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盆休みにはね、出かけていましたよ~だ。 [旅]

ブログの更新を休んでいた間に、各所を徘徊して酒集めをしておりました。
今回は、その報告をさせていただきます。


まずは、新宿駅からスーパーあずさ1号に乗車。
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いつもならばムーンライト信州に乗るところですが、今回はあえてスーパーあずさに乗りましたよ。
というのも、このE351系の引退が決まったものですから。
♪スーパーあずさ、チャッチャ♪
♪成田エクスプレス、チャチャ♪
♪房総ビューエクスープレスー♪
ってキョンキョンがやっていた、1994年のJR東日本ダイヤ改正デラックスのCMがなつかしい限りです。
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カーブで車体を傾ける振り子電車ですので、限界に抵触しないように側面が曲がっております。
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そのため、窓側に座ると、足元がちょっと窮屈になっております。
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E351系の計算された振り子の揺れに揺られながら、着いたのは松本駅。
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あたしゃ松本には何度も来ているのですが、そのほとんどがムーンライト信州で早朝に到着し、程なく別の場所へ移動するという行程でした。
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今回はスーパーあずさに乗ってきたことから、みやげ物店が開いている時刻に松本を訪問することができました。
そこでみやげ物店を物色してみたところ、いかにもみやげ物らしいカップ酒を見つけましたよ。
左の“そばまえ”は、同じ蔵元さんが造る本醸造でした。
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つづいてやってきたのが、木曽福島。
木曽の玄関口です。
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木曽福島の風景にはね、いつ来ても癒されるんですよ。
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でも、雨だけはやめてもらいたいけれどね。
すぐにやんでくれたので助かりました。
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かわいいにゃんこを発見!
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出てきてくれて、頭突きされまくり状態!
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木曽福島では、七笑のカップ酒を入手。
意外でしたが、ガラスのカップをいただくのはこれが初めてでした。
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途中、中津川に立ち寄って、駅前にある酒屋さんでこのお酒を入手。
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ところ変わって、近鉄大阪線の榛原駅。
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駅前からバスに乗って向かったのは、
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奈良県宇陀市の大宇陀(おおうだ)。
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大宇陀のバス停は、道の駅宇陀路大宇陀の敷地内にあります。
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その道の駅で、阿騎野宿(あきのやど)なるカップ酒をGET!
大宇陀に蔵を置く芳村酒造さんのお酒でした。
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大宇陀にはもう一つ、“初かすみ”を造る久保本家酒造さんがあります。
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この久保本家酒造さん、カップ酒や少量瓶は出していないとのことでした。
四合瓶を担いで帰ろうかと思ったのですが、この後の予定があったことから断念しました。
でもせっかく来たので、猪口を買って帰りましたよ。
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大宇陀からは、桜井行のバスに乗車。
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バスは山を越えて走って行きます。
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終点桜井駅の二つ手前、薬師町のバス停で下車。
ここから南へ歩いて行きます。
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途中、談山神社の大鳥居がありましたよ。
右の建物と比べると、大きさがわかると思います。
解説にあるとおり、たしかに右側が少し欠けておりますね。
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薬師町のバス停から30分ほど歩いてきて、西内酒造さんに到着いたしました。
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残念ながら、カップ酒は売り切れとのこと。
そこで、カップ酒と同じ中身の普通酒300ml瓶を入手しましたよ。
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談山のカップ酒は容器が特徴的で、ぜひとも入手したかったのですが、売り切れではしかたがありません。
でもいいんです。
だってね、これでまた西内酒造さんを訪問する楽しみができたわけですからね!

桜井駅へ向かう途中で、白鹿の本醸造ペットカップを見つけてGET!
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桜井駅まで戻ってきて、近鉄に乗って日本橋駅を目指しました。
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日本橋で下車して、初かすみ酒房を目指します。
さきほど立ち寄った大宇陀の久保本家酒造さんの直営居酒屋です。
ですが、なんと絶賛改装中でしたよ(トホホ)。
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でもでもでも!

転んでも
タダでは起きぬ
よっぱらい

初かすみ酒房はなんなんタウンにもあるので、そちらへと向かいましたよ。
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まずは生小で、喉の渇きを癒します。
ごめんなさい、写真を撮るべきことを忘れて口を付けてしまいました。
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おでんはね、サッと出てくるのがありがたいところです。
大阪ならではの“梅焼”を頼みましたよ。
この梅焼ですが、日本橋のお店でいつもいただいているやつよりもプリプリ(プリンセス プリンセスのことではありません)でしたよ。
もしかしたら、こっちのほうが上等なのかも。
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生小をさっさと空けて、普通酒の燗酒を所望しました。
四段仕込の甘口ですが、味わい深くておいしいのですよ。
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これに合わせたのは、ししゃも。
といっても、値段からしておそらく“カラフト”のほうでしょうけれど。
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お次は、“生酛のどぶ”を燗で。
ときどきさんに「生酛のどぶは燗がうまい」と教えていただいて以来、燗にすっかりはまってしまいましたよ。
辛口で、米のつぶつぶがちょっと残っていて、しかも味わい深いお酒です。
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生酛のどぶには、ハタハタの一夜干しを合わせます。
臭みがまったくなくて、おいしいね。
あたしゃどちらかというと、海のものは日本海側、それも秋田や山形のものが好きですわ。
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最後は大和のどぶ。
これも燗にしてもらおうかと思ったのですが、生酒とのことでしたのでやめておきました。
フレッシュな風味はあるもののひかえめで、むしろキリッと引き締まったおいしいお酒でしたよ。
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めざしをかじりながら、奈良の旨酒を飲み干したのでした。
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キハ120。
JR西日本が関西本線の山岳部分で走らせているディーゼルカーです。
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伊賀上野駅で、伊賀鉄道に乗り換えましたよ。
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伊賀鉄道では転クロ座席に座っていたのですが、前の席にオバハンが座るやいなや、自分の座席のブラインドだけでなく、そのうしろのオイラの座席のブラインドもいきなり下ろしやがるの。
それにこういうオバハンって、決して目を合わせずにとぼけていやがんのね。
伊賀では初っ端からいやな思いをさせられましたよ。

伊賀上野駅から7駅乗って、着いたのは桑町駅。
ここから伊賀上野駅へと戻りながら、スーパーや酒屋を潰していくという算段でした。
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ですが、この算段は完全に外れてしまいました。
スーパーを立ち寄っても、見つかるカップ酒は義左衛門ばかり。

しかも、趣のある街並みの中にあったとある酒屋に立ち寄ったところ、いきなり店主が「なに?、なにしとんの?」なんて言ってきやがるの。
あたしゃこれまでにも決して少なくない数の酒屋さんに立ち寄らせてもらってまいりましたが、店の人からこんなことを言われたのははじめてでしたよ。
「客なんだから酒を買いに来たに決まってんだろ!」と言いたかったのですが、反論するのもばかばかしくなって、そのまま出てきましたよ。
それとも伊賀じゃ、客に対してこういう言い草をするのがアタリマエなのでしょうか?

失意のうちに、上野市駅まで歩いてまいりました。
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しかも途中、細い道を歩いていたら向こうからバイクに乗ったおっちゃんが走ってきたので、私は左側へ、そしてそのおっちゃんは反対側へとよけたのです。
そうしたら、そのバイクのおっちゃんとオイラとがちょうどすれちがったその間を、オイラの後ろから黄色い軽自動車がスピードを出して走り抜けて行きやがんの。
こういうときはさ、徐行すべきなんじゃないの?
あーあ。
伊賀なんて、もう二度と来たくないよ。

忍者市って、いったい何なんだ。
もしかしたら、特殊部隊の訓練を市民全員に受けさせているってことか?
だからみんな、よそ者のオイラに対してひどい仕打ちばかりをするのかよ。
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上野市駅の近くにあった“だんじり会館”のみやげ物店で、ようやくカップ酒を入手。
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桑町駅から2時間半をかけて、伊賀上野駅へと戻ってまいりました。
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再びキハ120系に乗車。
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着いたのは、関駅。
東海道東海道五十三次のうち、47番目の宿場町があるところです。
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関駅すぐとなりには、道の駅があるのです。
そこへ行けば未知の酒に出会えるだろうと思い、訪問してみましたよ。
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でもね、この道の駅、お酒はいっさい置いていないんですって!
あーあ、またしても伊賀の忍者たちにやられたのでしょうか?

でも、ほとんどの人が車に乗ってやってくる道の駅としては、それが健全な姿なのかもしれませんね。
失意のうちに、道の駅で“亀山みそ焼きうどん”を食べて、帰ったとさ。
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みその味が効いていておいしい焼きうどんでした。
きっとビールに合うんじゃないかな。





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ところ変わって、岐阜の街。
金公園(こがねこうえん)に保存されている名鉄のモ510形に会いにやってきました。
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私が子どもの頃は、このモ510形が台枠丸出しのモ520形と組んで、丸に“急”(急行)の表示を掲げて岐阜から本揖斐や谷汲へと走っていたのでした。

新岐阜駅前の停留所で待っていて、この電車が到着したときに、ドアが開くと同時にこのステップがゆっくりと出てきていたことを思いだしましたよ。
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このモ510形は大正生まれですが、もしかしたらこの釣り合い梁バリバリの台車も大正期製の年代物でしょうか?
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そうそう!
この転クロに座って窓を開けるとさ、岐阜の涼しい風がふわっと吹いてきたんだよな。
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このモ510形ですが、保存状態はあまりよくないみたいです。
せめて屋根をつけてほしいところですね。
今の市長に頼んでも、きっと無理でしょうけれど。
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かつてモ510形が走っていた徹明町の通りを渡って、岐阜の高島屋へと向かいました。
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その高島屋の酒コーナーで、カップ酒を入手しましたよ。
信長と濃姫なのだとか。
なかなか面白いね。
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京阪電車の石山坂本線。
かつて同電車に乗っていたときに、「京阪ってさ、滋賀も走っているのに京阪だなんて、滋賀を無視しているよな。」って高校生が話していたことを思い出しましたよ。
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標準軌なのに、車体は狭い京阪石山坂本線。
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着いたのは、浜大津駅。
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浜大津駅には、大津絵が掲げられておりましたよ。
左の“鬼の寒念仏”については、かつてこちらで紹介しております。
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浜大津の駅前には、琵琶湖が広がっておりました。
ろくろ首もびっくりの琵琶湖フヒヒですからね。
(面積669km²、外周277km:水曜どうでしょうより)
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ガチョウでしょうか。
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サービス精神旺盛のようで、近寄ってきてくれましたよ。
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浜大津では、湖の駅で竹生嶋のカップ酒を入手しましたとさ。
湖の駅にはかつて訪問しておりますが、その際に残しておいたこのカップ酒を今回入手したわけです。
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奈良。
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興福寺の塔が見守る街並み、いい雰囲気です。
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小川又兵衛商店さんで、ビールをいただきます。
わんこに会いたかったのですが、残念ながらお昼寝中でした。
ここ小川又兵衛商店さんではこれまでにカップ酒をいくつか入手しております。
新たなカップ酒に出会えるのではないかと期待していたのですが、今回はかないませんでした。
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一方、なら泉勇齋さんでは、今井町(橿原市)に蔵を置く河合酒造さんのお酒をGET!
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なら泉勇齋さんへ来たら、買うだけではすまないのですよ。
大和のどぶを、一杯飲ませていただきました。
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ちょいと一杯のつもりでしたが、ついつい二杯目。
春鹿の四段仕込の純米酒もいただいてしまいましたよ。
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最後は静岡。
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志太泉(しだいづみ)の“にゃんかっぷ”はかつていただいておりますが、使用米が五百万石へと変わっておりましたので(かつては八反でした)、再度入手してみました。
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花の舞の山田錦純米吟醸はかつていただいておりますが、こちらは“light”なのだとか。
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静岡へ来たらね、そりゃ静岡おでんをいただかなければならぬのですよ。
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黒はんぺんはお約束でしょう。
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でもあたしゃ、この“白焼き”のほうが好きなんだな。
鱈のすり身を焼き固めてあるのだとか。
白身の風味が豊かな味わいに、ホロホロって崩れる食感がなんとも言えぬのです。
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この大根なんて真っ黒!
どんだけ煮込んであるのかな。
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このあと、静岡から熱海まで普通電車に乗って、静岡地獄を乗り越えました。
そして熱海から乗った東海道本線の普通電車では、グリーン車に乗って帰ったとさ。
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みちのくひとりの酒集め [旅]

【おことわり】
この記事には、ブログ筆者の自己満足のために記述が冗長になっている箇所がございます。
っていうか、そもそもこのブログ自体が自己満足そのものじゃないか!
読者の皆様におかれましては、もしつまらないとお思いでしたら、当該箇所を飛ばしてお読みいただきたく存じます。
なおこのことは、当該箇所の直前で再度お知らせいたします。




今回は、まだ梅雨明けしていない7月の三連休に、JR東日本の“三連休東日本・函館パス”を利用して出かけてまいりました。
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★☆一日目(2017年7月15日(土))★☆

まずは東京駅から。
はやぶさ(こまちを併結)45号新青森行に乗車。
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終点の新青森駅で下車。
東京駅からたった3時間ちょっとで、青森市内に着いてしまうんですよ。
すごい時代が来たもんだなこりゃ。
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乗り換えの合間を利用して、新青森駅のエキナカ(改札外)にある“あおもり旬味館”へと立ち寄ります。
ちょうど2年ぶりのご無沙汰でした。
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そのあおもり旬味館では、これらをGET!
ねぶたカップは、どうやら桃川本醸造カップのラベルちがいのようでした。
亀吉は絶賛売出中でしたので、つられて買ってしまいました。
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時刻はまだ朝の9時半。
でもでもでも!
あおもり旬味館に来たからにはね、自動試飲機を是が非でも試さねばならぬのですよ。
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選んだのは、喜久泉の吟冠吟醸酒。
“田酒”でおなじみの西田酒造店さんが造った吟醸酒でした。
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これ、深いね!
酸味は控えめですっぱくなく、うまみの深みが豊かです。
しかも辛口でキリッとしていて、後味がさっぱりしておりました。

今こうして記事を書いていて気がついたのですが、今回の旅でどうしてこのお酒を入手しなかったのかと悔やまれるところです。
まあでも、これでまた青森へ行く楽しみができたわけですよ。
この趣味を長く続ける秘訣は“採り尽くさないこと”にこそあると心得ておりますものでね。


朝から新青森駅でほろよい気分になったところで、次の目的地へと向かいます。

当初の予定では、9:40発の青森行普通列車に乗るつもりでした。
しかしこの列車は、奥羽本線内で発生した人身事故の影響で40遅れとのこと。
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それ故、先に到着する9:58発の青森行に乗車します。
ま、余裕を持って行程を計画しているので、この程度のことは全く問題がありません。
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新青森駅から一駅だけ乗って、着いたのは青森駅。
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駅前にある“アウガ”。
地上階にあった商業スペースはもぬけの殻ですが、地下には市場があるのです。
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その市場の中にあった酒店で、これらをGET!
下北半島はむつ市の“関乃井”(右から2つ目)を見つけることができました。
陸奥男山はかつていただいておりますが、ちがうデザインのカップ(いちばん左)を見つけてしまいました。
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この酒店には2年前に一度来ております。
しかしその際に採り尽くさなかったおかげで、こうして再訪の楽しみを味わえたというわけですよ。

この後、青森の市街地を2時間ほど歩き回ったのですが、成果はゼロでした。
まあでも、こればかりは実際に歩き回ってみないとわからないことですから、しかたがありません。

途中、青函連絡船八甲田丸のお姿を拝みつつ、
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駅そば(冷やしとろろそば)を胃袋へ流し込んで、
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青森駅から特急つがる4号秋田行(12:42発)に乗って、奥羽本線を南下したのでした。
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青森駅からつがる4号に2時間弱乗って、着いたのは東能代駅。
ここから能代の市街地を目指して歩きながら、途中にあるスーパーを潰して行きます。
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能代市は、いまを時めくこのお方の地元でした。
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能代での成果はこちら。
楽泉(左)も喜久水(右)も能代の地酒ですが、まことに残念ながら双方とも糖添でした。
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これらは能代とは関係ないお酒。
潟上市の太平山(左)も大館の北鹿(右)もこれまでにいくつかいただいておりますが、初見のお酒に心惹かれてしまったので入手しました。
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能代に来た一番の理由は、ここまで来れば山本さんの白瀑(しらたき)に出会うかもしれないと思ったからでした。
ですがカップ酒には全く出会わず(そもそも存在するのかどうかわかりません)、“白瀑”や“山本”の酒銘を掲げた少量瓶には出会うことがかないませんでした。
しかし、山本合名会社が世に送りだしてくださったこの“白神のめぐみ”なる特別純米酒に出会うことができましたよ。
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でもこのお酒、秋田駅でも販売されていたんだよな。

東能代駅から2時間ちょっと歩いて、五能線の能代駅へとたどり着きました。
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本日の酒集めはこれでおしまい。
中心市街地にあった食堂で、お食事をいただきます。

まずはビール。
この日は暑かったので、より一層おいしく感じました。
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選んだのは、しょうが焼定食。
お肉がとても柔らかくてジューシー。
しかも味付けがちょうどよく、おいしくいただきました。
それになによりも私としては、付け合せのトマト(地の物だそうです)がものすごくまいうーでうれしいところでした。
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ということで、ここ能代をキャンプ地といたしましたとさ。




★☆二日目(2017年7月16日(日))★☆


あーあ、雨が降っていやがんの。
でもいいんですよ。
だって、今日の目的地は、雨が降ってこその場所なのですから。
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いくら雨が降ってこそでも、竜巻は来てほしくないな。
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能代駅からは、6:42発の五能線東能代行124Dに乗車。
キハ40の単行でした。
先日、電気式気動車への置き換えが発表されましたね。
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この東能代行は、ここ能代駅から1駅だけしか走らない、いわゆる“チョン行”でした。
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能代駅から一駅だけ乗って、終点の東能代駅で下車。
東能代駅からは、6:51発の快速秋田行3620Mに乗車。
昨日に引き続き、奥羽本線を南下します。
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東能代駅から50分ほど乗って、着いたのは秋田駅。
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駅舎の窓から外を眺めると、雨がどしゃぶりになっていやがんの!
でもいいんです。
あたしゃ秋田駅では、外に出るつもりはいっさいございませんから。
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リゾートしらかみは、大雨の影響で運休だとさ。
三連休の中日なんだからさ、多くの人が楽しみにしていただろうに、残念だね。
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洪水警報まで出てやがんの!
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あたしゃ秋田駅の建物から一歩も外へ出ることなく、酒集めを開始いたします。
まずは、駅の売店でこれらを入手。
こちら久々の天の戸純米酒カップ(左)は、再飲のために入手しました。
髙清水の上撰(右)もかつていただいておりますが、紙カップのものを見つけて入手しました。
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秋田駅のエキナカ(改札外)“トピコ”は、朝8時に開店します。
開店と同時に乗り込んで、これらを入手いたしました。
太平山(左)は、本醸造のにごり酒でした。
まんさくの花特別純米酒カップは既出ですが、ラベルが紙から直接印刷へと変わっておりました。
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秋田駅での酒集めはこれでおしまい。
so-netブロガーのやまびこ3様が、「朝8時から飲める」と紹介なさっていた“あきたくらす”へ。
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朝の8時から飲めるなんて、そんな非常識なことがあり得るわけがありませんよね。
でも、やまびこ3様がまさかウソをおっしゃっているとも思い難いところです。

これはきっと、本当に朝8時から飲めるのかどうかを自分で確かめてみる必要があるということでしょう!

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本当に朝の8時から飲めました。
でも、お客は私一人だけ。
ゆったりとした気分で、天の戸の“Land of Water”なる純米吟醸生酒をいただきましたよ。
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フレッシュさがありますが、しつこくはありません。
軽い酸味もさわやかさを出すのにちょうどいい感じです。
また甘くないので、キリッとしています。
スイスイといけてしまう、まことにもって危険なお酒でした。


ほろ酔い気分になったところで、いよいよ本日の、いや今回の旅で最も楽しみにしている場所へと向かいます。
秋田駅からは、特急いなほ8号新潟行(9:15発)に乗車。
羽越本線を南下していきます。
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目的地が近づいてまいりましたよ!
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秋田駅から1時間弱乗って、着いたのは象潟(きさかた)駅。
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雨は降っておりましたが、小雨でした。

象潟駅から20分ちょっと歩いて、着いたのは道の駅象潟。
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まずは酒集め。
飛良泉の普通酒カップは既出ですが、再飲のために入手しました。
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飛良泉を買っちゃったら、そりゃ同じく鳥海山の恵みたる天壽由利正宗とも入手しなけりゃいけません罠(いずれも再飲のためです)。
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鳥海山の山バッジも買っちゃったりなんかしちゃったりして。
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【おことわり】
ここからしばらくの間は、ブログ筆者の自己満足のために記述が冗長になっております。
読者の皆様におかれましては、もしつまらないとお思いでしたら、《ここまでに引用した文献の出典》の箇所まで飛ばしてお読みいただきたく存じます。
ここまでだって冗長じゃないか!


道の駅象潟へ来たのは、酒集めのためだけではありません。
あたしゃここで、象潟の風景をぜひとも眺めてみたかったのです。

道の駅象潟の6階には展望スペースがあって、象潟の風景を眺めることができるのです。
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晴れている日にはこの方向に鳥海山が見えるはずなのですが、この日は完全に隠れてしまっておりました。
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よく見ると、田んぼの中に小高い山々が散在していることがわかります。
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全体の様子は、私の安物カメラでは一枚で捉えることが出来ませんでした。
それ故、道の駅象潟に掲示してあった写真をご覧下さい。
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この田んぼの中に小高い山々が散在する景色は、1804年に発生した地震で出来たと、一般的に言われているようです。
このことについて、文献では以下のように紹介されておりました。
 象潟はかつて、東西約1.5km、南北約5kmの入り江に大小100以上の島々が点在し、松島と並ぶ景勝地、歌枕の地として知られ、松尾芭蕉を始めとする文化人も多く訪れた場所であった。文化元年(1804)の大地震によって湖底が約1.8m隆起し、潟湖跡は新田開発により水田地帯となったが、島々はその後も保全され、昭和9年(1934)には103島が天然記念物に指定され現在も特徴的な景観が保全されている地域である。」(※1)

上記によれば、この象潟一帯が地震で隆起する前は潟湖潟湖、砂洲、砂嘴、陸繋島!(水曜どうでしょうより))すなわち海で、その海面に山々が散在していたわけです。
では、その山々は、いったいどのようにして形成されたのでしょうか?

下記文献の記述によれば、この山々を形成している土は、もともとは鳥海山のこの部分(東鳥海大爆裂火口)にあったもので、それが山体崩壊を起こして象潟まで流れてきたのだそうです。
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このことについて、文献では以下のように紹介されておりました。
 前述のように鳥海山は、火口湖鳥ノ海(鳥海湖)を中心とする西鳥海山と、その形成後に噴出した東鳥海山とに分けることができる、東鳥海山の形成はもっとも新しく、火山体の主要部分を形成後、大爆発によって山頂付近が飛散して北北西に開口する長径約3.5kmの馬蹄形の東鳥海火口を生じた。
(中略)
 東鳥海火口の形成は今からほぼ2,600年前(紀元前5世紀:ブログ筆者注記)の噴火によるもので、その際多量の火山泥流(岩屑流)物質を放出し、山麓に多くの泥流丘を形成した。」(※2)

 他方、大森山塊によって二分されて西方へ向かった泥流は、かつての谷間、すなわち現在の水岡・長岡・石名坂・狸森などを結ぶ線を通って象潟(羽越本線きさかた駅方面)へと流下した。これがいわゆる象潟泥流で、やはり旧海岸線を越えて扇状に広がり、海域時代の九十九島といわれた泥流丘を形成した。九十九島は、現在水田中に散在している。」(※3)

この記述を踏まえて、地図を見てみましょう。

“鳥海山”の文字の上側一帯がくぼんでいること(周りよりも黒いところ)がわかります。
ここが東鳥海火口でしょうか?



そのくぼんだ場所にあった土砂の一部(どうやら3方向へ流れたそうです)が下記地図のマーカーの方向へ流れて、象潟(“にかほ市”の文字辺り)の潟湖の海面上に山々を形成したわけですね。



ここまでのことを踏まえると、象潟における景観の形成過程はこういうことでしょう。
【1】象潟は、もとは平らな海(潟湖)だった。
    ↓
【2】紀元前5世紀に鳥海山が爆発し、流れ込んだ泥流が海面上に山々(泥流丘)を形成した。
    ↓
【3】1804年に地震が起きて隆起し、海面が地面となった。
    ↓
【4】山々を残して地面の部分だけが新田開発され、田んぼの中に山々が散在する今の景色となった。



またここ象潟は、松尾芭蕉が奥の細道で訪れた最北の地なのだそうです。

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元禄2年(1689年)ということは、芭蕉は上記【2】【3】との間、すなわち象潟がまだ潟湖で、海面上に山々が散在していたときに訪れているわけです。
その当時のものと思われる絵図が道の駅にありました。
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芭蕉は船に乗って象潟を散策し、次のような句を残しています。
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この句について、奥の細道では以下のようにとりあげられているそうです。

江の縦横(じゆうわう)一里ばかり、俤(おもかげ)松島に通(かよ)ひて、また(又)異(こと)なり。松島は笑うがごと(如)く、象潟は憾(うら)むがごとし。寂しさに悲しび(み)を加え(くはえ)て、地勢魂(たましひ)を悩(なや)ますに似たり。

象潟や雨に西施(せいし)がねぶの花」(※4)

この文と句とを、注釈では以下のように解説しておりました。

入江の縦横各一里ばかり、そのおもざしは松島に似通っていて、しかしまた違ったところがある。いわば松島は笑っているような明るさがあり、象潟は憂いに沈んでいるかのような感じだ。さらにいえば、寂しさの上に悲しみの感を加えて、その地のたたずまいは傷心の美女の俤(おもかげ)に似ている。

象潟は雨に朦朧とうちけぶり、その中からかの美人西施の憂いに目をとざした悩ましげな俤がそぞろに浮かんでくるような感じがされたが、西施の俤と見たは、実は岸べに茂るねむの花の雨にそぼぬれた姿であった。」(※5)

西施は「春秋時代の越の美女」で、その美しさは「越王勾践が呉に敗れて後、呉王夫差の許に献ぜられ、夫差は西施の色に溺れて国を傾けるに至った。」(※6)との伝説を持つほどだったそうです。
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(道の駅象潟にあった西施像です。)

また、「西施は胸に病を患っていたと伝えられており、胸を押さえて苦しむ姿もが、か弱く美しかったという。」(※7)とのこと。
それ故、上記(※5)の注釈のように、芭蕉はねぶ(合歓)の花が雨に濡れている様子、そしてその合歓の花が咲く雨の象潟の様子を、傷心の美女たる西施の憂いやか弱さにたとえているという解釈が、きっと成り立つのでしょう。

一方で、「和歌の用例ないし辞書の説明を再調査してみると、合歓の花は早くから、眠りを掛ける表現として用いられていることがわかる。」(※8)とし、「合歓の花が「眠る」という意味を有していることは、『万葉集』だけでなく俳諧においても確認される。」(※8)とともに、かつ「近世初期に当たって、合歓の花は和歌や俳諧において、言うまでもなく、眠る花であるという見立てによって表現されている。」(※9)ということを理由(のあくまでも一部)として、“西施がねぶの花”の部分は合歓の花を西施が眠っている様子にたとえたものと解釈する説もあるそうです。


ここでブレイク。
腹が減ったので、冷たい象潟うどん(ギバサ入り)をいただきましたよ。
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お腹も心も満たされたところで、象潟を散策してみることにいたしました。

道路の脇にはねむの木が生えておりましたが、ねぶの花は咲いておりませんでした。
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羽越本線の踏切を渡って、松並木の奥を目指します。
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ここにあるのは“蚶満寺(かんまんじ)”です。
仁寿3年(853)に比叡山延暦寺の慈覚大師円仁が開山したと伝わる古刹。」(※10)なのだそうです。
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立派な山門は、江戸時代中期の作だとか。
もしかしたら、芭蕉もここを歩いたのでしょうか?
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本堂は、木々に覆われておりました。
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本堂の脇には鐘楼があり、その隣にはなぜか芭蕉の木が植えられておりました。
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舟つなぎの石。
ここはかつて舟着場で、象潟がまだ海だった頃には、人々がここから舟で象潟の散策に出かけたのだとか。
もしかしたら、芭蕉もここから舟で出かけたのでしょうか?
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舟つなぎの石の目の前には、小さな山が一つありました。
当時の観光客にとっては、この山が最初のアトラクションだったのかもしれませんね。
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蚶満寺の境内で、“閑院宮殿下御臨啓紀念櫻”と書かれた碑を見つけました。
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いまはもう桜はなくなってしまったそうですが、そんなことはどうでもよいのです。
なぜならば、この碑こそが、蚶満寺と閑院宮家との関係のみならず、かつて蚶満寺が象潟の景観保全に尽力したことを示す手がかりとなると言っても過言ではないからなのです。

上記【4】の新田開発の際には、この地方を治めていた本荘藩は、山々をすべて取り崩して平らにしようとしたそうです。
しかしそれを、当時象潟の景観を保全管理していた蚶満寺が中心となって阻止したのだとか。
上記で引用した文献では、このことを以下のように紹介されておりました。

 明和3年(1766)年には、蚶満寺を象潟保全の責任者とする通達が藩から出されている。これには(中略)生い茂った多年生の雑草や畑地などによって島の荒れ地が多くなっている状況が書かれている。(中略)つまり、「勝地」(景勝地)である象潟の荒地化を藩が危惧していることがわかる。」(※11)

 象潟大地震によって潟湖全体が隆起して陸地となったため、文化7年(1810)以降、潟跡の北側から、藩の責任者鎌田藤ェ門、商人近江屋次郎ェ門、工事担当者工藤伝作を中心として本荘藩、汐越町人、百姓によって島を削る形で新田開発が進められた。
 潟跡の新田開発に対し、明和3年(1776)の通達以来象潟保全の責任を担ってきた、蚶満寺住職覚林が、藩へ象潟保全を求めた。
(中略)
さらに覚林は閑院宮家の支持を取り付け、蚶満寺を閑院宮家の御祈願所とすることで藩に景観保全を求めた。宮家が象潟保全を求めたため、藩主導の新田開発は中止され、町人請負水田として新田開発が進められた。その結果、島が点在する現在の象潟の原型が作られた。」(※12)

藩主導の新田開発を止めさせるために、宮家のご威光をうまく利用したのですね。
しかしそれも、慈覚大師が創建した名刹だったからこそなし得た、まさに大~、どんでん返し(ねるとん紅鯨団より)ですね。


最後に、境内にあった西施像と芭蕉像とを拝みつつ、蚶満寺を後にしたのでした。
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来るときに渡った踏切で待っていると、EF510形514号機が引く貨物列車がやってまいりました。
JR貨物に身売りさせられても、元気そうでした。
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《ここまでに引用した文献の出典》
(※1)佐々木祐介・三宅諭『象潟の景観形成過程と保全に関する研究』p.251(農村計画学会誌 25巻論文特集号 p251-256 2006.12 農村計画学会)
(※2)村山磐『鳥海山の火山噴出物と象潟の地形との関係』p.453(東北学院大学東北文化研究所紀要 10号(東北学院大学東北文化研究所創立十周年記念号)p454-449 1979.3 東北学院大学東北文化研究所)
(※3)(※2)p.452
(※4)穎原退蔵・尾形仂訳注『新版おくのほそ道』p.47(2003.3 角川ソフィア文庫16)
(※5)(※4)p.126
(※6)広辞苑 第五版(電子辞書)
(※7)松本実可『『おくのほそ道』における「美人」論』p.116(国文目白 53号(熊坂敦子名誉教授 田中功名誉教授 追悼号) p.115-122 2014.2 日本女子大学国語国文学会)
(※8)黄佳慧『「象潟や雨に西施がねぶの花」における西施像』p.4(連歌俳諧研究 122号 p.1-12 2012.3 俳文学会)
(※9)(※8)p.9
(※10)『楽楽 東北1 東北』p.113(2012.7 JTBパブリッシング)
(※11)(※1)p.252
(※12)(※1)p.253-254




あー気が済んだ気が済んだ!
奥の細道をきっかけとして、今回は雨降る象潟を堪能させていただくことができましたよ。
でも、やっぱり次は晴れた日に来たいな。

気が済んだところで、象潟駅から13:16発の羽越本線酒田行普通542Mに乗車。
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どしゃぶりの中を走って行きます。
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酒田駅で、14:00発の陸羽西線快速最上川号新庄行に乗り換え。
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前面展望を試みましたが、大雨で何も見えやしない。
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どしゃぶりを
集めてにごっちゃったぜ
最上川
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快速最上川号を終点新庄駅まで乗車。
新庄駅での乗り換え時に売店を覗いて、澤正宗の純米カップ(再飲です)を入手。
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新庄駅からは、山形新幹線つばさ150号に乗車。
普通列車で行きたいところでしたが、次の発車時刻まで一時間以上もあったことから、しかたがなく新幹線(と言っても実は在来線の特急)に乗車しました。
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新庄駅から1時間ちょっと乗って、着いたのは山形駅。
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これは前から気になっていた看板なのですが、“養蛇所”っていったいどんなところなのでしょうね。
愛玩用(ペット)か、それとも食用(あるいは薬用?)なのでしょうか?
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山形へ着たら、決してはずせないのが居酒屋伝七さん。
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楽しみにしていた岩がきがあるみたいです。
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これはじゅんさいともずくの酢の物。
さわやかでした。
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このちょっとピリ辛の和え物には、“コリンキー”なる、生食用のかぼちゃを使ってあるのだとか。
黄色いやつがそれです。
歯ごたえがとてもよくて、クセのないおいしいかぼちゃでした。
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うどと、細い竹(名前を忘れてしまいました)の煮物。
こういう山の恵みを使った煮物がうれしいワタクシでございます。
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そして山菜の女王と称される“しおで”。
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これらと合わせたのが、羽前桜川の辛口。
糖類酸味料フル添加なのに、なぜかおいしいふしぎなお酒。
今日はひや(常温)でいただきます。
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特大サイズの茄子田楽。
味噌に干しエビとくるみとが入っているところがニクイね。
これはついつい酒がすすみ過ぎてしまう危険な一品でしたよ。
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ここで岩ガキが出てきたのですが、写真を撮ることを忘れて食べてしまいましたよ。
岩ガキは磯臭さや生臭さゼロで、とてもおいしくいただくことができました。
あたしゃ海のもの、特に磯臭いものが苦手なのですが、この岩ガキはそんな私を虜にしてしまいました。


二杯目は、山川光男の2017なつ。
形正宗、楯の、東、(羽陽)山の四蔵が共同で醸造したお酒です。
名前の山川光男は、上記四蔵から一文字ずつ取ったのだとか。
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共同醸造といっても、四蔵で一緒に造っているわけではないようです。
この山川光男は東光製ですが、どうやら造りの過程に他の蔵も何らかの形で関与しているみたいです。
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このことは、「2月に販売した「山川光男2017ふゆ」は、東光さんと男山さんでつくった麹を山形正宗に持ってきて醸造する方法を採りました。」という記述からも推測できると思います。
(月刊山形ゼロ・ニィ・サン 2017年3月号(通巻203号) p.48 2017.2 株式会社アサヒマーケティング)

この山川光男はフルーティーで、酸味が効いておりました。
また度数が13度とやや低めなので、口当たりよくいただくことができました。
ただね、オイラにはちょっと物足りないかな。

お料理はまだまだ出てまいります。
これは鰆のホイル焼。
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チーズケーキの上に自家製さくらんぼジャムを乗せたデザート。
出てきたときから香り高い一品でした。
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三杯目は、満を持しての東北泉。
今日は美山錦で造られた純米吟醸酒でした。
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美山錦らしいさっぱりさとキレのよさとがあるものの、東北泉らしいうまみをしっかりと感じ取ることができましたよ。

最後のお料理は、山形牛と山菜の汁。
アカミズがしゃきしゃきでまいうー!
でもね、ここまで出てきたお料理の量が多くてお腹いっぱいになってしまい、残念ながら全部食べきることができませんでした。
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伝七さん、毎度のことながら堪能させていただきました。


ということで、ここ山形を二日目のキャンプ地とさせていただきました。




★☆三日目(2017年7月17日(月祝))★☆

三日目の朝。
すっかり晴れておりました。
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山形駅から、6:30発の奥羽本線福島行普通420Mに乗車。
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赤湯駅で、7:44発山形鉄道フラワー長井線203Dに乗り換え。
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山形鉄道は三連休東日本・函館パスでは乗車できませんので、切符を買いましたよ。
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赤湯駅から5駅乗って、
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今泉駅で、米坂線羽前椿行1127Dに乗り換え。
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今泉駅から2駅目の終点、羽前椿駅で下車。
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ここから目的地を目指します。


置賜白川なる川がありましたが、白川どころか濁っておりました。
きっと、昨日降った雨のせいでしょう。
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道端にて、ワラビらしきシダ植物を発見。
先っぽがくるくると丸まっているやつって、ワラビですよね?
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羽前椿駅から20分ほど歩いて、やってきたのは道の駅いいで。
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入口では、米沢牛の像がお出迎え。
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そりゃ多くの人は牛肉が好きだろうけれど、食べられてしまう側の牛は果たして本当に人間が好きなのかな?

開店の時刻(9時)まで少し時間があったことから、さくらんぼソフトクリームをいただきながら待つことにいたしましたよ。
甘酸っぱくておいしいソフトクリームでした。
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道の駅いいででは、これらをGET!
樽平の純米大吟醸(左)と、羽前桜川の激辛普通酒(右)。
いずれも初見のお酒でした。
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羽前桜川は170円なのに、樽平は620円もしやがんの。
たぶん今までにいただいたカップ酒の中で最高値でしょう。
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目的を果たしたところで、羽前椿駅へ戻りました。
しかし、なぜか不思議なことに、晴れているのに雨が降ってきやがんの。
最後の最後までいやがらせかよ!
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羽前椿駅からは、10:51発の快速べにばな号米沢行(米坂線内は各駅停車)に乗車。
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座席が空いていなかったことから、しかたがなく前面かぶりつきで過ごすことにいたしましたよ。
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羽前椿駅から40分ほど乗って、終点の米沢駅で下車。
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米沢駅の売店で、東光の精撰本醸造をGET!
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東光は、かつては精撰は普通酒(糖類添加なし、酸味料添加あり)で、上撰が本醸造でした。
しかし、米沢駅の近くにあったスーパーの酒コーナーを覗いてみたところ、どうやら精撰は本醸造に、そして上撰は純米酒へと変わったみたいでした。


今回の旅での酒集めはこれですべておしまい。
米沢へ来たからには、最後の〆はやっぱりこれでしょう。
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まずはビール。
冷え冷えでまいうー!
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そしていただいたのは、米沢牛丼。
ファーストフードの牛丼と比べて、約3~4杯分のお値段です。
お肉がものすごくやわらかくて味わい深く、とてもおいしい牛丼でした。
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ですがね、この牛丼、あたしゃあまりおすすめできませんよ。
だって、これを食べたらね、ほかの牛丼を食べることができなくなってしまいそうですから。
まるで磯田園のお茶みたいな牛丼でした。

(公式動画のようですから、ここで紹介しても問題ないでしょう。)


お腹も心も満たされたところで、米沢駅から山形新幹線に乗って帰ったとさ。
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以上、カップ酒16個(再度購入5個)、一合瓶2本、300ml瓶4本の旅でした。

羽越本線と越後線とでの酒集め [旅]

もうすぐ、梅雨に入りますよね。
梅雨に入ると、雨が降りますよね。
雨が降ると、外を歩き回って酒集めをすることが難しくなりますよね。

そこで、JR東日本の週末パスを使って(フリー区間外は乗車券を購入して)、梅雨に入る前に出かけてまいりましたよ。


今回は、事前に調査した結果に基づいて、「ここへ行けばこの酒がある!」という場所を選びました。
それ故、狙っていたお酒を狙いどおりに入手することはできたものの、数を稼ぐことはできませんでした。



★☆一日目(6/3(土))★☆


まずは、東京駅から上越新幹線とき301号新潟行に乗車。
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新潟駅で、特急いなほ1号秋田行に乗り換え。
これに乗って、羽越本線を北上します。
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梅雨を避けたはずだったのに、雨が降ってやがる。
海なんか、大荒れでやんの。
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新潟駅からいなほ1号に2時間ほど乗って、余目駅(山形県東田川郡庄内町)で下車。
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余目駅の周辺ではかつて酒集めをしておりますので、今回は徘徊いたしません。
余目駅からは、予定どおりタクシーに乗って目的地を目指します。
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タクシーに15分ほど(2,220円)乗って、着いたのは山形県酒田市の松山地区。



松山地区には、松山城跡がありましたよ。
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城跡といっても、天守や櫓はありませんでした。
この城跡がある場所は最近まで学校の敷地として利用されていたものの、その学校が移転したことを契機として歴史公園として整備されたのだとか。
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この大手門は、どうやら他所から移築されたもののようでした。
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松山文化伝承館なる施設もありましたが、この後の予定があったことから、見学は辞退させていただきました。
じゃなくて有料だったからだろ!
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それにしてもこの松山地区、歩いていても人にまったく会いやしない。
車は通るんですけれどね。
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ここ松山には、“松嶺の富士”を造る松山酒造さんがあるのです。
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その松山酒造さんの近くにあったスーパーでは、松嶺の富士のカップ酒をGet!
しかも純米でしたよ。
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こちらはカップ酒とは別の店で見つけた、松嶺の富士の本醸造300ml瓶。
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酒集めを終えて、松嶺本町バス停からバスに乗って移動します。
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乗るのは、11:35発のバス。
本日(土曜日)の最終便でした。
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前面展望イェ~イ!
ガキか!
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このバス、なんと料金表示装置が手動でしたよ。
バス停を通過するたびに、運転手さんが一枚ずつめくっておられました。
上に付いているつまみを左右に動かすだけで一枚ずつめくれるというハイテクノロジーでした。
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バスは最上川に沿って走って行きます。
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バスに20分弱乗って、砂越駅前にて下車。
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砂越駅からは、羽越本線の酒田行キハ110系ディーゼルカー(陸羽西線から来たやつ)に乗車。
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酒田駅で、秋田行の701系電車に乗り換え。
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前面展望イェ~イ!
バカじゃないの!
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砂越駅から4つ目の南鳥海駅にて下車。
ここから東へ歩いて、山形県酒田市の“八幡地区”を目指します。
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南鳥海と言うくらいですから、駅の北側には鳥海山が見えるはずなのです。
しかしこの日は雲に覆われていて、見えませんでした。
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一本道をひたすら歩いていくうちに次第に南風が強くなり、しかも横殴りの雨が降って、オイラの体の右側だけを濡らしてきやがる。
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自分が地図で選んだ道が田んぼのなかのあぜ道だったとわかると、不思議と心細くなってまいります。
でもきっと、これも雨が降っているせいでしょう。
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写真では路面が乾いていて、雨は降っていないみたいに見えています。
しかし、南風がビュービューと吹き続ける中で、雨は突然にバーッと降ってパッと止むのを繰り返していたことから、路面が濡れないのです。
まるで拷問を受けているかのような状況の中を、ひたすら耐えて歩いて行きます。
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暴風雨の中を南鳥海駅からおよそ1時間かけて、八幡地区へ到着いたしました。



その八幡地区には、“麓井(ふもとい)”を作る麓井酒造さんがあるのです。
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その麓井酒造さんの近くにあった由松酒店さんで、麓井のカップ酒(左)をGet!
東北泉の本醸造カップ(右:これは他所で入手したものです)は既出ですが、再度入手しました。
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麓井の冷用吟醸(左)と普通酒300ml瓶(右)も、由松酒店さんで入手しました。
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当初の予定では、八幡地区をしばらく散策したのち、再び歩いて南鳥海駅へ戻るつもりでした。
しかし、暴風雨が往路よりもさらにひどくなってきて、歩いて戻ることのみならず、散策することさえも難しくなってしまったのです。
いったい、何のために梅雨時を避けて出かけてきたのかわかりゃしない。

そこで散策を断念するとともに、この日二度目のタクシー利用(1,930円)で南鳥海駅へ戻ることにいたしましたよ。
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歩けば一時間以上かかる道のりを、タクシーで15分もかけずに南鳥海駅へ戻ってきてしまいました。
到着時刻は14:52。
タクシーに乗ったことで、当初の予定よりも一時間半も早く到着してしまったのです。
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予定が早まっても、電車の到着時刻を早めてもらうことはできません。
乗る予定だった16:58発の酒田行が来るまでは、まだ2時間以上もあったのです。
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南鳥海駅で2時間待っていてもよかったのですが、この駅舎には入口に扉がなく、風が駅舎の中まで吹き込んでくるのです。
しかもこの日は気温が10度台前半と寒く、歩いていれば問題はないものの、シャツ一枚の姿で2時間ものあいだをじっと座って過ごすことに危険すら感じるほどでした。

ふと時刻表を見ると、反対方向の秋田行は15:46発と、1時間もしないうちに到着することに気づきました。
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このとき私は、かつて南鳥海駅の一駅隣にある遊佐駅で、遊佐カレーを食べたことを思い出したのです。
そして、「秋田行に乗って次の遊佐駅まで行って、遊佐駅にある遊佐カレーのお店でホットコーヒーをいただきながら次の酒田行電車を待とう!」と目論んで、南鳥海駅から秋田行電車に乗って、一駅隣の遊佐駅へ向かったのでした。
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ほーら遊佐カレーのお店があった!
あれ?、でも誰もいない。
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万事休す。
下手の考え、休むに似たり。
なんと横須賀へ出張中でした。
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でもでもでも!

転んでも
ただでは起きぬ
よっぱらい。

遊佐駅の近くにあったスーパーで、杉勇の普通酒300ml瓶をGet!
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遊佐カレーのお店はお休みでしたが、遊佐駅の待合室には暖房が入っていて、南鳥海駅のそれとは天と地との差ほどでした。
おかげてうとうとしながら電車を待つことができましたよ。

遊佐駅からは、酒田行の普通電車に乗車。
当初予定していた行程では、この電車に南鳥海駅から乗るはずでした。
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酒田駅で、新津行の架線下DCに乗り換え。
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着いたのは、鶴岡駅。
本日の宿泊地です。
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いつもならば、ここで街へ繰り出すところです。
でもこの日は雨が降っていたことと、それにタクシーに2度も乗ってお金を使ってしまったことから、断念いたしました。

駅のコンビニでおにぎりとサンドイッチを買って、ビールを飲みながらホテルの部屋で過ごしたとさ。




★☆二日目(6/4(日))★☆


鶴岡駅から、いなほ4号に乗車。
前日に来た道を戻ります。
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この日は朝から雨。
梅雨を避けた意味がまったくありゃしない。
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鶴岡駅から1時間ほど乗って、村上駅で下車。
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新潟県最北の街である村上には〆張鶴があるだろうと予想して下車したのですが、いなほ号を降りてすぐに駅のコンビニで見つけてしまいました。
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昔ながらの街並みが整備された場所にあった田村酒店さん。
ここでは、〆張鶴と大洋盛とのお燗瓶(両脇)を見つけました。
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街中を2時間半ほど歩いていたところ、抹茶をいただけるお茶屋さんを発見。
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立派な座敷に通していただいちゃいました。
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その座敷には、ここ村上が新潟県の一部であることを思い出させてくれるような絵が掛けられておりましたよ。
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庭も風情があっていい感じ。
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その庭にいたにゃんこもかわいくていい感じ。
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さすがお茶屋さんが出すものだけあって、とてもおいしい抹茶でした。
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村上駅からは、羽越本線の新潟行き普通電車に乗車。
新型のE129系でした。
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旅が終盤にさしかかるにつれて、雨が止んできやがるといういやがらせ。
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村上駅から1時間10分ほど乗って、終点の新潟駅で越後線の内野行普通電車に乗りかえ。
これまたE129系でした。
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今回の旅では、新潟県内で乗った普通電車はみなE129系でした。
115系には、越後線内で一度だけすれちがったのみ。
新潟にあれほどたくさんいた115系ですが、E129系の投入が進んですっかり姿を消してしまったようでしたよ。

越後線に新潟駅から20分ほど乗って、内野駅で下車。
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駅前には、遠藤実の碑がありましたよ。
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内野駅へやって来た理由はただ一つ!
ここ“やしち酒店”さんで、お目当ての品を入手することのみ。
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お目当てにしていたのは、わが憧れの鶴の友(中央)。
元祖“寒梅”、じゃなくて越乃寒梅の300mlもみつけたので、入手してしまいました。
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これで今回の徘徊は終了。
終わったと決まると晴れてきやがるいやがらせ。
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内野駅から越後線の普通電車に乗って、新潟駅へと戻ります。
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新潟駅の売店では、今代司の五郎を入手。
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新潟駅へ来たならば、ぽんしゅ館へ立ち寄らねばなりませぬ。
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あたしゃ越後湯沢駅のぽんしゅ館には何度か立ち寄っているのですが、新潟駅のここを訪問するのははじめてでした。

ここはカップ酒の取り揃えが豊富でした。
いろいろと入手してやろうかと思ったのですが、とりあえず今回は新鮮だった3種類だけにしておきましたよ。
この趣味を長く続けるためには、採り尽さないことが肝要と心得ておりますもので。
新潟駅のぽんしゅ館とは、今後長い付き合いとなりそうな予感がします。
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買うべきものを買ったら、そりゃ飲むべきほうも飲みまっせ!
ぽんしゅ館には、新潟中の地酒を試飲できる自動試飲機があるのです。
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500円で5杯飲めますので、以下のものを選びましたよ。
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試飲しちゃったら、そりゃもっともっと飲みたくなってしまいます罠。
近くにあった居酒屋へ入って”サビ猫ロック赤サビ”なるお酒を、名前だけで選んでしまいました。
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これはお通しで選んだトマトですが、こんなに味が濃くて甘いトマトを食べたのは、あたしゃ初めてでしたよ!
うちの近所にあるスーパーで販売されているやつとはぜんぜんちがう、一個でお酒を二杯くらい飲めちゃいそうなおいしいトマトでした。。
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空豆って、ゆでるとオイニーがツイキーなことが少なからずありますが、焼くとまったくにおわないんですね!
はじめて知りましたよ。
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これは新潟名物の栃尾揚げ(ハーフ)。
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飲み食いして満足したのちに、改札口近くの店で越後鶴亀の一合瓶を入手して、
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上越新幹線Maxときに乗って帰ったとさ。
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このオール二階建て新幹線Max(E4系)って、2020年度末までに引退することが決まりましたね。
後継は二階建てではないE7系なのだとか。
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今回は、あえて1階席を選んでみました。
上越新幹線なんてどうせトンネルばっかりでほとんど地下鉄みたいなものですから、2階席に座っても車窓からの景色を期待することはほとんどできませんしね。
っていうか、景色なんか見ずにずっと寝てたじゃないか!
それに、このホームすれすれの座席位置を、(在来線普通列車のグリーン車ではなくて)新幹線で体感しておきたかったのですよ。
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以上、カップ酒8個(再入手1)、一合瓶3本、300ml瓶8本の旅でした。

筑後国での酒集め [旅]

九州屈指の銘醸地である“城島(じょうじま)”
文献では、以下のように紹介されておりました。

 「城島」は、九州の酒造界において、明治初頭から急速に成長して、特異な酒造団地を形成してきた。
 福岡県三潴郡城島町を核とし、大川市・三潴町など町村合併前の旧三潴郡下の酒造業者は、かつて其の酒造所を「筑後城島郷」と表記し、現在も「城島酒」として市場に送り出している。
 この「城島」は北は筑後川を挟んで佐賀県に対し、南は九州山脈の北端迄広がる筑後平野がひらけ、東は久留米市に隣接し、西は大川市を経て有明海に連なるという、所謂、筑紫平野の中心に位置している。
(實藤久光他4名『城島の酒造り』p.354(日本釀造協會雜誌82巻5号p.354-359 1987.5))



今日でも、城島には蔵元が9軒あるのだとか。
今回は、その城島を含んでいる福岡県の筑後地方(旧筑後国域)で酒集めをしてみました。

といっても、上記の地図をご覧いただくとわかるとおり、城島には鉄道が通っておりません。
それ故、車に乗らないワタクシにとっては、城島へ直接に向かうことはいささか骨の折れることとなってしまいます。
そこで今回は、城島からちょっと離れたところを走っている西日本鉄道(西鉄)の天神大牟田線を使って、酒集めをして見ました。



★☆一日目(5/13(土))★☆

まずは成田空港から。
6:00発のJetstar福岡行に乗りましたよ。
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飛行機がお好きな皆さんのブログを拝読させていただくと、窓から見える地上の景色を写真で紹介なさっていらっしゃることが少なからずありますね。
たとえば、富士山がとてもきれいに見えたりとか。

でもね、あたしゃこのブログをはじめてから飛行機に3回乗りましたが、きれいな景色なんか一度も見たことがありませんよ。
毎回毎回見えるのは、冷蔵庫の裏を久しぶりに掃除したときに出でくるホコリみたいな雲ばっかり!
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それでも着陸の直前に、海ノ中道と志賀島とが見えましたよ。
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福岡空港には、定刻どおり到着いたしました。
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福岡空港からは、福岡市営地下鉄空港線の快速西唐津行に乗車。
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5駅乗って天神駅で下車し、やってきたのは西鉄福岡(天神)駅。
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西鉄福岡(天神)駅からは、天神大牟田線の特急大牟田行に乗車。
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私としては意外だったのですが、天神大牟田線は久留米までは複線でしたが、久留米から先の区間には単線の箇所がところどころにあったのですね。
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このことについて手元にあった文献をあたってみたところ、以下のような記述を見つけました。
要するに、久留米以南の開業免許は元々別会社が保有していて、それが単線での免許だったことから、その会社を合併させても単線のまま建設せざるを得なかったということでしょうか?

 現在の西鉄大牟田線は、九州鉄道が経営していた路線を受け継いできたものである。その九州鉄道が、福岡-久留米間三八・八キロメートルを複線で、しかも一五〇〇ボルトの電気軌道として開業したのは、大正一三(一九二四)年四月一二日のことであった。しかし、久留米以南の路線の開業は複雑で、ずっと後のことになる。久留米から大牟田への延伸には、路線免許をもっていたり、すでに部分的に開業したりしている他社との合併が必要であったからである。
(佐藤博之・浅香勝輔『民営鉄道の歴史がある景観Ⅱ』p.48-50(1988.7 古今書院))

 こうした大川鉄道の経緯とは別に、九州鉄道としては、昭和七(一九三二)年一二月二八日に久留米-津福間を開業させ、南進策を一段と前身させている。そうした経営の行き着く先として、さきに柳河(現・柳川)-大牟田間の工事に着手していた大川鉄道の合併に踏み切った。昭和一二(一九三七)年六月二二日のことで、同年一〇年(原文ママ;一〇月の誤りか?)一日には、九州鉄道は津福-柳河(現・柳川)間を開通させ、すでに大川鉄道が着工していた柳河(現・柳川)-大牟田間に接続させることに成功した。
(同p.53-54)


いかんいかん。
このブログは酒ブログです。
話が酒からそれてしまいました。

西鉄福岡(天神)駅から6駅、50分弱乗って、着いたのは西鉄柳川駅。
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ここ柳川を端緒として、ここまで特急で乗ってきた西鉄天神大牟田線の沿線を、徒歩と普通電車とで少しずつ戻りながら酒集めをいたしました。

まずは西鉄柳川駅の東側にあるスーパーを攻めるべく、川沿いに歩いて行きます。
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そこでの成果はこちら。
八女の喜多屋2種をGet!
でもこれらは、今回の旅でもっとも頻繁に出会ったお酒でした。
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駅の西側へ回ってまいりました。
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鷹正宗トップテンは都内でもときどき見かける激安三増酒(なんと税込108円)ですが、入手してしまいました。
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柳川の街中には、水路がたくさんありましたよ。
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船に乗って川下りなんかもできちゃったりなんかしちゃったりして。
でも、船の上から聞こえてきたのは、日本海をはさんだ向こう側にある国の言葉ばかりでした。
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船着場まで歩いてまいりました。
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その船着場の近くにあったみやげ物店の軒先で、かわいいにゃんこを発見!
前足で顔を隠して寝てんの。
しかも警戒心ゼロで、近寄っても起きませんでした。
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船着場の近くにあった酒屋さんで、これらをGet!
繁桝お燗瓶(左)は普通酒(糖添なし)。
若波(中)は、城島の隣の大川に蔵を置く蔵元さんのお酒。
比翼鶴(右)の純米吟醸カップは、正真正銘の城島酒でした。
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これも城島酒。
有薫の原酒(普通酒)は、オンザロックで飲めとのことでした。
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柳川の街を2時間半ほど散策したのち、西鉄柳川駅から甘木行の普通電車に乗車。
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3駅乗って、八丁牟田(はっちょうむた)駅で下車。
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あれ?
九州って、お米がもうこんなに育ってんの?
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と思ったのですが、米ではなくて、どうやら小麦のようでした。
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“道の駅おおき”へやってまいりました。
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ここでは城島酒の普通酒カップを2種類Get!
比翼鶴(左)と旭菊(右)。
旭菊のほうは、糖添でした。
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道の駅とイオン(成果なし)とに立ち寄ったのち、西鉄天神大牟田線沿いに歩いて、次の駅を目指しました。
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ですが、ここで道に迷ってしまいました。
線路沿いの道が途切れてしまったのです。
地図を見ても駅へ向かう広い通りが見当たらず、しかもとても細い道が網の目のように掲載されていて、どれが実際にどの道に該当するのか判断できないほどだったのです。



そんなとき、水路で釣りをしていた中学生(たぶん)の男子に出会って道を尋ねてみたところ、なんと次の駅まで連れていってくれましたよ。
彼は自転車に乗って私を先導してくれたのですが、「ここって人ん家の中なんじゃないの?」って思うような細い道を巧みに選択して、最短で次の駅まで案内してくれたのでした。

私は、この趣味は自分で判断して自分で行動する“孤独な戦い”だと勝手に思っていたのですが、そんな中で人の親切に触れることができました。
中学生(たぶん)の男子よ、ありがどう!


そのようにして、八丁牟田駅から大溝駅までなんとか歩いてまいりました。
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大溝駅からは、再び甘木行の普通電車に乗車。
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3駅乗って、着いたのは大善寺駅。
駅舎を撮影することを失念してしまいましたことをお詫び申し上げます。
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大善寺駅から少し歩いたところで、古墳を発見しました。
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はい、これが古墳。
ていうか、森だなこりゃ。
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これが周濠の跡なのだとか。
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空から見ると、形がよくわかるみたいです。
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大善寺駅から2時間かけて、2つ先の津福駅に辿り着きました。
しかし、この間の成果はゼロ。
こればかりは歩いてみなければわからないことですので、しかたがありません。
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津福駅からは、西鉄福岡(天神)行の普通電車に乗車。
来たのは5000形でしたよ!
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あたしゃ子どもの頃の愛読書がコロタン文庫の『私鉄全(オール)百科』だったのですが、その本でこの西鉄5000形の写真をはじめて見たときに、左右非対称で配置されている正面窓形状の斬新さに衝撃を受けましたよ。

津福駅から2駅乗って、花畑駅で下車。
西鉄久留米駅の一つ手前で降りて、天神大牟田線の東側にある久留米市内のスーパーを攻めてやろうという算段でした。
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花畑駅というだけあって、駅の近くでは花が咲いておりましたよ。
っていうか、このアツミゲシ(パパヴェル・セティゲルム・ディーシー)って、咲かせちゃダメな花やないか~い!(あへん法3条1号、同4条)
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あやしい花を見つけることはできましたが、残念ながら肝腎の城島酒はここでも皆無。
ですが、大善寺-津福間に引きつづきここでも成果ゼロってのは癪だったので、こんなものを買ってしまいました。
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白岳は清酒ではなく、熊本の球磨焼酎です。
関東地方ではなかなかお目にかかれない200mlペットカップを見つけて、ついつい手を出してしまいました。
このブログではこれまで焼酎を対象としておりませんでしたが、これを機に少しずつ手を出してみようと思います。

これは白鶴の純米酒。
言わずと知れた灘の酒ですが、初見だったことから購入してしまいました。
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最後に立ち寄った酒屋さんでは、繁桝のカップ酒を見つけました。
ですがこのカップ酒、なんと糖添三増酒でした。
石鎚もそうでしたが、繁桝よ、お前もか!
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こうして、西鉄久留米駅に到着し、今日の酒集めを終えたのでした。
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酒集めを終えたら、そりゃ街に繰り出して飲むしかありません罠。
この日は、“文化街 さくら屋”さんにお世話になりました。
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まずはとりビー。
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お通しは、ワラビでした。
これがまたシャキシャキでおいしいこと!
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とりビーをすぐに空けて、酒だ酒だ!
若波の純米酒を選びました。
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うまみがしっかりしていて飲み応えのあるおいしいお酒でした。

おでんも味がしみていてまいうー!
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二杯目は、比翼鶴の純米酒。
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これは酸味が効いていて、食事と合うおいしいお酒でした。

酒盗やワラスボの干物と、これがまたよく合うこと。
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にごり酒があるとのことで、月の桂を選びました。
伏見の酒かと思ったのですが、福岡県小郡市の蔵元さんが造ったお酒でした。
ですがこのにごり酒、誠に残念ながら糖添三増酒でした。
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最後に、大刀洗町の三井の寿で〆て、お店を後にしたのでした。
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日本酒専門店だけあって店員さんが福岡のお酒事情に詳しく、いろいろと教えていただきました。
文化街さくら屋さん、堪能させていただきました。


行きに来た道を戻ろうとしたところ、とんこつスープの香りが漂ってまいりました。
ふと見ると、大通りの歩道上にラーメンの屋台がいくつか出ているじゃありませんか。
きっとこれも、久留米の名物なのでしょうね。
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ラーメンは明日の昼にいただくと決めておりましたので、この日は敬遠させていただきました。



★☆二日目(5/14(日))★☆

この日は、西鉄久留米駅の西側一帯にあるスーパーを歩いて潰していきます。
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柳川ほどではありませんでしたが、久留米の市街地にも水路がいくつかありましたよ。
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久留米での成果はこちら。
萬年亀(左)は城島のお酒。
喜多屋(右)はちょっと古かったのですが(←あくまでも当方独自の基準に基づく評価です)、四段仕込の表示に心惹かれて買ってしまいました。
なお、左端に写っている物体の存在は無視して下さい。
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宇美の萬代(バンダイ)は、カップ酒をみつけました。
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久留米の街を2時間半ほど徘徊したのち、JR久留米駅へやってまいりました。
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その駅売店で、三個目の比翼鶴(左)と花の露(右)とをGet!
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11時を回って腹が減ってきたので、駅に併設されていたラーメン店で、久留米のとんこつラーメンをいただくことにいたしました。
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スープがものすごく濃厚!
豚のうまみがしっかりしています。
紅しょうがはテーブルにあったものを好みで乗せたのですが、その風味が豚の脂分の強さを緩和してくれているようでした。

麺は細麺で、しかも芯をちょっと残す程度にゆでてあるのがまたいい感じでしたよ。
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普段はラーメンとは縁遠いワタクシでございますが、久留米のとんこつラーメンはたまに食べることで元気をもらえそうな感じがいたしました。


JR久留米駅からは、九州新幹線つばめに乗車。
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久留米から2駅分、20分弱乗って、着いたのは博多駅。
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博多駅では、昨日乗った福岡市営地下鉄空港線に乗りかえ。
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2駅乗って、中洲川端駅で下車。
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ここ中洲から博多駅方面へ歩いて、お酒を探してみました。
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川上音二郎の銅像の脇から、商店街へと入っていきます。
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誠に残念ながら、ここでの成果はゼロでした。
完全に当てが外れてしまいました。


失意のうちに博多駅へと戻ってきて、今回の旅の〆の儀式をなすべく、お目当てのお店へと向かいます。
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選んだのは、住吉酒販さん。
地酒を売る店の奥に、立ち飲みスペースがあるのです。
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まずは、城島酒をいただきます。
独楽蔵純米吟醸の熟成もの。
確かにしっかりしていますが、そこは吟醸造り。
切れよく、しかも後味はすっきりしておりました。
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おつまみには、新さつま節を選択。
切ってもらっているときからかつお節のいい香りが漂ってくる、風味豊かな一品でした。
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二杯目は、燗酒を所望。
長崎の六十餘洲を勧めていただきました。
これは酸味が豊かで、飲み応えがありました。
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住吉酒販さんはお酒の種類が豊富で、つまみもおいしくて安いので、よいお店だと思います。
それに、禁煙であるところもうれしい限りです。

ただね、この住吉酒販さん、店員さんが若い女性ばかりでした。
これはあくまでも私の感想ですが、どうもその店員さんを目当てとしているスケベなオッサンたち常連さんたちがやってきて大声で会話するのでご自身の存在をアピールなさるので、一見客の私としては落ち着いて飲むことが難しく感じました。


このあと、改札内の売店で佐賀の天山と大分の西の関とを入手して、
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常磐線の特急ひたちに乗って、
じゃなくて、東海道・山陽新幹線のぞみに乗って帰ったとさ。
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以上、カップ酒9個、一合瓶2本、300ml瓶7本と、焼酎200mlカップ1個の旅でした。
カップ酒の成果が少なかった分、300ml瓶で補ったような状況でした。
それに買わなくてもいい酒を買ってしまったりと、内容についてはイマイチといったほうがよいかもしれません。

でも私は、なぜか不思議なことに、いつもの旅では味わったことがないくらいの充実感を、今回の旅を終えて感じたのでした。

会津での酒集め [旅]

今回は、青春18きっぷの残り2回分を使用して、福島県の西側、会津地方へ行って酒集めをしてみました。
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実は私、会津ではこのブログの草創期に酒集めをしております。
初期の記事に会津で入手したお酒が比較的多いのはそのためです。

ですが、その頃の私は性格が尖がっていて、「糖添三増酒なんか飲めるかバカヤロー!」って思っており、糖添カップは買っておりませんでした。
その後、歳をとるにつれて私の性格が穏やかになり、糖添三増酒を受け容れる心の余裕が出てきましたことから、今回はかつて買わなかった糖添カップを入手することをこの旅の目的といたしましたよ。
じゃなくてネタが切れてきたからだろ!

また今回は、会津地方でもこれまでに立ち寄ったことがなかった街を選んで攻めてみました。




☆★一日目(4/8(土))☆★

まずは上野駅から、東北本線に乗って北上します。
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5:46発の宇都宮行525M普通電車に乗車。
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終点の宇都宮駅まで乗って、7:40発の黒磯行633M普通電車(205系メルヘン顔)に乗り換え。
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これまた終点の黒磯駅まで乗って、8:54発の郡山行2129M(郡山駅からこのまま福島行1135M)普通電車(701系)に乗車。
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そういえば、黒磯駅の直流化って、着実に進んでいるのでしょうか?
完成すれば、黒磯駅でこの701系電車を見ることはなくなるわけですよね。

そして郡山駅では、磐越西線の電車に乗り換え。
10:44発の快速会津若松行3233M(フルーティアふくしまを併結)に乗車。
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今回の旅では、磐越西線で719系に乗ることができたのは、この一度だけでした。
この列車以外はみな、仙台から転配されてきたE721系ばかり。
磐越西線の電化区間といえば長らくの間719系の独壇場でしたが、もはやフルーティアふくしまを併結する列車のみとなってしまったのでしょうか?


郡山駅から磐越西線に35分ほど乗って、猪苗代駅にて下車。
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猪苗代町は会津磐梯山の麓に位置する街です。
当然のことながら駅前からは磐梯山を拝むことができるのですが、この日はそのお姿を半分お隠しあそばされておりました。
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でもでもでも!
歩いているうちに雲がほぼ取れて、きれいなお姿を見せてくれましたよ!
山はいいよにゃ~!(ガキの使いやあらへんで!より)
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猪苗代には、“七重郎”や“稲川”を造る稲川酒造店さんがございます。
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その直売店で、カップ酒二種と、本醸造の生貯300ml瓶とを分けていただきました。
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また、スーパーでは稲川の原酒にごり酒を入手。
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名倉山は会津若松市の蔵元さんですが、新鮮なものを見つけたので入手しました。
これはかつて購入しなかった糖添カップのうちの一つです。
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猪苗代駅の周辺を1時間半ほど徘徊して、猪苗代駅からふたたび磐越西線に乗車。
13:29発の快速会津若松行3235Mは、E721系2両編成のワンマンでした。
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猪苗代駅から12,3分ほど乗って、次の停車駅である磐梯町駅で下車。
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磐梯町でも、きれいな山のお姿を拝むことができましたよ。
これは猫魔ケ岳でしょうか?
山はいいよにゃ~!(ガキの使いやあらへんで!より)
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駅の近くにあったスーパーで、磐梯山の特別純米酒をGet!
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カップ酒は無く、普通酒の300ml瓶は糖添三増酒だったことから敬遠しました。
糖添の300ml瓶って、買うには勇気が要りますね。

道の駅まで歩いてまいりました。
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心惹かれるようなお酒は無かったのですが、ここまで来て手ぶらで帰るのが癪だったので、喜多方の弥右衛門純米酒を入手しました。
福島県南酒販さんが企画した“「ふくしま美酒めぐり」180ml飲みくらべシリーズ”ですね。
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玉こんの
かおりに負けて
プシューかな
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磐梯町駅周辺を1時間45分ほど歩いて(うち15分は飲酒)、降りたほうとは反対側の入口へ戻ってきました。
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その磐梯町駅から、三たび磐越西線に乗車。
15:51発会津若松行普通電車1229M。
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終点まで乗って、会津若松駅にて下車。
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駅の近くにある渡辺宗太商店さんに立ち寄って、
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これらをGet!
喜多方の吉の川(中央)は、かつて入手しなかった糖添カップです。
意外にも、榮川の生貯缶(右)って、あたしゃ初めて見たよ。
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酒場へ向かう途中で、会津若松市内にあるスーパーを潰していきます。
会州一蔵の隣にあったco-opでは、白井酒造店(会津美里町)さんの糖添カップをGet!
“風が吹く”でお馴染みの白井酒造店さんも、糖添カップを出していたのですね。
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辰泉さんの鶴ヶ城カップは既出ですが、、先日たちあげた“また飲んでみましたよ”カテゴリーのネタとして入手しました。
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さあ、酒だ酒だ!
會津蔵武さんへおじゃまいたしましたよ。
うすはりのグラスは口当たりがよくて、ついついビールがすすんじゃいます。
オマエの場合はうすはりじゃなくてもだろ!
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最初におすすめメニューをいくつか紹介していただいたのですが、野菜好きの私にはそれすらも耳に入らないくらいネギの写真に目が釘付けになってしまい、注文させていただきました。
ネギにねぎ味噌をつけていただきます。
(あまりにもおいしそうだったもので、写真を撮ることを忘れていくつかつまんでしまいました。)
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このネギがね、香りが高いのに辛味が少なくて、どんどんいけてしまいます。

燗酒は、榮川の純米酒末廣の伝承山廃純米(←しまった未出だったよ!)とを、温度を変えながら出していただきました。
温度がちょっと変わるだけで味が変化して、とても興味深くいただくことができましたよ。
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お漬物もまいう~。
特にセロリが、香りがしつこくないくらいにちょうどよく残っていました。
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この後、会津娘の花さくら(裏バージョン)や、
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“やまよ別品彌右衛門 酵母乳酸無添加生もと”なる活性酒をいただいて、会津の夜は更けたのでした。
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會津蔵武さん、堪能させていただきました。




☆★二日目(4/9(日))☆★


まずは、生憎の雨模様から。
いいんですよいいんですよ、どうせこれも想定内ですから。
あたしゃね、会津に来ると必ず雨が降るんですから。
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朝の会津若松駅では、キハ40のそろい踏みを拝むことができましたよ。
左が只見線、右が磐越西線の列車です。
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烏山線からの撤退で、関東地方では姿を消したキハ40。
彼らに会うためには、ここ会津若松へ来るか、あるいは只見線の新潟県側へ行かなければならなくなってしまいましたね。
しかし、電気式DCが量産される数年後には、ここからもいなくなってしまうのでしょうね。

いかんいかん。
今回私が乗ったのはキハ40ではなく、会津鉄道会津線のDC。
快速AIZUマウントエクスプレス4号3107Dでしたが、充当されていたのは一般車(一応転クロシート)でした。
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会津鉄道会津線に青春18きっぷで乗車することはできません。
そこで、JR只見線上を走る西若松までの2駅分のみ青春18きっぷを使用し、その先については切符を車内で買って乗りましたよ。
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乗っているうちに、だんだんと雨がひどくなってきました。
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山なんか見えやしない。
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川なんか濁りまくり。
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桜なんか一輪も咲いちゃいない。
それは雨のせいじゃないだろ!
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会津若松駅から1時間弱乗って、着いたのは会津田島駅。
南会津町の玄関口です。
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駅の売店には、私がお目当てとしていたお酒が充実しておりましたよ!
しかしここではまだ買わずに、とりあえず街を徘徊してみることにいたしました。
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すげー降ってやがる。
でもいいんです、どうせ想定内ですから。
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これは国権酒造さんの蔵。
私の下調べが至らず、定休日だったことに気づかなかったことを深く謝罪いたします。
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雨降る会津田島の街を1時間半歩き回って、成果はこちら。
かわいいにゃんこが店番をしていた小林商店さんでは、国権のてふと、開當男山のカップ酒(糖添)を買わせていただきました。
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榮川特醸酒エイセンカップは既出ですが、、これも“また飲んでみましたよ”カテゴリーのネタとして入手しました。
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駅へ戻って、國権の本醸造と尾瀬カップとを入手。
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調子に乗って、金紋會津の普通酒300ml瓶(もちろん糖類酸味料無添加)も買ってしまいました。
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会津田島では雨の中を1時間半ほど歩いたのですが、立ち寄ったスーパーやまちの駅での成果はゼロでした。
まあでも、これも実際に歩き回ってみないとわからないことですから、しかたがありませんね。


会津田島駅からは、野岩鉄道経由で日光方面へ向かって帰ることを計画しておりました。
しかし、なぜか不思議なことに、もう一回会津若松に立ち寄って、そば屋で一杯やってみたくなってしまったのです。
どうせ最初からそのつもりだったんだろ。

そこで、再び会津鉄道に乗って、今朝来た道を引き返したのでした。
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快速AIZUマウントエクスプレス1号3112Dに乗車。
2両編成の1両目は一般車でしたが、2両目は専用車だったことから、迷わず2両目に乗車しましたよ。
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↑↑↑↑↑↑↑↑↑黄色い線の内側へ下がれ!

終点会津若松駅の一つ手前、只見線の七日町(なぬかまち)駅で下車。
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小雨が降る七日町通りを、趣のある建物を眺めながら歩いて行きます。
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こちらは“会津中将”を造る鶴乃江酒造さん。
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通りから脇へちょっと入ると、末廣酒造さんがありますよ。
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末廣酒造さんでは蔵見学ができますが、今回は辞退しました。
だって、ものすごくお腹が減ってきてしまったんですもの。

ということで、祥さんでそばをいただきます。
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といっても、そばだけで済む訳がありません罠。
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名倉山の普通酒でした。
糖添ですが残存糖類の甘さはそれほどでもなく、むしろそばつゆとの相性がよいみたいでしたよ。

このお店のそばは、会津産のそば粉100%の十割そばなのだとか。
でも、十割そばにありがちなボソボソした感じはまったくなくて、むしろつるつる感と弾力とがありましたよ。
それでいて香り高い、おいしいおそばでした。
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そば湯をいただくために別の器を用意してくださるところなんて、きっとそば粉に自信がおありだからでしょうね。
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これで今回の予定は全て終了。
会津若松駅まで歩いて戻ってまいりました。
それにしても、オイラが帰ろうとすると晴れてきやがる。
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駅の売店でゆめごころカップ(既出)を買って、
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会津若松駅から磐越西線の13:27発郡山行普通電車1232Mに乗って、昨日来た道を普通電車を乗り継いで帰ったとさ。
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以上、カップ酒12個(うち糖添4、再度購入3)、一合瓶2本、300ml瓶5本の旅でした。
何度か来ている会津でこれだけ集ったのですから、御の字でしょう。










































そうなんですよ川崎さん!
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餃子像様に誓って、まっすぐ帰れるワケがないんですよ!!
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宇都宮駅からバスに乗って、東武駅前を目指します。
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二荒山神社では、桜が満開でした。
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いつものことながら、三平食堂さんへおじゃまします。
一週間ぶりのご無沙汰でした(笑えよ!←横山たかし風に)。
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まずはビールな気分のワタクシ。
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そしてやっぱり野菜サラダ。
野菜好きにはたまりません。
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そして餃子。
奥が普通の餃子で、手前がしそ餃子です。
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中身を割ってみました。
やはり野菜、それもどうやらキャベツがメインですね。
キャベツの味が、肉やにら、そしてにんにくの風味によって引き立てられています。
ズバリこれが、三平食堂さんの餃子の味でしょう!
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肉好きの御仁にはお勧めいたしませんよ!
でも、野菜好きのワタクシには、この味がたまらんのですわ。

しそ餃子も中身はどうやら同じで、それにしそが添えられているようでした。
こっちはしその風味がさわやかですよ。
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そしてそして、満を持しての十一正宗。
雑味がなくてきれいな味わいの十一正宗が、野菜の味がしっかりした餃子とよく合うのですよ!
栃木の食べ物には、やはり栃木の地酒ですね。
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今回は無理を言って、瓶を撮影させていただきました。


こうして、宇都宮の夜は更けていったのでした。

オリオン通りを歩いて帰る酔っぱらい。
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二荒山神社では、夜桜がきれいでした。
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宇都宮駅から上野東京ラインに乗って帰ったとさ。
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そして、今年の私の春は、これで終わりましたとさ。
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言うこと那須の酒集め [旅]

“那須”

それは、
旗本寄合席内藤勘解由に命を預け、

じゃなくて、
栃木県北東、那珂川上流域一帯の地域名。」(広辞苑 第五版より)である。
かなり無理があるボケだな。

今回はその那須で、青春18きっぷを利用して日帰りで酒集めをしてみました。


まずは上野駅から東北本線に乗車し、小金井駅で黒磯行普通電車に乗り換え。
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終点まで乗って、黒磯駅で下車。
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那須へ来たことを証明するために、那珂川の上にかかる晩翠橋からの風景をお届けします。
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橋の上からは、那須岳がきれいに見えましたよ。
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こちらは大佐飛山でしょうか?
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市街地からも山が見えましたよ。
山はいいよにゃ~。
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黒磯の街には、大谷石(おおやいし)で造られた建物がいくつかありましたよ。
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これは高木会館という建物なのだとか。
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そんな黒磯での成果はこちら。
いずれも黒磯まで来なくとも、宇都宮辺りでも入手可能なものばかりでした。

十一正宗は、使われている酵母が異なる純米酒を2本入手。
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天鷹は、生酒をGet!
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黒磯の街を2時間半ほど歩き回ったのち、黒磯駅から東北本線の宇都宮行普通電車に乗って戻ります。
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黒磯駅から2駅乗って、着いたのは西那須野駅。
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西那須野では、駅前通りの先に山が見えましたよ。
道の先に山が見えると、歩いていても気持ちがよいですね。
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西那須野での成果はこちら。

池錦は、純米生貯を入手。
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栃木県でのカップ酒入手には手詰まり感があったのですが、探せばまだまだ見つかるものですね。
那須与一のカップ酒は、大田原市の鳳鸞酒造さんの純米酒。
にごり酒は烏山の東力士でした。
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このにごり酒は糖添ではありませんでしたが、島崎酒造さんのお酒ですから、きっと甘いんでしょうね。

池錦は、本醸造生原酒の一合瓶も見つけました。
鳳鸞の普通酒カップは糖添でした。
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私としては、池錦の“野州そばまえ”なる樽酒を探していたのですが、出会うことはかないませんでした。


2時間ほど徘徊したのち、西那須野駅へ戻り、再び東北本線の宇都宮行普通電車に乗車。
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終点の宇都宮駅で乗り換え、ようと思ったのですが・・・、
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このまま乗り換えてまっすぐ帰るなんてことはね、駅前に鎮座まします餃子像様に誓って、あたしゃけっしてできないのですよ。
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宇都宮駅からバスに乗って、東武宇都宮駅前をめざします。
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今日もまた、三平食堂さんのお世話になりますよ。
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さあ酒だ酒だ!
三平食堂さんでは、上撰(一級)と桂撰(原文ママ)(二級)との二種類のお酒をいただくことができます。
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桂撰(原文ママ)(二級)をいただきます。
十一正宗の普通酒です。
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そしていつも、野菜サラダを注文します。
あたしゃたぶん、前世がウサギか芋虫かと思うくらい、野菜が好きなんです。
たぶん踏みつぶされた芋虫だろ。
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もちろん、餃子もいただきますよ!
手前がしそ餃子で、奥が普通の餃子です。
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三平食堂さんの餃子は野菜の味が前に出ていて、あっさりしています。
肉好きの御仁には物足りないかもしれませんが、あたしゃむしろ大歓迎です。
またそのあっさり味の餃子が、きれいな味わいの十一正宗とよく合うのですよ!

ちなみに、上撰(一級)を頼むと、なぜか不思議なことに伊丹の白雪の純米酒が出てきます。
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酒集めもお腹も満足したところで、オリオン通りを歩いて帰ったとさ。
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以上、カップ酒3個(うち糖添1個)、一合瓶1本、300ml瓶4本の旅でした。
手詰まり感があった栃木県で、一日でこれだけ集めることができたわけですから、そりゃ“言うこと那須”でしょう。

でもね、このブログの更新をを継続させるためには、新規開拓だけでなくて、既出のお酒をもう一度いただくことも考えなければならないかもしれません。

島根県から山口県への酒集め [旅]

3月18日(土)~20日(月祝)の三連休に、青春18きっぷと夜行バス、それに新幹線を利用して、酒集めの旅に出かけてまいりました。




☆★一日目(3月18日(土))☆★

まずは、東京駅から。
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東海道本線の5:46発沼津行電車に乗車。
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終点の一つ手前、三島駅にて浜松行に乗りかえて、静岡地獄へと突入です。
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途中、三島・浜松・豊橋・大垣・米原と乗りかえて、大阪駅へ到着。
東京駅から10時間かけての行程でした。
でも、賃労働で拘束されている時間に比べたら、こっちのほうがはるかにあっという間だぜ。
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大阪駅からは、大阪環状線に乗りかえ。
この新車、ものすごく静か!
乗ったのはモハ(モーター付車)でしたが、従来車のサハ(モーターなし車)よりも静かに感じました。
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天王寺駅で関西本線JR難波行201系電車に乗りかえ。
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天王寺から3駅乗って、JR難波駅で下車。
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なんばウォークを近鉄日本橋駅方面へ歩いて、
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大阪へ来たら決して外せない、初かすみ酒房さんへ到着。
2ヵ月半ぶりのご無沙汰でした。
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まずは生小。
座るとすぐに飲み物を訊かれるので、いつも条件反射的に生小と答えてしまいます。
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空腹をおでんで満たします。
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生小をさっさと空けて、初かすみの普通酒をいただきます。
味わい深さは相変わらずでしたが、なんか以前よりも甘みがちょっとだけ少なくなったような気がしましたよ。
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せっかく大阪へ立ち寄ったのですから、梅焼のおでんを食べなければなりませぬ。
軽めの伊達巻のような甘さとふわふわ感とが、深い味わいのお酒とよく合いますよ。
撮影を忘れて、箸で割いてしまいました。
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そしてこれは、“生酛のどぶ”なるにごり酒。
前回は冷酒でいただきましたが、ときどきさんから燗でもいけると教えていただいたことから、今日は燗にしてもらいましたよ。
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燗にすると、酸味がちょっと際立ってきました。
でも酸味に鋭さはありません。
甘みがかなり少ないことも相俟って、引き締まった感じの味わいになりましたよ。
それでいて雑味やえぐみはまったくありません。
これはにごり酒なのにキリッとしていて、燗でもおいしいですね!

調子に乗って、古酒も頼んでしまいましたよ。
熟成感があるものの、雑味や角がなくてきれいなお酒でした。
でも、ちょっとお高めですね。
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この後、温泉で汗を流し、
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難波駅から大阪市営地下鉄四つ橋線に乗って梅田へ戻って、
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阪急三番街のバスターミナルから、つわのエクスプレス(22:30発)に乗車して、寝ながら目的地へと向かったのでした。
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☆★二日目(3月19日(日))☆★

つわのエクスプレスは、朝7時過ぎに終点の津和野駅(島根県鹿足郡津和野町)に到着。
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バスから一歩外へ出ると、これがまた激寒だこと!
霜が降りるほどの冷え込みようでした。
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駅舎の隣には、D51が放置されて保存されておりました。
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駅舎の背後にも正面にも、山が迫っていていい景色だこと。
秋にはきっと、紅葉がきれいなのでしょうね。
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観光客がまだ誰もいない津和野の街を散策します。
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立派な和風の建物がありました。
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大正時代に建てられたこの建物は、なんと現役の町役場なのだとか。
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警察署の背後に、津和野城跡を発見。
ですが酒集めを優先すべく、登城は敬遠させていただきました。
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洋風の建物もありましたよ。
津和野カトリック教会。
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紙漉き体験ができる(たぶん)建物の脇に、ジュディ・オングらしき顔ハメを発見!
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Wind is blowing from the Aegean♪
女は海~♪
(阿木燿子作詞 筒美京平作曲『魅せられて』より)
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そういえばこの顔ハメ、どなたかのブログで見たことがありましたよ。
デジカメさんだったかな?

ここで一つ、訂正がございます。
さきほどのジュディ・オングは、津和野の伝統舞踊である“鷺舞”の誤りでした。
読者の皆様および関係各位に深くお詫びしつつ、訂正させていただきます。
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津和野の街中には、蔵元さんが3軒あります。
これは“高砂”を造る財間酒場(ざいまさかば)さん。
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中を見学させていただきました。
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これは“初陣”の古橋酒造さん。
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立派な鏝絵が飾られておりました。
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“華泉(かせん)”の華泉酒造さんでは、絶賛蔵開き中でした。
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振る舞い酒をいただいたりなんかしちゃったりして。
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津和野での成果はこちら。
このカップ酒は、財間酒場さんで購入しました。
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スーパーでは、カップ酒3種をGet!
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古橋酒造さんでは、初陣の佳撰カップを入手しました。
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津和野の街を3時間ほど徘徊して駅へと戻ろうとしていたところ、その途中で、はからずも石見神楽を拝見することができましたよ。
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この演者は、小学校三年生なのだとか。
それでも堂々としたものでしたよ。
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石見神楽に興味津々のひろしとピョン吉。
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津和野の街は、見どころが満載でした。
それでいて静かで落ち着いた雰囲気だったことから、ゆったりした気分で回ることができましたよ。


津和野駅からJR山口線の山口行普通列車に乗車して、次の目的地を目指します。
来たのはキハ40の単行でした。
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津和野駅から一時間ちょっと乗って、終点の一つ手前、上山口駅(山口県山口市)で下車。
ここから山口市内にあるスーパーを潰していきます。
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上山口駅の周辺で、さっそく福娘のカップをGet!
萩市のお酒でした。
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仁保川にかかる橋の上からこんにちは。
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津和野の朝の激寒がうそのように暖かくなってまいりました。
でも風が少しあったことから、気持ちよく歩き回ることができましたよ。

五橋の紙カップは新鮮だったことから入手してしまいましたが、このあとで辟易するほど頻繁に見ることになったのでした。
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長門峡のカップ2種。
途中で古めのものを見つけて敬遠していたのですが、最後に立ち寄ったスーパーで新鮮なものをGetすることができましたよ。
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上山口駅から7km弱を2時間半ほどかけて歩いたのち、大内中学校前バス停から中国JRバス防長線に乗って山口の市街地へと戻ります。
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バスに乗って着いたのは、JR山口線の山口駅。
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その山口駅からは、JR山口線の新山口行普通列車に乗車。
今度はキハ47の2連でした。
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山口駅から7駅乗って、終点の新山口駅で下車。
かつて私が来たときは、たしか小郡駅って名前だったはず。
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新山口駅の売店で、山頭火のカップ酒をGet!
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本日の酒集めはこれでおしまい。
一杯やろうと目論んでおりましたが、日曜日とのことで、気の利いていそうな居酒屋はどこもお休み。

そこで、ホテルのフロントで教えてもらった“口福至福”さんへやってまいりました。
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まずはビール。
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お通し三品。
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“シッタカは、楊子を刺して貝殻のほうを回す”という太田和彦さんの教え(“ふらり旅 いい酒いい肴”より)を忠実に守った結果、途中で切れることなく身を出すことができましたよ。
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身はやわらかく、あっさりしていて臭みがなくて、最後に磯の香りがちょっとだけ鼻へ抜けていきました。

この赤なまこはものすごくまいうー!
それに大きさといい量といい、ちょうどいい感じ。
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赤なまこには、そりゃお酒でしょう!
五橋の燗酒をいただきます。
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長州鶏のとり皮ポン酢や、肉厚の焼しいたけなどをつまみつつ、
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しっかりした味のお酒を飲みたいとお願いしてみたところ、“原田”なるお酒を勧めていただきました。
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熟成感がちょっとあるしっかりした味わいでしたが、雑味なく辛口で、かつあと味すっきりしたおいしいお酒でした。
私はこの原田がどこのお酒なのか知らなかったことから、瓶を見せてもらおうかと思ったのですが、お店の人たちはみなお忙しそうでしたので遠慮いたしました。

これだけ飲み食いして、2,500円(ホテルのフロントでもらったビール一杯無料券を使用)。
大満足でした。




☆★三日目(3月20日(月祝))☆★

三日目の朝。
新山口駅から山陽本線岩国行普通電車に乗車。
115系3000番台の4連でした。
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新山口駅から約15分、3駅乗って、防府駅(山口県防府市)に到着。
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この時点で、スーパーの開店時刻にはまだちょっと早め。
そこで駅周辺を徘徊してみたところ、山頭火の小径なるものを発見。
なんでも、種田山頭火の生家跡があるのだとか。
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小径には、ところどころに山頭火の句が掲げられておりました。
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地図がけっこう簡略化されていたようで、この辺りで迷ってしまいました。
すると偶然にも地元の観光ボランティアの方に出会い、案内していただきました。
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これが山頭火の生家跡なのだとか。
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案内していただいたボランティアの方は、生家跡の裏側まで連れていってくださいました。
この家の二階に、種田山頭火が実際に住んでいたのだとか。
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そしてこの縁石のある場所は、山頭火の母親が身投げした井戸の跡なのだそうです。
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最後に、山頭火も飲んだ(はず)という湧き水をいただいて、ボランティアの方と別れました。
口当たりのよい軟水でした。
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防府では、御大典記念の碑の脇に桜が咲いておりましたよ。
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防府ではおよそ3時間歩いたのですが、なんと成果はゼロでした。
どのスーパーに入っても、酒コーナーに鎮座ましましていたカップ酒は五橋紙カップと金冠黒松、そして広島の千福Vパック白牡丹ばかりでしたよ。
人口10万人余を抱える防府には蔵元さんがないことから、山口県内の他地域で造られたお酒が入って来ているのではないかと予想していたのですが、カップ酒に関しては完全に見当が外れてしまいました。


失意のうちに防府駅へ戻って、再び山陽本線の岩国行普通電車に乗車。
115系(3扉車)の2連でした。
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防府駅からおよそ25分、5駅乗って、着いたのは徳山駅(山口県周南市)。
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駅舎は改築中でした。
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カバの口に吸い込まれたりしながら徳山の街を2時間半ほど徘徊してスーパーを潰したのですが、この時点でまたしても成果はゼロ!
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出会ったカップ酒は防府と同じで、五橋紙カップに金冠黒松、千福Vパック、白牡丹ばかりでしたよ。

ヤケのやんぱち日焼けのなすびの心境で買ってしまったのが、白牡丹の上撰300ml瓶
↑どんな心境だよ!
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これは広島の西条(広島県東広島市)に蔵を置く蔵元さんのお酒で、かつていただいた金紋白牡丹 広島上撰 ライトカップと同じ中身だと思います。
そのスッキリ甘口を久々に味わってみたくなって、買ってしまいました。


酒集めを終えて駅へと戻る途中で、そういえば徳山にも蔵元さんが一軒あったことを思い出しました。
こちらがその“はつもみぢ”さん。
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日曜祝日は休業日とのことでしたが、この日は偶然にもお店の人が入口(写真右奥の倉庫のようなところ)を開けていらっしゃったことから、購入させていただくことができました。

そのお酒がこちら。
この蔵元さんは全量純米蔵とのことで、はつもみぢのお燗瓶(左)は純米酒でした。
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それに、昨日いただいた“原田”は、なんとこのはつもみぢさんのお酒だったのです!
偶然に偶然が重なって、原田を入手することができましたよ。
スーパーを回ってみたものの見つけることができなかった旨をお話ししたところ、スーパーにはほとんど卸していないとのことでした。
そりゃ見つかりません罠。


今回の旅はこれですべておしまい。
徳山駅からのぞみに乗って帰ったとさ。
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以上、カップ酒12個、一合瓶1本、300ml瓶2本の旅でした。
二日間かけて歩き回ったにしては、ちょっと少ないね。
津和野と山口とではそこそこの成果があったものの、防府ではさんざん、そして徳山ではいまいちだったからでしょう。

三日日は岩国あたりまで足を延ばすか、あるいは逆に下関へ向かったほうがよかったかもしれません。
そうは言っても、実際に防府と徳山とで酒集めをしてみなければ両街を選んだことの当否はわからなかったことでしょうから、しかたがありませんね。
むしろ、これでまた岩国や下関辺りを攻めてみる楽しみができたことを喜び、また徳山ではからずも原田と再会できたことに感謝をして、前向きに捉えたいと思います。

八高線での酒集め(2回目) [旅]

春の青春18きっぷシーズンがやってまいりました。
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連休には遠出をする予定ですが、まずは肩慣らしならぬ脚慣らしを兼ねて、JR八高線の沿線へ日帰りで出かけてまいりましたよ。

八高線では、一昨年の夏に毛呂と高麗川、東飯能の各駅で酒集めをしておりました。
今回はそれらよりも北側の駅で降りて、その周辺を徘徊してまいりましたよ。


まずは、上野駅から。
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上野駅を6:15始発の高崎線高崎行に乗りました。
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上野駅から1時間45分ほど乗って、高崎駅で下車。
高崎駅では、八高線の高麗川(こまがわ)行ディーゼルカーに乗り換え。
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高崎駅から次の倉賀野駅までは、高崎線の上り線を走って行きます。
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倉賀野駅を出てからも、走っているのは高崎線の上り線のまま。
もしかして、この橋梁を独立して設置すると金がかかるからでしょうか?
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橋梁を渡ってすぐのところで、八高線への分岐が始まっておりました。
まずは、高崎線の上下線に挟まれた中線へ。
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そしてその中線から、高崎線の下り線へとちょっとだけ乗っかります。
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高崎線の下り線からさらに分岐してすぐのところにあるのが、北藤岡駅(群馬県藤岡市)。
荒尾駅(東海道本線赤坂支線)みたいだな。
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今日は、この北藤岡駅から藤岡の市街地を歩き回って酒集めをしてやろうと目論んでおります。

藤岡の街を歩いていると、富士山らしきものが見えましたよ。
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駅から20分ほど歩いて、“ららん藤岡”なる道の駅へとたどり着きました。
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この道の駅ですが、かつてデパートの屋上でよく見かけたような観覧車があったり、
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朝早くにもかかわらず、時間に余裕がおありになると思われる人生の先輩諸氏が開店前から並んでいらっしゃるお店があったりしておりましたよ。
慇懃無礼な言い方だな。
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その道の駅で、まずはこれらをGet!
いずれも藤岡の地酒でした。
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これは“藤岡の地酒セット”なる、カップ酒3個を箱に詰めて抱き合わせて販売していたもの。
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両側のものは新鮮だったのですが、まん中の巌カップなんて、去年の10月に製造されたものでしたよ。
買う前に箱を開けて製造年月を確認しようとしたのですが、確実に箱が破れるであろうと判断し、断念しました。

こういう販売方法ってさ、品質表示に関する公式ルールに違反しているんじゃないの!
だってさ、製造時期を含むお酒の品質表示は、「当該清酒の容器又は包装の見やすい所に明りょうに表示するものとし」(清酒の製法品質表示基準(平成元年11月22日国税庁告示第8号)4)と定められているんですよ。
買った後で箱を破らなければ品質表示を確認できない状態なのに、これを明りょうな表示と評価し得るのでしょうか?


なーんて文句を言ってはおりますが、藤岡での主な成果は、この道の駅で入手した物だけでした。

このあと立ち寄ったスーパーでも魅力的なお酒をいくつか見つけたのですが、どれもみな昨年に製造されたものばかりでした。
当方では「特段の事情なき限り、当月または前月製造のもののみを入手する。」という自主基準を定めておりますので、これらはみな入手対象外とさせていただきました。

まあでも、この趣味では、“採り尽くさないこと”が肝要と心得ております。
だって、採り尽くさなければ、再びここ藤岡の街を訪問する楽しみを残しておくことができるわけですよ。

それでも、最後に立ち寄ったスーパーでは、これらを見つけました。
群馬県のお酒ではあるものの、いずれも藤岡の地酒ではありませんでしたけれどね。
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藤岡の市街地を3時間ほど歩き回って、たどり着いたのは群馬藤岡駅。
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群馬藤岡駅から、再び八高線の高麗川行に乗車。
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八高線は、こんな感じの平坦なところを走っておりました。
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群馬藤岡駅から50分ほど乗って、小川町駅(埼玉県比企郡小川町)にて下車。
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小川町には蔵元さんが3軒あることから、成果を期待できると考えて立ち寄りました。

さっそく、駅のすぐ近くに武蔵鶴の蔵元さん(武蔵鶴酒造)がありましたよ。
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そのお店で、武蔵鶴のカップ酒と純米吟醸とをGet!
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また、駅の近くにあったスーパーでは、晴雲のカップ酒をGet!
これも小川町に蔵を置く蔵元さんのお酒です。
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その晴雲の蔵元さん(晴雲酒造さん)がこちら。
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蔵元さんのお店では、晴雲のしぼりたて生酒アルミ缶を入手しましたよ。
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小川町にはもう一つ、“帝松(みかどまつ)”を造る蔵元さん(松岡醸造さん)があるのです。
その帝松のカップ酒は小川町駅の近くにあったスーパーでも見つけたのですが、しかしどれもみな製造年月が昨年のものでした。
松岡醸造さんは小川町駅からはちょっと離れた場所に蔵を置いているのですが、新鮮なカップ酒を入手すべく、今日はそこも目指しましたよ。




こんな小川でも、川の上を歩くと気持ちい風が吹いてきました。
Tシャツ一枚で汗をかきながら歩き回っている私には、うれしい風でした。、
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40分ほど歩くと、帝松の蔵元さんが見えてまいりました。
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直営店があったのですが、なんとカップ酒は売り切れとのこと。
それでも帝松のお燗瓶があったので、入手しました。
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このお燗瓶は、スーパーでは見ませんでしたよ。
カップ酒の入手は叶わなかったものの、来た甲斐がありました。


2時間15分ほど歩き回って、小川町駅へ戻ってまいりました。

小川町駅からは、三たび八高線の高麗川行に乗車。
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終点の高麗川駅へ到着。
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終点の高麗川駅では、2分で接続されていた八王子行の電車に乗り換えるつもりでした。
しかしその電車は激混みだったことから乗車を断念し、一本あとの電車に乗ることにいたしましたよ。


高麗川ではかつて酒集めをしているのですが、次の電車まで25分ほどあったことから、かつて訪問したことがあった駅前のスーパーを物色してみました。
そうしたら、なんと帝松のカップ酒を見つけてしまいましたよ!
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今年1月の製造分と、当方の自主基準が定める「当月または先月製造のもの」には該当しないものの、小川町における捜索失敗の状況を勘案すると、高麗川でのこのお酒との出会いは「特段の事情」に該当するものと判断し、入手を決めた次第でございます。
どうでもいいわ!

過去の記録を確認すると、前回この店を訪問した際にも帝松のカップ酒を見つけていたのですが、古かった(←あくまでも当方の自主基準に基づく評価です)ことから購入を断念しておりました。
すっかり忘れていたよ。

でもね、まことに残念ながらこのカップ酒、この日に入手した中での唯一の糖添三増酒でした。


目的を達したところで、高麗川駅から八高線の八王子行電車に乗って、八王子駅で中央特快に乗り換えて帰ったとさ。
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以上、カップ酒10個(うち糖添三増酒1個)、一合瓶2本、300ml瓶1本の旅でした。

愛の国カンダーラへ [旅]

ゴダイゴの歌に、『ガンダーラ』という曲があります。
たとえ著作権法上の引用の用件を満たしていても、歌詞を紹介すると某著作権管理団体の標的にされかねませんのでやめておきますが、なんでもガンダーラはインドにあって、どんな夢でもかなう愛の国なのだとか。

私も長年見続けてきた夢をかなえたくなったので、JR東日本の週末パスを使ってカンダーラを目指して出かけてまいりましたよ。
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まずは、東京駅から山形新幹線つばさに乗車。
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東京駅から2時間40分ほど乗って、着いたのは山形駅。
その山形駅で、左沢線(あてらざわせん)のキハ101系ディーゼルカーに乗りかえ。
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座席はロングシートです。
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あー雪がいっぱい積もっていやがる。
でも昨日まで荒天だったようでしたが、この日は降っていませんでした。
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山形駅から約30分、7駅乗って、着いたのは寒河江(さがえ)駅。
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駅の横にある小屋からバスターミナルから、荒町南行のバスに乗り換え。
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20分ほど乗って、松橋角のバス停で下車。
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今回は、山形県河北町の谷地で、酒集めをしてみようという算段なのです。
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谷地の街は、景色のよいところでしたよ。
これは葉山。
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そしてこちらはおなじみの月山。
がっさーん!(月山)
立て!ジョー!(楯状火山)
あそびでねぇんだ!(アスピーテ)
(水曜どうでしょうより)
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私ね、積もった雪を見ると、いつも思うことがあるのです。
積もった雪って、豚ばら肉の塊みたいじゃないですか?
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昨日まで雪が降っていたようで、当然ながら歩道には雪が積もっておりました。
でも、なぜか不思議なことに、車道には積もっていないんですよね。
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案の定、スッ転んでしまいました。
上着もシャツも脱いでTシャツ一枚で歩いていたせいで、軽くすりむいてしまいましたよ。
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でも、リュックの中に上着とシャツとを入れていたおかげで、それらが緩衝材となってくれて、酒に被害はありませんでした。


谷地の街を歩いていて気がついたのですが、お寺のお堂や神社の拝殿に、白い幕が引かれておりましたよ。
もしかして、雪から建物を守るための手法なのでしょうか?
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谷地には、蔵元さんが二つあります。
これは“朝日川(あさひかわ)”を造る朝日川酒造さん。
逆光の影響で、こんな写真しかとることができませんでした。
ちがうよオマエがヘタクソだからだろ!
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そしてこちらが、“あら玉”を造る和田酒造さん。
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歩き回っているうちに、腹が減ってまいりました。
そこで、お目当てにしていた“葵”さんへと吸い込まれていきました。
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私が葵さんでぜひとも食べたかったのは、納豆餅。
ラーメンとのセットもありましたが、私の胃袋にはちょっと多すぎますので、敬遠させていただきました。
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選んだのは、納豆餅(5個)と、雑煮餅(2個)。
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このお店の餅は、ものすごくキメが細かい!
日本中の餅がこれと同じだったら、きっと餅を喉に詰まらせて命を落とす事故がゼロになるんじゃないでしょうか。
それに納豆のうまみが餅の味を引き立ててくれて、とてもおいしい一品でしたよ!
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私にとっては、人生初のおいしい納豆餅でした。
でも、どうやら山形では、納豆餅こそがもっとも一般的な餅の食べ方なのだとか。

これは雑煮餅。
餅の他に根菜や山菜が入っていて、野菜好きの私にはとてもうれしい一品でした。
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谷地での成果はこちら。
和田酒造さんのあら玉は、出羽燦々を使用した純米吟醸をGet!
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こちらは朝日川の生酛なま酒(特定名称の表示なし)と、あら玉の辛口本醸造。
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朝日川は、本醸造のカップ酒も見つけました。
それにあら玉と朝日川との、いい感じの300ml瓶もありましたよ!
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谷地での酒集めはこれでおしまい。
谷地のバス停から、今朝乗ってきたバスで引き返します。
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寒河江駅で、左沢線の山形行普通ディーゼルカーに乗り換え。
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誰も乗っていないので、一杯やっちゃいます。
どうせ乗っていたってやるんだろ!
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このあとで、いっぱい乗ってきましたけれどね。

左沢線のディーゼルカーを、終点の山形駅まで乗りました。
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山形へ来たら決してはずすことができないのが、ここ“居酒屋伝七”さん。
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おーあった!
寒ダ~ラ♪、カンダーラ♪
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今日もいつもどおり、晩酌コースを予約しておきました。
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この煮浸しですが、あっさりしている中に野菜の甘みが出ていてものすごくまいうー!
ご主人から野菜の名前を伺ったのですが、すみません、忘れてしまいました。
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これはこんにゃくや舞茸、きくらげなどを、真鱈のたらこで和えたもの。
いわゆる一般的なたらこ(スケトウダラの子)にありがちな臭みがまったくなくて、うまみだけが出ているおいしい一品でした。
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鰊の山椒漬けは、会津で食べるよりもおいしいかも。
鰊を漬ける酢をお店独自の手法で熟成させているそうで、さもありなんといったところでしょうか。
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なめことえのきの和え物。
きのこの味が濃いね!
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これは大根を柿で漬けてあるのだとか。
しょっぱくないのに、美味しいお漬物でした。
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もう一品、お刺身が出たのですが、写真を撮ることを忘れてしまいました。


肝腎のお酒ですが、まずは羽前桜川の辛口。
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今回はラベルを撮影することがかないませんでしたが、過去の記事で紹介しておりますので、そちらをご参照下さい。


そしていよいよ、寒ダラ鍋をいただきます!
火を入れる前はこんな感じ!
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20分ほど加熱すると、こうなります!
寒ダ~ラ♪、カンダーラ♪
オマエただそれが言いたいだけだろ!
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これね、ものすごくまいうー!
あたしゃ鱈ってのは、身がパサパサで、しかもケミカルな感じの臭みがプンとする、あまりおいしくない魚だと思っておりました。
でもね、この寒ダラ鍋は身がプルプルでした。
それに臭みゼロで、魚のおいしいところだけが凝縮されている感じでした。
いやー、山形へ来てよかった!

この寒ダラ鍋に合わせたのは、今日徘徊した谷地の“あら玉”。
この特別純米酒は、さっぱりしてて、しかも雑味ゼロできれいな味わいでした。
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最後に出していただいたのは、山形牛のカツ。
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やわらかくて、ジューシー!
キャベツにかかっていたドレッシングにはピーナッツが使ってあるそうで、これもまた香ばしくておいしい一品でした。

このカツに合わせたのは、満を持しての東北泉!
山形へ来たら、これもけっしてはずせません。
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今回も、居酒屋伝七さんでお料理とお酒とを堪能させていただきました。

ということで、
ここをキャンプ地とする!




翌日。
早起きして、普通電車に乗って板谷峠を越える計画でした。

しかし、この日は寝坊してしまい、予定していた普通電車に乗ることができませんでした。
きっと雪の中を歩いたことで、予想以上に体力を消耗してしまったことが原因でしょう。
ちがうよ飲みすぎただけだろ!

そこで、山形駅から山形新幹線つばさの自由席に乗車。
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つばさ号は、地吹雪の中を走って行きます。
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つばさ号を福島駅まで乗って、郡山行の普通電車に乗り換え。
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途中、安達太良山を眺めつつ、
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福島駅からおよそ50分、10駅乗って、着いたのは郡山駅。
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今回は、郡山での酒集めを試みました。
東北本線を北上するときや会津へ行くときにここ郡山駅で乗り換えることは少なからずありましたが、街を徘徊するのは初めてでした。


この有名な酒屋さんがあることも、郡山で徘徊することを決めた一因でした。
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お酒のとり揃えが豊富で、しかもいわゆる通好みのものばかりでした。
それに、お店に清潔感があるところがいいなと感じました。
でも、一升瓶や4合瓶の取り扱いが主で、残念ながら私の守備範囲とは異なっておりました。
駐車場が複数個所にあったことから、車で来て一升瓶を買ってもらうことを狙っていらっしゃるのかもしれません。


郡山の街からも、安達太良山(?)を拝むことができましたよ。
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郡山での成果はこちら。

仁井田本家さんの“穏(おだやか)”はかつて精米歩合85%の純米酒をいただいておりますが、今回は精米歩合60%の純米吟醸酒(一合瓶)を見つけました。
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瑞祥花泉の本醸造カップはこのブログの草創期に一度いただいておりますが、只見駅のラベルに包まれたものを見つけ、入手してしまいました。
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郡山の地酒である雪小町は、満を持しての大吟醸をGet!
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今回の酒集めはこれでおしまい。
郡山駅へ戻って、駅構内にあるもりっしゅへ。
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まずは、末廣の山廃純米を燗でいただきます。
会津若松に蔵を置く蔵元さんのお酒です。
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燗にすることで、うまみがふくらんでくるようでした。

そして、ソースカツ丼のハーフをいただきます。
ハーフでも、私にとっては十分なサイズでしたよ。
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続いて、辰泉の純米吟醸京の華をいただきました。
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キリッとしていて、鋭さを感じる味わいでした。


郡山駅にあるお店で、会津酒造さんの吟醸生酒あらばしりをGetして、
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東北新幹線やまびこ号に乗って帰ったとさ。
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以上、カップ酒2個、一合瓶2本、300ml瓶6本の旅でした。

初詣は酒の神様へ [旅]

2017年1月2日(月)

この日は、初詣に出かけました。


まずは、JR桜井線の桜井駅から、221系の奈良行普通電車に乗車。
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1駅だけ乗って、着いたのは三輪駅。
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三輪駅の背後には、三輪山が聳えております。
今日はこの三輪山を御神体とする神社へ参拝いたします。
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まだ朝の9時前ですが、もう人がこんなに。
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参道の脇に、“三諸杉(みむろすぎ)”を造る今西酒造さんのお店がありましたよ。
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このお店で、三諸杉の普通酒一合瓶をGet!
今西酒造さんのお酒はかつて三諸杉のカップ酒をいただいておりますが、おそらくそれと同じ中身でしょう。
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この一合瓶は、神社へのお供え用とのこと。
そのためか、これまたお供え用の卵とセットで販売されておりましたが、私はお供え目的ではなくて自分でいただくために購入したことから、卵は敬遠させていただきました。


ようやく鳥居の前までやってまいりました。
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そういえば、この神社の名前すら、まだご紹介しておりませんでした。

ここは、大神神社(おおみわじんじゃ)です。
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この大神神社について、手元にあった文献では、以下のように紹介されておりました。

三輪山全体を神体とし、今も神殿を持たず、上古の信仰の形をそのまま伝える最古の神社。崇神朝以来隆昌となる。産業・医薬・酒造・厄除の神。」(※1)

奈良盆地の南東に位置する三輪山をご神体として祀る大神神社は、最古の酒の神様として知られています。万葉時代以降“うまざけ”は三輪にかかる枕詞として和歌に用いられ、「みわ」は「みき」「ささ」とともに酒の古称として使われてきました。また新酒の誕生とともに造り酒屋の軒先に吊り下げられる「酒林(さかばやし)」(いわゆる杉玉のこと:ブログ筆者注記)は、今でもこの神社の杉の葉で編んだものが全国各地の酒蔵へと送られています。」(※2)

日本には有名な酒の神様が三つ(大神神社・松尾大社・梅宮大社)あるのですが、その中でもここ大神神社こそが最も古いのです。

上記の文献でも紹介されていたように、境内の案内図を見ると、拝殿はあるものの、その背後に本来あるべき本殿(神社で神霊を奉安する社殿。(※3))がないことがわかります。
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森の中の参道を歩いて行きます。
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拝殿の前に到達いたしました。
たしかに拝殿の背後まで、森が迫っておりますね。
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お参りを済ませて境内を歩いていると、“なでうさぎ”なるものがありましたよ。
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それでは、100円玉2枚をはたいて、運試しといきましょう!
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♪チャラリー!
 鼻から牛~乳~♪(嘉門達夫より)
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仕方がない。
こうなりゃもう、飲むしかねぇや!
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って少なっ!
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神聖な御神酒を頂戴したにもかかわらず不謹慎な発言をいたしましたことをお詫びいたします。


失意のうちに神社を後にして、三輪駅まで戻ってまいりました。
三輪駅前にあった土産物店にて、菩提酛(ぼだいもと)を使った三諸杉をGet!
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菩提酛は奈良県にある正暦寺というお寺で古式に基づいて造られた酛(もと:酵母の培養液のこと)ですが、どうやらこれを正暦寺が県内各蔵元へ頒布しているようです。
その菩提酛を使用して造られたお酒を入手したことで、菩提酛に関する文献を集めてまとめる必要が出てまいりましたよ。
楽しみが増えたじゃないか!


三輪駅からは、桜井線奈良行の105系普通電車に乗車。
かつて東京で常磐緩行線から営団地下鉄千代田線へ乗り入れていた国鉄103系1000番台の生き残りですね。
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終点奈良駅の一つ手前、京終(きょうばて)駅にて下車。
難読駅として有名ですね。
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立派な木造駅舎でしたが、無人駅でした。
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ここ京終駅から、次の目的地を目指して歩いて行きます。


途中、いい感じの神社を見つけましたよ。
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どうやらここは“飛鳥神社”といって、平城京が開かれる前は今の明日香村にあったという、由緒正しき神社なのだとか。
天神さんも祀られておりましたが、それはきっと後世のことなのでしょう。



参拝を済ませてふと横を見ると、拝殿の脇におみくじマシーンが鎮座ましましていることに気づいちゃいました。
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しかもお値段たったの10円という、お求め安いおみくじでした。
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これは引いてみるしかありません罠。


そら出た!
大吉だぜ!!
ざまあみろってんだバカヤロー!!!
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神聖な御託宣を拝受したにもかかわらず不謹慎な発言をいたしましたことをお詫びいたします。
でもさ、大吉なのに、下に書いてあるコメントがなんか大吉らしくないな。


大吉を引いていい気分になったところで、目的地へとさらに歩いてまいります。

途中、猫たちが、網戸ごしながらも近づいてきてくれました。
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わかりづらいかもしれませんが、この2匹の背後でさらに3匹ほどがこっちを見ておりました。
たった網戸一枚で隔てられているだけなのに、警戒することなく寄ってきてくれましたよ。

なんだかんだで、猿沢池まで歩いてまいりました。
興福寺の五重塔が見えますね。
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ならまちを少し散策しつつ、
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目的としていたなら泉勇斎さんへ到着いたしました。
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実は、いったん開店時刻をフライングしてしまい、しばらく散策したのちの再訪でした。

まずは、三諸杉の特別純米酒をいただきます。
大神神社に生息していたササユリの花から分離した“山乃かみ酵母”を使用したお酒なのだとか。
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スッキリ淡麗でしたが、けっこうすっぱめですね。
フルーティーな香りも少しありました。

次は、都祁吐山町(つげはやまちょう)で金嶽を造る倉本酒造さんの純米酒“都祁氷室”。
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これはさらに淡麗だわ。
しかも酸味が弱めで、スイスイといけてしまいます。

なら泉勇斎さんでは奈良酒を二種類いただきました。
いずれもおいしいお酒でしたが、私が求めていた深い味わいの奈良酒とはちょっとちがいました。
せっかく奈良酒の専門店に来たのですから、自分のカンで決めるのではなくて、お店の人に好みを話して選んでいただいたほうがよかったと反省しております。
どうせカッコつけて通ぶったんだろ!


12時に近くなって、腹が減ってまいりました。
じゃさっきの酒は午前中から飲んでいやがったのかよ!

看板に“雑煮”の文字を見つけて入ったお店では、振る舞い酒をいただきましたよ。
奈良市内で“升平(しょうへい)”を造る、八木酒造さんの上撰普通酒(糖類酸味料添加なし)でした。
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これこれ!
私が求めていた奈良酒の味はこれですよ。
深い味わいが口の中にパッと広がって、しかもキレよくスッと引いていきやがる。
これをいただけただけでも、入った甲斐があったというものです。

そして、奈良のお雑煮をいただきます。
丸い焼餅が二個入った、白味噌仕立てで上品な味わいのおいしいお雑煮でした。
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このお店、大当たりでした。
ですがね、不覚にも、店の名前を確認することを忘れてしまいましたよ。
しかも場所もうろ覚え。
また行きたいんだけれどな。


そして、奈良でのもう一つの目的地が、元興寺の正面で酒屋を営む小川又兵衛商店さん。
このお店では、かつて金嶽カップヒノデムヒョウとを仕入れたことがありました。
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ここで初見のカップ酒三種をGet!
左の信貴MYCUPは、さきほどいただいた振る舞い酒の升平と同じ八木酒造さんのお酒。
真ん中の大峰山は、昨夜すでにいただきました。
右の猩々(しょうじょう)上撰カップなんてね、この日の2日前、大晦日に蔵元さんを訪ねたのに出てこなかったレアもの(?)ですよ(出てきたカップ酒はおそらく佳撰クラスか?)。
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小川又兵衛商店さんでは、おかみさんから奈良のお酒に関する情報をいくつか聞かせていただき、とても参考になりました。


これで奈良での行事はすべておしまい。
もはや初詣のために来たことすら忘れてしまっておりますが、目的を果たしたところで精進落としへ繰り出しましょう!
もうさんざん飲んだじゃないか!

まずは、近鉄奈良駅から、難波行の特急に乗車。
この12200系新スナックカーなんて、もう40年以上も前から走り続けているんじゃないかな。
でも近鉄は、古い電車をきちんと手入れして走らせることに関しては阪急の次に上手なようで、外観も車内も古さを感じさせませんでしたよ。
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鶴橋駅で特急から普通電車に乗り換えて、着いたのは近鉄日本橋駅。
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大阪へ来たら決してはずせない、初かすみ酒房さんへ。
二日ぶりのご無沙汰でした(笑)。
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まずは生小。
このお店では、座るとすぐに「お飲み物はどうされますか?」と聞かれるので、とりあえずいつも「生小!」って答えることにしております。
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生小を早々に空けて、初かすみの普通酒を燗でいただきます。
この絵柄のついた瓶に当たると、なんとなく得した気分になるんですよ。
どうせ当たらなくたって、酔っぱらっていい気分になるんだろ!
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丸天おでんにししゃも(たぶんカラフトのほう)、それに枝豆なんかも頼んじゃいました。
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普通酒が空いたので、次は普段注文しないものを頼んでみました。
選んだのは、“生酛のどぶ”なるにごり酒。
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これね、米の粒々がかすかに残っていましたよ。
それなのに、けっこうさらっとしておりました。
甘いのかと思っていたのですが、甘さはひかえめで、むしろ辛口でした。
これうまいね!
次から頼むかも。

最後に、大阪ならではの梅焼おでんをいただいて、〆といたしました。
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軽めの伊達巻のような甘さと口当たりとが、辛口の生酛のどぶに合いましたよ。


もうこれで大満足です。
大阪難波駅からアーバンライナーnextに乗って帰ったとさ。
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ってどこへ帰るんだよ!



(※1)坂口謹一郎監修・加藤辨三郎編『日本の酒の歴史』p.102(1977.8 研成社)
(※2)松崎晴雄『日本酒のテキスト 2 産地の特徴と造り手たち』p.99(2003.11 同友館)
(※3)広辞苑 第五版