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【お酒】1385.笹の川 カップ [07.福島県の酒]

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笹の川酒造株式会社
福島県郡山市笹川1の178

◎原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類・酸味料
◎アルコール分 14度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




笹の川酒造さんのお酒は、これまでに笹の川 すべて山田錦 純米吟醸 カップと、山桜 吟醸酒 180mlとをいただいております。
きょういただくこのお酒は郡山駅の構内(在来線側)にあった売店で入手した普通酒のカップ酒ですが、残念ながら糖類酸味料添加の三増酒でした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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うまみは濃くはないものの、はっきりしています。
酒臭さ(←ほめ言葉です)もありますが、それよりも画一的な風味がやや強めです。
苦みが強くはないものの、鋭さを感じます。
アル添酒ですけれど、キレはそれほどでもないみたいです。

酸味はややひかえめかな。
すっぱさは少しだけですが、燗が冷めるにつれて少し鋭くなってくるようです。
アルコール由来と思われるさわやかさも少しだけ感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みは意外にもややひかえめです。
べとついた感じはしませんが、とろみのような舌触りはかすかに感じます。


ちょい苦中口のお酒でした。
三増酒にありがちな画一的な風味ではあったものの、甘ったるさやクドさは感じませんでした。
弱めながらも鋭さのある苦みが少し目立ちましたが、それもまたいい感じに引き締めておりました。
また、燗が冷めるにつれて酸味が鋭くなるとともに、口あたりがやや淡めになったように感じました。

もしかしたら、糖類も酸味料も添加量が少なめなのでしょうか?
だったらやめりゃいいのにと素人的には思うところですけれど、ずっと飲み続けてくれている地元の人たちのことを考えると、きっと昔からの味わいを変えるわけにはいかないのかもしれませんね。
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【お酒】1384.奥播磨 山廃純米 猪カップ [28.兵庫県の酒]

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株式会社下村酒造店
兵庫県姫路市安富町安志957

原材料名 米(兵庫夢錦100%使用:兵庫県産)・米麹(兵庫夢錦100%使用:兵庫県産米)
精米歩合 55%
アルコール分 16度以上17度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)




昨日いただいた奥播磨純米カップに引きつづき、今日も下村酒造店さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのカップ酒も純米酒ですが、こちらは山廃造りのようでした。
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奥播磨純米カップよりもアルコール度数がちょっとだけ高めですね。
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このカップ酒は、“猪カップ”なのだとか。
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なんでもぼたん鍋に合うとのことでした。
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ぼたん鍋と合わせることはできませんが、じっくりと味わいたいと思います。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かなり深い金色でした。
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燗をつけると、お酒の甘い香りがちょっとだけ立ってきました。

うまみは濃いめですぞ!
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみとともに、ウィスキーのような風味も少し感じます。
熟成感もしっかりで、少し重めに感じます。
それでもやっぱりこのお酒も苦みや雑味はゼロですわ。
それにキレもよいですぞ。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが強めで鋭いものの、酸味自体に深みを感じますよ。
アルコール由来と思われるさわやかさも少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
厚くはないものの、フワッと感じる甘みです。


濃くて深いものの、キレイでキレのよい、濃醇旨口のおいしいお酒でした。
うまみが濃いのに雑味がまったくないなんて、これは恐ろしいね。
酸味がしっかりしていて深みを感じるのは、山廃酛の影響でしょうか?
また甘みが前に出ず、うまみや酸味をうまく和らげているように感じました。

これはうまいね!
ガツンと来てスッと引く、重いけれど軽いお酒でしたよ。
これはあたかも、敵を深追いするなと教える孫子の兵法を具現化したかのような味わいでしたよ。
オマエたまたまそれを思いついただけだろ。
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【お酒】1383.奥播磨 純米 カップ [28.兵庫県の酒]

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株式会社下村酒造店
兵庫県姫路市安富町安志957

原材料名 米(兵庫夢錦100%使用:兵庫県産)・米麹(兵庫夢錦100%使用:兵庫県産米)
精米歩合 55%
アルコール分 15度以上16度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)





昨日に引きつづき、今日も味ノマチダヤさんで入手したカップ酒をいただきます。

下村酒造店さんのお酒は、かつて奥播磨 純米 300mlをいただいております。
品質表示から判断するに、今日いただくこのカップ酒は上記300ml瓶と同じ中身でしょう。

あたしゃかつて、姫路を徘徊したことがありました。
その際、奥播磨シリーズをたくさんとり揃えていたとある酒屋さんに入って奥播磨のカップ酒があるかどうか伺ったことがあったのですが、奥播磨にカップ酒はないよ!ときっぱりと言い切られたことがありましたよ。
ということは、もしかしたらこのカップ酒は味ノマチダヤさんオリジナルの商品なのでしょうか?


このお酒は、“兵庫夢錦”なる酒米を用いて造られているのだとか。
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兵庫夢錦は1993年に育成された酒米で、「「山田錦」の早生・短稈化といもち病抵抗性の付与」(※1)を目的として「早生・短稈化の育種母本として、愛知県育成の「菊栄(きくざかえ)」を、いもち病抵抗性の育種母本(原文ママ;父本の誤りか?)に本県育成系統「兵系23号」を用い」(※1)て育成された酒米なのだそうです。
実際には、山田錦と菊栄とを掛け合わせたものを母本(種子親)とし、それに兵系23号を父本(花粉親)として掛け合わせて育成されたそうです。

下村酒造店さんが蔵をおく姫路などの兵庫県南西部では、かつては山田錦を母本とし、中国31号を父本として育成された“灘錦”という品種が広く栽培されていたそうです。
この灘錦は「山田錦の耐倒伏性を強化することを目標に育種」(※2)され、「早生の早、いもち病抵抗性は極強、耐倒伏性は中で収量がよい。」(※2)品種だったとのこと。
しかし、「「灘錦」は縞葉枯病抵抗性を持ち、いもち病にも強く、収量性、酒造適性の評価は高かったが、やや長稈で耐倒伏性が不十分であり、登熟むらによるみかけの品質が劣ること、また穂発芽しやすいことなど栽培上の問題点が指摘され、改善が求められていた。」(※1)そうです。

そして「「兵庫夢錦」はこうした「灘錦」の問題点を、ほぼ完全に克服する特性を持つことが確認されたので、平成5年度(1993)より「灘錦」に替えて奨励品種に採用」(※1)されたのだとか。

要するに、兵庫夢錦は当初は山田錦の早生・短稈化といもち病抵抗性の付与を目的として育成されたものの、結果として灘錦の品質および栽培上の問題点をも克服することができたわけですね。


私の気が済んだところで、そろそろいただいてみたいと思います。
その前に、ラベルにあった能書きを紹介しておきますよ。
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純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、きれいな金色をしておりました。
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おお!
うまみは濃いめで、けっこうしっかりしています。
かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみがしっかりしています。
熟成感もはっきりしていますが、けっして重くはありません。
それでいて、苦みや雑味はまったくありませんよ!
それにキレもよいみたいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが強くはないものの、鋭さを少しだけ感じます。
それに、少しではあるものの、酸味自体に深みを感じますよ。
さわやかさもちょっとありますね。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じませんが、ゼロではないみたいです。


しっかりしているものの雑味がなくてきれいな味わいの、濃醇旨辛口のおいしいお酒でした。
酒臭さ(←ほめ言葉です)や熟成感、それに酸味もあるものの、味わいに角がないですね。
しかも雑味がまったくなくて、きれいな味わいでしたよ。

これはうまいね!
下村酒造店さんはかつて剣菱によって鍛えられたそうですが、その薫陶は今でもこうして活きているわけですね。


(※1)前重道雅・小林信也編著『最新 日本の酒米と酒造り』p.122(2000.3 養賢堂)
(※2)副島顕子『酒米ハンドブック 改訂版』p.59(2017.7 文一総合出版)
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【お酒】1382.墨廼江(すみのえ) 特別純米酒 カップ [04.宮城県の酒]

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墨廼江酒造株式会社
宮城県石巻市千石町8-43

アルコール分15度
原材料名/米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合60%
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




石巻に蔵を置く墨廼江酒造さんのお酒は、かつて墨廼江の辛口本醸造 300ml瓶をいただいております。
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今日いただくこのお酒は、味ノマチダヤさんで入手した特別純米酒のカップ酒です。
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あたしゃかつて石巻の街を徘徊したことがあったのですが、こんなカップ酒なんて、影もかたちもまったく見かけませんでしたよ。


これまでの経験からして特別純米酒には香りを特徴とするお酒もありましたし、それに冷やして販売されておりましたので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、薄めながらもきれいな金色でした。
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一口含むと、フルーティーな香りがかすかにあることがわかりますよ。

うまみはやや淡めです。
米のうまみが広がらずに、舌の上をピンと突くようです。
熟成感もありますが、重くはないですね。
軽い苦みもかすかにあるみたいです。
キレはそれほどでもないみたいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの。、鋭さがありますね。
でも、酸味自体に深みも感じますよ。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。


キリッと引き締まっているものの深みのある、やや淡麗でちょいすっぱ深辛口のおいしいお酒でした。
うまみは淡めであるものの、熟成感と酸味とで深みが出ているようでした。
甘みがひかえめでややドライですが、けっしてうすっぺらくはないですね。
なかなおいしいのではないでしょうか。



ここで、あらかじめ取り分けておいたものを燗にしてみましたよ。
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あーあ、狐狸庵閑話、
じゃなくてこりゃいかんわ。

熟成感と酸味が引いてしまいました。
そのせいか深みが消えて、シャープでドライな味わいになりましたよ。
軽くて飲みやすいかもしれませんが、そもそも冷やしたものも淡めでしたから、それと比べると薄っぺらくなってしまったように私は感じました。

このお酒は、冷やしていただいたほうがおいしいだろうと思いましたとさ。
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【お酒】1381.澤姫 特別本醸造 生酒 300ml [09.栃木県の酒]

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株式会社井上清吉商店
栃木県宇都宮市白沢町1901-1

栃木県産五百万石100%使用
アルコール分 15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 60%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




井上清吉商店さんのお酒は、かつて澤姫 特別本醸造 アロマぼとる 180mlをいただいております。
今日いただくこのお酒も同じく栃木県産の五百万石を100%使用した特別本醸造ですが、こちらは“要冷蔵”の生酒でした。
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製造年月と出荷年月とが分けて記載されておりましたよ。
もしかしたら、瓶詰めしてから出荷するまで瓶貯蔵されていたのでしょうか?

でも特定名称酒の場合には、「特定名称の清酒であって、容器に充てんし冷蔵等特別な貯蔵をした上で販売するものについては、その貯蔵を終了し販売する目的をもって製品化した日製造時期として取り扱う。」とする公式ルール(酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達第86条の6 酒類の表示の基準 2(3)ロ(イ))がありますので、実際には出荷年月を製造年月として表示しても問題ないようですけれどね。


生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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フルーティーな香りが少しありますね。
フルーティーな風味は少しはっきりしています。

うまみはやや淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
米のうまみが濃くはないものの、厚みを感じます。
苦みが軽めですが、少し鋭いですね。
キレはよいですよ。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少しはっきりしていて、鋭さを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


フレッシュな風味に米のうまみがしっかりしていてキリッと引き締まった、やや淡麗で爽快ちょい苦ちょいすっぱ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
五百万石らしいキリッとした風味がありましたが、それでもうまみに厚みがありました。
それに苦みや酸味がいい塩梅に効いていて、引き締めておりました。
甘みは、お酒が口の中に残っている間は弱めながらも感じましたが、喉を通ったあとは残らずにスッとひきました。
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【お酒】1380.菊 吟醸 生 300ml [09.栃木県の酒]

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株式会社虎屋本店
宇都宮市本町4番12号

アルコール分-14度以上15度未満
原材料名-米(国産)、米こうじ(国産米)醸造アルコール
精米歩合-50%
容量-300ミリリットル詰
(以上、ラベルより転記)




宇都宮の中心地に蔵を置く虎屋本店さんのお酒は、かつて本醸造の日光情景カップと、雷都物語 特別純米酒 180ml、そして普通酒の菊カップをいただいております。



今日いただくこのお酒は、生酒の吟醸酒です。
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生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

宇都宮のお酒ですからね、二荒山神社で拝領した盃でいただきますよ。
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お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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吟醸香ありますね。
フルーティーで、花っぽさも少しありますが、それほど強くはないみたいです。
生酒らしいフレッシュな風味もありますが、それもしつこくはないですね。
また、上等な接着剤のような香りもほんのかすかに感じますよ。
上等な接着剤ってなんだよ!

うまみは淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
米のうまみが口の中にフワッと広がります。
また、軽い苦みをごくかすかに感じます。
キレはとてもよく、スッと引いていきます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めで鋭さもないものの、弱めながらも酸味自体に深みを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
さらっとしてはいるものの、その存在はよくわかります。


軽快ではあるものの味わい深い、淡麗爽快旨やや甘口のおいしいお酒でした。
吟香やフレッシュさがしつこくなくて、いい塩梅だと感じました。
また、全体的に淡めではあるものの、うまみが広がることや、酸味に深みを感じたことから、淡いなりにしっかりしていると思いました。
甘みやごくかすかに感じた軽い苦み、そしてキレのよさもちょうどよく効いているのではないでしょうか。
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【お酒】1379.真澄 辛口ゴールド 180ml [20.長野県の酒]

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宮坂醸造株式会社
長野県諏訪市元町1-16

原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分15度
180ml
(以上、瓶の印刷事項と栓とより転記)




宮坂醸造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
158.真澄 本醸造 特撰真澄 300ml
186.真澄 純米酒 奥伝寒造り 300ml
351.真澄 辛口ゴールド 300ml
382.真澄 純米吟醸 辛口生一本 300ml
583.真澄 生 純米吟醸 辛口生一本 300ml
701.702.真澄 銀撰パールライトカップ&山雅カップ 飲み比べ
902.真澄 純米生酒 300ml

今日いただくこのお酒は“辛口ゴールド”として販売されておりましたので、かつていただいた真澄辛口ゴールド300mlと同じ中身でしょう。

それにしても、特徴的な色の瓶ですね。
それに形はシュッとしつつも、どっしりした感じがありますね。
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その瓶には、能書きが書かれておりましたよ。
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普通酒でしょうからいつもならばぬる燗でいただくところですけれど、辛口ゴールドは一度ぬる燗でいただいておりますので、今日は冷や(常温)でいただきます。
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お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
やわらかいうまみが強くはないものの、うまみに厚みがありますね。
熟成感がかすかにあるかな?
また、苦みがちょっとだけあるみたいです。
キレはよく、スッと引きます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、少し鋭いみたいです。
アルコール由来と思われるさわやかさも少しありますね。
またかすかにピリッと感じますが、気にはなりません。

甘みはややひかえめです。
でも、弱めではあるものの、その存在はわかります。


しっかりしているもののキレよく鋭い、旨やや辛口のおいしいお酒でした。
うまみが濃くはないもののしっかりしていて、甘みの存在もよくわかりました。
でもそれでいてキレがよく、さらに弱めのすっぱさとかすかなピリとによって引き締められているようでした。

真澄シリーズは、どれをいただいても本当においしいですね。
でもこの味わいは、きっと燗映えするのではないかと感じましたよ。
次にこのお酒に出会った際には、是非とも燗でいただいてみたいと思います。

というか、かつて300ml瓶をいただいた際には燗だったんですけれどね。
すっかり忘れてしまいましたよ。
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【お酒】1378.Ohmine Junmai 100ml カップ [35.山口県の酒]

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大嶺酒造株式会社
山口県美祢市大嶺町奥分2505

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)
アルコール分 14%
精米歩合 60%
内容量 100ml
(以上、カップの印刷事項より転記)




大嶺酒造さんは、どうやらおよそ50年間休業していた蔵を2010年になって再興させた蔵元さんのようですね。
あたしゃ“大嶺”って聞くと、かつての美祢線大嶺支線大嶺駅のやたらと広い構内の様子を思い出しますよ。
と言っても実際に行ったことはなく、中学生のころに鉄道ジャーナル誌で写真を見ただけなのですけれど。


話をお酒に戻しましょう。
このお酒は純米酒ですが、内容量はわずか100mlでした。
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それなのに、お値段は一般的な一合カップにけっしてひけをとらない259円(税込)でしたよ。
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話のネタがないことをなんとかごまかしたところで、いただいてみたいと思います。
純米酒ですが、蔵元さんのWebsiteでは「マスカットの様な甘酸っぱさの中に、力強いお米の風味のあるジューシーな味わい。 」と紹介されていたことから、香りがあることを考慮して冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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鼻を近づけると、上立ち香がごくかすかにあることがわかります。
また一口含むとフルーティーな香りが鼻へ抜けていきますが、それほど強くはありません。

うまみはやや濃いめです。
やわらかいうまみが強くはないものの、幅を感じます。
それでいて、苦みや雑味はまったくありません。
キレはそれほどでもないものの、けっしてクドくはないですね。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさがこれも強くはないものの、鋭さを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
けっしてべとつかないものの、甘みに厚みを少し感じます。


味の要素がはっきりしているもののバランスのよい、やや濃醇でちょいすっぱやや甘口のおいしいお酒でした。
香りやうまみ、酸味、それに甘みもそれぞれがしっかりしているものの、けっして突出することなくうまくまとまっているようでした。
それ故、飲み応えを感じるものの、しつこさやクドさはまったく感じませんでした。
これはなかなかうまいんじゃないの!

でもね、あたしゃこのお酒には、一つだけ不満がありますよ。
100mlなんて、ホンマにあっちゅう間やで!
なんで関西弁なんだよ。
2個買っておけばよかったかも。
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【お酒】1377.菊正宗 純米樽酒 カップ [28.兵庫県の酒]

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菊正宗酒造株式会社
神戸市東灘区御影本町一丁目7番15号

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
アルコール分 15度
精米歩合 70%
内容量 135ml
(以上、ラベルより転記)




昨日いただいた菊正宗 上撰 樽酒 カップ (普通酒)に引きつづき、今日もキクマサの樽酒をいただきます。
今日いただくこの樽酒は、純米酒でした。
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樽酒の意味については昨日の記事で触れておりますので、ご参照下さい。

なお、菊正宗酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
菊正宗 生貯蔵酒 300ml(普通酒)
菊正宗 上撰 生酛・本醸造 ハイグラス
菊正宗 特別純米酒 超特撰嘉宝蔵 雅(みやび)
菊正宗 生酛純米酒 特撰 嘉宝蔵 灘の生一本
菊正宗 超特撰 嘉宝蔵 生酛吟醸
菊正宗 超特撰 生酛大吟醸 300ml
菊正宗 樽酒 純金箔入カップ
菊正宗 上撰 本醸造 お燗瓶 (二回目はこちら
菊正宗 上撰 普通酒 紙カップ
菊正宗 純金箔入 しぼりたてカップ
菊正宗 スーパーカップ 上撰 生酛・本醸造
菊正宗 上撰 樽酒 カップ (普通酒)


このお酒は、135ml(7.5勺)詰でした。
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そういえばこのカップには、6-7年くらい前まではたしか普通酒の樽酒が詰められておりましたね。
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純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、普通酒の樽酒と同じくかすかに茶色ががっておりました。
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木香はありますね。
でも穏やかでしつこさがありません。

うまみはやや淡めですが、淡めなりにしっかりしています。
米のうまみはそれほどでもなく、軽い酒臭さ(←ほめ言葉です)が舌の上にピンと乗ってくるようです。
また、軽い渋みがごくかすかにあるみたいです。
キレはよく、スッと引きます。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さを感じます。
それにごくかすかにピリッと感じます。

甘みはひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


木香ほんのりで、うまみがピンと効いていてスッと引く、やや淡麗で旨辛口のおいしいお酒でした。
本醸造や普通酒よりも辛口でしたよ。
うまみも厚くはなくて、舌をピンと突くようでした。
また、酸味に鋭さをと感じました。
これらのせいか、かなりキリッと引き締まった味わいでした。

本醸造や普通酒と比べて辛口に感じたのは、醸造アルコールの添加がないためでしょうか?
ということは、もしかしたら醸造アルコールの添加には、甘みももたらす効果もあるのでしょうか?

でもね、私といたしましてはこのカップ酒にはちょっと不満がありますよ!
一合カップに慣れた私としては、135mlってのは量的にいささか物足りないですわ。
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【お酒】1376.菊正宗 上撰 樽酒 カップ (普通酒) [28.兵庫県の酒]

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菊正宗酒造株式会社
神戸市東灘区御影本町一丁目7番15号

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分 14度以上15度未満
180ml詰
(以上、カップの印刷事項より転記)




菊正宗酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
菊正宗 生貯蔵酒 300ml(普通酒)
菊正宗 上撰 生酛・本醸造 ハイグラス
菊正宗 特別純米酒 超特撰嘉宝蔵 雅(みやび)
菊正宗 生酛純米酒 特撰 嘉宝蔵 灘の生一本
菊正宗 超特撰 嘉宝蔵 生酛吟醸
菊正宗 超特撰 生酛大吟醸 300ml
菊正宗 樽酒 純金箔入カップ
菊正宗 上撰 本醸造 お燗瓶 (二回目はこちら
菊正宗 上撰 普通酒 紙カップ
菊正宗 純金箔入 しぼりたてカップ
菊正宗 スーパーカップ 上撰 生酛・本醸造

今日いただくこのカップ酒は、普通酒の樽酒です。
普通酒ですが、上撰の小印が付けられておりますね。
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かつて一度触れてはおりますが、ここで再度“樽酒”の意味を確認しておきましょう。

国が定めたルールでは「樽酒の用語は、木製の樽で貯蔵し、木香のついた清酒(びんその他の容器に詰め替えたものを含む。)である場合に表示できるものとする。」と定められております(※1)。
ということは、木香(杉の香り)がするお酒がみな樽酒を名乗ることができるわけではなくて、その木香を木製の樽で貯蔵してつけたお酒しか、樽酒を名乗ることができないのです。
すなわち、杉の木片を浸したり、あるいは杉の香料を添加したりして(そもそも清酒に香料を添加することはできないはずです)木香をつけたお酒は、樽酒を名乗ることはできないのです。

このお酒の容器にも、吉野杉の酒樽で貯蔵されたお酒である旨が書かれておりますね。
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また下記の写真は、かつて菊正宗酒造さんの蔵開き(2015年2月)で公開されていた、お酒に木香をつけている様子です。
ちゃんと樽に詰めて貯蔵されておりますね。
職員の方のお話では、樽酒は原酒のままで貯蔵すること、そして貯蔵期間は約2週間であるとのことでした。
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琺瑯タンクやガラス瓶が普及する前までは、樽はお酒の貯蔵や輸送のための一般的な容器でもあったわけですから、お酒に木香がつくことは当たり前だったのかもしれません。
しかし今日では貯蔵や輸送の際に樽を使用する機会がないことから、こうしてあえて木香をつけたお酒が珍重されるのでしょう。


しかし、樽酒を貯蔵する樽は、杉の樽であればどのようなものでもよいというわけではないみたいです。
このことについて、文献には以下のような記述がありました。
 ただし、ひと口に木香といっても、香りのよし悪しはある。樽材には、最良とされる吉野杉のほか、肥後(現・熊本県)や秋田産などの杉材が用いられるが、産地によって材質に違いがあるだけでなく、杉材のどの部分を使うかで木香の性質やつき方が違ってくるからだ。杉丸太の外周部の白い部分を白太(しらた)といい、中心部に向かうにつれて色が赤みを帯びてくるが、樽材としては、白太の内側にわずかに赤みがついている「甲付(こうつき)」と呼ばれる部分が最適とされる。甲付で作った樽は外観は白く、内側の酒を接すると部分は淡紅色で、良質の木香がつくばかりでなく、酒が染み出たり漏れたりすること(「目越し(めごし)」という)もない。これに対して、丸太の中心部(「赤味(あかみ)」という)から取った赤みの濃い材料で作った樽は木香、着色とも強すぎ、樹脂成分の溶出も多く酒質を悪くしてしまうので、昔から上質の酒の樽としては用いられず、漬物樽に使用されることが多かったという。甲付で作った樽を「甲付樽」、赤味で作った樽を「赤味樽」と呼ぶ。」(※2)

すなわち、杉材のうち外側の白いところと内側の赤いところとの境目という希少部位のみを用いて作った樽だけしか、お酒を貯蔵するための樽としては使用することができないわけですよ。
ということは、樽酒はかなり贅沢なお酒なのではないでしょうか。


では、その樽酒をいただきたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ごくかすかに茶色がかっていることがわかる程度でした。
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一口含むと、やはり木香を感じます。
もちろん木の香りですが、おだやかでしつこさがありませんよ。

味わいの基本は昨日いただいた菊正宗の上撰本醸造と同じく、キリッと引き締まった中に香りとうまみとがじんわりと広がる旨やや辛口のおいしいお酒でしたが、こちらのほうがやや淡麗でした。

これは私の予想ですが、この味わいから推察するに造りは本醸造と同じであるものの、やはり本醸造よりも醸造アルコールの添加量と加水量とが多いが故に淡めに仕上がっているのではないでしょうか?
でも、軽めであるためか、本醸造よりも飲みやすく感じましたよ。

軽くて、木香があって、しかも菊正宗の風味をちゃんと感じられるおいしいお酒でした。


(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)5(8)
(※2)小泉武夫監修『日本酒百味百題』p.177(2000.4 柴田書店)
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