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【お酒】1007.銀盤 特撰 本醸造 カップ [16.富山県の酒]

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銀盤酒造株式会社
富山県黒部市荻生4853-3

アルコール分15度
精米歩合60%
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
200ml詰
(以上、ラベルより転記)




この銀盤のカップ酒は、立ち寄ったスーパーでときどき見ることがあります。
それ故、このブログでは既出だと、勝手に思っていたのです。
しかしそれはうっかりで、実はまだいただいておりませんでした。

銀盤酒造さんのお酒は、これまでに銀盤のスマートボトル本醸造220ml瓶と、銀盤の特撰生吟醸300ml瓶とをいただいております。
今日いただくこのお酒も、スマートボトルと同じ本醸造です。
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品質表示は同じですから、中身は同じお酒なのでしょうか?


本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いてることがわかる程度でした。
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うまみは淡めです。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをほんのりと感じる程度です。
かすかに軽い苦みがあるみたいです。
キレはよく、スッと引いていきます。

酸味はややひかえめです。
角のないすっぱさをわずかに感じる程度です。
かすかにピリッと感じますが、気にはなりません。

甘みはややひかえめです。
さらっとした甘みをわずかに感じます。


淡いものの酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)を感じる、淡麗やや辛口のお酒でした。
淡くてキレがよいので、スイスイと行けます。
でも、酒臭さ(←くどいようですが、ほめ言葉です)もあって、飲みごたえもありますね。
ただ、淡いが故に、魚や濃い味の料理には合いにくいように感じました。
そば前にはいいかも。

【お酒】637.638.立山 特別本醸造&普通酒 カップ飲み比べ [16.富山県の酒]

(2015/08/09追記:題名および【まとめ】に、特別本醸造を“特別純米酒”とする誤記がありましたので、訂正しました。)


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立山酒造株式会社
砺波市中野220




今日は、立山(かつては銀嶺立山だったような?)のカップ酒のうち、特別本醸造と普通酒とを飲み比べてみたいと思います。

稲穂が茶色のもの(左)が特別本醸造で、緑色のもの(右)が普通酒です。
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このカップ酒ですが、単にラベルが貼ってあるだけではなく、カップの上部までフィルムで覆ってあります。
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これは遮光性を確保するための方策なのでしょうか?


お酒をいただく前に、立山酒造さんの酒造りへの考え方を確認しておきたいと思います。
ある文献では、杜氏さんの言葉として以下のとおり紹介していました。

「私は、ひとりでに喉へスッと通る酒が一番と思っております。立山は辛口と言われますが、うちより辛いお酒はいくらでもあります。辛い酒を飲みたければ、極端なことを言えば焼酎でいいのです。私は醸造試験場におりました頃から“辛い酒”ではなく“甘くない酒”を提唱してまいりました。それが日本酒の日本酒たる由縁と思います。」」(※1)

立山酒造さんが目指すお酒の味は、“うまみは残しつつも甘みが少なく、しかも飲みやすい”ということでしょうか?
そういった考え方は、はたして今日いただくこのお酒にも反映されているのでしょうか?




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立山 特別本醸造カップ
アルコール分15度以上16度未満
原材料 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール(メルシャン他)
精米歩合 麹米57% 掛米59%
200ml


このカップ酒の品質表示には、醸造アルコールの製造者まで記載されています。
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しかも、フタに記載されたロットナンバーを立山酒造さんのWebsiteで参照すると、もっと詳しい品質を確認することができます。
情報公開を徹底なさっているようですね。
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そんな立山の特別本醸造を、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ごくわずかに着いているかどうかといった感じでした。
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うまみはどちらかというと淡めですが、しっかりしていています。
お米のうまみが一筋通っていて、それが口の中に広がります。
それに、少しコクもあるようです。
でも、苦みや雑味は感じませんでした。

酸味はややひかえめです。
すっぱさをちょっと感じる程度です。
刺激やピリピリ感はありませんね。

“甘くない酒”を提唱なさっていらっしゃるだけあって、甘みはひかえめでした。
その存在は、ごくわずかにわかる程度です。


淡めではあるものの、お米のうまみが豊かな、やや淡麗で旨辛口のおいしいお酒でした。
淡めで辛口でも、決して物足りなさはないですね。
それに甘くないので、食事とも合わせやすいと思います。





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立山 普通酒カップ
アルコール分15度以上16度未満
原材料 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール(メルシャン他)
精米歩合 麹米59% 掛米63%
200ml


普通酒なのに麹米59%、掛米63%の精米歩合とは、かなりの高規格ではないでしょうか。
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それにこの普通酒も、フタに記載されたロットナンバーをWebsiteで参照して、詳しい品質を確認することができるようになっています。
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特別本醸造のほうは全て一等米でしたが、普通酒のほうは二等米を使用しているようですね。


というわけで、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、これもぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほぼ無色のようです。
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こっちのほうがうまみがより淡めです。
お米のうまみは感じるものの、淡めでスッキリしています。
わずかに苦みを感じましたが、他に雑味はないみたいです。

酸味もひかえめです。
すっぱさをわずかに感じる程度です。
刺激やピリピリ感はありませんでした。

甘みは、特別本醸造よりもさらにひかえめのようでした。


特別本醸造よりもスッキリさっぱりしている、淡麗辛口のおいしいお酒でした。
けっこうスイスイと行けてしまうお酒でした。
これは完全に食中酒でしょう。



【まとめ】
両方とも淡めで辛口のお酒でしたが、特別本醸造のほうがお米のうまみがはっきりしていてコクを感じました。
普通酒はすっきりしていて、料理の味をより引き立ててくれるお酒だと思います。
いずれにせよ、両方とも丁寧に造ってあることがわかるおいしいお酒でした。



(※1)北陸の酒蔵編集委員会編『北陸の酒蔵 銘醸50選』p.21(1996.7 能登印刷出版部)

【お酒】625.幻の瀧 タプロース樽熟成 限定純米吟醸原酒 300ml [16.富山県の酒]

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皇国晴酒造株式会社
富山県黒部市生地296

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合60%
アルコール分 18度
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




折原商店で一杯やっていた際に見つけたお酒です。

皇国晴酒造さんのお酒は、かつて疑惑の豪華生一本カップ(生一本なのに普通酒)をいただいております。
今日いただくこのお酒は、ウィスキーの樽で熟成された純米吟醸酒とのこと。
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それにしてもこのお酒、ラベルが能書きだらけですよ。
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いただく前から能書きだらけでは、お酒の味を素直に味わえなくなってしまいそうですわ。
オマエのブログのほうがもっと能書きだらけじゃないか!


ウィスキーの知識もないことですし、能書きにひととおり目を通したところで、さっそくいただいてみたいと思います。
純米吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ちょっと着いているくらいです。
もっと濃いのかと思ったのですが、意外でした。
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たしかにウィスキーのような香りはします。
ですが、それほどはっきりはしておらず、かすかに感じるくらいです。

うまみはけっこう淡めです。
お米のうまみを感じます。
それとともに、香ばしさを感じます。
苦みや雑味はないですね。

酸味はややひかえめです。
すっぱさを少し感じる程度です。

甘みはひかえめですが、少し感じます。


淡めのうまみに、ウィスキーの風味がほんのりと薫る、淡麗やや辛口のお酒でした。
もっとウィスキーっぽいのかと思ったのですが、それほどでもありませんでした。
一年の熟成では、この程度が限界なのでしょうか?
それにウィスキーの香りを着けるならば、もっと味がしっかりしたお酒のほうが合うのではないかと思いました。

【お酒】465.銀盤 特撰 生吟醸 300ml【追記あり】 [16.富山県の酒]

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銀盤酒造株式会社
富山県黒部市荻生4853の3

アルコール分14度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合50%
容量 300ml詰
(以上、ラベルより転記)



銀盤酒造さんのお酒は、かつて銀盤のスマートボトル本醸造をいただいております。
今日いただくこのお酒は、生酒の吟醸酒です。


生酒であること自体は、それを表示するかどうかは蔵元さんの任意です。
なぜならば、生酒である旨の表示は「製成後、一切加熱処理をしない清酒である場合に表示できるものとする。」と定められているからです(※1)。
それ故、生酒であっても、ラベルに“生”と表示する必要は、必ずしもありません。

しかし、「製成後一切加熱処理をしないで製造場から移出する清酒には、保存若しくは飲用上の注意事項を表示する。」と定められています(※2)。
それ故、生酒や生詰のお酒のラベルには、「「要冷蔵」、「冷蔵庫に保管して下さい。」、「冷やしてお早めにお飲みください。」等の消費者及び流通業者の注意を喚起するための表示」をしなければなりません(※3)。

このことを踏まえて、このお酒のラベルには“要冷蔵”である旨の表示がなされております。
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【2015/09/30追記】
生詰について「製成後一切加熱処理をしないで製造場から移出する清酒」に該当すると書きましたが、これは誤りでした。(これに該当するのは生酒のみでした。)
生詰の場合は、「製成後一切加熱処理をしないで製造場から移出する清酒」に該当せず、よって「要冷蔵」などの「保存若しくは飲用上の注意事項」を表示する必要はないと考えます。

清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)5(6)の生貯蔵酒の定義には、「生貯蔵酒の用語は、製成後、加熱処理をしないで貯蔵し、製造場から移出する際に加熱処理した清酒である場合に表示できるものとする。」とあります。
これから判断するに、製成後とは完成後(私は勝手にそう思っていました。)ではなくて、上槽後(お酒をしぼった後)という意味であろうと考えられます。
ということは、生詰は製成後に一回火入れをしていますので、この「製成後一切加熱処理をしないで製造場から移出する清酒」には該当しないことになります。

私の認識が誤っていたことをお詫びして、ここで訂正させていただきます。
申し訳ございませんでした。
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申し訳ございません。
そんな細かいことばかり考えていては、お酒の味がまずくなってしまいます。
おいしいお酒が詰められていることを期待しつつ、生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。


吟醸香はしませんね。
いや、ほんの少しするかも。
どっちなんだよ!
それよりも、生酒のフレッシュな風味がはっきりしています。

うまみは淡めです。
それも、かなり淡い感じです。
やわらかいうまみに、吟醸酒らしい苦みをほんのわずかに感じます。

酸味はほどんど、いや、まったく感じません。
さわやかさをほんのわずかに感じる程度です。
すっぱさもなければ、ピリピリ感もありません。

甘みはひかえめです。


全体として淡い味わいに、フレッシュな風味が際立つ、淡麗やや辛口のおいしいお酒でした。
うまみも酸味も淡いので、その分、生酒のフレッシュさが際立っています。
もしかしてこれこそが、このお酒の吟味して醸造した成果なのでしょうか。


(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)5(5)
(※2)同3(3)
(※3)酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達第86条の6 酒類の表示の基準 2(3)ハ

【お酒】434.銀盤 スマートボトル 本醸造 220ml [16.富山県の酒]

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銀盤酒造株式会社
富山県黒部市荻生4853-3

アルコール分15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合60%
容量 220ml詰
(以上、ラベルより転記)


このお酒ですが、面白いかたちをした瓶に詰められていますね。

青いキャップをとると、中には金属製のスクリューキャップが付けられていました。
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この青いキャップは、きっとお猪口代わりにして飲めということでしょうね。
確証はないのですが、おそらく月桂冠キャップエースと同じ発想のもとで、持ち運んだ先で手軽に飲めるように設計されているのでしょう。


本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。


うまみは淡めですが、ピンと筋が通っています。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみを感じます。
それでいて、苦みや雑味を感じません。

酸味はややはっきりしています。
弱めのすっぱさを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはかなりひかえめですが、その存在はわかります。


全体としては淡いものの、その味はしっかりしている、淡麗旨口のおいしいお酒でした。
スイスイといけるのに、味に物足りなさを感じませんでした。
これはきっと、ひや(常温)でもおいしいはずです。
列車に乗りながら、駅弁のおかずを肴に一杯やるには最適かもしれません。
細長いボトルがちょっと不安定で、揺れる列車内では取扱に注意を要するかもしれませんが。

【お酒】169.上撰 豪華生一本 カップ [16.富山県の酒]

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皇国晴酒造株式会社
富山県黒部市生地296

原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分15%
180ml詰
(以上、フタに貼られたシールより転記)


“生一本(きいっぽん)”の名称は、純米酒しか名乗ることができないはずです。

このお酒の原材料名を見ると、醸造アルコールという表示がなされています。
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醸造アルコールを原料として使用したお酒が純米酒を名乗ることは出来ないはずです。

なお、生一本の意味については、最後にまとめておきましたので、ご覧ください。


野暮なことを言うのはこのくらいにしておいて、今日もぬる燗でいただきます。


一口いただくと、アルコールの香りと共に、甘みと酸味とを感じます。

甘みはやさしい甘みです。
甘ったるさはなくて、自然な感じがします。

酸味は少し強めです。
しかし、刺激やピリピリ感はありません。
スッキリした、さわやかな酸味です。

うまみは淡めです。
わずかに酒臭い(←ほめ言葉です。)風味がします。
しかし、クドさはなくて、むしろやわらかい感じがします。


甘みと酸味とのバランスがちょうどよい、やや淡麗でやや甘口のおいしいお酒でした。
このバランスが崩れると、辛かったり、甘すぎたりすると思います。
上手に仕上げてあるお酒だと思いました。





★☆「生一本」について★☆

(1)生一本を名乗るための条件

生一本”という名称は、「単一の製造場のみで醸造した純米酒」についてのみ使うことができます(※1)。

ここでいう”純米酒”とは、「白米、米こうじ及び水を原料として製造した清酒で、香味及び色沢が良好なもの」を指します(※2)。

よって、白米、米こうじ、水以外の原料(醸造アルコールや糖類など)を使用したお酒は純米酒を名乗ることはできませんし、生一本を名乗ることもできないのです。


(2)なぜそんな条件があるのか

本来、生一本の名称は、「灘の生一本」として使用されていたそうです。
それは、「寒造りの酒を指す「生酒(きざけ)」に由来」し、「灘五郷で生まれ育った、混じりけのない酒を意味」する「灘の“専売特許”」の名称だったようです。

ところが、灘では酒の桶買いがなされるようになって、それが灘以外の他地域で造られたお酒も対象とするようになったそうです。
これに対して、混じりけのない酒という意味のはずなのに、他地域の酒が混じったものを生一本と称して販売することは、「不当表示、といきまく消費者運動にアンチ灘派の地酒グループが同調するように突き上げた。」とのこと。

その結果、公正取引委員会が、全国一律の基準として「「清酒の公正競争規約」を作成するよう、日本酒造組合中央会に指示を出す。受けて中央会は四十九年十月に会長協議会を開き、とりあえず自主規制を申し合わせた。(中略)その際、「生一本」の表示基準なるものが決められ」たそうです。

当初、日本酒造組合中央会は、生一本の基準を「米および米麹のみを原料とし、自醸酒(桶買いなしの自社製)であって、かつ原酒であるもの」とするつもりだったそうです。
しかし、「一般の市販酒は、もろみをしぼったあと、飲みやすくするために加水し、十五度前後にするのが普通だが、これではほとんどの清酒製品が不適格になってしまう」ことから、灘のメーカーはこの基準に反発したそうです。
そこで、最終的に「「原酒」という条件を「純米酒」という表現に改め、五十四年十月実施でケリがついた。」とのことです。
(以上、(2)の「」内は※3)


全国一律の規約が作られたことで、灘以外の地域のお酒であっても、基準さえ満たせば生一本を名乗ることができるようになりました。
そして現在、生一本の基準は組合の自主基準ではなくて、国の法的ルールに組み込まれています。


(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)5(7)
(※2)同1
(※3)神戸新聞社会部編『生一本 灘五郷-人と酒と』p.15-16(1982.11 神戸新聞出版センター)

【お酒】75.若鶴 純米吟醸 カップ 200ml [16.富山県の酒]

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若鶴酒造株式会社
富山県砺波市三郎丸208

原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)
原料米名:富山県産雄山錦100%使用
アルコール分15.0度以上16.0度未満
200ml
(以上、ラベルとフタとから転記)

昨日に続いて、今日も純米吟醸酒をいただきます。

このお酒ですが、お米はすべて富山県産の雄山錦を使用していることをラベルでアピールしています。

雄山錦とは、いったいどういうお米なのでしょうか。
手元の文献によれば、主に富山県で栽培されている酒米で、「栽培しやすい吟醸酒向きの品種」であって「大粒で心白発現率が高く低タンパク質」であるとのこと(※1)。
低タンパク質ということは、アミノ酸の生成が少なくて雑味が出にくいということでしょうから、まさに吟醸酒向きの酒米なのだと思います。

また、この文献は「最上級の雄山錦がとれる砺波平野。(中略)広い水田に点在する散居村が美しい土地である。」と紹介しています(※1)。

おお!たしか、

砺波平野には、“散村”集落が形成されている。そして、米とチューリップとの二毛作が行われている。」
シャンソン(散村)を 歌うの誰や チューリップ(チューリップ)と波平や(砺波平野)

ということを、かつて、どうでしょうゼミナールの大泉校長の講義で習いました。
このお酒で使われている雄山錦の田んぼも、チューリップとの二毛作に使われているのかもしれません。


今日は燗を付けずに、冷蔵庫で冷やしていただくことにします。
昨日の教訓を活かすために、今後、吟醸酒は常温か、あるいは冷やしていただくことにします。


フルーティーな吟醸香はまったくしません。

最初にうまみを感じました。
存在ははっきりとわかりますが、とてもやわらかいうまみです。
このうまみは、お酒の温度が上がっていくにつれてだんだんと濃くなってきました

酸味もありますが、刺激のない、やさしい酸味です。
甘みは、冷たいときはうっすら感じる程度でしたが、お酒の温度が上がっていくにつれて少し甘くなってきたようです。

吟醸香はないものの、やわらかくて雑味のない、淡麗旨口のおいしいお酒でした。
雄山錦の良さが少しわかったような気がします。


(※1)副島顕子『酒米ハンドブック』p.16(2011.7 文一総合出版)
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