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【お酒】1068.仁勇 本醸造 樽酒 300ml [12.千葉県の酒]

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鍋店株式会社
本店 千葉県成田市本町338番地
神崎酒造蔵 千葉県香取郡神崎町神崎本宿1916番地

原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
精米歩合 65%
日本酒度 +2~+4
アルコール分 15度
◎国産米100%使用
300ml詰
(以上、裏のラベルより転記)




鍋店(なべだな)さんのお酒は、かつて仁勇の山廃純米カップと、普通酒の仁勇カップ浮世絵ラベル、そして仁勇のロッテマリーンズ 純米吟醸パック180ml(升付き)とをいただいております。
今日いただくこのお酒は、本醸造の樽酒です。
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本醸造の意味についてはこちらで、、また樽酒の意味についてはこちらで、それぞれ簡単にではありますが触れておりますので、適宜ご参照ください。


きょうはどうしても燗酒をいただきたいと、昼間から固く心に決めておりました。
それにこんなラベルが瓶の肩に掛けられておりましたので、今日もぬる燗でいただきます。
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お酒の色は、かすかに着いている程度でした。
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あれ?
樽酒なのに、木香がまったくわかりませんね。
オイラの鼻がおかしいのかな?
どうせもう酔っぱらってやがるんだろ。

うまみは淡めです。
かなり淡いですが、米のうまみを淡いなりに感じますね。
苦みや雑味はまったくありません。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さを少し感じます。
でも、酸味自体に深みもあるみたいです。
それに、ちょいピリですね。

甘みはややはっきりしています。
かなりさらっとした甘みをほんのりと感じます。


酸味の効いた、やや淡麗でちょいピリやや甘口のお酒でした。
うまみは淡めではあるものの、酸味に深みがあるので物足りなさはないですね。
ちょいピリではあるものの、雑味がなくてきれいな味わいでした。
でもね、私としては、樽酒を名乗るのであれば、木香がはっきりしてほしいところでした。


この記事を書きながら、残っていたお酒を冷や(常温)でいただいてみました。
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冷やだと、ピリピリ感がなくなりますね。
でも、酸味の深みは残ったままです。
それに、ほんのかすかにではありますが、木香を感じることができましたよ!
燗酒コンテストの結果はさておき、私としては、このお酒は燗より冷やのほうがまちがいなくおいしいと思います。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

年内の更新は、今日が最後です。
新年最初の投稿は、1月5日(木)を予定しております。
みなさま、ごきげんよう。

【お酒】693.腰古井 上撰 プチ・コシゴイ カップ [12.千葉県の酒]

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吉野酒造株式会社
千葉県勝浦市植野571

アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)




昨日は腰古井の推奨カップ(普通酒)をいただきましたが、今日は上撰カップをいただきます。
これら以外にも、吉野酒造さんのお酒はかつて腰古井の生貯蔵酒(普通酒)と、腰古井の淡麗辛口(普通酒)とをいただいております。

上撰も推奨と同じく普通酒です。
しかし、上撰は推奨よりもたしか20円くらい高かったはずです。
ということは、おそらく推奨が旧制度下における二級酒で、上撰が一級酒ということでしょう。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、推奨よりも薄いですね。
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うまみは推奨よりも淡めです。
淡い中に、醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをかすかに感じます。
推奨では苦みをちょっと感じましたが、こちらには苦みや雑味はありません。

酸味はけっこうはっきりしています。
すっぱさはあるものの、それほど強くはありません。
ですがこのお酒、けっこうピリッと感じました。

甘みはちょっとだけあるみたいです。
推奨と同程度か、あるいはそれよりも少ないかもしれません。
ベトつかない、さらっとした甘みです。


淡いながらも酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)をほんのりと感じ、酸味が味を引き締める、淡麗やや辛口のお酒でした。
推奨よりも淡くてきれいな味わいのお酒だと思います。
それでいて、ちょいピリが味をひきしめています。
私としては、推奨のほうがうまみがはっきりしていて好みでした。
これは私の推測ですが、海のものにはこちらの酸味のほうが合うのかもしれません。

【お酒】692.腰古井 推奨 プチ・コシゴイ カップ [12.千葉県の酒]

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吉野酒造株式会社
千葉県勝浦市植野571

アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)




吉野酒造さんのお酒は、かつて腰古井の生貯蔵酒(普通酒)と、腰古井の淡麗辛口(普通酒)をいただいております。
今日いただくこのお酒も普通酒ですが、おそらくこれが最も安価なお酒ではないかと思います。


普通酒のカップ酒ですが、“プチ・コシゴイ”なんてかわいらしい名前が付けられています。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、それほど目立ちませんでした。
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うまみはやや淡めです。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)ですが、ほんのりと感じる程度です。
淡めなのと、それにキレがよいせいか、スッと引いていきます。
ちょっとだけ苦みもあるみたいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさをちょっと感じる程度です。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはちょっとはっきりしています。
べとついた感じは全くありません。


酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)をちょっと感じるものの、全体的に淡めな味わいの、やや淡麗で旨口のおいしいお酒でした。
これまでにいただいた腰古井と同じく淡めの味わいでしたが、酒臭さ(←くどいようですがほめ言葉です)はこのお酒が最もはっきりしていました。
私は他の二つよりもこちらのほうがおいしいと思います。

【お酒】687.仁勇 ロッテマリーンズ 純米吟醸パック升付き 180ml [12.千葉県の酒]

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仁勇 鍋店株式会社
本社 千葉県成田市本町338番地
神崎酒造蔵 千葉県香取郡神崎町神崎本宿1916番地

アルコール分 15.0度以上16.0度未満
原材料名 米・米麹
国産米100%使用
精米歩合 60%
180ml詰
(以上、外箱より転記)




鍋店(なべだな)さんのお酒は、かつて仁勇の山廃純米カップと、普通酒の仁勇カップ浮世絵ラベルとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、千葉ロッテマリーンズ公認の純米吟醸酒なのだとか。
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このお酒には、杉製の枡がついています。
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そしてこの枡にも、千葉ロッテマリーンズのロゴが焼印で表示されています。
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球団のライセンスを取得したり、枡をつけたりしているわけですから、お酒以外のことにお金がかかっているはずですよね。
それ故、たった一合しか入っていないにもかかわらず、決してお安くはありませんでしたよ。
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それでは、さっそくいただいてみましょう。

まずは、全体を被っているフィルムをはがして、枡を分離させます。
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どうやら、この段階ではまだ外箱で被われているようです。
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外箱をはずすと、中からは、だし醤油でも入っていそうなちっちゃい紙パックが出てきました。
どうやらこれにお酒が詰められているようです。
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紙パック上部の注ぎ口についているキャップをひねってとると、さらに注ぎ口がアルミフィルムで塞がれていましたよ。
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ここまで、いったいいくつのバリアを取り除いてきたことか。
これらもこのお酒の価格をつり上げている要因のような気がします。


やっといただけることになりました。
純米吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものを、付属の枡でいただきます。

お酒の色は・・・・、
わかるわけないか。
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やっぱり枡の木香を感じます。
吟醸香はほんの少しあるみたいですが、木香に負けています。

うまみはやや濃いめで、しっかりしています。
お米のうまみでしょうか、やわらかいうまみを感じます。
吟醸酒にありがちな苦みもなく、また雑味もありませんでした。

酸味は少しはっきりしています。
すっぱさが豊かです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
でも、その存在はわかります。


やわらかいうまみが豊かで、酸味が味をひきしめ、わずかな甘みがコクを添える、やや濃醇で旨やや辛口のおいしいお酒でした。
枡の木香はなかなかよいものですが、これでは吟醸香がわからなくなってしまいます。
枡をつけるならば、(純米)吟醸酒でなくてもよいように思います。
あくまでも純米吟醸酒にこだわるのであれば、カップ酒として販売したほうが吟醸香を楽しみやすいでしょうし、それに値段を下げることも出来るのではないでしょうか。

【お酒】682.寿萬亀(じゅまんがめ) カップ [12.千葉県の酒]

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亀田酒造株式会社
千葉県鴨川市仲329

原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
原料米 国産米100%
アルコール分 15度
180ml詰
(以上、フタより転記)




亀田酒造さんのお酒は、かつて寿萬亀の冷酒(普通酒)をいただいております。
今日いただくこのお酒は、普通酒のカップ酒です。


このカップ酒ですが、たしか数年前までは青色で印刷されていたはずです。
その後鴨川へ行く機会がなく、しばらくこのお酒を見ることもありませんでした。

久しぶりに安房鴨川駅前のスーパーで見たところ、オレンジ色になっていたのでびっくりしました。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

写真ではわかりにくいですが、お酒の色はちょっと茶色がかっているみたいです。
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うまみはやや濃いめです。
酒臭さよりも、熟成感のほうがはっきりしているみたいです。
この熟成感は厚みはないものの、シャープな感じがします。
それにこのお酒ですが、苦みがけっこうはっきりしています。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少し目立つくらいです。
刺激やピリピリ感はないみたいです。

甘みはややはっきりしています。
ですが、苦みに負けているように思いました。


熟成感と苦みとが味を引き締める、やや濃醇でほろ苦口のお酒でした。
この味わいは、好みの分かれるところだと思います。
もしかしたら、海産物に合わせた味わいなのでしょうか?

【お酒】669.梅一輪 上撰カップ [12.千葉県の酒]

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梅一輪酒造株式会社
千葉県山武市松ヶ谷2902

原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
原料米 千葉県産米100%
アルコール分 15度
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




昨日は梅一輪の佳撰カップをいただきました。
今日いただくこのお酒は、同じ梅一輪の上撰カップです。

佳撰と上撰とは、旧制度下における二級酒と一級酒といった関係にあるものと思われます。
ですが、上撰と言っても普通酒ですし、それに200円くらいであったと記憶しています。

品質表示上は、佳撰とのちがいはないみたいです。
蔵元さんの所在の表記がちょっとちがうみたいですが、誤植でしょうか。
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ラベル上の顕著なちがいは、“上撰”の文字が記載されていることと、“梅一輪”という酒銘が金文字になっていることくらいでした。
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ラベルを眺めているだけでは、お酒の味はわかりません。
佳撰とのちがいを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、こちらのほうが淡いみたいです。
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一口含むと、アルコールの香りがはっきりしているように感じました。

うまみはかなり淡めでした。
酒臭さはかなり弱く、香ばしさや苦みもほとんどありませんでした。
ですが、キレはそれほどなく、淡いながらも口に残りました。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさを少し感じる程度でした。
わずかにピリッと感じましたが、これが酸味によるものかはわかりませんでした。

甘みはひかえめで、ほとんど感じませんでした。


全体的に淡い味わいの、淡麗辛口のお酒でした。
香ばしさや苦みがないので、佳撰よりもこちらのほうがきれいな味わいに仕上がっています。
ですが、上撰のほうが淡い味わいでしたので、やや物足りないかもしれません。
それに、上撰のほうがアルコールの香りがはっきりしており、それが気になる方もいらっしゃることでしょう。

いずれにせよ、味のちがいを感じることができて面白かったと思います。

【お酒】668.梅一輪 佳撰カップ [12.千葉県の酒]

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梅一輪酒造株式会社
千葉県山武市松ヶ谷イ2902

原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
原料米 千葉県産米100%
アルコール分 15度
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




梅一輪という酒銘は、
江戸時代の俳人、服部嵐雪の名句
梅一輪 一輪ほどの 暖かさ
からとったものです。」(※1)
とのこと。


そんな可憐な名前のこのお酒ですが、たしか180円くらいで売られていたのですよ。
かなり安いので、糖類添加の三増酒かと思ったのですが、原材料名に糖類・酸味料の文字はありませんでした。
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それどころかこのお酒、千葉県産米100%使用なのだとか。
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蔵元さんは、地元のお米だけを使ってお酒を造り、しかもそれを安く提供してくださっているわけです。
これぞ地酒の鑑ではないでしょうか。
あとは、お酒がおいしければ御の字なのですが。

それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ちょっとわかる程度でした。
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うまみはやや淡めでした。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみはわずかに感じる程度でした。
それよりも、香ばしさがはっきりしていました。
それに苦みもちょっとあるようですが、いやな苦みではないですね。

酸味は強くはないみたいです。
すっぱさとさわやかさとを少し感じる程度でした。
刺激やピリピリ感はありませんでした。

甘みは前には出てこないようでしたが、少し感じました。


香ばしさと苦みとを感じる、やや淡麗でほろ苦口のお酒でした。
ちょっとクセがある味わいかもしれませんが、それがこのお酒の特徴なのでしょう。
決して飲みやすくはないですが、飲み応えのあるお酒だと思います。


(※1)安藤三佐夫編著『千葉の地酒とうまい肴』p.30(2013.4 彩流社)

【お酒】667.岩の井 上撰カップ [12.千葉県の酒]

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岩瀬酒造株式会社
千葉県御宿町久保1916

原材料名 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール
アルコール分15.0度以上16.0度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)




岩瀬酒造さんでは、硬水でお酒を仕込んでいるのだとか。
この点について、文献では以下のように紹介していました。
海岸に近い特徴のため、地下水は鉄、マンガンはないが、硬度一二から一三と驚くほど高い。」(※1)

隣町の勝浦にある吉野酒造さん(腰古井)では確か軟水を使用していたはずですが、御宿の蔵元であるこちらは硬水なのだとか。

かつて「硬水はミネラル分が豊富である、そのため、これを栄養として酵母の働きが活性化すると、アルコール分の多い、辛めの酒に仕上がる」(※2)という文献の記述を紹介したことがありましたが、はたしてこのお酒についても当てはまるのでしょうか。


そんなことを考えながら、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し深いようでした。
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おおっ!
こりゃすっぱいわ!!
酸味がかなりはっきりしています。
刺激やピリピリ感はありませんが、耳の下あたりがキュッとなりましたよ。

うまみはやや淡めです。
うまみよりも、熟成感と渋みとがはっきりしているようです。

甘みはほとんど感じませんでした。
やはり硬水仕込の成果でしょうか。


熟成感と渋みとを伴う、すっぱ辛口のお酒でした。
日本のお酒を飲んで目が覚めたのは初めてかもしれません。
それとも、もっと飲まないと酔えないお酒なのでしょうか。


(※1)鈴木久仁直『ちばの酒 ものがたり』p.133(1997.6 青娥書房)
(※2)松崎晴雄『日本酒をまるごと楽しむ!』p.64(2007.1 新風舎)

【お酒】665.寿萬亀(じゅまんがめ) 冷酒 300ml [12.千葉県の酒]

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亀田酒造株式会社
千葉県鴨川市仲329番地

原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
原料米 国産米100%
アルコール分 14度
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




亀田酒造さんは「明治天皇即位大嘗祭(明治4年)にあたり鴨川市主基(「すき」祭場のこと:ブログ筆者注記)に選定された斎田の近くに位置し、斎田の米による白酒醸造を担当し、毎年明治神宮新嘗祭の御神酒として奉納している。」(※1)とのこと。
また、「祖先は山伏で、宝暦年間により妙楽院神社のご神酒を醸造したと伝えられる。」(※2)のだとか。
古くから神社とのつながりがあった蔵元さんのようですね。


今日いただくこのお酒ですが、“冷酒”と銘打たれています。
しかし、生酒でも生貯蔵酒でもなく、また特定名称すらつけられていない普通酒のようです。
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普通酒は醸造アルコールを添加して造られるわけですから、醪を搾っただけの原酒でのアルコール度数は20度以上に達しているものと思われます。
それを14度まで下げているわけですから、おそらく加水量が多いのではないでしょうか。
これはもしかして、味わいを淡くして口当たりをよくするための方策ではないかと推察することができると思います。


はたして推察どおりの味わいなのでしょうか。
それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですが、冷やせと書いてありますので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほぼ無色に近いものでした。
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やっぱりうまみは淡めです。
というか、かなり淡いほうだと思います。
やわらかいうまみの中に、醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをかすかに感じました。
また、ごくわずかではありますが、苦みを感じました。

酸味は、ちょっとだけはっきりしていました。
すっぱさをわずかに感じる程度ですが、うまみが淡いせいかこちらのほうがはっきりしていました。
刺激やピリピリ感はありませんね。

甘みはかなり弱めですが、これもうまみが淡いせいかその存在は比較的はっきりしていました。
ですが、決して前に出てこない、奥ゆかしい甘みです。


全体的に淡くて穏やかな、淡麗軽快なお酒でした。
これは私の推測ですが、やはり加水が多いのではないでしょうか。
それでも、わずかではありますが、穏やかな中に酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)や酸味を感じました。
これはスイスイいけるお酒で、あっという間になくなってしまいました。
夏の暑い日向けのお酒だと思います。


(※1)安藤三佐夫編著『千葉の地酒とうまい肴』p.54(2013.4 彩流社)
(※2)鈴木久仁直『ちばの酒 ものがたり』p.151(1997.6 青娥書房)

【お酒】664.東灘 地酒カップ 佳撰 [12.千葉県の酒]

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東灘醸造株式会社
千葉県勝浦市串浜1033

アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




東灘醸造さんのお酒は、かつて吟醸生酒と、上撰本醸造の地酒カップとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、佳撰クラス(旧二級酒相当か?)の普通酒です。


上撰本醸造の地酒カップ酒をいただいたときもそうだったのですが、このカップ酒には製造年月が表示されておりませんでした。
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お酒の容器または包装には、「当該清酒を販売する目的をもって容器に充てんし密封した時期」を、年と月とで表示しなければなりません(※1)。
これは公式のルールですので、蔵元さんにはぜひとも徹底していただきたいと思います。


細かいことを指摘するのはこのくらいにして、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ちょっと着いている程度でしょうか。
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うまみはやや濃いめで、しっかりしています。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみがはっきりしています。
香ばしさと苦みとも、ちょっとあるようです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさを少し感じます。
それに、わずかにピリッと感じました。

甘みはちょっとあるみたいです。
しかし、前に出てこない、奥ゆかしい甘みです。


酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)の豊かな、やや濃醇で旨やや辛口のお酒でした。
飲みやすくはないですが、飲みごたえは十分です。
佳撰の普通酒でこの味でしたら、私は満足だと思います。
願わくは、製造年月の表示を徹底していただきたいものです。


(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)3(2)
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