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【お酒】1373.ほうらいせん 別撰カップ [23.愛知県の酒]

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関谷醸造株式会社
愛知県北設楽郡設楽町田口字町浦22番地

アルコール分 15度
原材料名/米(国産)米こうじ(国産米)焼酎(自社製)
精米歩合60%
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




関谷醸造さんのお酒は、かつて蓬莱泉 別撰 ほうらいせん 180mlをいただいております。
今日いただくこのお酒も別撰カップとして販売されておりましたし、また品質表示が同じであることから、おそらく同じ中身でしょう。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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ああ、やっぱり。
味も180ml瓶と同じですわ。

うまみは淡めで、酒臭さ(←ほめ言葉です)を感じるもののほろ苦さが少しはっきりしています。
酸味や甘みはひかえめですが、ひかえめなりに感じます。


淡麗ほろ苦薄口のお酒でした。
嫌味はなく、しかも淡めなりに飲み応えを感じます。
ただ、これはあくまでも私の感想ですが、このほろ苦さとつりあわせるためにはもう少ししっかりした味わいのほうがよいのではないかと感じました。
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【お酒】1369.四海王 豊橋鬼祭りカップ [23.愛知県の酒]

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福井酒造株式会社Y
愛知県豊橋市中浜町二一四番地

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)
アルコール分 15度以上16度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)




福井酒造さんのお酒は、これまでに四海王カップ(市電カップ)と、豊川稲荷参拝酒カップとをいただいております。

今日いただくこのお酒ですが、フタには醸造アルコール添加の表示があったものの、ラベルにはそれがありませんでした。
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フタは四海王の他のカップ酒と同じ汎用のものでしょうから、おそらくこのお酒の品質表示はラベルのほう、すなわち醸造アルコールの添加がない表示のほうが正確ではないかと推察いたします。

しかし、純米酒の基準を満たしていても純米酒であることを表示するかどうかはあくまでも蔵元さんの任意ですので(※1)、たとえ醸造アルコールの添加がなかったとしても純米酒である旨の表示がないかぎりそれは純米酒ではありません。
このお酒のラベルにはどこにも純米酒である旨の表示がありませんでしたので、ここではルールに従って普通酒として扱わせていただきたいと思います。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただます。

お酒の色は、少し金色をしておりました。
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ああ、そうか。

これまでにいただいた(醸造アルコールが添加された)四海王と同じく、苦みと熟成感とがはっきりしていますね。
でも、かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみも弱めながらにあるみたいですよ。

酸味は、やや弱めでしょう。
すっぱさが弱めですが、鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
ごくかすかに感じる程度です。


ちょい苦熟辛口のお酒でした。
苦みと熟成感とが前に出てきていて、それ以外の味の要素が引っ込んでいるようでしたが、これまでにいただいた四海王のカップ酒よりは少しだけ酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)を感じたようでした。
もしかしたら、このお酒は本当に醸造アルコールが添加されていないお酒(すなわち米だけの酒)なのでしょうか?
それともそれはあくまでも気のせいで、昨日いただいたワンカップ大関が口当たりがよくてさわやかだったことから、それとの比較で清酒らしさを感じてしまったのかもしれません。

これは他の四海王シリーズと飲み比べてみたほうがよかったと後悔しております。

(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)1
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【お酒】1353.豊川稲荷 参拝酒 カップ [23.愛知県の酒]

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発売元
豊川市門前町四十六番地
大島屋

製造者
福井酒造株式会社Y
愛知県豊橋市中浜町二一四番地

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分 15度以上16度未満
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




昨日は、豊川稲荷東京別院の境内にあるお店で入手したカップ酒をいただきました。
一方で今日は、本家本元の豊川稲荷(豊川閣妙厳寺:愛知県豊川市)の参道にある酒屋さんで入手した“参拝酒”なるものをいただきますよ。
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中身は、かつていただいた四海王カップと同じですね。
ということは、おそらく液化仕込みなのでしょう。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに茶色ががっていて、透明感がありました。
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うまみはしっかりしているものの、濃くはないですね。
最初に苦みを感じます。
けっこう鋭い苦みです。
それに熟成感が少しはっきりしています。
一方で米のうまみや酒臭さ(←ほめ言葉です)は、薄めというかほとんど感じません。
キレはよいみたいです。

酸味は、どちらかというとやや弱めかな。
すっぱさが弱めながらも、鋭さがありますね。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
ほとんど効いていませんが、ごくかすかに感じる甘みに幅を感じます。


ほろ苦ちょい熟口のお酒でした。
苦みと熟成感とが前に出てきていて、それ以外の味の要素がかなり引っ込んでいるようでした。
というか、これはあくまでも私の感想ですが、米のうまみや酒臭さを(私は)感じなかったことから、その反面、苦みや弱めの酸味が目立つのではないかと思いました。
もしかしてこれが、液化仕込みを熟成させた味わいなのでしょうか?
でも、クドさがないことから、飲みにくくは感じませんでした。

同じ豊川稲荷でも、カップ酒の味わいは、あたしゃ東京別院のほうに軍配を上げたいと思います。
あそうだ、ラベルのデザインもかな。
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【お酒】1349.金鯱 しゃちカップ [23.愛知県の酒]

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盛田金しゃち酒造株式会社
愛知県半田市亀崎町9-112

アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
180ml詰
(以上、カップの印刷事項より転記)




カップの柄も酒銘も“金鯱”でしたが、名古屋ではなくて知多半島は半田に蔵を置く蔵元さんのお酒でした。
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詳しく調べてはいないことから正確なことは言えないかもしれませんが、どうやらこの蔵元さんは盛田の資本の傘下にあるようですね。
蔵元さんのWebsite上の“会社概要”を参照すると、古くからあった蔵元さんを近年になってから盛田の系列会社が買収したことがわかります。
ということは、かつていただいた越後 杜氏の里 磨き65% カップと同じようなお酒なのでしょうか?


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに茶色がかっていて、透明感がありました。
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ああ、そうか。
うまみは淡めというか、薄めです。
最初に苦みを感じます。
強くはないものの、鋭さを感じる苦みです。
それに、クドさも少し感じます。
米のうまみや酒臭さはまったく感じませんね。
それでいて、アルコールの風味がかなり強めです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
それに、かすかにピリッと来るようです。

甘みはややはっきりしています。
べとついた感じはしないものの、とろみのような舌触りを少しだけ感じます。


うすちょい苦ちょいすっぱやや甘口のお酒でした。
これはあくまでも私の推測ですが、粗めに造られた(あるいはもしかしたら糖類や酸味料が添加された?)醪を多めのアルコールで延ばして、かつ多めの加水で度数を下げるとこういった味わいになるのではないでしょうか。

たしかにこの味わいは、同じ盛田傘下の蔵元さんが造った越後 杜氏の里 磨き65% カップに似ているように感じましたとさ。

以上です、編集長!
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【お酒】991.金盃 尊皇 本醸造 お燗瓶 [23.愛知県の酒]

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山﨑合資会社
愛知県西尾市西幡豆町柿田57

アルコール分 15.5度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 70%
内容量 180ml詰
(以上、ラベルより転記)




山﨑合資会社さんのお酒は、昨日、辛口純米焚火カップをいただいております。
今日いただくこのお酒は、お燗瓶に詰められた本醸造です。
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いささかくどいようですが、本醸造の意義についてはかつてこちらで触れておりますので、ご参照ください。


本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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お燗をつけると、お酒の甘い香りが漂ってきました。

うまみはやや濃いめです。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみとともに、やわらかさも少しあるみたいです。
一方で、苦みや雑味はないみたいです。
それにキレがよく、スッと引いていきます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
かなりさらっとした甘みをちょっと感じる程度です。


やや濃醇で旨やや甘口のおいしいお酒でした。
酒臭い(←あくまでもほめ言葉です)うまみとともに、酸味に鋭さを感じるので、飲みやすくはないと思います。
しかし、キレのよさと雑味のなさとによって、軽快さを感じます。
飲みごたえある味わいが、パッと広がってスッと引くようでした。
これは私の感想ですが、昨日いただいた辛口純米焚火カップよりも、こちらの本醸造のほうがおいしいと思いますよ。
今回、同じ蔵元さんの純米酒と本醸造とを続けていただいたことで、「淡麗・軽快な酒質を造る技術」(※1)であるアル添(醸造アルコールの添加)の成果を感じることができました。

(※1)小泉武夫監修『日本酒百味百題』p.113(2000.4 柴田書店)

【お酒】990.辛口純米 焚火 カップ [23.愛知県の酒]

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山﨑合資会社
愛知県西尾市西幡豆町柿田57

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
アルコール分16度
精米歩合 70%
原料米の品種名 愛知県産若水100%
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




愛知県は西尾市の蔵元さんです。
といっても、西尾の市街地からは遠く離れた、名鉄蒲郡線西幡豆駅近くに蔵を構えていらっしゃるようです。
どうやらここは、数年前の合併で西尾市に編入された地域のようです。




このお酒ですが、愛知県産の“若水”なる酒米を100%使用しているのだとか。
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この若水について、文献では以下のように紹介されておりました。

 五百万石の耐倒伏性が強化された品種。早生、地方によっては中生、耐倒伏性、耐冷性は強いが耐病性は弱い。やや大粒で心白の発生率が高い。心白は大きく、タンパク質含量はやや多い。」(※1)

あれ?
たしかタンパク質については、一般的には「酒造りに必要(たとえば、日本酒独特の旨みは、麹カビがたんぱく質を分解してつくるアミノ酸に由来する)だが、多すぎるとかえって、味や香りを損なってしまう。」(※2)とか、あるいは「たとえば、原料米にタンパク質が多いと、酒になった際にアミノ酸が多すぎて、味が重くなってしまう。」(※3)と言われていますよね。

そのタンパク質がやや多めの酒米を使って、しかもそれを精米歩合70%と比較的低精白で使用しているわけですから、このお酒はかなりしっかりした味わいに仕上がっているのではないかと推察いたします。
(「玄米の外側の部分には、各種のミネラルやタンパク質、脂肪分など、さまざまな成分が含まれている。」(※3)ことから「高度に精白した米を使用することによって、すっきりとした切れのよい、きれいな味わいの酒が出来上がるのだ。」(※3)そうです。)


それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

このお酒ですが、おいしそうな金色をしておりました。
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ああ、やっぱり。

うまみはやや濃いめで、しっかりしています。
麹がタンパク質を分解してくれた成果でしょうか?、醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみが豊かです。
ですが、それとともに、渋みもけっこうはっきりしていますね。
キレは少しありますが、それほどでもないみたいです。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが豊かで、しかも鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


やや濃醇で渋すっぱやや辛口のお酒でした。
酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)が豊かではあるものの、それとともに渋みと酸味の鋭さとがあることで、重さを感じましたよ。
これらはやはり、タンパク質の影響なのでしょうか?
私としては、もしこのお酒にアル添を施したら、はたしてどのような味わいに変わるのか、興味深いところです。
でも、濃い味の料理や魚なんかには合うと思います。

(※1)副島顕子『酒米ハンドブック』p.76(2011.7 文一総合出版)
(※2)小泉武夫監修『日本酒百味百題』p.97(2000.4 柴田書店)
(※3)松崎晴雄『日本酒をまるごと楽しむ!』p.21(2007.1 新風舎)

【お酒】962.平勇(ひらいさみ) カップ [23.愛知県の酒]

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渡辺酒造株式会社
愛知県愛西市草平町道下83番地

原材料名 米・米麹・醸造アルコール
アルコール分 15度以上16度未満
容量 180ミリリットル
(以上、ラベルより転記)
米の産地表示なし




愛知県愛西市ってどこだよ!
オレはかつて愛知県に住んでいたことがあったけれども、そんな市は知らんぞ!
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って思ったのですが、どうやら佐屋町や佐織町などが合併してできた市のようでした。
その名のとおり愛知県の西側で、三重県との県境に位置しておりましたよ。





このお酒は、“平勇”と書いて、“ひらいさみ”と読むのだとか。
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これについて、ラベルには、伝説の力士の名をいただいた旨の以下のような説明がありました。
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なお、このお酒のラベルは、書家がプロデュースして制作されたのたとか。
私が知らないだけかもしれませんが、デザインではなくて“プロデュース”って、いったいどんなことをなさったのでしょうね?
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お酒を世に広めるためにラベルのデザインを工夫することは、これは大いにありかと思います。
かの有名なワンカップ大関も、若者に受け容れてもらうことを狙って、青地にアルファベット文字のラベルを考案したのだとか。

しかし、いくらラベルを工夫しても、中身がおいしくなければまったく意味がありません。
中身もラベルに負けないくらい、さぞやおいしいお酒であろうと予想しつつ、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少しはっきりしておりました。
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うまみはやや濃いめです。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみとともに、香ばしさを少し感じます。
苦みもあって、軽めではあるものの少しはっきりしているようです。

酸味ははっきりしています。
すっぱさがけっこうはっきりしていますが、角はないみたいです。
それにちょいピリでした。

甘みはややはっきりしています。
クドくはないものの、とろみのような舌触りがすこしあるみたいです。


やや濃醇で苦すっぱ旨口のお酒でした。
軽い苦みと角のない酸味とが効いていました。
これはむしろ、濃い味の食事とあわせやすいのではないでしょうか。
みそカツやどで煮なんかと合うと思います。
ただね、けっして飲みやすくはないですね。

【お酒】884.國盛 大吟醸にごり酒 300ml [23.愛知県の酒]

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中埜酒造株式会社
愛知県半田市東本町二丁目24番地

アルコール分/14度
精米歩合50%
原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




江戸時代後期には、灘に次いで江戸への出荷量第二位を誇った中国酒
その流れを汲むと思われる尾州半田の中埜酒造さんのお酒は、かつて國盛の辛口カップ(普通酒)と、國盛の上撰御神酒180ml(これも普通酒)とをいただいております。
今日いただくこのお酒ですが、“大吟醸(しかも純米ではなくてアル添)のにごり酒”なのだとか。


大吟醸のにごり酒って、めずらしいのではないでしょうか?
少ない知識で恐縮ではございますが、私が知る限りでは、清龍酒造さん(埼玉県蓮田市)が冬期限定で出していらっしゃるものがあるくらいです。

そもそも、一般的に言って、大吟醸とはいったいどんな味わいがするお酒なのでしょうか?
これについて、文献には以下のような記述がありました。
 原料米の精白度を高めていくと、米に残っている成分はデンプン以外、きわめて少なくなる。精米歩合が60%以下の吟醸酒では、口当たりの優しい、柔らかな感触が生じ、全体的に軽妙で繊細な酒質になる。
 さらに50%以下の大吟醸酒に至ると、その傾向はよりはっきりとする。」(※1)

一方、にごり酒については、別の文献に「にごりの部分からくるとろりとしたなめらかな舌ざわりと、甘みのある濃密な味わいは、他の日本酒とは違う独特の魅力をたたえた酒といえるでしょう。」(※2)との記述がありました。

一概には言えないかもしれませんが、この両者の性質は、なんとなく相反するもののような気がします。
今日いただくこのお酒の蔵元さんは、これらをはたしてどのようにうまくまとめているのでしょうか?
それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。

冷やして飲めとラベルに書いてありますので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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おりの量は、全体の二割程度といった感じでしょうか?
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お酒の色は、ほぼ白色でした。
見た目では、それほど濃厚ではなさそうですね。
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吟醸香は、ほとんどないですね。
それに、おりのざらつきは全くなく、さっぱりした口当たりです。

うまみはやや淡めです。
お米のうまみをほんのりと感じる程度です。
一方で、苦みや雑味はまったくありません。

酸味はややはっきりしています。
乳酸菌飲料みたいなすっぱさを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
さらっとした甘みを感じます。


甘さひかえめで濃いめのカルピスみたいな、やや甘口のお酒でした。
この甘みは、上撰御神酒に似ていますね。
おりのざらつきがまったくなく、苦みや雑味もありません。
しかも乳酸菌飲料みたいな酸味が効いていて、とてもさっぱりしています。
これは日本のお酒が苦手な人でも、きっとおいしくいただけることでしょう。

ただね、大吟醸の繊細さも、それににごり酒の味わい深さも、双方ともうまく活かされていないように思いました。
それに私のような安酒好みには、到底似合わないお酒だと思います。
蔵元さんだって、オマエなんかには飲んでもらいたくないだろうよ!

(※1)松崎晴雄『日本酒をまるごと楽しむ!』p.23(2007.1 新風舎)
(※2)松崎晴雄『日本酒のテキスト 1 香りや味わいとその造り方』p.54(2001.8 同友館)

【お酒】776.白老 本醸造生原酒 蔵人だけしか飲めぬ酒 200ml [23.愛知県の酒]

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澤田酒造株式会社
愛知県常滑市古場町四丁目10番地

アルコール分18度以上19度未満
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 65%
200ml詰
(以上、ラベルより転記)




澤田酒造さんのお酒は、かつて白老の上撰カップ(普通酒)と、本醸造のからから カップとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、本醸造の生原酒です。
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原酒ですので、アルコール度数が高めです。
これは注意していただかなければならないみたいです。


要冷蔵の表示もあることですし、それに冷やして飲めとも書かれておりますので、冷蔵庫で冷やした者をいただきます。
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お酒の色は、ほんのわずかにわかる程度でした。
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口に含むと、とろっとした舌触りがちょっとあるのがわかります。
それとともに、生酒らしいフレッシュな風味を感じますが、クドさはないようです。
また、アルコールの香りを少し感じます。

うまみは濃くはないですね。
むしろ、やや淡めかもしれません。
お米のうまみをほんのりと感じます。
それでいて、苦みや雑味はありません。

酸味はややひかえめといったところでしょうか。
角のないすっぱさをちょっと感じる程度です。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みははっきりしています。
とろみは感じますが、クドさのないおだやかな甘みです。


フレッシュな風味と共に、お米のうまみと甘みとを感じることができる、甘口のお酒でした。
とろみを感じるところが原酒らしさなのかもしれません。
度数が高めであるものの、飲みやすいと思います。
しかし、回りはやっぱり早いみたいでした。
私としては、もっと飲み応えがほしいところでした。

【お酒】743.神鶴 本醸造 ドラゴンズカップ [23.愛知県の酒]

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鶴見酒造株式会社
愛知県津島市百町字旭46番地

アルコール分 15度以上16度未満
原材料名/米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール
精米歩合70%
180ml
(以上、ラベルより転記)




名古屋駅の西側にあるビックカメラの酒コーナーで見つけたカップ酒です。
というか、名古屋とその周辺地域以外での普及は、きっと狙っていないのでしょうね。


ラベルには、球団の許諾をとっていることが明示されています。
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もしかして、売上額の一部が球団側へ流れるしくみになっているのでしょうか?


なんでも、このお酒は“山廃D仕込”なのだとか。
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山廃仕込(山廃造り)とはどのようにちがうのだろうか?、なんて野暮なことは指摘しませんよ!
しているじゃねぇか!


そろそろいただいてみたいと思います。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、濃くはないですがややはっきりしています。
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うまみは濃いめで、しっかりしています。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみそのものです。
しかしキレはよく、スッと引いていきます。
それに、苦みや雑味はありません。

酸味はけっこうはっきりしています。
角のないまろやかなすっぱさが豊かです。
もしかして、これは山廃酛の効果でしょうか?
それでいて、刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
わずかにあって、コクを添えています。


濃いめのうまみと角がない酸味との、濃醇旨やや辛口のおいしいお酒でした。
しっかりした味わいですが、味に角がありません。
それでいてキレがよく、キリッとしています。
派手な香りや味ではないですが、味わい深いお酒だと思います。
私はD党ではありませんが、このお酒のファンにはなりたいところです。
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