがない、淡麗爽快旨やや甘口のおいしいお酒でした。
フレッシュさがあって甘めではあるものの、しつこさがないので飲みやすいですね。
酸味が弱めではあるものの鋭さを少し感じますが、それがまた味わいをいい感じにまとめているようでした。
食事にも合いますね。



ここで、あらかじめ取り分けておいたものを燗にしてみました。
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燗にすると、フレッシュさが少し引いて、かつ酸味の角がとれますね。
ただ、ごくかすかではありますが、軽い苦みが出てまいりました。
一方で、甘みがさらに厚みを増して、味わいをまろやかにまとめてくれているようでした。

燗にすると、淡麗旨甘口のおいしいお酒になりました。


私としては燗よりも、フレッシュさを感じた冷酒が好みでした。
でも、燗のまろやかさも味わい深いところでした。

いやー、さすが灘今津郷の名門たる大関さん、楽しませていただきましたよ。
実に面白いじゃありませんか!

ワンカップ大関は定番の上撰を軸にしつつも、色々な派生商品が出ては消えを繰り返しているようですが、これからもそうして試行錯誤を繰り返しながらをさらに進化しつづけていくのでしょうね。
それこそが、大関さんの社是である“魁精神”の実践なのでしょうか。

(※1)松崎晴雄『日本酒のテキスト 1 香りや味わいとその造り方』p.51(2001.8 同友館)
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