So-net無料ブログ作成
検索選択

会津での酒集め [旅]

今回は、青春18きっぷの残り2回分を使用して、福島県の西側、会津地方へ行って酒集めをしてみました。
aidu01.JPG

実は私、会津ではこのブログの草創期に酒集めをしております。
初期の記事に会津で入手したお酒が比較的多いのはそのためです。

ですが、その頃の私は性格が尖がっていて、「糖添三増酒なんか飲めるかバカヤロー!」って思っており、糖添カップは買っておりませんでした。
その後、歳をとるにつれて私の性格が穏やかになり、糖添三増酒を受け容れる心の余裕が出てきましたことから、今回はかつて買わなかった糖添カップを入手することをこの旅の目的といたしましたよ。
じゃなくてネタが切れてきたからだろ!

また今回は、会津地方でもこれまでに立ち寄ったことがなかった街を選んで攻めてみました。




☆★一日目(4/8(土))☆★

まずは上野駅から、東北本線に乗って北上します。
aidu03.JPG

5:46発の宇都宮行525M普通電車に乗車。
aidu02.JPG
aidu04.JPG

終点の宇都宮駅まで乗って、7:40発の黒磯行633M普通電車(205系メルヘン顔)に乗り換え。
aidu05.JPG

これまた終点の黒磯駅まで乗って、8:54発の郡山行2129M(郡山駅からこのまま福島行1135M)普通電車(701系)に乗車。
aidu06.JPG
そういえば、黒磯駅の直流化って、着実に進んでいるのでしょうか?
完成すれば、黒磯駅でこの701系電車を見ることはなくなるわけですよね。

そして郡山駅では、磐越西線の電車に乗り換え。
10:44発の快速会津若松行3233M(フルーティアふくしまを併結)に乗車。
aidu07.JPG
今回の旅では、磐越西線で719系に乗ることができたのは、この一度だけでした。
この列車以外はみな、仙台から転配されてきたE721系ばかり。
磐越西線の電化区間といえば長らくの間719系の独壇場でしたが、もはやフルーティアふくしまを併結する列車のみとなってしまったのでしょうか?


郡山駅から磐越西線に35分ほど乗って、猪苗代駅にて下車。
aidu08.JPG
aidu09.JPG

猪苗代町は会津磐梯山の麓に位置する街です。
当然のことながら駅前からは磐梯山を拝むことができるのですが、この日はそのお姿を半分お隠しあそばされておりました。
aidu10.JPG

でもでもでも!
歩いているうちに雲がほぼ取れて、きれいなお姿を見せてくれましたよ!
山はいいよにゃ~!(ガキの使いやあらへんで!より)
aidu11.JPG

猪苗代には、“七重郎”や“稲川”を造る稲川酒造店さんがございます。
aidu12.JPG

その直売店で、カップ酒二種と、本醸造の生貯300ml瓶とを分けていただきました。
aidu13.JPG

また、スーパーでは稲川の原酒にごり酒を入手。
aidu14.JPG

名倉山は会津若松市の蔵元さんですが、新鮮なものを見つけたので入手しました。
これはかつて購入しなかった糖添カップのうちの一つです。
aidu15.JPG


猪苗代駅の周辺を1時間半ほど徘徊して、猪苗代駅からふたたび磐越西線に乗車。
13:29発の快速会津若松行3235Mは、E721系2両編成のワンマンでした。
aidu16.JPG

猪苗代駅から12,3分ほど乗って、次の停車駅である磐梯町駅で下車。
aidu17.JPG
aidu18.JPG

磐梯町でも、きれいな山のお姿を拝むことができましたよ。
これは猫魔ケ岳でしょうか?
山はいいよにゃ~!(ガキの使いやあらへんで!より)
aidu19.JPG

駅の近くにあったスーパーで、磐梯山の特別純米酒をGet!
aidu20.JPG
カップ酒は無く、普通酒の300ml瓶は糖添三増酒だったことから敬遠しました。
糖添の300ml瓶って、買うには勇気が要りますね。

道の駅まで歩いてまいりました。
aidu21.JPG

心惹かれるようなお酒は無かったのですが、ここまで来て手ぶらで帰るのが癪だったので、喜多方の弥右衛門純米酒を入手しました。
福島県南酒販さんが企画した“「ふくしま美酒めぐり」180ml飲みくらべシリーズ”ですね。
aidu22.JPG

玉こんの
かおりに負けて
プシューかな
aidu23.JPG


磐梯町駅周辺を1時間45分ほど歩いて(うち15分は飲酒)、降りたほうとは反対側の入口へ戻ってきました。
aidu24.JPG

その磐梯町駅から、三たび磐越西線に乗車。
15:51発会津若松行普通電車1229M。
aidu25.JPG

終点まで乗って、会津若松駅にて下車。
aidu26.JPG
aidu27.JPG
aidu28.JPG

駅の近くにある渡辺宗太商店さんに立ち寄って、
aidu29.JPG

これらをGet!
喜多方の吉の川(中央)は、かつて入手しなかった糖添カップです。
意外にも、榮川の生貯缶(右)って、あたしゃ初めて見たよ。
aidu30.JPG

酒場へ向かう途中で、会津若松市内にあるスーパーを潰していきます。
会州一蔵の隣にあったco-opでは、白井酒造店(会津美里町)さんの糖添カップをGet!
“風が吹く”でお馴染みの白井酒造店さんも、糖添カップを出していたのですね。
aidu31.JPG

辰泉さんの鶴ヶ城カップは既出ですが、、先日たちあげた“また飲んでみましたよ”カテゴリーのネタとして入手しました。
aidu32.JPG

さあ、酒だ酒だ!
會津蔵武さんへおじゃまいたしましたよ。
うすはりのグラスは口当たりがよくて、ついついビールがすすんじゃいます。
オマエの場合はうすはりじゃなくてもだろ!
aidu33.JPG

最初におすすめメニューをいくつか紹介していただいたのですが、野菜好きの私にはそれすらも耳に入らないくらいネギの写真に目が釘付けになってしまい、注文させていただきました。
ネギにねぎ味噌をつけていただきます。
(あまりにもおいしそうだったもので、写真を撮ることを忘れていくつかつまんでしまいました。)
aidu34.JPG
このネギがね、香りが高いのに辛味が少なくて、どんどんいけてしまいます。

燗酒は、榮川の純米酒末廣の伝承山廃純米(←しまった未出だったよ!)とを、温度を変えながら出していただきました。
温度がちょっと変わるだけで味が変化して、とても興味深くいただくことができましたよ。
aidu35.JPG

お漬物もまいう~。
特にセロリが、香りがしつこくないくらいにちょうどよく残っていました。
aidu36.JPG

この後、会津娘の花さくら(裏バージョン)や、
aidu37.JPG

“やまよ別品彌右衛門 酵母乳酸無添加生もと”なる活性酒をいただいて、会津の夜は更けたのでした。
aidu38.JPG
會津蔵武さん、堪能させていただきました。




☆★二日目(4/9(日))☆★


まずは、生憎の雨模様から。
いいんですよいいんですよ、どうせこれも想定内ですから。
あたしゃね、会津に来ると必ず雨が降るんですから。
aidu39.JPG

朝の会津若松駅では、キハ40のそろい踏みを拝むことができましたよ。
左が只見線、右が磐越西線の列車です。
aidu40.JPG
烏山線からの撤退で、関東地方では姿を消したキハ40。
彼らに会うためには、ここ会津若松へ来るか、あるいは只見線の新潟県側へ行かなければならなくなってしまいましたね。
しかし、電気式DCが量産される数年後には、ここからもいなくなってしまうのでしょうね。

いかんいかん。
今回私が乗ったのはキハ40ではなく、会津鉄道会津線のDC。
快速AIZUマウントエクスプレス4号3107Dでしたが、充当されていたのは一般車(一応転クロシート)でした。
aidu41.JPG

会津鉄道会津線に青春18きっぷで乗車することはできません。
そこで、JR只見線上を走る西若松までの2駅分のみ青春18きっぷを使用し、その先については切符を車内で買って乗りましたよ。
aidu42.JPG

乗っているうちに、だんだんと雨がひどくなってきました。
aidu43.JPG

山なんか見えやしない。
aidu44.JPG

川なんか濁りまくり。
aidu45.JPG

桜なんか一輪も咲いちゃいない。
それは雨のせいじゃないだろ!
aidu46.JPG

会津若松駅から1時間弱乗って、着いたのは会津田島駅。
南会津町の玄関口です。
aidu47.JPG
aidu48.JPG

駅の売店には、私がお目当てとしていたお酒が充実しておりましたよ!
しかしここではまだ買わずに、とりあえず街を徘徊してみることにいたしました。
aidu49.JPG

すげー降ってやがる。
でもいいんです、どうせ想定内ですから。
aidu50.JPG

これは国権酒造さんの蔵。
私の下調べが至らず、定休日だったことに気づかなかったことを深く謝罪いたします。
aidu51.JPG

雨降る会津田島の街を1時間半歩き回って、成果はこちら。
かわいいにゃんこが店番をしていた小林商店さんでは、国権のてふと、開當男山のカップ酒(糖添)を買わせていただきました。
aidu52.JPG

榮川特醸酒エイセンカップは既出ですが、、これも“また飲んでみましたよ”カテゴリーのネタとして入手しました。
aidu53.JPG

駅へ戻って、國権の本醸造と尾瀬カップとを入手。
aidu54.JPG

調子に乗って、金紋會津の普通酒300ml瓶(もちろん糖類酸味料無添加)も買ってしまいました。
aidu55.JPG

会津田島では雨の中を1時間半ほど歩いたのですが、立ち寄ったスーパーやまちの駅での成果はゼロでした。
まあでも、これも実際に歩き回ってみないとわからないことですから、しかたがありませんね。


会津田島駅からは、野岩鉄道経由で日光方面へ向かって帰ることを計画しておりました。
しかし、なぜか不思議なことに、もう一回会津若松に立ち寄って、そば屋で一杯やってみたくなってしまったのです。
どうせ最初からそのつもりだったんだろ。

そこで、再び会津鉄道に乗って、今朝来た道を引き返したのでした。
aidu56.JPG

快速AIZUマウントエクスプレス1号3112Dに乗車。
2両編成の1両目は一般車でしたが、2両目は専用車だったことから、迷わず2両目に乗車しましたよ。
aidu57.JPG
↑↑↑↑↑↑↑↑↑黄色い線の内側へ下がれ!

終点会津若松駅の一つ手前、只見線の七日町(なぬかまち)駅で下車。
aidu58.JPG
aidu59.JPG
aidu60.JPG

小雨が降る七日町通りを、趣のある建物を眺めながら歩いて行きます。
aidu61.JPG
aidu62.JPG
aidu63.JPG
aidu64.JPG
aidu65.JPG

こちらは“会津中将”を造る鶴乃江酒造さん。
aidu66.JPG

通りから脇へちょっと入ると、末廣酒造さんがありますよ。
aidu67.JPG
末廣酒造さんでは蔵見学ができますが、今回は辞退しました。
だって、ものすごくお腹が減ってきてしまったんですもの。

ということで、祥さんでそばをいただきます。
aidu68.JPG

といっても、そばだけで済む訳がありません罠。
aidu69.JPG
名倉山の普通酒でした。
糖添ですが残存糖類の甘さはそれほどでもなく、むしろそばつゆとの相性がよいみたいでしたよ。

このお店のそばは、会津産のそば粉100%の十割そばなのだとか。
でも、十割そばにありがちなボソボソした感じはまったくなくて、むしろつるつる感と弾力とがありましたよ。
それでいて香り高い、おいしいおそばでした。
aidu70.JPG

そば湯をいただくために別の器を用意してくださるところなんて、きっとそば粉に自信がおありだからでしょうね。
aidu71.JPG


これで今回の予定は全て終了。
会津若松駅まで歩いて戻ってまいりました。
それにしても、オイラが帰ろうとすると晴れてきやがる。
aidu72.JPG

駅の売店でゆめごころカップ(既出)を買って、
aidu73.JPG

会津若松駅から磐越西線の13:27発郡山行普通電車1232Mに乗って、昨日来た道を普通電車を乗り継いで帰ったとさ。
aidu74.JPG

以上、カップ酒12個(うち糖添4、再度購入3)、一合瓶2本、300ml瓶5本の旅でした。
何度か来ている会津でこれだけ集ったのですから、御の字でしょう。










































そうなんですよ川崎さん!
aidu75.JPG

餃子像様に誓って、まっすぐ帰れるワケがないんですよ!!
aidu76.JPG

宇都宮駅からバスに乗って、東武駅前を目指します。
aidu77.JPG

二荒山神社では、桜が満開でした。
aidu78.JPG

いつものことながら、三平食堂さんへおじゃまします。
一週間ぶりのご無沙汰でした(笑えよ!←横山たかし風に)。
aidu79.JPG

まずはビールな気分のワタクシ。
aidu80.JPG

そしてやっぱり野菜サラダ。
野菜好きにはたまりません。
aidu81.JPG

そして餃子。
奥が普通の餃子で、手前がしそ餃子です。
aidu82.JPG

中身を割ってみました。
やはり野菜、それもどうやらキャベツがメインですね。
キャベツの味が、肉やにら、そしてにんにくの風味によって引き立てられています。
ズバリこれが、三平食堂さんの餃子の味でしょう!
aidu83.JPG
肉好きの御仁にはお勧めいたしませんよ!
でも、野菜好きのワタクシには、この味がたまらんのですわ。

しそ餃子も中身はどうやら同じで、それにしそが添えられているようでした。
こっちはしその風味がさわやかですよ。
aidu84.JPG

そしてそして、満を持しての十一正宗。
雑味がなくてきれいな味わいの十一正宗が、野菜の味がしっかりした餃子とよく合うのですよ!
栃木の食べ物には、やはり栃木の地酒ですね。
aidu85.JPG
aidu86.JPG
今回は無理を言って、瓶を撮影させていただきました。


こうして、宇都宮の夜は更けていったのでした。

オリオン通りを歩いて帰る酔っぱらい。
aidu87.JPG

二荒山神社では、夜桜がきれいでした。
aidu88.JPG

宇都宮駅から上野東京ラインに乗って帰ったとさ。
aidu89.JPG

そして、今年の私の春は、これで終わりましたとさ。
aidu90.JPG

言うこと那須の酒集め [旅]

“那須”

それは、
旗本寄合席内藤勘解由に命を預け、

じゃなくて、
栃木県北東、那珂川上流域一帯の地域名。」(広辞苑 第五版より)である。
かなり無理があるボケだな。

今回はその那須で、青春18きっぷを利用して日帰りで酒集めをしてみました。


まずは上野駅から東北本線に乗車し、小金井駅で黒磯行普通電車に乗り換え。
nasu01.JPG

終点まで乗って、黒磯駅で下車。
nasu02.JPG
nasu03.JPG

那須へ来たことを証明するために、那珂川の上にかかる晩翠橋からの風景をお届けします。
nasu04.JPG
nasu05.JPG

橋の上からは、那須岳がきれいに見えましたよ。
nasu06.JPG

こちらは大佐飛山でしょうか?
nasu07.JPG

市街地からも山が見えましたよ。
山はいいよにゃ~。
nasu11.JPG

黒磯の街には、大谷石(おおやいし)で造られた建物がいくつかありましたよ。
nasu08.JPG

これは高木会館という建物なのだとか。
nasu09.JPG
nasu10.JPG

そんな黒磯での成果はこちら。
いずれも黒磯まで来なくとも、宇都宮辺りでも入手可能なものばかりでした。

十一正宗は、使われている酵母が異なる純米酒を2本入手。
nasu12.JPG

天鷹は、生酒をGet!
nasu13.JPG


黒磯の街を2時間半ほど歩き回ったのち、黒磯駅から東北本線の宇都宮行普通電車に乗って戻ります。
nasu14.JPG

黒磯駅から2駅乗って、着いたのは西那須野駅。
nasu15.JPG
nasu16.JPG

西那須野では、駅前通りの先に山が見えましたよ。
道の先に山が見えると、歩いていても気持ちがよいですね。
nasu17.JPG

西那須野での成果はこちら。

池錦は、純米生貯を入手。
nasu18.JPG

栃木県でのカップ酒入手には手詰まり感があったのですが、探せばまだまだ見つかるものですね。
那須与一のカップ酒は、大田原市の鳳鸞酒造さんの純米酒。
にごり酒は烏山の東力士でした。
nasu19.JPG
このにごり酒は糖添ではありませんでしたが、島崎酒造さんのお酒ですから、きっと甘いんでしょうね。

池錦は、本醸造生原酒の一合瓶も見つけました。
鳳鸞の普通酒カップは糖添でした。
nasu20.JPG
私としては、池錦の“野州そばまえ”なる樽酒を探していたのですが、出会うことはかないませんでした。


2時間ほど徘徊したのち、西那須野駅へ戻り、再び東北本線の宇都宮行普通電車に乗車。
nasu22.JPG

終点の宇都宮駅で乗り換え、ようと思ったのですが・・・、
nasu23.JPG

このまま乗り換えてまっすぐ帰るなんてことはね、駅前に鎮座まします餃子像様に誓って、あたしゃけっしてできないのですよ。
nasu24.JPG

宇都宮駅からバスに乗って、東武宇都宮駅前をめざします。
nasu25.JPG

今日もまた、三平食堂さんのお世話になりますよ。
nasu26.JPG

さあ酒だ酒だ!
三平食堂さんでは、上撰(一級)と桂撰(原文ママ)(二級)との二種類のお酒をいただくことができます。
nasu27.JPG

桂撰(原文ママ)(二級)をいただきます。
十一正宗の普通酒です。
nasu28.JPG

そしていつも、野菜サラダを注文します。
あたしゃたぶん、前世がウサギか芋虫かと思うくらい、野菜が好きなんです。
たぶん踏みつぶされた芋虫だろ。
nasu29.JPG

もちろん、餃子もいただきますよ!
手前がしそ餃子で、奥が普通の餃子です。
nasu30.JPG
nasu31.JPG
三平食堂さんの餃子は野菜の味が前に出ていて、あっさりしています。
肉好きの御仁には物足りないかもしれませんが、あたしゃむしろ大歓迎です。
またそのあっさり味の餃子が、きれいな味わいの十一正宗とよく合うのですよ!

ちなみに、上撰(一級)を頼むと、なぜか不思議なことに伊丹の白雪の純米酒が出てきます。
nasu32.JPG


酒集めもお腹も満足したところで、オリオン通りを歩いて帰ったとさ。
nasu33.JPG


以上、カップ酒3個(うち糖添1個)、一合瓶1本、300ml瓶4本の旅でした。
手詰まり感があった栃木県で、一日でこれだけ集めることができたわけですから、そりゃ“言うこと那須”でしょう。

でもね、このブログの更新をを継続させるためには、新規開拓だけでなくて、既出のお酒をもう一度いただくことも考えなければならないかもしれません。

島根県から山口県への酒集め [旅]

3月18日(土)~20日(月祝)の三連休に、青春18きっぷと夜行バス、それに新幹線を利用して、酒集めの旅に出かけてまいりました。




☆★一日目(3月18日(土))☆★

まずは、東京駅から。
tuwayama02.JPG

東海道本線の5:46発沼津行電車に乗車。
tuwayama03.JPG
tuwayama04.JPG

終点の一つ手前、三島駅にて浜松行に乗りかえて、静岡地獄へと突入です。
tuwayama05.JPG

途中、三島・浜松・豊橋・大垣・米原と乗りかえて、大阪駅へ到着。
東京駅から10時間かけての行程でした。
でも、賃労働で拘束されている時間に比べたら、こっちのほうがはるかにあっという間だぜ。
tuwayama06.JPG
tuwayama07.JPG


大阪駅からは、大阪環状線に乗りかえ。
この新車、ものすごく静か!
乗ったのはモハ(モーター付車)でしたが、従来車のサハ(モーターなし車)よりも静かに感じました。
tuwayama08.JPG

天王寺駅で関西本線JR難波行201系電車に乗りかえ。
tuwayama09.JPG

天王寺から3駅乗って、JR難波駅で下車。
tuwayama10.JPG

なんばウォークを近鉄日本橋駅方面へ歩いて、
tuwayama11.JPG
tuwayama12.JPG

大阪へ来たら決して外せない、初かすみ酒房さんへ到着。
2ヵ月半ぶりのご無沙汰でした。
tuwayama13.JPG
tuwayama13-2.JPG


まずは生小。
座るとすぐに飲み物を訊かれるので、いつも条件反射的に生小と答えてしまいます。
tuwayama14.JPG

空腹をおでんで満たします。
tuwayama15.JPG

生小をさっさと空けて、初かすみの普通酒をいただきます。
味わい深さは相変わらずでしたが、なんか以前よりも甘みがちょっとだけ少なくなったような気がしましたよ。
tuwayama16.JPG

せっかく大阪へ立ち寄ったのですから、梅焼のおでんを食べなければなりませぬ。
軽めの伊達巻のような甘さとふわふわ感とが、深い味わいのお酒とよく合いますよ。
撮影を忘れて、箸で割いてしまいました。
tuwayama18.JPG

そしてこれは、“生酛のどぶ”なるにごり酒。
前回は冷酒でいただきましたが、ときどきさんから燗でもいけると教えていただいたことから、今日は燗にしてもらいましたよ。
tuwayama17.JPG
燗にすると、酸味がちょっと際立ってきました。
でも酸味に鋭さはありません。
甘みがかなり少ないことも相俟って、引き締まった感じの味わいになりましたよ。
それでいて雑味やえぐみはまったくありません。
これはにごり酒なのにキリッとしていて、燗でもおいしいですね!

調子に乗って、古酒も頼んでしまいましたよ。
熟成感があるものの、雑味や角がなくてきれいなお酒でした。
でも、ちょっとお高めですね。
tuwayama19.JPG
tuwayama20.JPG


この後、温泉で汗を流し、
tuwayama21.JPG

難波駅から大阪市営地下鉄四つ橋線に乗って梅田へ戻って、
tuwayama22.JPG

阪急三番街のバスターミナルから、つわのエクスプレス(22:30発)に乗車して、寝ながら目的地へと向かったのでした。
tuwayama23.JPG
tuwayama24.JPG





☆★二日目(3月19日(日))☆★

つわのエクスプレスは、朝7時過ぎに終点の津和野駅(島根県鹿足郡津和野町)に到着。
tuwayama26.JPG

バスから一歩外へ出ると、これがまた激寒だこと!
霜が降りるほどの冷え込みようでした。
tuwayama27.JPG

駅舎の隣には、D51が放置されて保存されておりました。
tuwayama29.JPG

駅舎の背後にも正面にも、山が迫っていていい景色だこと。
秋にはきっと、紅葉がきれいなのでしょうね。
tuwayama25.JPG
tuwayama28.JPG


観光客がまだ誰もいない津和野の街を散策します。
tuwayama30.JPG

立派な和風の建物がありました。
tuwayama31.JPG
tuwayama32.JPG

大正時代に建てられたこの建物は、なんと現役の町役場なのだとか。
tuwayama33.JPG

警察署の背後に、津和野城跡を発見。
ですが酒集めを優先すべく、登城は敬遠させていただきました。
tuwayama35.JPG
tuwayama36.JPG

洋風の建物もありましたよ。
津和野カトリック教会。
tuwayama34.JPG


紙漉き体験ができる(たぶん)建物の脇に、ジュディ・オングらしき顔ハメを発見!
tuwayama37.JPG

Wind is blowing from the Aegean♪
女は海~♪
(阿木燿子作詞 筒美京平作曲『魅せられて』より)
tuwayama38.JPG
そういえばこの顔ハメ、どなたかのブログで見たことがありましたよ。
デジカメさんだったかな?

ここで一つ、訂正がございます。
さきほどのジュディ・オングは、津和野の伝統舞踊である“鷺舞”の誤りでした。
読者の皆様および関係各位に深くお詫びしつつ、訂正させていただきます。
tuwayama39.JPG
tuwayama40.JPG


津和野の街中には、蔵元さんが3軒あります。
これは“高砂”を造る財間酒場(ざいまさかば)さん。
tuwayama41.JPG
tuwayama42.JPG

中を見学させていただきました。
tuwayama43.JPG

これは“初陣”の古橋酒造さん。
tuwayama44.JPG
tuwayama45.JPG

立派な鏝絵が飾られておりました。
tuwayama46.JPG

“華泉(かせん)”の華泉酒造さんでは、絶賛蔵開き中でした。
tuwayama47.JPG
tuwayama48.JPG

振る舞い酒をいただいたりなんかしちゃったりして。
tuwayama50.JPG


津和野での成果はこちら。
このカップ酒は、財間酒場さんで購入しました。
tuwayama51.JPG
tuwayama52.JPG

スーパーでは、カップ酒3種をGet!
tuwayama53.JPG

古橋酒造さんでは、初陣の佳撰カップを入手しました。
tuwayama54.JPG


津和野の街を3時間ほど徘徊して駅へと戻ろうとしていたところ、その途中で、はからずも石見神楽を拝見することができましたよ。
tuwayama55.JPG
tuwayama56.JPG
tuwayama57.JPG
tuwayama58.JPG
tuwayama59.JPG
tuwayama60.JPG
tuwayama61.JPG
tuwayama62.JPG
tuwayama63.JPG
tuwayama65.JPG

この演者は、小学校三年生なのだとか。
それでも堂々としたものでしたよ。
tuwayama64.JPG

石見神楽に興味津々のひろしとピョン吉。
tuwayama66.JPG


津和野の街は、見どころが満載でした。
それでいて静かで落ち着いた雰囲気だったことから、ゆったりした気分で回ることができましたよ。


津和野駅からJR山口線の山口行普通列車に乗車して、次の目的地を目指します。
来たのはキハ40の単行でした。
tuwayama67.JPG

津和野駅から一時間ちょっと乗って、終点の一つ手前、上山口駅(山口県山口市)で下車。
ここから山口市内にあるスーパーを潰していきます。
tuwayama68.JPG
tuwayama69.JPG
tuwayama70.JPG

上山口駅の周辺で、さっそく福娘のカップをGet!
萩市のお酒でした。
tuwayama73.JPG

仁保川にかかる橋の上からこんにちは。
tuwayama71.JPG
tuwayama72.JPG
津和野の朝の激寒がうそのように暖かくなってまいりました。
でも風が少しあったことから、気持ちよく歩き回ることができましたよ。

五橋の紙カップは新鮮だったことから入手してしまいましたが、このあとで辟易するほど頻繁に見ることになったのでした。
tuwayama74.JPG

長門峡のカップ2種。
途中で古めのものを見つけて敬遠していたのですが、最後に立ち寄ったスーパーで新鮮なものをGetすることができましたよ。
tuwayama75.JPG


上山口駅から7km弱を2時間半ほどかけて歩いたのち、大内中学校前バス停から中国JRバス防長線に乗って山口の市街地へと戻ります。
tuwayama76.JPG
tuwayama77.JPG
tuwayama78.JPG

バスに乗って着いたのは、JR山口線の山口駅。
tuwayama79.JPG
tuwayama79-2.JPG

その山口駅からは、JR山口線の新山口行普通列車に乗車。
今度はキハ47の2連でした。
tuwayama80.JPG

山口駅から7駅乗って、終点の新山口駅で下車。
かつて私が来たときは、たしか小郡駅って名前だったはず。
tuwayama81.JPG
tuwayama82.JPG

新山口駅の売店で、山頭火のカップ酒をGet!
tuwayama83.JPG


本日の酒集めはこれでおしまい。
一杯やろうと目論んでおりましたが、日曜日とのことで、気の利いていそうな居酒屋はどこもお休み。

そこで、ホテルのフロントで教えてもらった“口福至福”さんへやってまいりました。
tuwayama84.JPG

まずはビール。
tuwayama85.JPG

お通し三品。
tuwayama86.JPG

“シッタカは、楊子を刺して貝殻のほうを回す”という太田和彦さんの教え(“ふらり旅 いい酒いい肴”より)を忠実に守った結果、途中で切れることなく身を出すことができましたよ。
tuwayama87.JPG
身はやわらかく、あっさりしていて臭みがなくて、最後に磯の香りがちょっとだけ鼻へ抜けていきました。

この赤なまこはものすごくまいうー!
それに大きさといい量といい、ちょうどいい感じ。
tuwayama89.JPG

赤なまこには、そりゃお酒でしょう!
五橋の燗酒をいただきます。
tuwayama88.JPG

長州鶏のとり皮ポン酢や、肉厚の焼しいたけなどをつまみつつ、
tuwayama90.JPG
tuwayama91.JPG

しっかりした味のお酒を飲みたいとお願いしてみたところ、“原田”なるお酒を勧めていただきました。
tuwayama92.JPG
熟成感がちょっとあるしっかりした味わいでしたが、雑味なく辛口で、かつあと味すっきりしたおいしいお酒でした。
私はこの原田がどこのお酒なのか知らなかったことから、瓶を見せてもらおうかと思ったのですが、お店の人たちはみなお忙しそうでしたので遠慮いたしました。

これだけ飲み食いして、2,500円(ホテルのフロントでもらったビール一杯無料券を使用)。
大満足でした。




☆★三日目(3月20日(月祝))☆★

三日目の朝。
新山口駅から山陽本線岩国行普通電車に乗車。
115系3000番台の4連でした。
tuwayama93.JPG

新山口駅から約15分、3駅乗って、防府駅(山口県防府市)に到着。
tuwayama94.JPG
tuwayama95.JPG

この時点で、スーパーの開店時刻にはまだちょっと早め。
そこで駅周辺を徘徊してみたところ、山頭火の小径なるものを発見。
なんでも、種田山頭火の生家跡があるのだとか。
tuwayama96.JPG
tuwayama97.JPG

小径には、ところどころに山頭火の句が掲げられておりました。
tuwayama98.JPG

地図がけっこう簡略化されていたようで、この辺りで迷ってしまいました。
すると偶然にも地元の観光ボランティアの方に出会い、案内していただきました。
tuwayama99.JPG

これが山頭火の生家跡なのだとか。
tuwayama100.JPG
tuwayama101.JPG

案内していただいたボランティアの方は、生家跡の裏側まで連れていってくださいました。
この家の二階に、種田山頭火が実際に住んでいたのだとか。
tuwayama102.JPG

そしてこの縁石のある場所は、山頭火の母親が身投げした井戸の跡なのだそうです。
tuwayama103.JPG

最後に、山頭火も飲んだ(はず)という湧き水をいただいて、ボランティアの方と別れました。
口当たりのよい軟水でした。
tuwayama104.JPG

防府では、御大典記念の碑の脇に桜が咲いておりましたよ。
tuwayama105.JPG
tuwayama106.JPG

防府ではおよそ3時間歩いたのですが、なんと成果はゼロでした。
どのスーパーに入っても、酒コーナーに鎮座ましましていたカップ酒は五橋紙カップと金冠黒松、そして広島の千福Vパック白牡丹ばかりでしたよ。
人口10万人余を抱える防府には蔵元さんがないことから、山口県内の他地域で造られたお酒が入って来ているのではないかと予想していたのですが、カップ酒に関しては完全に見当が外れてしまいました。


失意のうちに防府駅へ戻って、再び山陽本線の岩国行普通電車に乗車。
115系(3扉車)の2連でした。
tuwayama107.JPG

防府駅からおよそ25分、5駅乗って、着いたのは徳山駅(山口県周南市)。
tuwayama108.JPG

駅舎は改築中でした。
tuwayama109.JPG

カバの口に吸い込まれたりしながら徳山の街を2時間半ほど徘徊してスーパーを潰したのですが、この時点でまたしても成果はゼロ!
tuwayama110.JPG
出会ったカップ酒は防府と同じで、五橋紙カップに金冠黒松、千福Vパック、白牡丹ばかりでしたよ。

ヤケのやんぱち日焼けのなすびの心境で買ってしまったのが、白牡丹の上撰300ml瓶
↑どんな心境だよ!
tuwayama111.JPG
これは広島の西条(広島県東広島市)に蔵を置く蔵元さんのお酒で、かつていただいた金紋白牡丹 広島上撰 ライトカップと同じ中身だと思います。
そのスッキリ甘口を久々に味わってみたくなって、買ってしまいました。


酒集めを終えて駅へと戻る途中で、そういえば徳山にも蔵元さんが一軒あったことを思い出しました。
こちらがその“はつもみぢ”さん。
tuwayama112.JPG
日曜祝日は休業日とのことでしたが、この日は偶然にもお店の人が入口(写真右奥の倉庫のようなところ)を開けていらっしゃったことから、購入させていただくことができました。

そのお酒がこちら。
この蔵元さんは全量純米蔵とのことで、はつもみぢのお燗瓶(左)は純米酒でした。
tuwayama113.JPG
それに、昨日いただいた“原田”は、なんとこのはつもみぢさんのお酒だったのです!
偶然に偶然が重なって、原田を入手することができましたよ。
スーパーを回ってみたものの見つけることができなかった旨をお話ししたところ、スーパーにはほとんど卸していないとのことでした。
そりゃ見つかりません罠。


今回の旅はこれですべておしまい。
徳山駅からのぞみに乗って帰ったとさ。
tuwayama114.JPG

以上、カップ酒12個、一合瓶1本、300ml瓶2本の旅でした。
二日間かけて歩き回ったにしては、ちょっと少ないね。
津和野と山口とではそこそこの成果があったものの、防府ではさんざん、そして徳山ではいまいちだったからでしょう。

三日日は岩国あたりまで足を延ばすか、あるいは逆に下関へ向かったほうがよかったかもしれません。
そうは言っても、実際に防府と徳山とで酒集めをしてみなければ両街を選んだことの当否はわからなかったことでしょうから、しかたがありませんね。
むしろ、これでまた岩国や下関辺りを攻めてみる楽しみができたことを喜び、また徳山ではからずも原田と再会できたことに感謝をして、前向きに捉えたいと思います。

八高線での酒集め(2回目) [旅]

春の青春18きっぷシーズンがやってまいりました。
fo01.JPG
連休には遠出をする予定ですが、まずは肩慣らしならぬ脚慣らしを兼ねて、JR八高線の沿線へ日帰りで出かけてまいりましたよ。

八高線では、一昨年の夏に毛呂と高麗川、東飯能の各駅で酒集めをしておりました。
今回はそれらよりも北側の駅で降りて、その周辺を徘徊してまいりましたよ。


まずは、上野駅から。
fo02.JPG

上野駅を6:15始発の高崎線高崎行に乗りました。
fo03.JPG
fo04.JPG

上野駅から1時間45分ほど乗って、高崎駅で下車。
高崎駅では、八高線の高麗川(こまがわ)行ディーゼルカーに乗り換え。
fo06.JPG
fo07.JPG

高崎駅から次の倉賀野駅までは、高崎線の上り線を走って行きます。
fo08.JPG
fo09.JPG

倉賀野駅を出てからも、走っているのは高崎線の上り線のまま。
もしかして、この橋梁を独立して設置すると金がかかるからでしょうか?
fo10.JPG

橋梁を渡ってすぐのところで、八高線への分岐が始まっておりました。
まずは、高崎線の上下線に挟まれた中線へ。
fo11.JPG
fo12.JPG

そしてその中線から、高崎線の下り線へとちょっとだけ乗っかります。
fo13.JPG
fo14.JPG

高崎線の下り線からさらに分岐してすぐのところにあるのが、北藤岡駅(群馬県藤岡市)。
荒尾駅(東海道本線赤坂支線)みたいだな。
fo15.JPG
fo16.JPG
fo17.JPG
fo18.JPG
fo19.JPG


今日は、この北藤岡駅から藤岡の市街地を歩き回って酒集めをしてやろうと目論んでおります。

藤岡の街を歩いていると、富士山らしきものが見えましたよ。
fo28.JPG

駅から20分ほど歩いて、“ららん藤岡”なる道の駅へとたどり着きました。
fo20.JPG
fo21.JPG
fo22.JPG

この道の駅ですが、かつてデパートの屋上でよく見かけたような観覧車があったり、
fo23.JPG

朝早くにもかかわらず、時間に余裕がおありになると思われる人生の先輩諸氏が開店前から並んでいらっしゃるお店があったりしておりましたよ。
慇懃無礼な言い方だな。
fo24.JPG

その道の駅で、まずはこれらをGet!
いずれも藤岡の地酒でした。
fo25.JPG

これは“藤岡の地酒セット”なる、カップ酒3個を箱に詰めて抱き合わせて販売していたもの。
fo26.JPG
fo27.JPG
両側のものは新鮮だったのですが、まん中の巌カップなんて、去年の10月に製造されたものでしたよ。
買う前に箱を開けて製造年月を確認しようとしたのですが、確実に箱が破れるであろうと判断し、断念しました。

こういう販売方法ってさ、品質表示に関する公式ルールに違反しているんじゃないの!
だってさ、製造時期を含むお酒の品質表示は、「当該清酒の容器又は包装の見やすい所に明りょうに表示するものとし」(清酒の製法品質表示基準(平成元年11月22日国税庁告示第8号)4)と定められているんですよ。
買った後で箱を破らなければ品質表示を確認できない状態なのに、これを明りょうな表示と評価し得るのでしょうか?


なーんて文句を言ってはおりますが、藤岡での主な成果は、この道の駅で入手した物だけでした。

このあと立ち寄ったスーパーでも魅力的なお酒をいくつか見つけたのですが、どれもみな昨年に製造されたものばかりでした。
当方では「特段の事情なき限り、当月または前月製造のもののみを入手する。」という自主基準を定めておりますので、これらはみな入手対象外とさせていただきました。

まあでも、この趣味では、“採り尽くさないこと”が肝要と心得ております。
だって、採り尽くさなければ、再びここ藤岡の街を訪問する楽しみを残しておくことができるわけですよ。

それでも、最後に立ち寄ったスーパーでは、これらを見つけました。
群馬県のお酒ではあるものの、いずれも藤岡の地酒ではありませんでしたけれどね。
fo29.JPG
fo30.JPG


藤岡の市街地を3時間ほど歩き回って、たどり着いたのは群馬藤岡駅。
fo31.JPG
fo32.JPG
fo33.JPG

群馬藤岡駅から、再び八高線の高麗川行に乗車。
fo34.JPG

八高線は、こんな感じの平坦なところを走っておりました。
fo35.JPG


群馬藤岡駅から50分ほど乗って、小川町駅(埼玉県比企郡小川町)にて下車。
fo36.JPG
fo37.JPG
fo38.JPG

小川町には蔵元さんが3軒あることから、成果を期待できると考えて立ち寄りました。

さっそく、駅のすぐ近くに武蔵鶴の蔵元さん(武蔵鶴酒造)がありましたよ。
fo39.JPG

そのお店で、武蔵鶴のカップ酒と純米吟醸とをGet!
fo40.JPG

また、駅の近くにあったスーパーでは、晴雲のカップ酒をGet!
これも小川町に蔵を置く蔵元さんのお酒です。
fo41.JPG

その晴雲の蔵元さん(晴雲酒造さん)がこちら。
fo42.JPG
fo43.JPG

蔵元さんのお店では、晴雲のしぼりたて生酒アルミ缶を入手しましたよ。
fo44.JPG


小川町にはもう一つ、“帝松(みかどまつ)”を造る蔵元さん(松岡醸造さん)があるのです。
その帝松のカップ酒は小川町駅の近くにあったスーパーでも見つけたのですが、しかしどれもみな製造年月が昨年のものでした。
松岡醸造さんは小川町駅からはちょっと離れた場所に蔵を置いているのですが、新鮮なカップ酒を入手すべく、今日はそこも目指しましたよ。




こんな小川でも、川の上を歩くと気持ちい風が吹いてきました。
Tシャツ一枚で汗をかきながら歩き回っている私には、うれしい風でした。、
fo45.JPG


40分ほど歩くと、帝松の蔵元さんが見えてまいりました。
fo46.JPG
fo47.JPG
fo48.JPG
fo49.JPG

直営店があったのですが、なんとカップ酒は売り切れとのこと。
それでも帝松のお燗瓶があったので、入手しました。
fo50.JPG
このお燗瓶は、スーパーでは見ませんでしたよ。
カップ酒の入手は叶わなかったものの、来た甲斐がありました。


2時間15分ほど歩き回って、小川町駅へ戻ってまいりました。

小川町駅からは、三たび八高線の高麗川行に乗車。
fo51.JPG

終点の高麗川駅へ到着。
fo52.JPG
fo53.JPG

終点の高麗川駅では、2分で接続されていた八王子行の電車に乗り換えるつもりでした。
しかしその電車は激混みだったことから乗車を断念し、一本あとの電車に乗ることにいたしましたよ。


高麗川ではかつて酒集めをしているのですが、次の電車まで25分ほどあったことから、かつて訪問したことがあった駅前のスーパーを物色してみました。
そうしたら、なんと帝松のカップ酒を見つけてしまいましたよ!
fo54.JPG
今年1月の製造分と、当方の自主基準が定める「当月または先月製造のもの」には該当しないものの、小川町における捜索失敗の状況を勘案すると、高麗川でのこのお酒との出会いは「特段の事情」に該当するものと判断し、入手を決めた次第でございます。
どうでもいいわ!

過去の記録を確認すると、前回この店を訪問した際にも帝松のカップ酒を見つけていたのですが、古かった(←あくまでも当方の自主基準に基づく評価です)ことから購入を断念しておりました。
すっかり忘れていたよ。

でもね、まことに残念ながらこのカップ酒、この日に入手した中での唯一の糖添三増酒でした。


目的を達したところで、高麗川駅から八高線の八王子行電車に乗って、八王子駅で中央特快に乗り換えて帰ったとさ。
fo56.JPG

以上、カップ酒10個(うち糖添三増酒1個)、一合瓶2本、300ml瓶1本の旅でした。

愛の国カンダーラへ [旅]

ゴダイゴの歌に、『ガンダーラ』という曲があります。
たとえ著作権法上の引用の用件を満たしていても、歌詞を紹介すると某著作権管理団体の標的にされかねませんのでやめておきますが、なんでもガンダーラはインドにあって、どんな夢でもかなう愛の国なのだとか。

私も長年見続けてきた夢をかなえたくなったので、JR東日本の週末パスを使ってカンダーラを目指して出かけてまいりましたよ。
yachi01.jpg


まずは、東京駅から山形新幹線つばさに乗車。
yachi02.JPG
yachi03.JPG

東京駅から2時間40分ほど乗って、着いたのは山形駅。
その山形駅で、左沢線(あてらざわせん)のキハ101系ディーゼルカーに乗りかえ。
yachi04.JPG
yachi05.JPG

座席はロングシートです。
yachi06.JPG

あー雪がいっぱい積もっていやがる。
でも昨日まで荒天だったようでしたが、この日は降っていませんでした。
yachi07.JPG

山形駅から約30分、7駅乗って、着いたのは寒河江(さがえ)駅。
yachi08.JPG

駅の横にある小屋からバスターミナルから、荒町南行のバスに乗り換え。
yachi09.JPG
yachi10.JPG

20分ほど乗って、松橋角のバス停で下車。
yachi11.JPG

今回は、山形県河北町の谷地で、酒集めをしてみようという算段なのです。
yachi12.JPG




谷地の街は、景色のよいところでしたよ。
これは葉山。
yachi13.JPG

そしてこちらはおなじみの月山。
がっさーん!(月山)
立て!ジョー!(楯状火山)
あそびでねぇんだ!(アスピーテ)
(水曜どうでしょうより)
yachi14.JPG

私ね、積もった雪を見ると、いつも思うことがあるのです。
積もった雪って、豚ばら肉の塊みたいじゃないですか?
yachi15.JPG

昨日まで雪が降っていたようで、当然ながら歩道には雪が積もっておりました。
でも、なぜか不思議なことに、車道には積もっていないんですよね。
yachi16.JPG

案の定、スッ転んでしまいました。
上着もシャツも脱いでTシャツ一枚で歩いていたせいで、軽くすりむいてしまいましたよ。
yachi17.JPG
でも、リュックの中に上着とシャツとを入れていたおかげで、それらが緩衝材となってくれて、酒に被害はありませんでした。


谷地の街を歩いていて気がついたのですが、お寺のお堂や神社の拝殿に、白い幕が引かれておりましたよ。
もしかして、雪から建物を守るための手法なのでしょうか?
yachi20.JPG
yachi21.JPG


谷地には、蔵元さんが二つあります。
これは“朝日川(あさひかわ)”を造る朝日川酒造さん。
逆光の影響で、こんな写真しかとることができませんでした。
ちがうよオマエがヘタクソだからだろ!
yachi18.JPG

そしてこちらが、“あら玉”を造る和田酒造さん。
yachi19.JPG


歩き回っているうちに、腹が減ってまいりました。
そこで、お目当てにしていた“葵”さんへと吸い込まれていきました。
yachi22.JPG
yachi23.JPG

私が葵さんでぜひとも食べたかったのは、納豆餅。
ラーメンとのセットもありましたが、私の胃袋にはちょっと多すぎますので、敬遠させていただきました。
yachi24.JPG

選んだのは、納豆餅(5個)と、雑煮餅(2個)。
yachi25.JPG

このお店の餅は、ものすごくキメが細かい!
日本中の餅がこれと同じだったら、きっと餅を喉に詰まらせて命を落とす事故がゼロになるんじゃないでしょうか。
それに納豆のうまみが餅の味を引き立ててくれて、とてもおいしい一品でしたよ!
yachi26.JPG
私にとっては、人生初のおいしい納豆餅でした。
でも、どうやら山形では、納豆餅こそがもっとも一般的な餅の食べ方なのだとか。

これは雑煮餅。
餅の他に根菜や山菜が入っていて、野菜好きの私にはとてもうれしい一品でした。
yachi27.JPG


谷地での成果はこちら。
和田酒造さんのあら玉は、出羽燦々を使用した純米吟醸をGet!
yachi28.JPG

こちらは朝日川の生酛なま酒(特定名称の表示なし)と、あら玉の辛口本醸造。
yachi29.JPG

朝日川は、本醸造のカップ酒も見つけました。
それにあら玉と朝日川との、いい感じの300ml瓶もありましたよ!
yachi30.JPG


谷地での酒集めはこれでおしまい。
谷地のバス停から、今朝乗ってきたバスで引き返します。
yachi31.JPG

寒河江駅で、左沢線の山形行普通ディーゼルカーに乗り換え。
yachi32.JPG
yachi33.JPG

誰も乗っていないので、一杯やっちゃいます。
どうせ乗っていたってやるんだろ!
yachi34.JPG
yachi35.JPG
このあとで、いっぱい乗ってきましたけれどね。

左沢線のディーゼルカーを、終点の山形駅まで乗りました。
yachi36.JPG


山形へ来たら決してはずすことができないのが、ここ“居酒屋伝七”さん。
yachi37.JPG

おーあった!
寒ダ~ラ♪、カンダーラ♪
yachi38.JPG

今日もいつもどおり、晩酌コースを予約しておきました。
yachi39.JPG

この煮浸しですが、あっさりしている中に野菜の甘みが出ていてものすごくまいうー!
ご主人から野菜の名前を伺ったのですが、すみません、忘れてしまいました。
yachi40.JPG

これはこんにゃくや舞茸、きくらげなどを、真鱈のたらこで和えたもの。
いわゆる一般的なたらこ(スケトウダラの子)にありがちな臭みがまったくなくて、うまみだけが出ているおいしい一品でした。
yachi41.JPG

鰊の山椒漬けは、会津で食べるよりもおいしいかも。
鰊を漬ける酢をお店独自の手法で熟成させているそうで、さもありなんといったところでしょうか。
yachi42.JPG

なめことえのきの和え物。
きのこの味が濃いね!
yachi43.JPG

これは大根を柿で漬けてあるのだとか。
しょっぱくないのに、美味しいお漬物でした。
yachi44.JPG

もう一品、お刺身が出たのですが、写真を撮ることを忘れてしまいました。


肝腎のお酒ですが、まずは羽前桜川の辛口。
yachi45.JPG
今回はラベルを撮影することがかないませんでしたが、過去の記事で紹介しておりますので、そちらをご参照下さい。


そしていよいよ、寒ダラ鍋をいただきます!
火を入れる前はこんな感じ!
yachi46.JPG

20分ほど加熱すると、こうなります!
寒ダ~ラ♪、カンダーラ♪
オマエただそれが言いたいだけだろ!
yachi47.JPG
これね、ものすごくまいうー!
あたしゃ鱈ってのは、身がパサパサで、しかもケミカルな感じの臭みがプンとする、あまりおいしくない魚だと思っておりました。
でもね、この寒ダラ鍋は身がプルプルでした。
それに臭みゼロで、魚のおいしいところだけが凝縮されている感じでした。
いやー、山形へ来てよかった!

この寒ダラ鍋に合わせたのは、今日徘徊した谷地の“あら玉”。
この特別純米酒は、さっぱりしてて、しかも雑味ゼロできれいな味わいでした。
yachi48.JPG
yachi49.JPG


最後に出していただいたのは、山形牛のカツ。
yachi50.JPG
やわらかくて、ジューシー!
キャベツにかかっていたドレッシングにはピーナッツが使ってあるそうで、これもまた香ばしくておいしい一品でした。

このカツに合わせたのは、満を持しての東北泉!
山形へ来たら、これもけっしてはずせません。
yachi51.JPG
yachi52.JPG

今回も、居酒屋伝七さんでお料理とお酒とを堪能させていただきました。

ということで、
ここをキャンプ地とする!




翌日。
早起きして、普通電車に乗って板谷峠を越える計画でした。

しかし、この日は寝坊してしまい、予定していた普通電車に乗ることができませんでした。
きっと雪の中を歩いたことで、予想以上に体力を消耗してしまったことが原因でしょう。
ちがうよ飲みすぎただけだろ!

そこで、山形駅から山形新幹線つばさの自由席に乗車。
yachi53.JPG

つばさ号は、地吹雪の中を走って行きます。
yachi54.JPG

つばさ号を福島駅まで乗って、郡山行の普通電車に乗り換え。
yachi55.JPG

途中、安達太良山を眺めつつ、
yachi56.JPG

福島駅からおよそ50分、10駅乗って、着いたのは郡山駅。
yachi57.JPG
今回は、郡山での酒集めを試みました。
東北本線を北上するときや会津へ行くときにここ郡山駅で乗り換えることは少なからずありましたが、街を徘徊するのは初めてでした。


この有名な酒屋さんがあることも、郡山で徘徊することを決めた一因でした。
yachi59.JPG
お酒のとり揃えが豊富で、しかもいわゆる通好みのものばかりでした。
それに、お店に清潔感があるところがいいなと感じました。
でも、一升瓶や4合瓶の取り扱いが主で、残念ながら私の守備範囲とは異なっておりました。
駐車場が複数個所にあったことから、車で来て一升瓶を買ってもらうことを狙っていらっしゃるのかもしれません。


郡山の街からも、安達太良山(?)を拝むことができましたよ。
yachi60.JPG


郡山での成果はこちら。

仁井田本家さんの“穏(おだやか)”はかつて精米歩合85%の純米酒をいただいておりますが、今回は精米歩合60%の純米吟醸酒(一合瓶)を見つけました。
yachi61.JPG

瑞祥花泉の本醸造カップはこのブログの草創期に一度いただいておりますが、只見駅のラベルに包まれたものを見つけ、入手してしまいました。
yachi62.JPG

郡山の地酒である雪小町は、満を持しての大吟醸をGet!
yachi63.JPG


今回の酒集めはこれでおしまい。
郡山駅へ戻って、駅構内にあるもりっしゅへ。
yachi64.JPG

まずは、末廣の山廃純米を燗でいただきます。
会津若松に蔵を置く蔵元さんのお酒です。
yachi65.JPG
燗にすることで、うまみがふくらんでくるようでした。

そして、ソースカツ丼のハーフをいただきます。
ハーフでも、私にとっては十分なサイズでしたよ。
yachi66.JPG

続いて、辰泉の純米吟醸京の華をいただきました。
yachi67.JPG
キリッとしていて、鋭さを感じる味わいでした。


郡山駅にあるお店で、会津酒造さんの吟醸生酒あらばしりをGetして、
yachi68.JPG

東北新幹線やまびこ号に乗って帰ったとさ。
yachi69.JPG

以上、カップ酒2個、一合瓶2本、300ml瓶6本の旅でした。

初詣は酒の神様へ [旅]

2017年1月2日(月)

この日は、初詣に出かけました。


まずは、JR桜井線の桜井駅から、221系の奈良行普通電車に乗車。
2017miwa01.JPG

1駅だけ乗って、着いたのは三輪駅。
2017miwa02.JPG
2017miwa03.JPG

三輪駅の背後には、三輪山が聳えております。
今日はこの三輪山を御神体とする神社へ参拝いたします。
2017miwa04.JPG


まだ朝の9時前ですが、もう人がこんなに。
2017miwa05.JPG

参道の脇に、“三諸杉(みむろすぎ)”を造る今西酒造さんのお店がありましたよ。
2017miwa06.JPG

このお店で、三諸杉の普通酒一合瓶をGet!
今西酒造さんのお酒はかつて三諸杉のカップ酒をいただいておりますが、おそらくそれと同じ中身でしょう。
2017miwa07.JPG
この一合瓶は、神社へのお供え用とのこと。
そのためか、これまたお供え用の卵とセットで販売されておりましたが、私はお供え目的ではなくて自分でいただくために購入したことから、卵は敬遠させていただきました。


ようやく鳥居の前までやってまいりました。
2017miwa08.JPG

そういえば、この神社の名前すら、まだご紹介しておりませんでした。

ここは、大神神社(おおみわじんじゃ)です。
2017miwa09.JPG
2017miwa10.JPG
2017miwa11.JPG

この大神神社について、手元にあった文献では、以下のように紹介されておりました。

三輪山全体を神体とし、今も神殿を持たず、上古の信仰の形をそのまま伝える最古の神社。崇神朝以来隆昌となる。産業・医薬・酒造・厄除の神。」(※1)

奈良盆地の南東に位置する三輪山をご神体として祀る大神神社は、最古の酒の神様として知られています。万葉時代以降“うまざけ”は三輪にかかる枕詞として和歌に用いられ、「みわ」は「みき」「ささ」とともに酒の古称として使われてきました。また新酒の誕生とともに造り酒屋の軒先に吊り下げられる「酒林(さかばやし)」(いわゆる杉玉のこと:ブログ筆者注記)は、今でもこの神社の杉の葉で編んだものが全国各地の酒蔵へと送られています。」(※2)

日本には有名な酒の神様が三つ(大神神社・松尾大社・梅宮大社)あるのですが、その中でもここ大神神社こそが最も古いのです。

上記の文献でも紹介されていたように、境内の案内図を見ると、拝殿はあるものの、その背後に本来あるべき本殿(神社で神霊を奉安する社殿。(※3))がないことがわかります。
2017miwa12.JPG
2017miwa13.JPG


森の中の参道を歩いて行きます。
2017miwa14.JPG

拝殿の前に到達いたしました。
たしかに拝殿の背後まで、森が迫っておりますね。
2017miwa15.JPG
2017miwa16.JPG

お参りを済ませて境内を歩いていると、“なでうさぎ”なるものがありましたよ。
2017miwa17.JPG
2017miwa18.JPG

それでは、100円玉2枚をはたいて、運試しといきましょう!
2017miwa19.JPG




♪チャラリー!
 鼻から牛~乳~♪(嘉門達夫より)
2017miwa20.JPG
2017miwa21.JPG



仕方がない。
こうなりゃもう、飲むしかねぇや!
2017miwa22.JPG

って少なっ!
2017miwa23.JPG
神聖な御神酒を頂戴したにもかかわらず不謹慎な発言をいたしましたことをお詫びいたします。


失意のうちに神社を後にして、三輪駅まで戻ってまいりました。
三輪駅前にあった土産物店にて、菩提酛(ぼだいもと)を使った三諸杉をGet!
2017miwa24.JPG
菩提酛は奈良県にある正暦寺というお寺で古式に基づいて造られた酛(もと:酵母の培養液のこと)ですが、どうやらこれを正暦寺が県内各蔵元へ頒布しているようです。
その菩提酛を使用して造られたお酒を入手したことで、菩提酛に関する文献を集めてまとめる必要が出てまいりましたよ。
楽しみが増えたじゃないか!


三輪駅からは、桜井線奈良行の105系普通電車に乗車。
かつて東京で常磐緩行線から営団地下鉄千代田線へ乗り入れていた国鉄103系1000番台の生き残りですね。
2017miwa25.JPG

終点奈良駅の一つ手前、京終(きょうばて)駅にて下車。
難読駅として有名ですね。
2017miwa26.JPG

立派な木造駅舎でしたが、無人駅でした。
2017miwa27.JPG
2017miwa28.JPG
ここ京終駅から、次の目的地を目指して歩いて行きます。


途中、いい感じの神社を見つけましたよ。
2017miwa29.JPG
2017miwa30.JPG

どうやらここは“飛鳥神社”といって、平城京が開かれる前は今の明日香村にあったという、由緒正しき神社なのだとか。
天神さんも祀られておりましたが、それはきっと後世のことなのでしょう。



参拝を済ませてふと横を見ると、拝殿の脇におみくじマシーンが鎮座ましましていることに気づいちゃいました。
2017miwa31.JPG

しかもお値段たったの10円という、お求め安いおみくじでした。
2017miwa58.JPG
これは引いてみるしかありません罠。


そら出た!
大吉だぜ!!
ざまあみろってんだバカヤロー!!!
2017miwa32.JPG
神聖な御託宣を拝受したにもかかわらず不謹慎な発言をいたしましたことをお詫びいたします。
でもさ、大吉なのに、下に書いてあるコメントがなんか大吉らしくないな。


大吉を引いていい気分になったところで、目的地へとさらに歩いてまいります。

途中、猫たちが、網戸ごしながらも近づいてきてくれました。
2017miwa33.JPG
2017miwa34.JPG
わかりづらいかもしれませんが、この2匹の背後でさらに3匹ほどがこっちを見ておりました。
たった網戸一枚で隔てられているだけなのに、警戒することなく寄ってきてくれましたよ。

なんだかんだで、猿沢池まで歩いてまいりました。
興福寺の五重塔が見えますね。
2017miwa35.JPG

ならまちを少し散策しつつ、
2017miwa36.JPG
2017miwa37.JPG

目的としていたなら泉勇斎さんへ到着いたしました。
2017miwa38.JPG
2017miwa39.JPG
実は、いったん開店時刻をフライングしてしまい、しばらく散策したのちの再訪でした。

まずは、三諸杉の特別純米酒をいただきます。
大神神社に生息していたササユリの花から分離した“山乃かみ酵母”を使用したお酒なのだとか。
2017miwa40.JPG
スッキリ淡麗でしたが、けっこうすっぱめですね。
フルーティーな香りも少しありました。

次は、都祁吐山町(つげはやまちょう)で金嶽を造る倉本酒造さんの純米酒“都祁氷室”。
2017miwa41.JPG
これはさらに淡麗だわ。
しかも酸味が弱めで、スイスイといけてしまいます。

なら泉勇斎さんでは奈良酒を二種類いただきました。
いずれもおいしいお酒でしたが、私が求めていた深い味わいの奈良酒とはちょっとちがいました。
せっかく奈良酒の専門店に来たのですから、自分のカンで決めるのではなくて、お店の人に好みを話して選んでいただいたほうがよかったと反省しております。
どうせカッコつけて通ぶったんだろ!


12時に近くなって、腹が減ってまいりました。
じゃさっきの酒は午前中から飲んでいやがったのかよ!

看板に“雑煮”の文字を見つけて入ったお店では、振る舞い酒をいただきましたよ。
奈良市内で“升平(しょうへい)”を造る、八木酒造さんの上撰普通酒(糖類酸味料添加なし)でした。
2017miwa42.JPG
これこれ!
私が求めていた奈良酒の味はこれですよ。
深い味わいが口の中にパッと広がって、しかもキレよくスッと引いていきやがる。
これをいただけただけでも、入った甲斐があったというものです。

そして、奈良のお雑煮をいただきます。
丸い焼餅が二個入った、白味噌仕立てで上品な味わいのおいしいお雑煮でした。
2017miwa43.JPG
このお店、大当たりでした。
ですがね、不覚にも、店の名前を確認することを忘れてしまいましたよ。
しかも場所もうろ覚え。
また行きたいんだけれどな。


そして、奈良でのもう一つの目的地が、元興寺の正面で酒屋を営む小川又兵衛商店さん。
このお店では、かつて金嶽カップヒノデムヒョウとを仕入れたことがありました。
2017miwa44.JPG

ここで初見のカップ酒三種をGet!
左の信貴MYCUPは、さきほどいただいた振る舞い酒の升平と同じ八木酒造さんのお酒。
真ん中の大峰山は、昨夜すでにいただきました。
右の猩々(しょうじょう)上撰カップなんてね、この日の2日前、大晦日に蔵元さんを訪ねたのに出てこなかったレアもの(?)ですよ(出てきたカップ酒はおそらく佳撰クラスか?)。
2017miwa45.JPG
小川又兵衛商店さんでは、おかみさんから奈良のお酒に関する情報をいくつか聞かせていただき、とても参考になりました。


これで奈良での行事はすべておしまい。
もはや初詣のために来たことすら忘れてしまっておりますが、目的を果たしたところで精進落としへ繰り出しましょう!
もうさんざん飲んだじゃないか!

まずは、近鉄奈良駅から、難波行の特急に乗車。
この12200系新スナックカーなんて、もう40年以上も前から走り続けているんじゃないかな。
でも近鉄は、古い電車をきちんと手入れして走らせることに関しては阪急の次に上手なようで、外観も車内も古さを感じさせませんでしたよ。
2017miwa46.JPG

鶴橋駅で特急から普通電車に乗り換えて、着いたのは近鉄日本橋駅。
2017miwa47.JPG

大阪へ来たら決してはずせない、初かすみ酒房さんへ。
二日ぶりのご無沙汰でした(笑)。
2017miwa48.JPG
2017miwa49.JPG

まずは生小。
このお店では、座るとすぐに「お飲み物はどうされますか?」と聞かれるので、とりあえずいつも「生小!」って答えることにしております。
2017miwa50.JPG

生小を早々に空けて、初かすみの普通酒を燗でいただきます。
この絵柄のついた瓶に当たると、なんとなく得した気分になるんですよ。
どうせ当たらなくたって、酔っぱらっていい気分になるんだろ!
2017miwa51.JPG

丸天おでんにししゃも(たぶんカラフトのほう)、それに枝豆なんかも頼んじゃいました。
2017miwa52.JPG
2017miwa53.JPG
2017miwa54.JPG

普通酒が空いたので、次は普段注文しないものを頼んでみました。
選んだのは、“生酛のどぶ”なるにごり酒。
2017miwa55.JPG
これね、米の粒々がかすかに残っていましたよ。
それなのに、けっこうさらっとしておりました。
甘いのかと思っていたのですが、甘さはひかえめで、むしろ辛口でした。
これうまいね!
次から頼むかも。

最後に、大阪ならではの梅焼おでんをいただいて、〆といたしました。
2017miwa56.JPG
軽めの伊達巻のような甘さと口当たりとが、辛口の生酛のどぶに合いましたよ。


もうこれで大満足です。
大阪難波駅からアーバンライナーnextに乗って帰ったとさ。
2017miwa57.JPG
ってどこへ帰るんだよ!



(※1)坂口謹一郎監修・加藤辨三郎編『日本の酒の歴史』p.102(1977.8 研成社)
(※2)松崎晴雄『日本酒のテキスト 2 産地の特徴と造り手たち』p.99(2003.11 同友館)
(※3)広辞苑 第五版

年末年始の酒集め [旅]

あけましておめでとうございます。
今年もお酒をどんどんいただいて記事を書き続けます。
お読みいただいている皆様におかれましては、またくだらないことを書いてやがると思って、鼻でクスリと笑っていただければ幸甚です。


今回は、年末年始に実施した酒集めを報告させていただきます。
ただし、2017年1月2日(月)に出掛けた初詣の件だけは、これを含めると長くなってしまうことから別記事とさせていただきます。
含めていなくたって長いじゃないか!


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

2016年12月30日(金)


この日、松本は好天に恵まれておりました。
2016201701.JPG

松本城天守の背後では、雲間から北アルプスが顔を出しておりましたよ。
2016201702.JPG

長野県松本市には縁もゆかりもないワタクシですが、訳あって盆暮れに必ず立ち寄らせていただいております。
今回も、新宿駅からムーンライト信州に乗ってやってまいりました。
2016201763.JPG
2016201703.JPG

松本にはもう何度も来ているのですが、なぜか不思議なことに、来るたびに新しいお酒に出会うことができるのです。
今回も、まずは千曲錦の純米原酒をGet。
2016201704.JPG

楽國信州シリーズはこれまでにいくつかいただいておりますが、今回は井乃頭をGet。
また、大雪渓の御神酒が、これまでにいただいたことがなかった本醸造ということで、これも入手しました。
2016201705.JPG


松本から中央西線の普通電車に乗って、着いたのは木曽福島駅。
ここももう、20年以上も前から何度も訪れております。
2016201706.JPG

木曽福島の街中には、木曽川が流れております。
あたしゃこの木曽川を橋の上から眺めるのが好きなんです。
2016201707.JPG

冬の木曽へ来たら、そりゃ、すんきそばを食べなければなりませぬ。
そばの上に、すんきという、かぶの葉を塩を使わずに乳酸菌で発酵させたお漬物が乗っております。
すんきの酸味がちょっと効いていて、すっぱいもの好きにはたまらんのです。
2016201708.JPG

木曽福島ではもう何度も酒集めをしていて手詰まり感があったのですが、まだ紹介していない紙カップ酒が2種類あったので、入手しました。
中身はこれまでに紹介しているものと同じかもしれません。
2016201709.JPG

木曽福島駅からさらに中央西線に乗車。
中津川駅近くの酒店で、恵那山の純米吟醸を入手。
2016201710.JPG

多治見駅前のスーパーでは、越後なのか盛田なのかよくわからないカップ酒をGet。
2016201711.JPG



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

2016年12月31日(土)


これはこれはとばかり花の吉野山 」(安原貞室より)

この時季に山桜を期待することは無理というものでしょうが、酒は大いに期待できると思い、吉野へ出かけてまいりました。
2016201712.JPG

近鉄吉野線は、かなりの山岳路線でしたよ。
急勾配をぐんぐんと登っていきます。
2016201713.JPG
2016201714.JPG

20パーミルの坂(1km進むと20m登る坂)なんてのもありました。
2016201715.JPG

終点から2つ手前の、大和上市駅で下車。
2016201716.JPG
2016201717.JPG

駅の近くには、吉野川が流れておりました。
2016201718.JPG

昔ながらの街並みがいい感じ。
2016201719.JPG

看板もなつかしくていい感じ。
2016201720.JPG

駅から少し歩くと、猩々(しょうじょう)を造る北村酒造さんがありました。
2016201721.JPG

蔵元さんにお願いして、カップ酒を分けていただきました。
2016201722.JPG
奈良県ではかつて一度酒集めをしておりますが、スーパーを中心に回った結果はさんざんでした。
それ故、私としては誠にもって不本意ではあるものの、奈良県で効率よく酒集めをするためには蔵元さんへ直接訪問するしかないと判断し、今回出かけた次第です。
不本意ならば行かなけりゃいいじゃないか!

北村酒造さんの近くには“やたがらす”の北岡本店さんがありましたが、お休みでした。
2016201723.JPG
やたがらすは、かつて本醸造のカップ酒をいただいております。


大和上市駅へ戻って、再び近鉄吉野線に乗車。
2016201724.JPG

来た道を3つ戻って、下市口駅で下車。
2016201725.JPG
2016201726.JPG

駅前の商店街に蔵を置いていた岡本本家さんで、山桂(やまかつら)をGet。
2016201727.JPG


下市口駅からは、三たび近鉄吉野線に乗車。
移動時間の短縮をはかるべく、今度は特急に乗りましたよ。
2016201728.JPG

途中、橿原神宮前駅で乗り換えて、平端駅から近鉄天理線に乗車。
2016201729.JPG

吉野線とはちがって、天理線の線路は平坦そのものでした。
2016201730.JPG

終点まで乗って、天理駅で下車。
2016201731.JPG
2016201732.JPG

天理の商店街にあった稲田酒造さんのお店で、黒松稲天を入手。
2016201733.JPG
2016201734.JPG


本日の酒集めはこれでおしまい。
天理駅からふたたび近鉄天理線(橿原線直通)に乗車。
2016201735.JPG

大和西大寺駅で奈良線に乗り換えて、着いたのは大阪難波駅。
2016201736.JPG

なんばウォークを近鉄日本橋駅の近くまで歩いて、着いたのは初かすみ酒房さん。
私としては、大阪へ来た際には決してはずせないお店なのです。
2016201737.JPG
2016201738.JPG

まずは生の小で渇きを癒します。
一杯目ってのはね、ついつい写真を撮ることを忘れて口をつけてしまうんですよ。
2016201739.JPG

一品目には、おでんをいただきます。
大根(左)と、大阪ならではの梅焼(右)。
2016201740.JPG

生の小をさっさと開けて、いよいよお酒!
初かすみの普通酒を、燗でいただきますよ。
2016201741.JPG
四段仕込みで甘口なのですが、普通酒なのにとても味わい深いのです。
あたしゃこれをいただきたいがために、大阪へ来たら初かすみ酒房さんを決してはずすことができないのですよ。

だし巻きなんかをつまみつつ、
2016201742.JPG

燗が空いたので、こんどは同じお酒を冷や(もちろん常温)でいただきます。
2016201743.JPG
冷やだと幾分引き締まった感じがありますが、それでも味わい深さは十分に残っておりますよ。

これでもう、大満足です。
それではみなさま、ごきげんよう!
でもこの記事はまだつづくんだろ!



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

2017年1月1日(日)


元旦も、酒集めに出かけましたよ。

でも元旦ってのはね、スーパーや酒屋はだいたいどこも休みなんですわ。
ですので、あえて元旦でもお店が開いているところを狙って出かけてまいりました。


近鉄鳥羽線の五十鈴川駅から。
2016201744.JPG

来たのは伊勢神宮の内宮。
いやーものすごい人だなこりゃ!
2016201745.JPG
お参りをしようと思って来たのですが、これではどれだけ時間がかかるかわかりません。
そこで、不敬ながらもお参りを断念し、おはらい町をめざします。
どうせ最初からそのつもりだったんだろ!

ですがそのおはらい町も、これまたものすごい人だこと!
それにちょうど昼時で腹が減ってきたのですが、飲食店にはどこも行列ができていて入れやしない。
2016201746.JPG

歩いていると、白鷹三宅商店さんを見つけました。
2016201747.JPG

見つけちまったら、そりゃ超一流主義の白鷹さんが丹精込めてお造りになった神宮御料酒をいただかないわけにはまいりません罠!
空きっ腹に効くなこりゃ。
2016201748.JPG
雑味がまったくなくてとてもきれいで、米の味だけがピンと効いている良酒でした。

今度は老緑を造る伊勢萬さんの蔵を見つけましたよ。
2016201749.JPG

見つけちまったら、そりゃここでも一杯いただかないわけにはまいりません罠!
これまた空きっ腹に効くなぁ。
2016201750.JPG
こっちは味わい深いお酒でした。


おはらい町での成果はこちら。
こちらは伊賀の森本仙右衛門商店さんが出しているカップ酒。
伊勢神宮のおみやげ向けに企画した商品でしょうか。
2016201751.JPG

若戎はこれまでにいくつかいただいておりますが、おみやげ向けと思われる商品を見つけました。
2016201752.JPG

るみ子の酒るみカップはかつてこれと同じものをいただいておりますが、それは製造から1年を経過したものでした。
今回は新鮮なものに出会いましたので、かつていただいたものと比較すべく(といっても、ほとんど忘れてしまっておりますが)、再度入手いたしました。
2016201753.JPG


おはらい町ももう終点というところまで歩いてきて、伊勢うどんのお店にようやく並ぶことなく入ることができましたよ。
2016201754.JPG
2016201755.JPG

伊勢うどんはね、よ~く混ぜてから食さねばなりませぬ。
2016201756.JPG
ふわふわの太麺に、あまからいタレがよく合うのです。

それではみなさま、ごきげんよう!
いやだからまだつづくんだろ!



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

2017年1月2日(月)

この日は、初詣に出かけました。
その顛末は、別記事にて紹介させていただきます。



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

2017年1月3日(火)


この日は、長浜へ来ておりました。
(駅名標を撮ることを忘れてしまいました。)

長浜へは、実はかつて一度来ております。
その際、駅前で見つけた中島屋食堂さんにて、鮎の姿煮で一杯やらせていただきました。
今回は再びその味を求めての訪問だったのですが、残念ながらこの日はお休みでした。

このまま帰るのももったいないと思い、駅近くにある古い街並みが残っている一角へ歩いて行って、観光でもしてやろうと試みました。
2016201764.JPG
2016201759.JPG
2016201760.JPG
2016201761.JPG

建物よりも、あたしゃ水路のほうに趣があるなと感じましたよ。
水路には観光客が一人もいなかったからかもしれませんけれどね。
2016201757.JPG
2016201758.JPG

かつて訪問したことのあった土産物店を覗いてみたところ、カップ酒のとり揃えが増えておりました。
その中から入手したのがこちら。
2016201762.JPG
これら以外にも初見のお酒がありましたが、製造年月がいささか古め(あくまでも当方独自の基準に基づく評価です。)でした。
この趣味は採り尽くさないことが肝要と心得ておりますので、それらは買わずに残しておきました。
残しておきさえすれば、再度訪問する際の楽しみが増えるってわけですよ。
いつかまた、中島屋食堂さんの鮎の姿煮をいただくために必ずや長浜を訪問し、その際にそれらを入手するつもりです。


以上、こんなくだらない記事を最後までお読みいただきましてありがとうございました。

茨城県での酒集め:桜川市・筑西市・古河市 [旅]

先々週の土曜日に、水戸線を利用して、茨城県内にある各駅の周辺で酒集めをいたしました。
その際、笠間駅(笠間市)周辺では地酒を入手することができ、また結城駅(結城市)周辺でも他所での入手分とあわせて成果を得ることができました。

しかし、桜川市にある岩瀬駅の周辺と、筑西市にある下館駅の周辺とでは、ともに両市の地酒を入手することができなかったのです。


岩瀬駅の近くには酒蔵が1軒ありましたが、桜川市にはこのほかに、岩瀬駅から南へ10kmほど離れた真壁に2軒あることがわかりました。
(地図中の右下にある縮小ボタン(-)を適宜お使いいただくと、場所がわかりやすくなると思います。)



また、筑西市では下館駅の周辺には酒蔵はなく、駅から南東方向に5kmほど離れた村田という場所に1軒ありました。



この真壁と村田とへ行けば、もしかしたら前回の旅で入手できなかったお酒にめぐり合えるかもしれないと考えて、これらの場所での酒集めを目論んでおりました。



しかし、ここで一つ、大きな問題が見つかりました。
これらの場所には、鉄道や路線バスといった、定期運行の公共交通機関が通っていなかったのです。

真壁には、かつては筑波鉄道(土浦-岩瀬)が通っていて真壁駅が置かれておりましたが、平成の世に入る前に廃止されてしまいました。
その後しばらくの間は代替バスが走っていたらしいのですが、それも数年前に廃止されて、真壁と他所とを結ぶ公共交通機関は皆無となってしまいました。



公共交通機関の利用をあきらめて、徒歩でのアクセスが可能かどうかをネットで調べていたところ、なんと桜川市と筑西市とが、“広域連携バスの実証実験運行”なる名目の下で、期間限定路線バスを走らせていることを偶然に見つけたのです。
(桜川市のサイトはこちら)
(筑西市のサイトはこちら)

これらを利用すれば、やや遠回りにはなるものの、真壁にも村田にもラクに辿り着くことができるのですよ。
これらのバスが今後定期化される保証はどこにもありませんので、これは実験期間内にぜひとも行っておかねばなるまいと思い、クリスマスイヴの日に青春18きっぷを併用して日帰りで出かけてまいりましたよ。




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

まずは、東北本線(宇都宮線)の小山駅より、水戸線の水戸行E501系交直流式電車に乗車。
sck01.JPG

あ~うまそ~!
隣のホームにいたこのオッサンたち、ものすごくうまそうにそばを喰うなぁ。
オマエもオッサンだろ。
sck02.JPG

小山駅から6駅乗って、着いたのは下館駅。
二週間ぶりのご無沙汰でした。
sck03.JPG

下館駅北口から、筑西市の広域連携バスに乗車。
sck04.JPG

っていうか、乗っとるのワシだけやないか!
sck05.JPG

ええ?
これってもしかして富士山?
茨城県内を走るバスの車窓から富士山を拝むことができるとは、意外でしたよ。
sck06.JPG

終点に近くなるにつれて、筑波山がだんだんと大きく迫ってまいりましたよ!
四六のガマで有名な筑波山ですね。
sck07.JPG



筑西市広域連携バスを、終点の筑波山口バス停まで乗りました。
sck08.JPG
sck09.JPG
sck10.JPG

筑波山口を名乗るだけあって、バス停の正面には筑波山がそびえておりましたよ。
sck11.JPG

この筑波山口バス停は、かつての筑波鉄道筑波駅の跡地を利用して建てられているようです。
敷地内には、そのプラットホームの一部らしきものが保存されておりましたよ。
sck12.JPG
sck13.JPG
sck14.JPG

廃線跡は、サイクリングロードに転用されておりました。
sck15.JPG



筑波山口バス停からは、桜川市の広域連携バスに乗車。
sck16.JPG

桜川市広域連携バスは、筑波鉄道筑波線の廃線跡に沿って走っているようでした。
その途中には、“旧酒寄駅跡”なるバス停もあったりなんかしちゃったりして。
sck17.JPG
30年も前に廃止された駅の跡を、現代において新設されたばかりのバス停の名に使うっていったい・・・。

この生い茂ったところが、かつての酒寄駅のホームでしょうか?
sck18.JPG



桜川市広域連携バスを、終点から2つ手前の真壁小学校バス停で下車。
sck19.JPG

近くにあった酒屋を物色し、これらをGet!
右のカップ酒“こうめい”は、真壁に蔵を置く村井醸造さんのお酒でした
酒銘をひらがなで表記している所以は、もしかしたら某政党名との混同を避けるためでしょうか?
しかし、誠に残念ながら、糖添三増酒でした。
sck20.JPG

これは“花の井”を造る西岡本店さんの蔵です。
sck21.JPG
sck22.JPG

直売所でこれらをGet!
左の純米吟醸酒は、真壁高校の生徒たちが育てたコシヒカリを100%使用して造られたという、正真正銘の真壁の地酒ですよ。
お燗瓶とカップ酒とは同じ中身とのことでしたが、これまた残念ながら双方とも糖添三増酒でした。
sck23.JPG

こちらはさきほど入手した“こうめい”の蔵元である村井醸造さん。
sck24.JPG
sck25.JPG

お燗瓶を入手しましたが、カップ酒と同じく糖添でした。
しかしカップ酒とは異なって、お燗瓶のほうはおもいっきし漢字表記ですね。
sck26.JPG



真壁の街を歩いていると、北東の方角に、加波山が見えて来ました。
加波山事件でおなじみの加波山ですよ。
sck27.JPG

その加波山を背にして振り向くと、いかにも単線軌道の廃線跡らしい、細くてゆる~いカーブの道がありましたよ。
sck28.JPG

カーブの反対側は、これまたいかにも廃線跡らしきまっすぐな直線だこと。
直線は勝しゅ!
↑オマエそれが言いたかっただけだろ!
sck29.JPG

道路との交差部分で、こんなもの発見。
かつて踏切に設置されていた警報機の土台でしょうか?
sck30.JPG

その直線をしばらく歩くと、開けた場所に出くわしました。
sck31.JPG

プラットホーム跡らしきものがありましたよ!
どうやらここが、筑波鉄道筑波線の真壁駅跡のようでした。
sck32.JPG

きっとここで線路を渡って、隣のホームへ移動していたんだろうなぁ。
sck33.JPG

かつて駅舎があったと思われる場所には、民家が建っておりました。
sck34.JPG

その民家の反対側には、なんと奉安殿の成れの果てがありましたよ。
sck35.JPG
sck36.JPG
sck37.JPG
どうやら個人で所有なさっているようですね。
中には教育勅語やらエライ方の写真やらが飾ってありましたよ。



真壁の街を歩いていると、趣のある建物が少なからずあることに気づきました。
sck38.JPG

この黒塀と蔵とには、あたしゃグッときたんだけれどな。
でもよく見ると、これは新しい建物なのかも。
sck39.JPG

この立派な建物は、現役の住居のようでした。
sck40.JPG

こちらは“出川薬局”なのだとか。
けっしてヤバそうな雰囲気ではありませんでしたけれどね。
sck41.JPG

この石造りの郵便局もいい感じでした。
道路工事をしていなければもう少しゆっくりと眺めることができたのですが、こればかりはしかたがありません。
sck42.JPG



真壁の街の散策を終えて、再び桜川市の広域連携バスに乗って、筑波山口バス停へと戻ります。
sck43.JPG

筑波山口バス停では乗り換えるバスの発車時刻まで1時間ほどあったことから、付近の酒蔵を訪問してみました。
バス停から、筑波山の麓を500mほど歩いて行きます。
sck44.JPG

細い道を上がっていくと、稲葉酒造場さんがありました。
sck45.JPG

“男女川(みなのがわ)”の普通酒一合瓶と、純米吟醸酒とを入手。
誠に残念ながら、一合瓶は糖類酸味料フル添加の三増酒でした。
sck47.JPG



筑波山口のバス停まで戻ってきました。
次のバスの発車時刻まではまだ30分ほどあったのですが、その間、この坊や(袋をぶら下げていたのでオスです。)が遊んでくれました。
出会った最初は逃げていたのですが、15分ほどそばにいると、触らせてくれるようになりましたよ!
sck48.JPG

筑波山口バス停からは、下館駅北口行の筑西市広域連携バスに乗車。
今朝乗ってきた道を戻っていきます。
sck49.JPG
sck50.JPG

今度は終点まで乗らずに、6つ手前の村田バス停で下車。
sck51.JPG

粋な黒塀(見越しの松はありませんでした。)の先を進んでいくと、
sck52.JPG

“来福”を造る来福酒造さんの蔵がありました。
(先ほどの黒塀は、来福酒造さんのものではありませんでした。)
sck53.JPG
sck54.JPG

来福酒造さんでは、カップ酒(純米酒)と純米吟醸300ml瓶とをGet!
sck55.JPG
下館駅周辺で酒集めをした際に入手することができなかった来福を入手して、二週間前の雪辱を果たすことができましたよ!



無事目的を果たしたところですが、次のバスが来るまで、およそ1時間45分ほど待たねばなりませんでした。
このバスを待っていると、一時間に1本しかない水戸線の電車に乗り遅れてしまい、この後で予定している目的を達成させることができなくなってしまいます。
そこで、来福酒造さんから下館駅を目指して、およそ5kmの道のりを歩いて行くことにいたしました。

途中、小貝川を越えて行きました。
sck56.JPG

超逆光だったことから、こんな画像になってしまいました。
sck57.JPG
こんなに穏やかな流れの小貝川ですが、ときどき洪水を起こして暴れるんですよね。
去年発生した鬼怒川決壊のときも、この辺りの住民のみなさんの中には、鬼怒川よりもむしろこの小貝川の決壊を危惧していたという声もあったそうです(テレビのニュースより)。
治水って大事だけれども、とてもむずかしいのですね。



来福酒造さんからおよそ5kmの道のりを1時間かけて、下館駅へ到着いたしました。
sck58.JPG
sck59.JPG

ここまで上着もシャツも脱いで、Tシャツ一枚で歩いてまいりました。
それでも、早足で歩いてきたせいか、汗だくでした。
Tシャツ一枚のままで下館駅の改札を通って電車を待っていたところ、反対側のホームにいた若者のカップルが私を見て、笑っていましたよ。
そりゃ、クリスマスイヴの寒空の下でTシャツ一枚で汗だくになっている初老の男を見りゃ、誰でも笑いたくなります罠。

笑わば笑え!
こちとら、奇異の目でみられたり笑われたりすることには慣れっこだぜ!



下館駅からは、水戸線小山行のE501系に乗車。
sck60.JPG

小山駅で、東北本線(上野東京ライン)逗子行に乗車。
今日はまだこの後の予定がありますので、宇都宮方面の電車には乗りません。
sck61.JPG

小山駅から12,3分ほど乗って、着いたのは古河(こが)駅。
東北本線で唯一の、群馬県内に属する駅です。
sck62.JPG
sck63.JPG

古河では、青木酒造さんを訪問。
sck64.JPG

御慶事(ごけいじ)(金印:かつての二級酒相当か?)と、十大(じゅうだい)(上撰)とを入手。
いずれも普通酒でしたが、糖類や酸味料が添加されている旨の表示はありませんでした。
sck65.JPG



今日の酒集めはこれでおしまい。
当初の予定では、古河駅周辺のスーパーも攻めることにしていたのですが、疲れてしまったので止めました。
今回は、カップ酒5個(うち糖添三増酒2個)、一合瓶3本(すべて糖添三増酒)、300ml瓶4本の旅でした。

訪問させていただいた蔵元さんにおかれましては、暮れの忙しい時季にもかかわらず、対応してくださったことに感謝申し上げます。
それにほとんどの蔵元さんではカップ酒やお燗瓶を店頭に置いていなくて、私の注文に応じてわざわざ奥から出してきてくださったことには、多忙な折にめんどうなことをさせてしまったという罪悪感を深く感じております。

蔵元さんでお酒を入手するよりも、あたしゃやっぱり、スーパーを回って酒集めをするほうが気楽でいいや。



この時点でまだ16:30でしたからね、お楽しみのために宇都宮へ行こうと思えば行けたのです。
でもね、この日はけっこう歩いたせいか、全行程を終了したところでどっと疲れが出てしまいましたよ。
そこで、今回は素直に東北本線上野東京ライン沼津行に乗って、帰ったとさ。
sck66.JPG

それでも〆の儀式はちゃんとやりますよ!
東京駅八重洲地下街にある居酒屋で、まずは生ビールのグラスをいただきます。
sck67.JPG

生ビールを注文すると、ついつい頼んでしまうのが枝豆。
季節感ゼロですけれどね。
sck68.JPG

今日は歩いたし、汗もかいたので、私の体は肉のかたまりと塩気の多いものとを欲しておりました。
そこで選んだのが、ハムカツ。
sck69.JPG
厚みのある肉と塩気とがたまりませんわ!

あ、忘れていた。
それではみなさま、メリークリスマス。
sck70.JPG
今年もクリぼっちだな。

水戸線沿線での酒集め [旅]

昨日、すなわち2016年12月10日の土曜日は、青春18きっぷの有効期間(冬期)の初日でした。
徘徊癖のあるワタクシとしてはどうしてもじっとしていることができず、さっそく一回目を使って日帰りで出かけてしまいました。
mitosen01.JPG



今回は、JR水戸線(小山-友部)の茨城県内にある途中駅で下車をくりかえしつつ、その周辺を歩き回ってまいりました。





まずは、常磐線の友部駅から。
mitosen02.JPG
mitosen03.JPG

水戸線小山行のE501系交直流式電車に乗車。
mitosen04.JPG


友部駅から2駅乗って、笠間駅(茨城県笠間市)で下車。
mitosen05.JPG
mitosen06.JPG

笠間駅の近くには、日本三大稲荷の一つである笠間稲荷神社があるわけですよ。
(何を“三大稲荷”に含めるかについては、諸説あるみたいです。)
mitosen56.JPG
mitosen07.JPG

その鳥居の正面に、“二波山松緑”を造っている笹目宗兵衛商店さんのお店がありましたよ。
mitosen08.JPG

このお店で、二波山松緑のカップ酒をお燗瓶とを入手。
両方とも上撰として販売されておりましたが、カップ酒のほうには糖類の表示があったものの、お燗瓶には表示されておりませんでした。
どちらが正しいのかは、自分の舌で調べてみようと思います。
はずかしくてお店の人に聞けなかったんだよな!
mitosen09.JPG

これら以外にも、スーパーで以下のものをGET。

郷乃誉と霞山とは、共に笠間の蔵元である須藤本家さんのお酒です。
いずれも純米大吟醸の生酒でしたが、なぜか霞山(左)のほうが60円ほど高めのお値段でした。
mitosen10.JPG
他のスーパーでは火入れされているものも見つけましたが、半年以上前の製造分といささか古かったことから(←あくまでも当方の自主基準に基づく評価です)、入手しませんでした。
この趣味は採り尽くさないことが肝要で、残しておけば再訪したり他所で思いがけず出会ったりする楽しみが増えるのですよ。

これは野村醸造さん(常総市本石下)のお酒。
この蔵元さんは昨年の9月に発生した鬼怒川決壊で甚大な被害を蒙られたそうですが、見事に再起なさったようですね。
mitosen14.JPG

笠間駅へ戻る途中で、C58が保存されている場所に出くわしました。
mitosen11.JPG
mitosen12.JPG
mitosen13.JPG


2時間ほどうろついて笠間駅へ戻り、再び小山行のE501系電車に乗車。
mitosen15.JPG
mitosen16.JPG

4駅乗って、岩瀬駅(茨城県桜川市)で下車。
この駅名標は、もしかしたら国鉄の頃からここに設置されているものでしょうか?
mitosen17.JPG
mitosen18.JPG

まことに残念ながら、岩瀬駅での成果はゼロでした。

駅前には石造りの酒蔵があって、この写真の反対側へと回ると、蔵元さんと同じ屋号の酒屋が店を開いていたのです。
mitosen19.JPG
そのお店の中に入ってみましたが、誰も出てきませんでした。
それに店の中を見渡しても、置いてある商品はなぜか焼酎やらウィスキーやらばかりで、この蔵元さんが造ったお酒は一つも見あたらなかったのです。
たとえ店の人が出てきてお酒のことを聞けたとしても、こりゃどうせメンドウなことになるだろうなと判断し、サッサと退散いたしましたよ。

付近にあったスーパーやコンビニでは、この蔵元さんのお酒どころか桜川市の地酒すら見つけることができませんでした。
こればかりはね、実際にここへ来て歩き回ってみなければわからなかったことですから、しかたがありません。
それにこの趣味は、採り尽くさないことが肝要で・・・・・・・、
負け惜しみだな。


1時間ほど徘徊したのち、失意のうち岩瀬駅へ戻って、三たび小山行E501系電車に乗車。
mitosen20.JPG

3駅乗って、下館駅(茨城県筑西市)で下車。
mitosen21.JPG
mitosen22.JPG

冬もいよいよ本番に突入かといった感じで、この日はかなり冷えておりました。
でもね、酒を担いで歩き回っていると、けっこう汗をかくのですよ。
上着をカバンの中へしまい込んで、シャツの袖をまくり前ボタンを全部外して(もちろんシャツの下にTシャツを一枚着ております。)橋の上に立つと、吹いてくる冷たい川風をとても気持ちよく感じることができましたよ。
mitosen23.JPG
もっとも、ここでこんなことをしていたのは、私だけでしたけれどね。
でもいいんです。
当方、周りから奇異の目で見られることには慣れておりますから。

下館での成果はこれだけ。
武勇の2種類(純米酒(左)と本醸造(中)と)は、下館ではなくて結城に蔵を置く武勇さんのお酒です。
新鮮だったので買ってしまいましたが、実はこの蔵元さんへはこのあとで訪問する計画だったのですよ。
mitosen24.JPG
筑西市の中心地である下館へ行けば筑西市の地酒である来福を入手できるのではないかと目論んでおりましたが、完全に当てがはずれてしまいました。


下館の街を2時間弱かけて徘徊し、下館駅へ戻ってきました。
mitosen57.JPG

下館駅から小山行のE501系電車に四度目の乗車。
mitosen25.JPG

4駅乗って、結城駅(茨城県結城市)で下車。
mitosen26.JPG
mitosen27.JPG

まずは駅前のスーパーで、髙清水の本醸造一合瓶をGET。
もちろん結城の地酒ではありませんが、本醸造(上撰か?)の一合瓶は初見でしたので入手しました。
mitosen28.JPG

引きつづき、武勇の生酒を入手。
mitosen29.JPG

結城の街には、古い建物が少なからず残っておりましたよ。
mitosen30.JPG
mitosen31.JPG

これは昭和以降の建築でしょうか?
mitosen32.JPG

味のある建物の脇には、大仏様が鎮座ましましておりました。
mitosen33.JPG
mitosen35.JPG

この建物の隣がお寺で、その寺の大仏だったようです。
mitosen34.JPG
それにしても、時宗のお寺って初めて見たかも。
今でも踊り念仏をやっているのかな?

こちらが“武勇”を造っていらっしゃる蔵元さん(株式会社武勇)。
mitosen36.JPG
mitosen37.JPG
直売所を覗かせていただきましたが、購入はしませんでした。

その付近には、侘びさび感満載の建物がありましたよ。
mitosen38.JPG
mitosen58.JPG

“富久福”というお酒を造る結城酒造さんの酒蔵でした。
mitosen39.JPG

敷地内に入り、潜り戸を開けて「すみません」と声をかけても、誰も出てきません。
mitosen40.JPG
岩瀬の悪夢がここで再来か?と思ったのですが、しばらくすると蔵人さんが出てこられました。
「小売はしていないのですか?」と伺ったところ、販売しているとのことで、快く中へ入れていただくことができました(あ~ホッとした)。

購入させていただいたお酒はこちら。
300ml瓶は特別純米酒で、カップ酒は純米吟醸でした。
mitosen41.JPG

また、スーパーでの成果はこれだけ。
茨城県結城市は栃木県小山市と接しているだけあって、立ち寄ったスーパーでは栃木のお酒を置いているところが少なからずありました。
その中から、門外不出の六割みがき特別純米酒300ml瓶を入手しましたよ。
mitosen42.JPG


今回の酒集めはこれでおしまい。
結城の街を1時間半かけて徘徊したのち、結城駅へ戻って水戸線小山行E501系電車に乗車し(五度目)、小山駅で東北本線に乗り換えたとさ。
mitosen43.JPG

以上、カップ酒8個(うち糖添1個)、一合瓶2本、300ml瓶3本の旅でした。
今年の4月に茨城県ではじめて酒集めをした際にはカップ酒6個のうち4個が糖添三増酒でしたが、今回は1個だけでした。
まあまあの成果だったとは思いますが、欲を言えば普通酒のカップ酒にもっと出会いたいところでした。

それにこれは私の勘に基づく意見ですが、、茨城県には市町村の中心地で探しても決して見つからない、どうやら蔵元さんが蔵を置く地域へ行かないと入手できないお酒が少なからず存在するような気がしてきましたよ。
鉄道が通っていない地域に蔵を置く蔵元さんもありますから、これは攻略が難しそうです。













































って、小山まで来て、まっすぐ帰れるワケがないっちゅうねん!

あーあ乗っちゃった乗っちゃった。
東京とは反対の方向へ行く電車に乗っちゃった。
mitosen44.JPG


来ちゃった来ちゃった!
mitosen45.JPG

これはきっと、餃子像様のお導きにちがいないちがいない!
mitosen46.JPG

夕闇迫る宇都宮の街を、バスに乗って東武宇都宮駅周辺へと向かいます。
mitosen47.JPG

目的地は、もちろん三平食堂さん。
mitosen48.JPG
mitosen49.JPG

まずはビール(かっぱえびせん付き)ですよ。
mitosen50.JPG

そして野菜サラダ。
山盛りの野菜の下には、キャベツの千切りとポテトサラダとが隠れています。
野菜好きのワタクシとしてはたまりませんわ。
mitosen51.JPG

そしてもちろん餃子もいただきますよ。
手前が普通の餃子で、奥がしそ餃子です。
mitosen52.JPG

しょうゆを使わずに、孤独のグルメ方式でいただきます。
mitosen53.JPG

そしてその餃子に合わせるのが、十一正宗の普通酒です。
mitosen54.JPG
三平食堂さんの餃子は肉の味がひかえめで、一般的な餃子と比べてかなりあっさりしています。
しっかりした味が好きな御仁には、物足りなく感じるかもしれません。
でもね、その餃子の味が、あっさりした味を好むワタクシを魅了してやまないのですよ。
しかもあっさり味の餃子が、きれいな味わいである十一正宗普通酒とこれまたよく合うのです。



今度こそ、これで今回の旅はすべておしまい。
宇都宮駅へ戻って、快速ラビット上野行に乗って帰ったとさ。
mitosen55.JPG
nice!(46)  コメント(24)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

岡山県での酒集め [旅]

今回は、岡山県内で酒集めをしてみましたよ。


まずは、人生初利用のバスタ新宿から。
広くて、しかも明るいね。
okayama001.JPG
okayama002.JPG
okayama003.JPG
okayama004.JPG

ルミナス号に乗りましたよ。
okayama005.JPG
okayama006.JPG

カーテン開けっぴろげのまま発車。
前面展望し放題でした。
okayama007.JPG

高速に乗っかると、すぐ渋滞。
okayama008.JPG

大橋ジャンクションを過ぎた辺りから、だんだんと流れて行きました。
okayama009.JPG
okayama010.JPG
okayama011.JPG

無音で放映されている栗山千明の整形ドラマが気になって寝られやしない。
(音声は座席に設置されているイヤホンで聞くみたいでした。)
okayama012.JPG

しかも電波がしょっちゅう途切れて、話がまったく読めやしないところが余計気になる。
okayama013.JPG

足柄SAで休憩。
休憩中に、無事カーテンが閉められました。
ドラマも終わり、消灯されて眠ることができましたとさ。
okayama014.JPG



翌朝6時に、ルミナス号は津山駅前に到着。
okayama015.JPG
okayama016.JPG
okayama017.JPG

酒集めで出かける度に、毎回毎回、どうして雨が降るのかな?
誰かが嫌がらせで降らせているとしか思えないぜ。
徘徊癖だけじゃなくて、被害妄想癖もあるんだな。
okayama018.JPG

歩いていると、津山城跡の石垣が見えてまいりましたよ。
okayama019.JPG
okayama020.JPG
okayama021.JPG

庭園もありました。
okayama022.JPG
okayama023.JPG

晴れていれば、きっと絶景だったんだろうな。
okayama024.JPG

城跡の石垣には、櫓が乗っかっているところもありましたよ。
okayama025.JPG


スーパーの店先に、大きな甕が台車に載せられて置いてありました。
okayama026.JPG

この備前焼の甕は、売り物でした。
okayama027.JPG
そういえば、水曜どうでしょうで、“備前焼にしなさいよ!”っていうシーンがありましたね。


津山での成果はこちら。
御前酒は、真庭市勝山の蔵元さんが造ったお酒です。
okayama028.JPG

お目当てにしていた加茂五葉(かもいつは)。
これを入手するために、津山へ来たのです。
糖添かと思っていたのですが、添加されておりませんでした。
okayama029.JPG
okayama030.JPG

加茂五葉の上撰はかつて四合瓶でいただいておりますが、300ml瓶を見つけたので買ってしまいました。
okayama031.JPG

嘉美心(左)と作州武蔵(右)。
作州武蔵は、糖添三増酒でした。
okayama032.JPG

御前酒の一合瓶を2種類見つけたので、購入してしまいました。
右のカップ酒は、櫻室町(上)と、極聖(きわみひじり:下;糖添)でした。
okayama033.JPG

御前酒と嘉美心、それに極聖のカップ酒は、このあと立ち寄った場所でも頻繁に見つけることができました。


酒集めを終える頃になると、雨は止んでおりました。
しかし霧が出るほど湿度が高くてじめじめしており、歩きにくいことこの上ない天候でした。
okayama034.JPG

4時間ほど歩き回って、津山駅へ戻ってまいりました。
okayama036.JPG
okayama037.JPG

津山駅からは、津山線951D岡山行普通列車に乗車。
キハ40の2連でした。
okayama038.JPG

この固定クロスシートに座ることができるのは、あと何年間くらいなのかな。
okayama039.JPG

あーダメ人間だダメ人間だ!
午前10時半から酒を飲むなんてダメ人間だ!
okayama040.JPG


津山線には、面白そうな駅舎が少なからずありましたよ。

亀甲(かめのこう)駅。
okayama041.JPG
okayama042.JPG
駅舎のみならず、“たまごかけごはん”の幟も気になるところでした。

誕生寺駅。
法然上人が生まれた場所なのだとか。
okayama043.JPG

建部駅。
okayama044.JPG

玉柏駅は、いま流行りの赤備えでした。
okayama045.JPG

津山線は、旭川の流れに沿って南下していきます。
川の流れは緩やかなようで、ゆったりした雰囲気でした。
okayama046.JPG


津山駅から一時間半ほど乗車し、法界院駅にて下車。
終点岡山駅の一つ手前の駅です。
okayama047.JPG
okayama048.JPG
okayama049.JPG

ここから岡山駅方面へ歩いて、途中のスーパーを潰していきます。
雨が上がっていたことから、いい気分で歩き出しましたよ、このときは。
okayama050.JPG
ですがこの判断は、完全にハズレでした。
見つけたお酒は、津山で見つけたもの(御前酒、嘉美心、極聖)と重複していたのです。
まあでも、こればかりは実際に歩き回ってみないとわからないことなので、仕方がありません。


岡山市内には、水路がけっこうありました。
大小さまざまでしたが、どれもみな水がきれいでしたよ。
okayama051.JPG

街路樹の紅葉がきれいで、思わず写真を撮ってしまいました。
景色はすっかり秋ですが、あたしゃTシャツ一枚で、汗だくになって歩き回っております。
変な奴!
okayama052.JPG

路面電車が走っているところまで歩いてきました。
JR岡山駅前から伸びている通りです。
okayama053.JPG

岡山駅近くのイオンでは、これらを入手。
okayama054.JPG
okayama055.JPG
岡山では3時間ほど歩き回りましたが、成果はイオンでのこれらのみでした。


法界院駅から3時間ほどかけて、JR宇野線の大元駅まで歩いてまいりました。
okayama056.JPG
okayama057.JPG

ホームで電車を待っていたところ、反対側にJR四国のアンパンマントロッコ号がやってまいりました。
okayama058.JPG
アンパンマンというよりも、正面を白塗りにして、しょくぱんまん様に似せたほうがいいような気がするのは私だけでしょうか?

大元駅からは、宇野線の岡山行普通電車に乗車。
115系の4連でした。
okayama059.JPG

大元駅から一駅だけ乗って、着いたのは岡山駅。
okayama060.JPG
okayama061.JPG

駅ビルに入っていたスーパーで、醉心(広島県)と金冠黒松(山口県;糖添三増酒)とを入手。
いずれも岡山県外の蔵元さんが造ったお酒ですが、見つけたからには入手しましたよ。
okayama062.JPG


本日の酒集めはこれまで。
夜の目的地へと向かうべく、岡山駅前の電停から路面電車(岡山電気軌道清輝橋線の清輝橋行)に乗車。
こちら久々の!つりかけ駆動車でした。
okayama063.JPG

四つ乗って、着いたのは田町電停。
okayama064.JPG
okayama065.JPG

ホテルにチェックインして、憧れの成田家田町店さんへと向かいました。
okayama066.JPG
okayama067.JPG

まずは、ビールをグラスで。
あまりにものどが渇いていたことから、写真を撮る前に口をつけてしまいました。
okayama068.JPG

これはとり酢。
鶏肉としらたきとの酢の物でした。
さっぱりしていて、ビールに合う!
okayama069.JPG

ビールが空いたところで、お酒へと移行しますよ!

私はかつて、ここ成田家田町店さんで出されていた“ポット酒”への憧れを記事に書いたことがありました。
しかし、今は店では出しておらず、ポットでお酒を供するのは座敷利用の団体さんに対してのみとのこと。
お店には燗付け機が置いてありましたので、おそらくポットからそれに供し方を変えられたのでしょう。

でもね、私の隣に座っていらっしゃった常連さんの口添えもあって、利き猪口に徳利からお酒を注いていただけることになりました。
okayama070.JPG
ドボドボ感は少ないものの、憧れのポット酒の雰囲気をここ成田家さんで味わうことができて、感慨無量でございます!

お酒の銘柄は、津山で入手した加茂五葉です。
なんでも、「小林さん(成田家さんの創業者:ブログ筆者注記)が店を始めるときにたいへんお世話になった『河内屋酒店』(岡山市北区蕃山町)の先代社長・河内正美さんから初めて仕入れたお酒が「加茂五葉」。以来、いっさい浮気することなく一本やり。」なのだとか(※1)。
雑味のないきれいな甘口で、しかも“クン”と来るお酒の甘い香りがたまりませんよ!
((※1)OSERA オセラ 晩秋号(2013年11-12月号)No.066 p.29)

小いわしの天ぷらは、臭みがなくておいしくいただくことができました。
これがまた加茂五葉に合う!
okayama071.JPG

お隣のご常連さんから、鶏もつ煮を分けていただきました。
口の中でほろっと崩れるくらい柔らかくて、それにもつにありがちな臭みやざらついた感じがまったくなく、おいしくいただけました。
これがまた加茂五葉に合う!
okayama072.JPG

酒が進んでしまい、もう一杯!
okayama073.JPG

ポテトサラダでいただきます。
これがまた加茂五葉に合う!
要するに、なんでも合うんだろ!
okayama074.JPG

もう少しいろいろと食べてみたかったのですが、ここでお腹がいっぱいになってしまい、お勘定をしてもらいました。
これだけ飲み食いして、2,000円もしませんでしたよ。
成田家田町店さん、堪能させていただきました!


ホテルに戻ってきたところ、外から「タタン、タタン」と音が聞こえてきました。
窓の外を眺めると、路面電車が見えましたよ。
okayama075.JPG



ここをキャンプ地とする!



翌日は、田町電停から岡山行の路面電車に乗車。
二連接の新型でした。
okayama076.JPG

岡山駅でJR山陽本線の普通電車5713D福山行に乗りかえ。
okayama077.JPG
okayama078.JPG

岡山駅から4駅、20分弱乗って、着いたのは倉敷駅。
okayama079.JPG

バスに乗って、倉敷のイオンモールを目指します。
okayama080.JPG
okayama081.JPG

倉敷のイオンモールは、取り扱っているお酒の種類が岡山のそれとまったく一緒でした。
同じ岡山県内のイオンですし、それに両者は比較的近い場所にあることから、しかたがありませんね。

このあと、1時間半ほどかけてスーパーを回ったのですが、成果はこれだけ。
十八盛は倉敷の地酒ですが、残念ながら糖類酸味料添加の三増酒でした。
okayama082.JPG


スーパー回りはこれでおしまいにして、お目当てとしていた倉敷の“美観地区”へやってまいりました。
okayama083.JPG
okayama084.JPG

こういう観光地へ来れば、みやげ物として販売されているお酒に出会えるだろうと目論んだためです。
okayama085.JPG

やっぱりありましたよ。
燦然のカップ酒とお燗瓶とを入手。
okayama086.JPG

こちらは倉敷遊歩と名乗っておりますが、倉敷ではなくて総社の蔵元さんが造ったお酒でした。
okayama087.JPG

極聖のお燗瓶もありました。
製造年月が表示されておりませんでしたが(ルール違反です)、冷やして販売されていたので保管上の問題はないだろうと判断し、買ってしまいました。
okayama088.JPG


しばし美観地区を散策。
okayama089.JPG
okayama095.JPG
okayama096.JPG
okayama094.JPG

紅葉がきれいでした。
okayama092.JPG
okayama093.JPG

荷物が重くなってきましたので、このトンネルも階段も遠慮させていただきました。
okayama090.JPG

大原美術館。
酒気帯びだったので、ここも遠慮させていただきました。
どうせ興味ないんだろ。
okayama091.JPG

のどが乾いたところで、青いビールなる看板を見つけました。
ビールにくちなし色素で色を着けているのだとか。
倉敷がデニムの街であることにあやかっているのでしょう。
okayama097.JPG
サイダーみたいなさわやかさのあるビールでしたよ。

備前焼にしなさいよ!
okayama098.JPG

備前焼にしなさいよ!
okayama099.JPG

備前焼にしなさいよ!
okayama100.JPG
オマエどうせだんだん書くのがめんどくさくなってきたんだろ!


美観地区の散策を終えて、倉敷駅まで歩いてきました。
okayama101.JPG

駅前のスーパーで、燦然の佳撰カップと、十八盛の一合瓶2種をGET。
okayama102.JPG


今回の酒集めはこれですべておしまい。
倉敷駅から普通電車1836M長船行(伯備線から来て、山陽本線を通って赤穂線へ行くやつ)に乗車。
関東地方ではお目にかかれない、213系でしたよ。
okayama103.JPG

岡山駅で新幹線のぞみに乗りかえて、帰ったとさ。
okayama104.JPG


以上、カップ酒17個(うち糖添三増酒4)、一合瓶7本、300ml瓶1本の旅でした。
それにしても、今回入手したカップ酒17個のうち、12個が紙カップでした。
紙カップは軽くて割れないのですが、持ち運ぶ際に潰れたり、他のお酒と接触して破れたりしないように気をつけなければなりません。
それ故、何度もカバンを開けて点検しながらの帰途となってしまいました。