So-net無料ブログ作成
09.栃木県の酒 ブログトップ
前の10件 | -

【お酒】1399.純米吟醸 下野乃國 五千石 カップ [09.栃木県の酒]

6804.JPG
杉田酒造株式会社
栃木県小山市大字上泉237

原材料/米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合/58%
アルコール分/16度
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




このお酒は、道の駅しもつけ(栃木県下野市)で入手しました。
shimotuke11.JPG
shimotuke12.JPG


“下野乃國 五千石”という名の純米吟醸酒です。
これはいったいどういう意味なのでしょうか?
6805.JPG6806.JPG

下野一国の石高がたった五千石ってのは、そりゃおかしいですよね?
それとも、酒造好適米“五百万石”の誤植ですか?
いやいや、酒銘の誤植なんてことはありえないでしょうよ。
でも実際に下野市産の五百万石を使用しているそうです。

蔵元さんや道の駅しもつけのWebsite、それに“下野ブランド”なるサイトを見ても、この酒銘の意味を確認することはできませんでした。
でも、道の駅しもつけの近くには、五千石球場やら五千石堰やらといった施設があるみたいでした。
ということは、もしかしたら“五千石”という地名が下野市にあって、そこで採れたお米を使っているのでしょうか?


あるいは、あたしゃこのお酒に出会った当初は、この酒銘から同じ下野国に属していた喜連川藩(きつれがわはん)のことを思い起こしましたよ。

喜連川氏を藩主とする喜連川藩は、わずか五千石という江戸時代における最小石高の藩でした。
しかし「喜連川氏の元の姓は足利氏で、足利尊氏の四男・基氏を祖とする鎌倉公方系統の足利氏である。」(※1)とあるとおり、その血筋たるや室町幕府を開いた足利尊氏に由来し、かつ「石高の五千石にしても、「無高」の五千石である。「無高」とは、幕府から「高」を賜っていないという意味だから、ほかの大名家のように徳川将軍家の臣下として従属するのではなく、いわば幕府の客分である。だから、五千石でも徳川と対等な大名なのである。」(※2)と言われているほどの、徳川幕府でも他の大名旗本とは別格扱いされていた“名門中の名門”だったそうですよ。
それ故に、この喜連川藩を連想させる酒銘をつけたのかな?、なんて私は思っちゃったのです。

ですが喜連川藩があった場所は今の栃木県さくら市で、道の駅しもつけがある下野市とは隣接しておらず、それに直線距離にして30km以上も離れていたのでした。
ということは、きっと喜連川藩とは関係ないのでしょうね。


言いたいことを言い尽くしたところで、そろそろいただきたいと思います。
純米吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、それほど濃くはないみたいでした。
6807.JPG


吟醸香は、上立ち香はないですね。
でも口に含むと、フルーティーな香りがちょっとだけ鼻へ抜けていくようです。

うまみはやや淡めです。
米のうまみが広がらずに、舌の上をピンと突く感じがいたします。
苦みや雑味はありません。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めの甘みがあることがわかります。


やや淡麗ですっぱやや辛口のお酒でした。
吟醸造りのわりには、酸味が強めで鋭さがありました。
というか、うまみが淡めであったために、酸味が突出しているように感じたのかもしれません。
かつて、昭和五十年代に吟醸造りを復活させようとしたある蔵元さんのお話として「『五百万石』という酒米を五十パーセント以下に磨いて造ったんですが、うすっぺらな味でとても吟醸酒と言えるものではなかった」(※3)という文献の記述を読んだことがありましたが、五百万石だと深みを出すことが難しいのでしょうか?

まあでも、酸味がはっきりしているので、油っぽさや魚の臭みを流してくれそうでしたけれどね。
私のように、普段からあっさりしたものばかり食べている輩には向いていないお酒なのかもしれません。


(※1)山下昌也『貧乏大名“やりくり”物語-たった五千石! 名門・喜連川藩の奮闘』p.49(2016.8 講談社+α文庫)
(※2)(※1)p.48-49
(※3)石原信一『会津地酒紀行』p.18(2004.7 歴史春秋出版)
nice!(33)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

【お酒】1386.池錦 樽酒 野州そばまえ 300ml [09.栃木県の酒]

6639.JPG6640.JPG6641.JPG
池島酒造株式会社
栃木県大田原市下石上1227

アルコール分15度
原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




池島酒造さんのお酒は、かつて池錦 特別純米酒 那須乙女 300mlと、池錦 本醸造 生原酒 180ml、そして池錦 星の花 純米生貯蔵 300mlとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、野州そばまえと銘打たれた普通酒の樽酒です。
6643.JPG6642.JPG

樽酒についてはこちらをご覧ください。
また、“そばまえ”については、下記のとおり瓶に説明が記載されておりました。
6644.JPG


まずは冷や(常温)でいただいてみましょう。

お酒の色は、少し茶色がかっているようでした。
6645.JPG

ああ、木香ありますね!
しっかりしておりますが、クドくはないですよ。
それとともに、アルコール香がはっきりしております。

うまみは濃くはないですが、しっかりしていてます。
やわらかいうまみがどちらかというと淡めではあるものの、フワッと広がります。
苦みや雑味は感じません。
キレはよく、スッと引きますよ。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めで、角がなくて深みを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
べとつかないものの、厚みを少しだけ感じます。


木香がすがすがしくてうまみがやわらかで、酸味に深みがちょっとあって甘みが穏やかに効いている、爽快旨やや甘口のおいしいお酒でした。

木香はちょうどよいですね。
もしこれよりも強いと、きっとクドくなってしまうでしょう。
うまみや酸味も、木香を引き立てているように感じました。
一方で甘みが効いているためか引き締まった感じはしませんが、それもまたまろやかでいけるのではないかと思いました。



ここで、残りを燗にしてみましたよ。
6646.JPG

燗にすると、木香が少し引くというか、穏やかになりましたよ。
うまみや酸味はそのままですが、甘みは少し引くみたいです。
その一方で、かなり弱めではあるものの苦みがちょっとだけ出てきたみたいです。
また、アルコールの香りが少し目立って、スースー感が出てまいりました。

燗にすると、甘みが引く一方で、弱めの苦みとアルコールのスースー感とで引き締まった味わいになったようでした。


冷や(常温)でも燗でもおいしくいただくことができました。
しかし私としては、木香がしっかりしていて甘みがまろやかさを添えていた冷や(常温)のほうがいけるのではないかと感じました。


“そばまえ”でしたからね、最後はそばで〆めましたとさ。
6647.JPG
nice!(31)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

【お酒】1381.澤姫 特別本醸造 生酒 300ml [09.栃木県の酒]

6603.JPG6604.JPG
株式会社井上清吉商店
栃木県宇都宮市白沢町1901-1

栃木県産五百万石100%使用
アルコール分 15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 60%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




井上清吉商店さんのお酒は、かつて澤姫 特別本醸造 アロマぼとる 180mlをいただいております。
今日いただくこのお酒も同じく栃木県産の五百万石を100%使用した特別本醸造ですが、こちらは“要冷蔵”の生酒でした。
6605.JPG
製造年月と出荷年月とが分けて記載されておりましたよ。
もしかしたら、瓶詰めしてから出荷するまで瓶貯蔵されていたのでしょうか?

でも特定名称酒の場合には、「特定名称の清酒であって、容器に充てんし冷蔵等特別な貯蔵をした上で販売するものについては、その貯蔵を終了し販売する目的をもって製品化した日製造時期として取り扱う。」とする公式ルール(酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達第86条の6 酒類の表示の基準 2(3)ロ(イ))がありますので、実際には出荷年月を製造年月として表示しても問題ないようですけれどね。


生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
6606.JPG


フルーティーな香りが少しありますね。
フルーティーな風味は少しはっきりしています。

うまみはやや淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
米のうまみが濃くはないものの、厚みを感じます。
苦みが軽めですが、少し鋭いですね。
キレはよいですよ。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少しはっきりしていて、鋭さを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


フレッシュな風味に米のうまみがしっかりしていてキリッと引き締まった、やや淡麗で爽快ちょい苦ちょいすっぱ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
五百万石らしいキリッとした風味がありましたが、それでもうまみに厚みがありました。
それに苦みや酸味がいい塩梅に効いていて、引き締めておりました。
甘みは、お酒が口の中に残っている間は弱めながらも感じましたが、喉を通ったあとは残らずにスッとひきました。
nice!(28)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

【お酒】1380.菊 吟醸 生 300ml [09.栃木県の酒]

6598.JPG6599.JPG
株式会社虎屋本店
宇都宮市本町4番12号

アルコール分-14度以上15度未満
原材料名-米(国産)、米こうじ(国産米)醸造アルコール
精米歩合-50%
容量-300ミリリットル詰
(以上、ラベルより転記)




宇都宮の中心地に蔵を置く虎屋本店さんのお酒は、かつて本醸造の日光情景カップと、雷都物語 特別純米酒 180ml、そして普通酒の菊カップをいただいております。



今日いただくこのお酒は、生酒の吟醸酒です。
6600.JPG


生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

宇都宮のお酒ですからね、二荒山神社で拝領した盃でいただきますよ。
6601.JPG

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
6602.JPG


吟醸香ありますね。
フルーティーで、花っぽさも少しありますが、それほど強くはないみたいです。
生酒らしいフレッシュな風味もありますが、それもしつこくはないですね。
また、上等な接着剤のような香りもほんのかすかに感じますよ。
上等な接着剤ってなんだよ!

うまみは淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
米のうまみが口の中にフワッと広がります。
また、軽い苦みをごくかすかに感じます。
キレはとてもよく、スッと引いていきます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めで鋭さもないものの、弱めながらも酸味自体に深みを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
さらっとしてはいるものの、その存在はよくわかります。


軽快ではあるものの味わい深い、淡麗爽快旨やや甘口のおいしいお酒でした。
吟香やフレッシュさがしつこくなくて、いい塩梅だと感じました。
また、全体的に淡めではあるものの、うまみが広がることや、酸味に深みを感じたことから、淡いなりにしっかりしていると思いました。
甘みやごくかすかに感じた軽い苦み、そしてキレのよさもちょうどよく効いているのではないでしょうか。
nice!(34)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

【お酒】1355.菊 カップ [09.栃木県の酒]

6445.JPG
株式会社虎屋本店
宇都宮市本町4番12号

アルコール分15度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




宇都宮の中心地に蔵を置く虎屋本店さんのお酒は、かつて本醸造の日光情景カップと、雷都物語 特別純米酒 180mlとをいただいております。
6446.JPG



今日いただくこのお酒は、普通酒のカップ酒です。
6447.JPG


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し茶色がかっているようでした。
6448.JPG


うまみはやや濃いめですわ。
まず、かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)とともに、熟成感とを感じます。
でも、米のうまみも感じて、うまみ自体に厚みを感じます。
軽い苦みもちょっとあるみたいです。
キレはとてもよく、スッと引きます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさはかなり弱めです。
アルコール由来と思われるさわやかさを少しだけ感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
かなりさらっとした甘みをほんのりと感じる程度です。


うまみがしっかりしているものの角がなくてキレのよい、やや濃醇で旨口のおいしいお酒でした。
酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)と熟成感とでしっかりしていて、苦みもちょっとあるようです。
でも、角がなくてうまくまとまっていて、しかもキレがよいので後味がすっきりしています。
これは私の感想ですが、アル添がうまく効いているのではないでしょうか。
nice!(35)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

【お酒】1308.霧降 純米大吟醸 無ろ過生原酒 300ml [09.栃木県の酒]

5908.JPG5909.JPG
株式会社せんきん
栃木県さくら市馬場106

原材料名 米(国産) 米こうじ(国産米)
精米歩合 50%
アルコール分 15度(原酒)
300ml
(以上、ラベルより転記)




せんきんさんのお酒は、かつて仙禽 霧降 吟醸生酒 300mlをいただいております。
今日いただくこのお酒は、無ろ過生原酒の純米大吟醸です。
5910.JPG5911.JPG
それにしても、加水をしていない原酒なのに15度ってのはめずらしいですね。
たしか齋彌酒造店さんの雪の茅舎がそうでしたが、この霧降もアルコール発酵のピークが15度になるように設計して造られているのでしょうか?


純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

栃木のお酒ですからね、宇都宮にある二荒山神社にて拝領した盃でいただきますよ。
5912.JPG

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
5913.JPG


吟醸香ありますね。
華やかですが、しつこくなくてちょうどよい感じです。
生酒らしいフレッシュさもありますが、これもクドさがなくていい感じです。

うまみはやや淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
一口含むと、米のうまみが口の中にパッと広がります。
それでいてキレがよいので、パッと広がると同時にスッとキレていきます。
しかも苦みや雑味がゼロで、まったく感じません。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、少し鋭いみたいです。
でも、酸味自体に深みを少し感じますよ。
刺激やピリピリ感はまったくありません。

甘みは、どちらかというとややひかえめでしょうか。
幅を感じる甘みではあるものの、かなりさらっとしていてべとついた感じがまったくありません。


米のうまみに酸味が飲み応えと深みとをもたらし、そして甘みがコクを添える、やや淡麗で旨口のおいしいお酒でした。
香りがあるもの、しつこさがなくて奥ゆかしい感じがいたしました。
甘みもコクを添える程度にあって、ちょうどよい感じでしたよ。
そんな中で酸味がやや突出しておりましたが、これもいい感じに引き締めて、しかも深みを出しているようでした。

原酒なのに、やや淡麗の口当たりでしたよ。
しかも苦みや雑味、ピリピリ感はまったく感じませんでした。
それにキレがよくて、しつこさもゼロでした。
きっと、ものすごく手間をかけて丁寧に造られているのでしょうね。
こういうお酒こそ、大吟醸を名乗るにふさわしいと思います。

これまでにいただいたせんきんさんのお酒はいずれも生酒でしたが、いつかきっと火入れされた仙禽シリーズも試してみたいと思う、吉宗であった。(※1)

(※1)“暴れん坊将軍”のエンディングテーマ曲に入る直前の台詞より
nice!(30)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

【お酒】1190.鳳鸞純米与一くんカップ [09.栃木県の酒]

5086.JPG5087.JPG
鳳鸞酒造株式会社
栃木県大田原市住吉町1-1-28

アルコール分15度
精米歩合65%
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)
180ml詰
(以上、フタに貼られたラベルより転記)




昨日いただいた鳳鸞(ほうらん) 寒仕込カップに引き続き、今日も鳳鸞酒造さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒は、純米酒です。
5089.JPG

カップに印刷されている絵は、大田原市観光協会のキャラクター“与一くん”でした。
言うまでもないことでしょうが、栃木の英雄たる那須与一を模したものでしょう。
5088.JPG


純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、きれいな金色をしておりました。
5090.JPG


おー!
こりゃすっぱいな。

最初に酸味を感じました。
強めで鋭い酸味が、耳の下辺りを突いてくるようです。
でも、ピリピリ感はありません。

うまみはちょっと濃いめといったところでしょうか。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみはひかえめで、香ばしさを少しはっきりと感じます。
苦みや雑味はないみたいです。

甘みはややひかえめです。
少しあることはわかるものの、酸味の鋭さに負けているようです。


すっぱやや辛口のお酒でしょうか。
このすっぱさには、那須与一が屋島で放った鏑矢の如く、目の覚めるような鋭さを感じました。
あたしゃうっかり酢の物をつまみにしてしまいましたが、むしろこれは佃煮や味噌合えなど、濃い味の料理と合うことでしょう。
私としては、もしこれがアル添本醸造だったら味わいがどう変わるのか、興味深いところでした。

なーんてエラそうなことばかり書いていい気になっていると、次は与一くんに射落とされてしまうかもしれません。

【お酒】1189.鳳鸞(ほうらん) 寒仕込カップ [09.栃木県の酒]

5082.JPG5083.JPG
鳳鸞酒造株式会社
栃木県大田原市住吉町1-1-28

原材料名:米・米麹・醸造アルコール・糖類
アルコール分14.0度以上15.0度未満
内容180ml
(以上、フタより転記)
(米の産地表示なし)




鳳鸞酒造さんのWebsiteによれば、「「鳳鸞」とは、「鳳」の字「鸞」の字共に至徳の瑞応として現れるといわれる架空の神鳥の意味」なのだとか。

そんな神々しい酒銘のこのお酒ですが、まことに残念ながら糖類添加の三増酒でした。
5084.JPG
アルコール度数がやや低めのようですが、これがいったい何を意味するのでしょうか?


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ややはっきりしておりました。
5085.JPG


アルコールの香りがすこしはっきりしています。

うまみは濃くはないですね。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)をちょっと感じますが、それよりも苦みがはっきりしていて、少し角を感じました。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは弱めですが、アルコール由来と思われるさわやかさがはっきりしています。
それに、けっこうピリッと感じます。

甘みはややはっきりしています。
三増酒にありがちなとろみのような舌触りも少しあるみたいです。


アルコール香がはっきりしていて、苦ピリやや甘口のお酒でした。
あー、だから度数がやや低めなのか。
以上です、編集長!

【お酒】1167.十一正宗 純米酒 天然吟香 【つつじ】酵母仕込み 300ml [09.栃木県の酒]

4978.JPG4979.JPG4980.JPG
森戸酒造株式会社
栃木県矢板市東泉645

原材料/米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合/70%
アルコール分/14度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




森戸酒造さんのお酒は、かつて十一正宗のカップ酒(普通酒)と、十一正宗 特醸酒 尚仁沢 にごり酒 180mlを、そして昨日、十一正宗 純米酒 天然吟香 【りんご】酵母仕込み 300mlをいただいております。
今日いただくこのお酒は、つつじの花から採取された酵母を用いて造られた純米酒です。
4981.JPG

なぜ、つつじから採取したのでしょうか?
蔵元さんが蔵を置く栃木県矢板市の“市の花”が、レンゲツツジだからでしょうか?

なお、花酵母についてはかつてこちらでまとめておりますので、適宜ご参照下さい。


純米酒ですが、花酵母の香りを楽しむべく、燗にせずに冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
4982.JPG

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
【りんご】よりも薄めですね。
4983.JPG


やはり香りがありますね。
フルーティーというよりも、むしろ花の香りっぽいものがフワッときます。
でも、強くはないですし、パッと広がった後で残らずにスッと消えていくみたいです。

うまみは淡めです。
米のうまみが舌の上にうっすらと広がる感じです。
香ばしさと苦みともかすかに感じます。
純米酒ですが、キレはよいみたいです。

酸味はややひかえめです。
すっぱさに鋭さはあるもの、弱めです。
それに、こっちには【りんご】で感じた深みがないみたいです。

甘みはややひかえめです。
さらっとした甘みをほんの少しだけ感じます。


香りがパッと広がってスッと引く、華やかで淡麗やや辛口のお酒でした。
【りんご】よりも香りが華やかですが、引きがよいみたいでした。
一方、酸味の深みや甘みが【りんご】よりも弱く、あっさり/さっぱりした口当たりに仕上がっているように感じました。
これはね、【りんご】よりも口当たりがよくて、スイスイといけてしまうと思いますよ。
ただ、私としては、深みを感じた【りんご】のほうが好みの味でした。

【お酒】1166.十一正宗 純米酒 天然吟香 【りんご】酵母仕込み 300ml [09.栃木県の酒]

4972.JPG4973.JPG4974.JPG
森戸酒造株式会社
栃木県矢板市東泉645

原材料/米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合/70%
アルコール分/14度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




森戸酒造さんのお酒は、かつて十一正宗のカップ酒(普通酒)と、十一正宗 特醸酒 尚仁沢 にごり酒 180mlとをいただいております。
今日いただくこのお酒は純米酒ですが、りんごの花から採取された酵母を用いて造られているのだとか。
4975.JPG
このラベルで紹介されている中田先生の文献は、かつて花酵母についてまとめた際に引用させていただいたことがありましたよ。


純米酒ですが、花酵母を香りを楽しむべく、燗にせずに冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
4976.JPG

お酒の色は、少し着いていることがわかりましたよ。
4977.JPG


やっぱり香りがはっきりしておりました。
一口含むと、フルーティーで甘い香りが口から鼻へと抜けていきます。

うまみはやや淡めです。
米のうまみが舌の上に薄く広がる感じがします。
また、香ばしさと、吟醸酒みたいな軽い苦みとがほんのかすかにあるみたいです。
純米酒ですが、キレはよいみたいです。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、弱いなりに鋭さをちょっと感じます。
でも、鋭いだけではなく、深みも少しあるみたいです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
けっしてべとつかない、さらっとした甘みをほんのりと感じます。


香りが豊かで米のうまみと酸味の深さとを感じる、やや淡麗で爽快やや甘口のおいしいお酒でした。
香りがはっきりしていて、それがちょっと残る感じがするものの、香りにしつこさがないところが好印象でした。
またうまみよりも、酸味の深みのほうがはっきりしているようで、それもまた私の好みでした。
これはね、夏の暑いときに冷たくひやしていただきたいお酒ですね。
さすが十一正宗さん、餃子と合う普通酒のみならず、純米酒もおいしいですね。
前の10件 | - 09.栃木県の酒 ブログトップ