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【お酒】1342.大関 上撰 お燗瓶 180ml [28.兵庫県の酒]

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大関株式会社
兵庫県西宮市今津出在家町4-9

原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満
内容量:180ml
(以上、ラベルより転記)




大関さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
266.オダキュー 天下の険 上撰 カップ
386.大関 超特撰 大坂屋長兵衛 大吟醸 180ml
695.本醸造 上撰 辛丹波 300ml
1000.ワンカップ大関 上撰
1013.Vセレクト 淡麗辛口 灘の鬼ころし カップ
1303.上撰 ワンカップ大関 千葉仕立て
1336.ワンカップ大関 上撰 新米新酒

今日いただくこのお燗瓶ですが、品質表示はかつていただいたワンカップ大関と同じ内容で、かつ上撰の小印も同一でした。
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ということは、ワンカップ大関と同じ中身なのでしょうか?
それを確かめるべく、早速いただいてみたいと思います。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほぼ透明でした。
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ワンカップ大関で感じたようなラムネのような独特の風味はありませんね。

うまみは淡めですが、淡いなりにはっきりしています。
やわらかいうまみをほんのりと感じる程度ですが、ほんのりながらも厚みを少し感じます。
苦みや雑味はゼロですね。
キレはよく、スッと引いていきます。

酸味は意外にもはっきりしています。
すっぱさがやや強めで、鋭さを少し感じます。
それに、かすかにピリッと感じます。

甘みはややはっきりです。
べとつかない甘みが強くはないものの、厚みを少し感じます。


淡麗ちょいすっぱちょいピリやや甘口のおいしいお酒でした。
雑味がゼロできれいなのは、大手蔵ならではの成せる業でしょうか、それとももしかしたら液化仕込みなのでしょうか?
淡めではあるものの、うまみに厚みが少しあって、しかも酸味が効いていることから、物足りなさはないですね。

これは私の予想ですが、同じ上撰でも、このお燗瓶の中身はワンカップ大関とは異なると思います。
というのも、このお酒にはワンカップ大関で感じた独特の風味や飲みやすさは感じませんでした。
むしろこちらのほうが、食事と合わせやすいのではないでしょうか。
それ故のお燗瓶、なのかもしれませんね。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆

それにしても、この瓶にはちょっとした小粋な美しさを感じますよ。
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ラベルをはがした上で、手元にあったコルクを軽く削ってフタにしてみました。
なかなか面白いかも。
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【お酒】1341.菊正宗 スーパーカップ 上撰 生酛・本醸造 [28.兵庫県の酒]

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菊正宗酒造株式会社
神戸市東灘区御影本町一丁目7番15号

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合70%
アルコール分14%以上15%未満
180ml詰
(以上、ラベルより転記)



今日は、月曜日のイヤな気持ちをこれに晴らしてもらおうという算段で、菊正宗を選びましたよ。

菊正宗酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
菊正宗 生貯蔵酒 300ml(普通酒)
菊正宗 上撰 生酛・本醸造 ハイグラス
菊正宗 特別純米酒 超特撰嘉宝蔵 雅(みやび)
菊正宗 生酛純米酒 特撰 嘉宝蔵 灘の生一本
菊正宗 超特撰 嘉宝蔵 生酛吟醸
菊正宗 超特撰 生酛大吟醸 300ml
菊正宗 樽酒 純金箔入カップ
菊正宗 上撰 本醸造 お燗瓶
菊正宗 上撰 普通酒 紙カップ
菊正宗 純金箔入 しぼりたてカップ

今日いただくこのお酒ですが、上撰の小印が付けられた生酛造り本醸造でした。
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アル添本醸造ですが、アルコール度数が14-15度台とやや低めでした。
ということは、加水量がやや多めなのでしょうか?
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ところで、キクマサの本醸造上撰のカップ酒には、かつてはこのスーパーカップのほかに、上撰本醸造のハイグラスと、同じく本醸造の樽酒とがありました。
ところが、数年前にハイグラスが消え、樽酒も純米化されて容量が135mlに減らされてしまい、今となってはこのスーパーカップのみになってしまったようです。
(普通酒については、一合紙カップや270mlのものが販売されているようです。)

やっぱり、カップ酒ってのはなかなか売れないのでしょうかね?
ワンカップ大関が広く支持されている理由の一つには、おそらくカップ酒に特化した飲みやすいお酒を詰めていることがあると思います(もちろん大関さんの販売努力も大きいことでしょう)。
逆に言えば、レギュラー商品と同じお酒をカップに詰めても、飲みやすさの観点からはなかなか支持されないのかもしれませんね。

でも、私に酒のおいしさを教えてくれたのは、この菊正宗でした。
かつて東海道線(神戸線)の住吉駅前にあった立ち飲みで菊正宗をいただいた際に、こんなに香り高くて、こんなにまろやかで深みがあって、それにこんなにきれいなお酒があるのかと感動したものですよ。
それ以来、私は菊正宗に完全に惚れてしまいましたね。
というか、菊正宗の味わいを正確に理解するためにいろいろなお酒の味わいを経験したいと思ったことが、このブログを始めた動機の一つでした。


申し訳ございません。
ついつい、長々と書いてしまいました。
そんな菊正宗に月曜日のイヤな気持ちを晴らしてもらうべく、そろそろいただいてみたいと思います。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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かすかではあるものの、キクマサらしい香りはありますね。

14-15度だからでしょうか、うまみはやや淡めのようです。
かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをほんのりと感じますが、淡めなりに厚みを感じます。
苦みや雑味はまったくありませn。
もちろんキレはよいですね。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさがやや強めで鋭さを少し感じますが、深みもありますね。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
でもゼロではないようで、かなりさらっとした甘みをほんの少し感じます。


やや淡めで雑味がないものの、うまみと酸味とがピンと効いている、やや淡麗で旨やや辛口のおいしいお酒で
雑味がないのは、灘の大手蔵らしさでしょうか、それとも生酛造りの成果でしょうか?
やや淡めなのはアル添なのに14-15度台だからかもしれませんが、うまみの厚みと酸味とが効いていて、けっして薄っぺらさは感じませんでした。

ただ、キクマサらしい香りは弱めでした。
というか、これはあくまでも私の感想ですが、菊正宗は上撰本醸造が全量生酛化した辺りから香りとまろやかさとが弱まったのではないでしょうか?

吟香はなく、熟成感もなく、米のうまみもほとんど感じません。
でも、キレイで厚みと深みとを感じる、おいしいお酒でした。
あたしゃこういうお酒をいただくと、ホッとするんですよ。


あ、昼間のイヤなこと、忘れていたわ。
やっぱりオレは、菊正宗。
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【お酒】1336.ワンカップ大関 上撰 新米新酒 [28.兵庫県の酒]

《2017/2/15:同じ内容を繰り返している箇所を見つけたことから、文章を修正しました。》
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大関株式会社
兵庫県西宮市今津出在家町4-9

原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分15度以上16度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)




大関さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
266.オダキュー 天下の険 上撰 カップ
386.大関 超特撰 大坂屋長兵衛 大吟醸 180ml
695.本醸造 上撰 辛丹波 300ml
1000.ワンカップ大関 上撰
1013.Vセレクト 淡麗辛口 灘の鬼ころし カップ
1303.上撰 ワンカップ大関 千葉仕立て

今日いただくこのお酒ですが、「平成二十九年度産新米使用」で、「本年度収穫された新米だけで仕込んだ、軽やかでフレッシュな味わいの新酒です。」とのことでした。
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ラベルの裏では、さらに詳しく説明されておりました。
わかりにくいかもしれませんが、「通常の日本酒は、火入れと呼ばれる加熱処理を行い、約半年間かけて貯蔵・熟成された後に出荷されます。
「上撰 新米新酒」は、本年度収穫された新米だけで仕込まれた、この時期でしか味わうことができない軽やかでフレッシュな味わいの新酒です。」と書かれておりましたよ。
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このお酒は平成29年11月出荷でしたが、「本年度収穫された新米だけで仕込まれた、」ということは、おそらく秋に収穫したお米ですぐにお酒を造り、(回数はわかりませんが)火入れはしてあるものの貯蔵期間を一ヶ月程度に短縮して、フレッシュさを残してあるということでしょう。
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なお、この貯蔵については文献に以下の記述がありました。
 日本酒の場合、(中略)でき上がった酒はしぼりたてや生酒等ですぐに出荷されるもののほかは、大概は半年から1年間、場合によってはそれ以上の長期間にわたって貯蔵されることになります。
 できたての新酒は香りは華々しいのですが、味はまだ荒々しく風味の落ち着きに欠けるところがあります。そこで熟成期間を取ることによって、丸みや深みのある香りや味わいに仕上げていくのです。」(※1)


ではその11月に出荷された新酒を、拙宅で古酒にしないうちにいただいてみたいと思います。
フレッシュさがあることを想定して、まずは冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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ああ!
フレッシュさはたしかにありますよ。
生酒みたいな風味が広がりますが、しつこさはありません。
それにワンカップ大関らしいラムネのような独特の風味はありますが、これはかすかに感じる程度です。

うまみは淡めです。
やわらかいうまみをほんのりと感じる程度です。
苦みや雑味はまったくありません。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、弱いなりに鋭さを少しだけ感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
強くはなく、べとついた感じもないものの、甘みに厚みを感じます。


風味が豊かで甘めではあるもののしつこさがない、淡麗爽快旨やや甘口のおいしいお酒でした。
フレッシュさがあって甘めではあるものの、しつこさがないので飲みやすいですね。
酸味が弱めではあるものの鋭さを少し感じますが、それがまた味わいをいい感じにまとめているようでした。
食事にも合いますね。



ここで、あらかじめ取り分けておいたものを燗にしてみました。
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燗にすると、フレッシュさが少し引いて、かつ酸味の角がとれますね。
ただ、ごくかすかではありますが、軽い苦みが出てまいりました。
一方で、甘みがさらに厚みを増して、味わいをまろやかにまとめてくれているようでした。

燗にすると、淡麗旨甘口のおいしいお酒になりました。


私としては燗よりも、フレッシュさを感じた冷酒が好みでした。
でも、燗のまろやかさも味わい深いところでした。

いやー、さすが灘今津郷の名門たる大関さん、楽しませていただきましたよ。
実に面白いじゃありませんか!

ワンカップ大関は定番の上撰を軸にしつつも、色々な派生商品が出ては消えを繰り返しているようですが、これからもそうして試行錯誤を繰り返しながらをさらに進化しつづけていくのでしょうね。
それこそが、大関さんの社是である“魁精神”の実践なのでしょうか。

(※1)松崎晴雄『日本酒のテキスト 1 香りや味わいとその造り方』p.51(2001.8 同友館)
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【お酒】1327.沢の鶴 純米樽酒 180ml [28.兵庫県の酒]

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沢の鶴株式会社
神戸市灘区新在家南町五丁目一番二号

原材料名/米(日本産)・米麹(日本産米)
精米歩合/麹米65%・掛米75%
アルコール分/14.5度
180ml
(以上、ラベルより転記)




灘五郷の最も西側の地域である“西郷”に蔵を置く沢の鶴さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
沢の鶴 特撰 吟醸 瑞兆 180ml
沢の鶴 樽酒(酒道粋人)300ml(普通酒)
沢の鶴 本醸造 上撰 お燗瓶
沢の鶴 本醸造 上撰 生酒 300ml
沢の鶴 山田錦 特別純米酒 生酛造り 生貯蔵酒
今日いただくこのお酒は、純米酒の樽酒です。
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樽酒の意味についてはかつてこちらで触れておりますので、ご参照ください。


純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ごくかすかに着いていることがわかる程度でした。
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木香(きが)がありますね。
でも弱めで、ほんのりと感じる程度です。

うまみはややひかえめです。
米のうまみを淡めなりにじんわりと感じます。
苦みや雑味はゼロですね。
キレもよいみたいです。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さも少し感じます。
でも、酸味自体に深みを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

あまみはひかえめです。
ほとんど感じません。


木香ほんのりで酸味の効いた中に米のうまみをじんわりと感じる、やや淡麗でちょいすっぱ辛口のおいしいお酒でした。
酸味が効いていて甘みをほとんど感じないためか、かなりキリッと引き締まった感じがいたしました。
でも、酸味の深みがいい感じに効いていて、うまみの淡さを補完しているようでした。
さすが沢の鶴さん、これぞ灘の生一本ってやつですね。
ただ私としては、木香がもう少しはっきりしていてもいいんじゃないかなと思いましたとさ。

それにしても沢の鶴さんのお酒は、本醸造は旨口でしたが、純米だと引き締まった味わいになるのですね。
それとも、あえてこういう味わいになるように設計なさったのでしょうか?
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【お酒】1317.菊正宗 純金箔入 しぼりたてカップ 180ml [28.兵庫県の酒]

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菊正宗酒造株式会社
神戸市東灘区御影本町一丁目7番15号

アルコール分 13%以上14%未満
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール・金箔
180ml
(以上、ラベルより転記)




あけましておめでとうございます。
今年もじゃんじゃん飲んでやろうと思っておりますよ。

ただね、ここへ来てどうやら私にも更年期障害の魔の手が忍び寄ってきたようで、出かける気力が些か低下してしまっているようですわ。
それでも、思い切って出かけることこそが肝要だとわかっておりますので、老体に鞭打って頑張っていくつもりです。


新年最初のお酒は、こちら久々のキクマサをいただきますよ。
その菊正宗酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
菊正宗 生貯蔵酒 300ml(普通酒)
菊正宗 上撰 生酛・本醸造 ハイグラス
菊正宗 特別純米酒 超特撰嘉宝蔵 雅(みやび)
菊正宗 生酛純米酒 特撰 嘉宝蔵 灘の生一本
菊正宗 超特撰 嘉宝蔵 生酛吟醸
菊正宗 超特撰 生酛大吟醸 300ml
菊正宗 樽酒 純金箔入カップ
菊正宗 上撰 本醸造 お燗瓶
菊正宗 上撰 普通酒 紙カップ


このお酒、金箔入りでした。
使われている金箔は、かなり細かいものですね。
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ですが、品質表示を見るかぎり、どうやら普通酒のようでした。
アル添普通酒なのにアルコール度数が些か低めに設定されているのは、もしかしたらアルコールの香りを抑えて口当たりをよくするためでしょうか?
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なお、金箔をお酒の原材料名として表示することの当否については、かつてこちらで考察しております。


普通酒ですが、しぼりたての名称が付されてフレッシュさをアピールなさっているようですし、それに昨今のキクマサは香りのある冷酒を少なからず世に送り出していらっしゃるようですね。
そこで、このお酒も香りがあることを予想して、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ちょっとだけ黄色がかっておりますね。
でもこの色は、もしかしたら金箔に反射した光の影響かもしれません。
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ああ、やっぱり。

香りがありましたよ。
フレッシュな風味が少し、そしてフルーティーな香りも少しありますね。
いずれもしつこくはなく、ちょうどいい感じですね。

うまみはやや淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
米のうまみをほんのりと感じますよ。
苦みや雑味はまったくありません。
キレもよく、スッと引きます。

酸味はややひかえめです。
角のないすっぱさをちょっとだけ感じます。
刺激やピリピリ感はまったくありません。

甘みはややはっきりしています。
強くなくて、べとつかないものの、甘みに厚みを少し感じます。


フレッシュな風味とフルーティーな香りとが少しあって、口あたりがよいもののうまみも感じる、やや淡麗で旨やや甘口のおいしいお酒でした。
やはり香りがありましたよ。
フルーティーな香りだけでなくフレッシュさも感じましたが、もしかしたら生貯蔵酒でしょうか?
でも香りはけっしてしつこくはなく、しかも淡いなりにうまみも感じるので、うすっぺらさや物足りなさはまったくありませんでした。

私としては、全量生酛化以前の上撰本醸造で感じたキクマサの香りが好きだったのですが、冷酒としてはこういうお酒もありではないかと思いましたとさ。
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【お酒】1304.福寿 純米酒 180ml [28.兵庫県の酒]

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株式会社神戸酒心館
神戸市東灘区御影塚町一丁目8番17号

原材料名 米(兵庫県産)・米麹(兵庫県産米)
精米歩合70%
アルコール分15度
180ml
(以上、瓶の印刷事項より転記)




灘五郷は御影郷に蔵を置く神戸酒心館さんのお酒は、いずれもこのブログの草創期に普通酒の福寿神戸カップと、福寿純米酒180mlとをいただいております。
今日いただくこのお酒もかつていただいた福寿純米酒と同じお酒でしょうけれど、ラベルが紙から直接印刷へと変わっておりましたので再度購入し、かつて定めたルールに基づいて別カウントとさせていただくことにいたしました。


純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほぼ無色透明でした。
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燗をつけると、香りがふわっと漂ってまいりましたよ。
フルーティーではなくて、お酒っぽい香りです。
お酒っぽいってどんなんだよ。

うまみはやや淡めです。
かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをほんのりと感じます。
熟成感もかすかにあるみたいです。
軽い苦みもほんのかすかにあるみたいですが、ほとんど気にはなりません。
純米酒ですがキレはよく、スッと引いていきます。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さを感じます。
それに、かすかにピリッとくるみたいです。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。


香りが豊かで酸味の効いた、やや淡麗でちょいすっぱ辛口のおいしいお酒でした。
香りがいいですね。
それに、酸味が魚臭さや脂っぽさを流してくれそうです。
また純米酒なのに重さがまったくなく、キレがよくてクドさもありませんでした。
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【お酒】1303.上撰 ワンカップ大関 千葉仕立て [28.兵庫県の酒]

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大関株式会社
兵庫県西宮市今津出在家町4-9

原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)





大関さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
266.オダキュー 天下の険 上撰 カップ
386.大関 超特撰 大坂屋長兵衛 大吟醸 180ml
695.本醸造 上撰 辛丹波 300ml
1000.ワンカップ大関 上撰
1013.Vセレクト 淡麗辛口 灘の鬼ころし カップ

今日いただくこのワンカップ大関上撰ですが、“千葉仕立て”なんだってさ。
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でも造られた場所は千葉ではなくて、灘五郷は今津郷の大関さんだってさ。
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なんでも、“千葉の海鮮にあう、旨味のある辛口”なんだってさ。
なんか今日はなおざりだな。
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じゃ、千葉の海鮮にあわせてみましょうか。
ハイ、このお酒と同じスーパーで見つけたこれ。
オマエまた仕事サボってスーパーを物色していたんだな。
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耐熱容器に玉ねぎのスライスを敷いて、
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その上にオイルサーディンを乗せて缶に残ったオイルを半分くらいかけ、すりごまと黒こしょうとをふりかけてフタをして(フタをしないと爆発して飛び散りますよ!←経験済)、電子レンジで3分間(500W)チン。
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風が語りかけます。
うまい!、うますぎる!!
それ千葉じゃなくて埼玉だろ。
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普通酒ですからいつもならばぬる燗でいただくところですが、前回はワンカップ大関の上撰を冷や(常温)でいただきましたので、それとのちがいを確かめるべく、これも冷や(常温)でいただきます。

お酒の色は、ワンカップ大関上撰よりも薄いかな。
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ワンカップ大関上撰で感じたラムネのような風味はありますが、かなり弱めです。

うまみはワンカップ大関上撰よりも淡めでしょう。
やわらかいうまみをほんのりと感じる程度です。
苦みや雑味はゼロです。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは弱めですが、弱いなりに鋭さを感じます。
さわやかさも少しあるようです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


淡麗やや辛口のおいしいお酒でした。
ワンカップ大関上撰らしい風味と甘みとはありましたが、いずれもひかえめでした。
それにうまみが少し薄めかな。
その一方で、酸味が少しはっきりしていて、それが魚と合うようでしたよ。

このお酒がね、オイルサーディンの香ばしさや玉ねぎの甘みとそれはそれはよく合うこと!
あっという間に飲み終わってしまいましたよ。
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ラベル裏の写真は、いすみ鉄道でしたとさ。
これもワンカップ大関の楽しみの一つですね。
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【お酒】1301.淡路人形浄瑠璃 平敦盛 カップ [28.兵庫県の酒]

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都美人酒造株式会社
兵庫県南あわじ市榎列西川247

アルコール分 16度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




今日は、淡路島にある蔵元さんが造った普通酒カップ酒をいただきます。
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特にネタがないことですので、さっそく今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し茶色がかっていて、少し透きとおっておりました。
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うまみはやや濃いめです。
熟成感を最初に感じます。
苦みがちょっとあって、鋭さを少し感じます。
かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみも感じます。
それでいてキレがよく、透明感を少し感じます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めではあるものの、弱いながらも鋭さをわずかに感じます。
アルコール由来と思われるさわやかさもちょっと感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
かなりさらっとした甘みをかすかに感じます。


やや濃醇でちょい苦やや辛口のおいしいお酒でした。
熟成感と苦みとが少し突出しているようでしたが、嫌味はありませんでした。
それでいて、酸味や甘みはひかえめながらもほどよく効いているように感じました。
キレがよいのは多めのアル添の効果かと思いますが、物足りなさや薄っぺらさは感じませんでした。
普通酒でこれだけ楽しめるのであれば、十分ではないでしょうか。
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【お酒】1258.上撰 黒松白鹿 本醸造 ペットカップ [28.兵庫県の酒]

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辰馬本家酒造株式会社
兵庫県西宮市建石町2番10号
(フタより転記)

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分 15度以上16度未満
精米歩合 70%
内容量 180ml
(ラベルより転記)




西宮の名家である辰馬本家酒造さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
特撰 黒松白鹿 黒松 純米 もち四段仕込 300ml
上撰 黒松白鹿 クラシックス 本醸造生酒 300ml
超特撰 黒松白鹿 特別純米 山田錦 180ml
上撰 白鹿 アルミカン(普通酒)
今日いただくこのお酒は、“黒松”と“上撰”との小印がつけられた本醸造です。


このお酒のカップは、ガラスではなくてPET素材でした。
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本醸造ですので今日もぬる燗でいただきますが、PETカップのため、別の容器に移します。
お酒の色は、ほぼ無色透明でした。
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燗をつけると、お酒の甘い香りがふわっと漂ってまりました。

うまみはやや淡めです。
やわらかさを感じますが、醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみもちょっとだけあるみたいです。
軽い苦みもわずかにあるみたいです。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめです。
すっぱさはちょっとだけで、さわやかさもかすかです。
ですが、かすかにピリッと感じます。

甘みはややはっきりしています。
穏やかで、かなりさらっとした甘みをちょっと感じます。


淡めでやわらかいものの飲み応えも感じる、やや淡麗でちょいピリ旨口のおいしいお酒でした。
飲みやすさを感じますが、それでいて軽い苦みやかすかなピリ、それにかすかな酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)が引き締めているようでした。
その分、同じ上撰でもアルミ缶に詰められた普通酒のほうが飲みやすいかもしれません。

このやわらかいうまみとさらっとした甘みとは、これまでにいただいた白鹿シリーズに共通しているように感じました。
これはあくまでも私の意見ですが、俗に灘の酒は辛口の男酒と言われているものの、辰馬本家酒造さんの白鹿シリーズにはやわらかさや飲みやすさがあるように思います。
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【お酒】1193.白鶴 上撰 淡麗純米 お燗瓶 [28.兵庫県の酒]

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白鶴酒造株式会社
神戸市東灘区住吉南町四丁目五番五号

アルコール分 13度以上14度未満
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合 70%
国産米100%使用
180ml詰
(以上、瓶の印刷事項とフタとより転記)




あたしゃ意外だったのですが、このブログで白鶴さんのお酒を紹介するのは、今回が初めてでしたよ。


今更言及の必要はないかもしれませんが、灘五郷は御影郷に蔵を置き、「当社は創業を寛保三年(一七四三)とし、現当主は九代目となる。去る昭和四十八年(一九七三)十月十日をもって二百三十年の創業記念日を迎えることができた。」(※1)と今から40年ほど前に出版された書籍でもその歴史の深さを紹介されている蔵元さんです。

その白鶴酒造さんは、かつては“白嘉納家”と言われていたように、元々は菊正宗(本嘉納家)の分家筋に当たる蔵元さんでした。
このことについて、文献では以下のように紹介されておりました。

 六甲の山なみを背景に、どこまでも続く遠浅の浜辺。静かに打ち寄せる波を朝からじっと見つめている若者がいる。摂津・御影村の生魚屋(うおや)治郎太夫宗徳。後の嘉納家の始祖である。
(中略)
 宗徳が、酒造業に進出したのは万治二年(一六五九)。これが、菊正宗の創業である。
(中略)
 宗徳の商才は四男の治兵衛良清に受け継がれ、家業の回船業と網元は材木業に切り替えられるが、酒造りだけは副業として続く。そして、二代目治兵衛良西の時代になって、ついに酒造りがもっぱらの家業となった。さらに良西は、長男の治郎右衛門秀孟に家業を譲ったのち、寛保三年(一七四三)、末っ子の六男治兵衛を連れて分家。この二人が現代の白鶴酒造の創始者となるのである。時代は、伊丹酒全盛の元禄期が過ぎ去り、灘の黄金時代がまさに到来しようとしているころであった。」(※2)

本嘉納・白嘉納の両家はけっして対立していたわけではなく、それぞれが切磋琢磨しつつ、時には協力し合っていたようです。
その協力の一つと言えるのが、今日においては天下の名門校にまで発展した、灘中学の設立でしょう。
上記と同じ文献では、このことを以下のように紹介しておりました。

 不況で明けた昭和二年、物みな沈滞する中で、進学熱だけはなおいっそうの高まりを見せていた。大戦景気の後、阪神間に住宅ブームを呼んだ“新中流層”が、こぞって子弟教育に強い関心を持ち始めたのである。旧制中学への進学希望者がにわかに増え、塾通いの小学生が夕暮れの六甲山麓を足早に行き来する姿が目立つようになった。
 「なんとか門戸を広げられないものか」―御影師範教師の曽我豊吉はそう思った。地元のよしみで、教育問題に日ごろから関心を寄せていた「白鶴」の嘉納治兵衛「菊正宗」の嘉納治郎右衛門「桜正宗」の山邑太左衛門に相談を持ちかけた。三家の間でも、教育施設充実の声が上がり始めていた折でもあり、話はスムーズに進んだ。「灘育英会」が創設され、地元魚崎町から寄付を受けた広大な牧場を整地して、灘中学がスタートした。昭和三年四月のことである。」(※3)


今日は、そんな灘の名門である白鶴酒造さんが造ったこの純米酒をいただきます。
その純米酒ですが、品質表示を見るに、アルコール度数が13-14度とやや低めのようでした。
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純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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うまみはかなり淡めです。
やわらかいうまみをかすかに感じる程度です。
苦みや雑味はなく、またキレもよいみたいです。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、しかも鋭さを感じます。
それに、ちょっとだけピリッと感じます。

甘みはややひかえめです。
かなりさらっとした甘みをほんの少し感じる程度です。


酸味が味を引き締める、淡麗ちょいすっぱやや辛口のお酒でした。
苦みや雑みのないところは、大手蔵の真骨頂ではないでしょうか。
一方でアルコール度数が低めなのは、淡さを出すと同時に酸味を抑えるためだったのでしょうか?
私としては、この酸味にはもう少しうまみか甘みかがしっかりしていたほうが釣り合いがとれるのではないかと感じました。
これは私の予想ですが、もしかしたらこのお酒は、冷蔵庫で冷やしていただいたほうが酸味が和らいでいたかもしれません。

再びこのお酒に出会った際には、冷やしていただいてみたいと思います。


(※1)坂口謹一郎監修・加藤辨三郎編『日本の酒の歴史』p.646(清水敏雄執筆『酒造り雑想』p.646-650中 1977.8 研成社)
(※2)神戸新聞社会部編『生一本 灘五郷-人と酒と』p.77-78(1982.11 神戸新聞出版センター)
(※3)(※2)p.177-178
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