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【お酒】1043.王紋カップ [15.新潟県の酒]

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市島酒造株式会社
新潟県新発田市諏訪町3丁目1-17

アルコール度 15度
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)醸造アルコール
容量180ml詰
(以上、ラベルより転記)




“AUMONT”と書いて、オウモン(王紋)って読むんだってさ。
これってフランス語?、それともドイツ語?。
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それにこういうデザインって、何て言うんでしたっけ?
ロココ調?、それともビクトリア調?。
よくはわからないのですが、“欧米か!”って言いたくなりますね。
欧かもしれないが、米ではないだろ。

それもそのはず。
文献によると「 市島酒造の王紋ブランドは、四代目が欧州留学のときに王室の紋章に魅せられて名付けたもの。」(※1)なんだってさ。
ということは、味わいも欧風なのでしょうか?
そんなわけないだろ!


くだらないことを言うのはこのくらいにして、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほぼ透明でした。
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うまみは淡めです。
かなり淡いですね。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをほんのかすかに感じる程度です。
苦みがちょっとだけあるみたいですが、淡い味わいのせいか少し目立ちます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさが弱めではあるものの、ちょっと鋭いみたいです。
それに、かすかにピリッと感じます。

甘みはややはっきりしています。
さらっとした甘みをちょっとだけ感じます。


淡麗ちょい苦ちょい甘口のお酒でした。
淡いというよりも、私には薄く感じました。
そのためか、ちょい苦とかすかなピリとが目立っているようでした。
でも、これは私の予想ですが、お刺身と合わせれば、魚臭さを流しつつ味を引き立ててくれそうに思いました。

(※1)『にいがた地酒王国』p.34(1998.10 新潟日報事業社)

【お酒】1042.一本義 上撰 本醸造 カップ [18.福井県の酒]

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株式会社一本義久保本店
福井県勝山市沢町一丁目3番1号

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分15.0度以上16.0度未満
精米歩合 68%
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




昨日いただいた一本義の金印カップ(普通酒)に引きつづき、今日も一本義久保本店さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒は、上撰の小印が付けられた本醸造です。
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本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、金印よりもちょっとだけはっきりしているようでした。
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うまみはやや淡めです。
一応ですが、醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみを感じますね。
それに、軽い苦みがすこしあるみたいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさがやや強めで、しかも鋭さをちょっと感じます。
それにちょっとだけピリッときますね。

甘みはややひかえめです。
かなり弱めですがその存在はわかります。


やや淡麗でちょいすっぱやや辛口のお酒でした。
金印(普通酒)に味わいは似ていますが、本醸造のほうがうまみがはっきりしていて、薄さを感じません。
また甘みは強くはないものの、コクに影響していることがわかりました。

これは私の予想ですが、金印(普通酒)とのちがいは、単に醸造アルコールの添加量の差だけではないかと思いました。
本醸造のほうがアル添量が少ないことから、うまみがややはっきりしていたのではないでしょうか?
また、本醸造のほうがピリピリ感がやや少なかったことから、このピリはアルコールが生じさせている刺激に由来するものではないかと推察いたしました。

この本醸造も、金印と同じくらい、敦賀では頻繁に見かけました。
しかし、敦賀で一本義が広く普及している理由は、金印とこのお酒とをいただいただけでは、まだわかりませんでしたよ。
要するに、自分の好みの味じゃなかったって言いたいんだろ?

【お酒】1041.一本義 金印 カップ [18.福井県の酒]

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株式会社一本義久保本店
福井県勝山市沢町一丁目3番1号

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分15.0度以上16.0度未満
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




 一本義とは「最高の真理、優れた悟りと智慧を究めた境地の意」の禅語に由来する。「一」にはじまり、原点であり、本流を貫く造りと品質への精神を追求する言葉でもある。」(※1)というお酒です。

私はまだ、福井県では敦賀駅の周辺でしか酒集めをしたことがありません。
しかしその際に、立ち寄ったスーパーやコンビニでこの一本義を見なかったところはないくらい、このお酒に頻繁に出会うことができました。

かといって、この蔵元さんがある勝山市は福井県の北東部、石川県との県境に近い場所であって、南西部に位置する敦賀市とは決して近くはないみたいですね。


ということは、もしかしたらこのお酒は、福井県内の他所でも広く普及しているのでしょうか?


そんな敦賀市内で頻繁に見かけたこのお酒をいただきます。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
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お酒の色は、ほぼ無色でした。
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うまみは淡めです。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをかすかに感じます。
軽い苦みもかすかにあるみたいですが、ほとんどわからないくらいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないですが、鋭さがありますね。
それに、ちょっとピリッと感じます。

甘みはややひかえめです。
かなり弱めですが、ゼロではないみたいです。


淡麗ちょいピリやや辛口のお酒でした。
よくよく味わえば、酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)もあるし、酸味もしっかりしています。
でも、これはあくまでも私の感想ですが、味わい自体が薄いように感じました。
それでいて、ピリピリ感だけ目だっておりました。
でもそれが、地元の食べ物と合うのかもしれません。

(※1)北陸の酒蔵編集委員会編『北陸の酒蔵 銘醸50選』p.245(1996.7 能登印刷出版部)

【お酒】1040.森泉 特別純米原酒 300ml [04.宮城県の酒]

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森民酒造店 森民典
宮城県大崎市岩出山字上川原町15番地

アルコール分17.0度以上18.0度未満
原材料名/米・米こうじ
精米歩合60%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)
(米の産地表示なし)




昨日いただいた森泉の特別本醸造に引き続き、今日も森民酒造店さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒は、アル添なし、加水なしの特別純米原酒です。
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特別純米酒についてはこちらを、そして原酒についてはこちらをご参照下さい。


アル添あり加水ありの特別本醸造でさえけっこうすっぱかったわけですから、このお酒はよりいっそうすっぱいのではないかと、容易に予想することができますよね。
それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
特別純米酒ですし、原酒ですので、冷や(常温)でいただきます。

お酒の色は、特別本醸造と同じく、かすかに茶色がかっているようでした。
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特別本醸造とちがって、こちらは香りはないみたいです。
香りを引き出していたのは、やはりアル添だったのでしょうか?

ああ、やっぱりすっぱいね。
すっぱさが強めで鋭さを感じますが、特別本醸造よりも酸味自体に深みがあるみたいです。
刺激やピリピリ感はありません。

うまみはやや濃いめです。
これは米のうまみかな?
苦みや雑味はないですが、キレはそれほどでもないみたいです。

甘みはややはっきりしています。
べとつかないさらっとした甘みを少し感じます。


やや濃醇ですっぱやや甘口のお酒でした。
予想どおり、すっぱいお酒でしたよ。









でもね、すっぱい酒だとわかっていて、それをただ「あーすっぱかった!」とお伝えすることはね、そりゃ誰でもできることですよ。
ここは一つ、すっぱいお酒をおいしくいただくためにはどうしたらよいかということを考えて、実行してみましたよ。

これはこれまでの私の経験に基づく予想ですが、すっぱいお酒ってのは、濃い味の食べ物や、ちょっとクセのある食べ物と合うのではないかと考えました。


そこで、まずは佃島の佃煮と合わせてみました。
左がハゼで、右がアサリです。
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ああ、これは合うね!
佃島の佃煮には、しょうゆの味わいだけではなくて、素材の煮汁としょうゆとが熟れた感じのちょっとクセのある風味があるのです。
でもそれが、お酒のすっぱさとよく合って、うまみを一層引き出してくれるみたいでした。
特にハゼの佃煮には魚の臭みが少しあるのですが、森泉の酸味がそれをサッと流してくれますよ!
これは合わせて正解でした。


次に合わせたのは、豚肉と茄子の赤味噌炒め。
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これも合うね!
赤味噌の風味が、森泉の酸味と相俟って、うまみが増してくるようでした。


まだ二種類しかいただいていないので正確に理解しているとは言い難いのですが、森泉というお酒はどうやら食中酒のようですね。
それも、濃い味の食べ物や、熟れた食べ物、味噌などの発酵食品と合うみたいでした。
昨日はただすっぱいと思っただけでしたが、今日はおいしくいただくことができましたよ。





☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

ということで、今日は佃島へ行って、佃煮を買ってまいりました。

前回佃島へ行った際にはJR京葉線の越中島駅からアクセスしましたが、今回は反対側の東京メトロ有楽町線新富町駅から佃大橋を渡って行ってみました。
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佃島の渡船跡の脇から、佃大橋へと上がっていきます。
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佃大橋から見えるのは、高層マンションばかり。
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橋の下を流れる隅田川には、遊覧船が走っておりました。
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その高層マンションが立ち並ぶ一角にある、木造建物の街並みが奇跡のように残されている場所が、佃島です。
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前回は天安さんで買いましたが、今回はここ、佃源田中屋さんで入手しました。
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佃源田中屋さんの換気扇からは、佃煮を煮ている香りが出ておりました。
これだけでご飯を食べられそうなよい香りです。
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目的を果たしたところで、清澄通りからバスに乗って、門前仲町を目指します。
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深川不動尊の参道にある折原商店で一杯やって、帰ったとさ。
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もうすっかり秋ですね。
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【お酒】1039.森泉 特別本醸造 300ml [04.宮城県の酒]

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森民酒造店 森民典
宮城県大崎市岩出山字上川原町15番地

アルコール分15度
原材料名/米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール
精米歩合60%
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




宮城県大崎市岩出山、陸羽東線の有備館駅近くに蔵を構える森民酒造店さんは、仙台市内で“森乃菊川”を造る森民酒造本家さんから明治の頃に分家なさった蔵元さんなのだとか。
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このことについて、文献に以下のような記述がありました。
 森民酒造店は、明治時代に仙台市中心部にある森民酒造本家が分工場として大崎市岩出山に建てた蔵。当時は本工場・分工場合わせて、東北地方で一、二の生産量を誇ったという。」(※1)

そんな森民酒造店さんですが、今では地元向けのお酒造りに徹していらっしゃるそうです。
 「森泉」は伊達家ゆかりの城下町、大崎市岩出山の地酒。生産量は年に100石(18kl)ほどという、ごく小さな蔵だ。蔵の主人である森民典(もり みんてん)さんが一人で造っており、そのほとんどが地元で消費されている。」(※2)


ネタも尽きたところで、そろそろいただいてみたいと思います。
これまでの私の経験からして、特別本醸造には香りがあって冷やに向いているものが少なからずありましたので、今日は冷や(常温)でいただきます。
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写真では判りにくいかもしれませんが、お酒の色はかすかに茶色がかっておりました。
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やっぱり、かすかではありますが、吟醸香のような香りがありますね。
フルーティーというよりも、花の香りのようです。

このお酒ですが、一口含んで、まず酸味を感じました。
すっぱさが強めで、鋭いですね。
でもそれだけでなく、酸味自体に深みがあるようです。
刺激やピリピリ感は、はじめはないものの、口を切ってしばらく置くと少し出てくるみたいです。

うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
お米のうまみとともに、醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみがあるみたいですが、酸味に負けています。
苦みや雑味はないみたいです。

甘みはややはっきいりしています。
かなりさらっとした甘みがあるみたいですが、これも酸味に負けています。


鋭いものの深みのある酸味が豊かな、すっぱやや甘口のお酒でした。
けっこうすっぱいですが、酸味に深みがあるので、ただすっぱいだけではないみたいです。
でもね、これは耳の下辺りを刺激するすっぱさですね。


ここで、燗にしてみました。
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燗にすると、酸味の深みが少し引くとともに、さわやかさが出てきました。
少し軽快になったようですが、すっぱさ.は相変わらずでした。

この味わいは、木戸泉の醍醐に似ているように思いました。
それにこのお酒、けっこう回りがはやいみたいです。
これは私の感想ですが、すっぱいお酒ってのは回りがはやくて、飲みすぎると悪酔いしやすいように思います。
後半の記述はアタリマエだろ!
もしかして、乳酸が酔いに影響を与えているのでしょうか?

(※1)『宮城の蔵元訪ね歩き』p.51(2009.4 エーシークリエイティヴ)
(※2)(※1)p.48

【お酒】1038.冨玲 180ml [31.鳥取県の酒]

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梅津酒造有限会社
鳥取県東伯郡北栄町大谷1350

原材料名 米(日本産)こうじ(日本産米)
アルコール分15度以上16度未満
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




梅津酒造さんのお酒は、かつて冨玲の純米酒カップと、冨玲の原酒一合瓶とをいただいております。
今日いただくこのお酒ですが、ラベルには純米酒の表示がないのみならず、精米歩合や醸造アルコールが添加されている旨の表示もありません。
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たとえ純米酒の基準に合致しているお酒であっても、純米酒の特定名称を名乗るかどうかはあくまでも任意です(※1)。
一方、たとえ醸造アルコールを添加していないお酒であっても、他の基準(精米歩合や使用する米の等級、麹の使用割合など)を満たさないことによって純米酒を名乗ることができない場合もあります。


細かいことをいちいち指摘するのはこのくらいにして、そろそろいただいてみたいと思います。
今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、けっこうはっきりしておりました。
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あれ?
なんかアルコール香がしっかりしているようですよ。

うまみはやや濃いめで、しっかりしています。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみとともに、熟成感を少し感じます。
それでいて、苦みや雑味はありません。
それにキレがよく、スッと引いていきます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないですが、やや鋭さを感じます。
またさわやかさもちょっとだけあるみたいです。
でも、かすかにピリっと感じますね

甘みはひかえめです。
ほとんど感じません。


やや濃醇で旨辛口のおいしいお酒でした。
やや濃いめで、しかも醸造アルコールが添加されていない(はずな)のに、キレがよくてさっぱりしていました。
それなのに、アルコールの香りをちょっと感じました。
その一方で、甘くないことから、ややドライな味わいでした。

今の私の知見では、この味わいがどのようにして造られたのかを予想することはできませんでした。
まだまだ修行が足りないみたいです。

(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)1

【お酒】1037.ふじの井 純米吟醸 めぞん一刻 ビギナーズパック [15.新潟県の酒]

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ふじの井酒造株式会社
新潟県新発田市藤塚浜1335番地

アルコール分15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合60%
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




ふじの井酒造さんのお酒は、かつてふじの井の本醸造らんま1/2カップをいただいております。
今日いただくこのお酒は、同じく漫画家の高橋留美子さんがラベルをデザインした、純米吟醸酒です。
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“めぞん一刻”は、“らんま1/2”と同様に、高橋さんの作品の名前ですね。
ということは、このラベルのキャラクターは、その主人公であるアパート“一刻館”の管理人さん(音無響子)でしょうね、


このお酒ですが、“ビギナーズパック”という名で販売されておりました。
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容量が一合ですし、ラベルが親しみやすいもので、それにおちょこもついているので、比較的手を出しやすそうですね。
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これは私の予想ですが、この商品には、普段日本のお酒を飲まない人でもにも試しに飲んでもらいたいという蔵元さんの願いが込められているのかもしれません。


そのおちょこには、“PIYO PIYO”のデザインが施されておりました。
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これはおそらく、管理人さんが着けていたエプロンにデザインされていた絵柄ですね。
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そろそろいただいてみたいと思います。
純米吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほぼ無色でした。
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吟醸香はかすかで、ほとんど感じないくらいです。

うまみはやや濃いめです。
お米のうまみがしっかりしていて、厚みがありますね。
ただ、山田錦のような広がりはないみたいです。
また、吟醸酒にありがちな軽い苦みを少し感じます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。


お米のうまみと酸味との、やや濃醇で旨辛口のおいしいお酒でした。
酸味がやや目立つものの、うまみがしっかりしていて酸味に負けていないので、バランスはよいと思います。
また甘みがなくてキリッとしているものの、ちゃんとコクがあるので、ドライな感じはしませんね。

この味わいは、もしかして一刻館を一人で切り盛りする管理人さんの気丈さ、健気さを表現しているのではないでしょうか?

【お酒】1036.澤正宗 吟醸生酒 300ml [06.山形県の酒]

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古澤酒造株式会社
山形県寒河江市丸内3-5-7

原材料名:米・米こうじ・醸造アルコール
精米歩合60%
アルコール分14度
国産米100%使用
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




古澤酒造さんのお酒は、かつて澤正宗の純米カップと、普通酒の澤正宗ヤングカップとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、吟醸酒の生酒です。


吟醸酒ですし、生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、あれ?
けっこう茶色がかっていますね。
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なんじゃこりゃ!

一口含むと、香ばしさというか、古い木の香りのような風味が口の中に広がりますね。
それにちょっとですが、バニラのような風味もありますね。
それらが後味が悪く、口の中でかなりしつこく残ります。
一方でお米のうまみも、それに吟醸香やフレッシュな風味も全く感じません。

酸味はないものの、甘みはけっこうはっきりしています。
その甘みが、お酒の風味のしつこさを助長促進しているように感じます。


吟醸酒なのにこんな味わいのお酒ってあるのかと不思議に思い、ラベルを確認したところ、驚愕の事実を発見してしまいました。
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購入した際に、10月製造分であることにばかり気をとられてしまい、2015年の表示を完全に見落としておりました。
すなわち私は、1年も前に造られた生酒を、今年の10月に造られた新鮮なものだろうと思い込んで買ってしまったのです。
しかもそのことに、今この場ではじめて気づいたのです。

ということは、このお酒のしつこさは、おそらく劣化によって生じた味わいなのでしょう。
火入れされていない生酒ですから、たとえ冷蔵されていたとしても、製造から1年が経過すると変質してしまうのでしょうね。


私は子どものことからずっと数字や計算に弱く、しかもこういうくだらないミスを繰り返すたびにどんどん嫌いになっていっておりました。
今回もまたやってしまい、自分の不甲斐なさにいささか落ち込んでおります。

でもね、このミスのおかげで、生酒が劣化した際に生じる味わいを体感することができました。
それ故、これもよい経験になったのだと、自分に言い聞かせたいと思います。

今度山形へ行った際には、今度こそこのお酒の新鮮なものを必ず入手して、味のちがいを確認してみるつもりです。
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【お酒】1035.秀峰アルプス正宗 純米大吟醸 180ml [20.長野県の酒]

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合名会社亀田屋酒造店
長野県松本市島立2748

原材料名●米、米こうじ
アルコール分●15%
精米歩合●49%
長野県産美山錦全量使用
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




亀田屋酒造店さんのお酒は、これまでに秀峰アルプス正宗の純米カップと、同じく秀峰アルプス正宗の普通酒カップとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、純米大吟醸です。


このお酒ですが、長野県産の美山錦を全量しているのだとか。
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美山錦についてはかつてこちらで簡単に触れておりますが、「なめらかでさっぱりとキレのよい酒質」(※1)になるとのこと。
果たしてこのお酒も、そういう味わいなのでしょうか?


純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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吟醸香ありますね。
フルーティーな香りを感じますが、それほどしつこくはないですね。

うまみはやや淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
お米のうまみそのものでしょう。
うまみが舌の上で広がりますが、後味はさっぱりしています。
また、苦みや雑味はまったくありません。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは少しはっきりしていますが、すっぱさに角はないみたいです。
さわやかさも少しあるみたいです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
さらっとしたべとつかない甘みですが、しっかりした甘みです。


米のうまみを酸味と甘みとが支える、やや淡麗で爽快旨やや甘口のおいしいお酒でした。
酸味が飲み応えを、そして甘みがコクを添えているように感じました。
そのためか、うまみはややさっぱりしていますが、物足りなさはないですね。

(※1)副島顕子『酒米ハンドブック』p.69(2011.7 文一総合出版)

岡山県での酒集め [旅]

今回は、岡山県内で酒集めをしてみましたよ。


まずは、人生初利用のバスタ新宿から。
広くて、しかも明るいね。
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ルミナス号に乗りましたよ。
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カーテン開けっぴろげのまま発車。
前面展望し放題でした。
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高速に乗っかると、すぐ渋滞。
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大橋ジャンクションを過ぎた辺りから、だんだんと流れて行きました。
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無音で放映されている栗山千明の整形ドラマが気になって寝られやしない。
(音声は座席に設置されているイヤホンで聞くみたいでした。)
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しかも電波がしょっちゅう途切れて、話がまったく読めやしないところが余計気になる。
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足柄SAで休憩。
休憩中に、無事カーテンが閉められました。
ドラマも終わり、消灯されて眠ることができましたとさ。
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翌朝6時に、ルミナス号は津山駅前に到着。
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酒集めで出かける度に、毎回毎回、どうして雨が降るのかな?
誰かが嫌がらせで降らせているとしか思えないぜ。
徘徊癖だけじゃなくて、被害妄想癖もあるんだな。
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歩いていると、津山城跡の石垣が見えてまいりましたよ。
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庭園もありました。
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晴れていれば、きっと絶景だったんだろうな。
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城跡の石垣には、櫓が乗っかっているところもありましたよ。
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スーパーの店先に、大きな甕が台車に載せられて置いてありました。
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この備前焼の甕は、売り物でした。
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そういえば、水曜どうでしょうで、“備前焼にしなさいよ!”っていうシーンがありましたね。


津山での成果はこちら。
御前酒は、真庭市勝山の蔵元さんが造ったお酒です。
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お目当てにしていた加茂五葉(かもいつは)。
これを入手するために、津山へ来たのです。
糖添かと思っていたのですが、添加されておりませんでした。
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加茂五葉の上撰はかつて四合瓶でいただいておりますが、300ml瓶を見つけたので買ってしまいました。
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嘉美心(左)と作州武蔵(右)。
作州武蔵は、糖添三増酒でした。
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御前酒の一合瓶を2種類見つけたので、購入してしまいました。
右のカップ酒は、櫻室町(上)と、極聖(きわみひじり:下;糖添)でした。
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御前酒と嘉美心、それに極聖のカップ酒は、このあと立ち寄った場所でも頻繁に見つけることができました。


酒集めを終える頃になると、雨は止んでおりました。
しかし霧が出るほど湿度が高くてじめじめしており、歩きにくいことこの上ない天候でした。
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4時間ほど歩き回って、津山駅へ戻ってまいりました。
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津山駅からは、津山線951D岡山行普通列車に乗車。
キハ40の2連でした。
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この固定クロスシートに座ることができるのは、あと何年間くらいなのかな。
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あーダメ人間だダメ人間だ!
午前10時半から酒を飲むなんてダメ人間だ!
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津山線には、面白そうな駅舎が少なからずありましたよ。

亀甲(かめのこう)駅。
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駅舎のみならず、“たまごかけごはん”の幟も気になるところでした。

誕生寺駅。
法然上人が生まれた場所なのだとか。
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建部駅。
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玉柏駅は、いま流行りの赤備えでした。
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津山線は、旭川の流れに沿って南下していきます。
川の流れは緩やかなようで、ゆったりした雰囲気でした。
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津山駅から一時間半ほど乗車し、法界院駅にて下車。
終点岡山駅の一つ手前の駅です。
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ここから岡山駅方面へ歩いて、途中のスーパーを潰していきます。
雨が上がっていたことから、いい気分で歩き出しましたよ、このときは。
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ですがこの判断は、完全にハズレでした。
見つけたお酒は、津山で見つけたもの(御前酒、嘉美心、極聖)と重複していたのです。
まあでも、こればかりは実際に歩き回ってみないとわからないことなので、仕方がありません。


岡山市内には、水路がけっこうありました。
大小さまざまでしたが、どれもみな水がきれいでしたよ。
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街路樹の紅葉がきれいで、思わず写真を撮ってしまいました。
景色はすっかり秋ですが、あたしゃTシャツ一枚で、汗だくになって歩き回っております。
変な奴!
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路面電車が走っているところまで歩いてきました。
JR岡山駅前から伸びている通りです。
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岡山駅近くのイオンでは、これらを入手。
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岡山では3時間ほど歩き回りましたが、成果はイオンでのこれらのみでした。


法界院駅から3時間ほどかけて、JR宇野線の大元駅まで歩いてまいりました。
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ホームで電車を待っていたところ、反対側にJR四国のアンパンマントロッコ号がやってまいりました。
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アンパンマンというよりも、正面を白塗りにして、しょくぱんまん様に似せたほうがいいような気がするのは私だけでしょうか?

大元駅からは、宇野線の岡山行普通電車に乗車。
115系の4連でした。
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大元駅から一駅だけ乗って、着いたのは岡山駅。
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駅ビルに入っていたスーパーで、醉心(広島県)と金冠黒松(山口県;糖添三増酒)とを入手。
いずれも岡山県外の蔵元さんが造ったお酒ですが、見つけたからには入手しましたよ。
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本日の酒集めはこれまで。
夜の目的地へと向かうべく、岡山駅前の電停から路面電車(岡山電気軌道清輝橋線の清輝橋行)に乗車。
こちら久々の!つりかけ駆動車でした。
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四つ乗って、着いたのは田町電停。
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ホテルにチェックインして、憧れの成田家田町店さんへと向かいました。
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まずは、ビールをグラスで。
あまりにものどが渇いていたことから、写真を撮る前に口をつけてしまいました。
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これはとり酢。
鶏肉としらたきとの酢の物でした。
さっぱりしていて、ビールに合う!
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ビールが空いたところで、お酒へと移行しますよ!

私はかつて、ここ成田家田町店さんで出されていた“ポット酒”への憧れを記事に書いたことがありました。
しかし、今は店では出しておらず、ポットでお酒を供するのは座敷利用の団体さんに対してのみとのこと。
お店には燗付け機が置いてありましたので、おそらくポットからそれに供し方を変えられたのでしょう。

でもね、私の隣に座っていらっしゃった常連さんの口添えもあって、利き猪口に徳利からお酒を注いていただけることになりました。
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ドボドボ感は少ないものの、憧れのポット酒の雰囲気をここ成田家さんで味わうことができて、感慨無量でございます!

お酒の銘柄は、津山で入手した加茂五葉です。
なんでも、「小林さん(成田家さんの創業者:ブログ筆者注記)が店を始めるときにたいへんお世話になった『河内屋酒店』(岡山市北区蕃山町)の先代社長・河内正美さんから初めて仕入れたお酒が「加茂五葉」。以来、いっさい浮気することなく一本やり。」なのだとか(※1)。
雑味のないきれいな甘口で、しかも“クン”と来るお酒の甘い香りがたまりませんよ!
((※1)OSERA オセラ 晩秋号(2013年11-12月号)No.066 p.29)

小いわしの天ぷらは、臭みがなくておいしくいただくことができました。
これがまた加茂五葉に合う!
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お隣のご常連さんから、鶏もつ煮を分けていただきました。
口の中でほろっと崩れるくらい柔らかくて、それにもつにありがちな臭みやざらついた感じがまったくなく、おいしくいただけました。
これがまた加茂五葉に合う!
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酒が進んでしまい、もう一杯!
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ポテトサラダでいただきます。
これがまた加茂五葉に合う!
要するに、なんでも合うんだろ!
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もう少しいろいろと食べてみたかったのですが、ここでお腹がいっぱいになってしまい、お勘定をしてもらいました。
これだけ飲み食いして、2,000円もしませんでしたよ。
成田家田町店さん、堪能させていただきました!


ホテルに戻ってきたところ、外から「タタン、タタン」と音が聞こえてきました。
窓の外を眺めると、路面電車が見えましたよ。
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ここをキャンプ地とする!



翌日は、田町電停から岡山行の路面電車に乗車。
二連接の新型でした。
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岡山駅でJR山陽本線の普通電車5713D福山行に乗りかえ。
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岡山駅から4駅、20分弱乗って、着いたのは倉敷駅。
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バスに乗って、倉敷のイオンモールを目指します。
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倉敷のイオンモールは、取り扱っているお酒の種類が岡山のそれとまったく一緒でした。
同じ岡山県内のイオンですし、それに両者は比較的近い場所にあることから、しかたがありませんね。

このあと、1時間半ほどかけてスーパーを回ったのですが、成果はこれだけ。
十八盛は倉敷の地酒ですが、残念ながら糖類酸味料添加の三増酒でした。
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スーパー回りはこれでおしまいにして、お目当てとしていた倉敷の“美観地区”へやってまいりました。
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こういう観光地へ来れば、みやげ物として販売されているお酒に出会えるだろうと目論んだためです。
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やっぱりありましたよ。
燦然のカップ酒とお燗瓶とを入手。
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こちらは倉敷遊歩と名乗っておりますが、倉敷ではなくて総社の蔵元さんが造ったお酒でした。
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極聖のお燗瓶もありました。
製造年月が表示されておりませんでしたが(ルール違反です)、冷やして販売されていたので保管上の問題はないだろうと判断し、買ってしまいました。
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しばし美観地区を散策。
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紅葉がきれいでした。
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荷物が重くなってきましたので、このトンネルも階段も遠慮させていただきました。
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大原美術館。
酒気帯びだったので、ここも遠慮させていただきました。
どうせ興味ないんだろ。
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のどが乾いたところで、青いビールなる看板を見つけました。
ビールにくちなし色素で色を着けているのだとか。
倉敷がデニムの街であることにあやかっているのでしょう。
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サイダーみたいなさわやかさのあるビールでしたよ。

備前焼にしなさいよ!
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備前焼にしなさいよ!
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備前焼にしなさいよ!
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オマエどうせだんだん書くのがめんどくさくなってきたんだろ!


美観地区の散策を終えて、倉敷駅まで歩いてきました。
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駅前のスーパーで、燦然の佳撰カップと、十八盛の一合瓶2種をGET。
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今回の酒集めはこれですべておしまい。
倉敷駅から普通電車1836M長船行(伯備線から来て、山陽本線を通って赤穂線へ行くやつ)に乗車。
関東地方ではお目にかかれない、213系でしたよ。
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岡山駅で新幹線のぞみに乗りかえて、帰ったとさ。
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以上、カップ酒17個(うち糖添三増酒4)、一合瓶7本、300ml瓶1本の旅でした。
それにしても、今回入手したカップ酒17個のうち、12個が紙カップでした。
紙カップは軽くて割れないのですが、持ち運ぶ際に潰れたり、他のお酒と接触して破れたりしないように気をつけなければなりません。
それ故、何度もカバンを開けて点検しながらの帰途となってしまいました。