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【お酒】863.十旭日(じゅうじあさひ) 上撰 お燗瓶 [32.島根県の酒]

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旭日酒造有限会社
島根県出雲市今市町
180ml詰
(瓶より転記)

アルコール分15.0度以上16.0度未満
〈原材料名〉米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
(王冠より転記)




旭日酒造さんのお酒は、かつて十旭日の上撰カップ(普通酒)と、これも普通酒の十旭日ナイスデイアサヒカップとをいただいております。
今日いただくこのお酒も普通酒の上撰ですので、中身はおそらく上撰カップと同じではないかと思います。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は・・・、
あれ?、上撰カップよりも淡いかな?
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ありゃ?
なんかちがうぞ。

うまみはやや濃いめです。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみのなかに、お米の味も感じます。
しかし苦みや雑味はまったくなく、むしろ深みすら感じます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさはほとんどなく、さわやかさを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。


うまみに深みを感じる、やや濃醇で辛口のおいしいお酒でした。
上撰カップのときに感じた香ばしさや軽い苦みは、全く感じませんでしたよ。
それどころかきれいな味わいで、それでいて深みすら感じました。
上撰カップと中身は同じはずなのに、こっちのほうがうまいなぁ。
私が入手した上撰カップは、もしかしたら劣化していたのかもしれません。

【お酒】862.廣戸川 にごり酒 300ml [07.福島県の酒]

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松崎酒造店 松崎岩男
福島県岩瀬郡天栄村大字下松本字要谷47の1

原材料名/米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール
アルコール度数17度
300ml
(以上、ラベルより転記)




松崎酒造店さんのお酒は、かつて廣戸川のカップ酒(普通酒)をいただいております。
今日いただくこのお酒は、普通酒のにごり酒です。
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アルコール度数が17度とやや高めなのは、添加された醸造アルコールの量が多めだからでしょうか?
それとも、加水量が少なめなのでしょうか?

オリの量は、全体の1~2割程度といったところでしょうか。
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にごり酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、わずかに象牙色がかっているようでした。
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口当たりはとろみがそれほどなく、さらっとしています。
オリのざらつきがわずかにあるみたいですが、気にはならない程度です。
ただ、アルコールの香りがちょっとはっきりしていますね。

うまみは濃くはないですね。
にごり酒らしいお米のうまみをおだやかに感じます。
クドさはなく、にごり酒にしてはキレもよいと思います。
苦みや雑味はありません。

酸味はややひかえめです。
すっぱさはほとんどなく、さわやかさを少し感じる程度です。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。


にごり酒にしてはさっぱりしていてのみやすい、辛口のおいしいお酒でした。
アルコールの香りが少しあるものの、クドさや雑味がなくて飲みやすいと思います。
にごり酒にしては軽快で、スイスイといけてしまいます。
純米酒好きの御仁にはいささか物足りないかもしれませんが、これはこれで、にごり酒の風味を残しつつ口当たりのよさをうまく出していると思います。

【お酒】861.山桜 吟醸酒 180ml [07.福島県の酒]

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笹の川酒造株式会社
福島県郡山市笹川一丁目178

原材料名/米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
酒造好適米「山田錦」100%使用
精米歩合/60%
アルコール分/14度
内容量/180ml
(以上、ラベルより転記)




笹の川酒造さんのお酒は、かつて笹の川のすべて山田錦純米吟醸カップをいただいております。
今日いただくこのお酒は、福島県南酒販さんが企画した“「ふくしま美酒めぐり」180ml飲みくらべシリーズ”に属する、山田錦100%使用のアル添吟醸酒です。
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吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いているのがわかる程度でした。
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一口含むと、吟醸香があることがわかります。
フルーティーな風味ですが強くはなく、ほんのりと感じる程度です。

うまみは淡めですが、淡いなりにその存在ははっきりしています。
お米のうまみをピンと感じます。
キレはよく、それに苦みや雑味はありません。

酸味はひかえめです。
すっぱさをごくわずかに感じる程度です。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。


香りも味わいもおだやかな、淡麗辛口のおいしいお酒でした。
とてもきれいで、スイスイといけてしまいます。
ですがそれでいてうまみはちゃんとわかるので、物足りなさはないですね。
夏の暑い日にいただいたらついつい飲みすぎてしまいそうな、危険なお酒だと思います。

【お酒】860.榮川 純米酒 AIZUのお酒 アルミ缶 [07.福島県の酒]

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榮川酒造株式会社
福島県耶麻郡磐梯町大字更科字中曽根平6841-11

原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 80%
アルコール分15度
内容量/180ml
(以上、缶の印刷事項より転記)




榮川酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
榮川 エイセンカップ 特醸酒
榮川 純米酒 にごり カップ
榮川 本醸造 ぎょく 300ml
榮川 純米酒 300ml
今日いただくこのお酒は、精米歩合が80%と比較的低めの純米酒です。

ところで、このお酒は東北本線日和田駅(福島県郡山市)近くにあるイオンで入手しました。
しかし、3月に島根県の沿岸部で酒集めをした際にも、立ち寄ったイオンで見かけました。
もしかしたら、榮川酒造さんがイオンと提携して全国展開している商品なのでしょうか?


話を元に戻します。
このお酒の精米歩合は80%と、比較的低めに設定されております。
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精米歩合とお酒の味わいとの関係については、かつてこちらでまとめておりますので、ご覧ください。
このリンク先で紹介した記述をふまえると、精米歩合を80%に設定するということは、十分に注意して造らないとお酒に雑味が出る可能性を伴うということではないかと推察いたします。

果たしてこのお酒には、そういった雑味は出ているのでしょうか?
それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
純米酒ですが、角が立つといけませんので、燗にせずに冷や(常温)でいただいてみたいと思います。

お酒の色は、ちょっと茶色がかっていました。
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うまみはやや濃いめです。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみに、熟成感を少し感じます。
苦みや雑味はないみたいです。

意外にも、酸味はひかえめです。
さわやかさをちょっと感じる程度です。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめで、ほとんど感じません。
これは榮川らしいですね。


やや濃醇で辛口のおいしいお酒でした。
熟成感はあるものの、雑味や角はなく、さっぱりしていました。
精米歩合80%でも、こういう味わいに仕上がるのですね。


ここで、残ったお酒を燗にしてみました。
すると、うまみや酸味が際立ってきましたが、苦みも少し出てきてしまいました。

さっぱりした味わいを楽しみたければ冷や(常温)で、しっかりした味わいがお好きな方は燗で、といったところでしょうか。

【お酒】859.千功成 本醸造 センナリカップ [07.福島県の酒]

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株式会社檜物屋酒造店
福島県二本松市松岡173

アルコール分 15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)醸造アルコール
精米歩合 65%
180ml詰
(以上、カップの印刷事項より転記)




檜物屋酒造店さんのお酒は、かつて千功成の本醸造冷酒(生貯蔵酒か?)をいただいております。
今日いただくこのお酒は、本醸造のカップ酒です。
特に表示がないということは、きっと二度火入れされているのでしょう。


本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

写真ではわかりづらいかもしれませんが、お酒の色は、ちょっと茶色がかっているようでした。
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うまみは濃いめです。
うまみというか、香ばしさがかなりはっきりしています。
それに、渋みもけっこうありますね。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさはそれほどでもないものの、さわやかさが少しあるようです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめといったところでしょうか。
けっしてはっきりしてはいないものの、とろみのような舌触りをかすかに感じました。


香ばしさと渋みとが効いた、濃醇なお酒でした。
この味わいは、熟成によるものでしょうか?
なんとなくではありますが、これまでに酸味料が添加されたお酒でこういう味わいを目指したと思われるものをいくつかいただいていることから(これとか、これなんか。)、それと対比してしまいました(言いたいことはどうかお察し下さい)。
それ故、私としてはちょとクドいなと思ってしまいました。

春の味覚を求めて(ついでに酒集めもね) [旅]

春になると、いろいろとおいしいものが出回りますよね。
あたしゃその中でも、山菜やたけのこが大好きなんです。

今年はあたたかいせいで、山菜やたけのこが出回る時期が早まっているようです。
そこで、そろそろ食べにいかねばならないと思い、酒集めを兼ねて出かけてきましたよ。


今回は、JR東日本の週末パスを使って出かけてきましたよ。
まずは東京駅からやまびこ41号に乗車。
この前に出発するはやぶさ45号(全車指定席)にも間に合うのですが、経費節減のため自由席を利用できるやまびこを選びました。
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着いたのは、仙台駅。
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仙台駅からは、仙石東北ラインのハイブリット車に乗車。
仙台駅から東北本線を走り、途中で新設された渡り線を通って仙石線へ乗り入れる列車です。
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この車は、エンジンで発電し、バッテリーに蓄えた電気を使って動きます。
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バッテリーからの電気だけで動いているときはとても静かなのですが、いざエンジンが動き出すと、普通のディーゼルカーよりも音や振動がかなり大きいですね。
車内で会話するのも難しいくらいですよ。
オマエはお一人さまなんだから、会話の必要なんかないじゃないか!


東北本線(交流20,000V)から仙石線(直流1,500V)への渡り線(ここだけ非電化)を通過。
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これは私の素人的な意見ですが、こんなハイブリットカーなんか作らなくても、ここにデッドセクションを設けて、常磐線で余った415系を新品同様にアコモ改造して転用すればよかったんじゃないでしょうか?
まあでも、デッドセクションを設けると、その維持管理にまた金がかかるのかもしれませんね。


仙石線を終点まで乗って、着いたのは石巻駅。
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まずは、駅の売店で勝山と蒼天伝とを入手。
いずれも石巻にある蔵元さんのお酒ではありません。
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石巻駅周辺には、石ノ森章太郎キャラが満載でした。
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ちょっと歩くと、面白そうな神社を発見。
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ナントカと煙とは高いところが好きといいますが、あたしゃその“ナントカ”のほうなんです。
まだカバンが軽いので、登ってみましたよ。
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頂上にあった拝殿は、赤色でした。
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木の枝がなければ、きっと石巻の街を一望できたことでしょう。
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こういうのはね、降りるほうがこわいんですよ。
まだ酒気を帯びていなかったので、なんとか無事に降りることができました。
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石巻では、3時間半ほど歩き回りました。
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地元の蔵元さんのお酒である墨廼江を見つけることができました。
もう一つの地元酒である日高見も探していたのですが、少量瓶に出会うことはかないませんでした。


帰りは蛇田駅から乗車。
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途中、仙台で仙山線に乗りかえて(写真を撮るのを忘れてしまいました)、着いたのは愛子(あやし)駅。
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愛子駅では、駅近くのスーパーで森乃菊川の本醸造をGET。
仙台の中心に近いところで蔵を構える蔵元さんのお酒のようです。
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愛子駅からは、再び仙山線に乗車。
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着いたのは、山形駅。
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山形駅の駅ビルに入っている酒屋さんで、六歌仙の大吟醸と、秀鳳の純米吟譲とをGET。
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銀嶺月山の普通酒はかつてカップ酒(ガッサンカップ)をいただいておりますが、今回は一合瓶を見つけたのでこれも入手。
これでまた、あのネタを使うことができるわけです。
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今日の酒集めはこれで終わり。
山形へ来たらけっしてはずせない、伝七さんへと向かいます。
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このお店はコースになっています。
たしか8品出てきていずれもおいしかったのですが、その中でもとりわけ感動もののお料理をご紹介します。

ふきみそとクリームチーズ。
これはついつい飲みすぎてしまいそうな、危険な食べ物ですぞ。
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やまにんじんと、赤こごみ。
これを食べたかったから、山形まで来たのですよ!
春の香り豊かな一品でした。
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にしんの山椒漬けは会津の食べ物ですが、伝七さんでは手造りで、漬け込む酢にもさくらんぼを使って工夫なさっているそうです(←酒が回っていた際に交わした会話の記憶より)。
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もちろん、お酒もいただきましたよ。
いつもならば一杯目は羽前桜川の辛口普通酒(糖類酸味料添加なのに、なぜか不思議なくらいうまい)を燗でいただくところです。
しかし、この日は暑かったので、同じく羽前桜川の純米吟醸を冷酒でいただきました。
香りがひかえめで軽快な口当たりなのに、うまみはしっかりしているおいしいお酒でした。
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これは陶板焼き。
お肉の下に、たけのこが敷いてありますよ。
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火を通すと、こうなります。
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たけのこの香りがとても豊かで、肉の味に負けていません。

これに合わせたのは、初孫の赤魔斬。
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通常の魔斬とは異なり、こちらは生原酒なのだとか。
角があって、かなり荒々しい味わいです。
例えるならば、魔斬がリーゼントにボンタンを履いて、学校の窓ガラスを割ったり教師を殴ったりしていた若い頃のやんちゃな思い出といった感じでしょうか。
わかりにくいし、それに表現が古いわ!

でもね、赤魔斬の荒々しさが、不思議とお肉の脂と合いましたよ。


そして三杯目は、満を持しての東北泉。
せっかく山形へ来たのですから、これを飲まなければなりませぬ。
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〆はきのこ汁。
ムキタケの塩漬けを使っているそうです。
味も香りもとても豊かでした。
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いいか、よく聞け!
ここをキャンプ地とする!



翌日は、山形駅から奥羽本線の村山行に乗って北上。
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終点まで乗って、村山駅に到着。
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駅の近くでは、葉山(たぶん)を拝むことができましたよ。
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村山駅周辺で酒集めを開始したのですが、初っ端に訪ねたスーパーには、出端をくじくようなこんな掲示が。
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このあと立ち寄ったところでは、朝日鷹は一升瓶と四合瓶とに出会いました。
しかし、私の守備範囲である少量瓶には出会うことができませんでした。
そもそも、朝日鷹は少量瓶の設定がないのかもしれません。
ネット上の情報によればかつてはカップ酒もあったようですが、それに出会うこともかないませんでした。


これは羽陽男山の冷酒。
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秀鳳のカップ酒も見つけました。
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村山駅から3時間半ほど歩いてきて、着いたのは東根駅。
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東根駅から20分遅れの電車に一駅だけ乗って、着いたのはさくらんぼ東根駅。
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さくらんぼ東根駅では、初孫の本撰本醸造を入手。
かつてアルミ缶でいただいておりますが、300ml瓶を見つけたので入手しました。
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これで今回の徘徊は全て終了。
山形駅へ戻ってきて、エキナカにある澤正宗さんの直営店で一人反省会を開催しましたよ。
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でもね、こんなのが目の前に並んでいたら、反省なんか出来るわけがありません罠。
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大辛を常温でいただきました。
辛いですが、澤正宗さんらしいやわらかいうまみがしっかり出ていて、おいしゅうございました。
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山形へ来たら、だしも押さえておかねばなりません。
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これはエゴ。
海藻を固めた寒天のようなもの。
弾力はそれほどでもなく、さくっとした歯ざわりでおいしゅうございました。
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山菜(たらのめ)もいただきましたよ。
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あーいかんいかん。
ついつい、澤正宗普通酒を燗で頼んでしまった。
こちらは醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみ満載で、飲みごたえがあるおいしいお酒でした。
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最後に山形駅新幹線構内にある売店で、香梅の純米酒を入手。
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山形新幹線つばさに乗って帰ったとさ。
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以上、カップ酒2個、一合瓶5本、300ml瓶5本の旅でした。

朝日鷹については、どこへ行けば一升瓶または四合瓶を入手できるか見当をつけることができました。
朝日鷹だけを狙って、いつか再び訪れてみてもいいかもしれません。
でも、私はいただいたことがないのでわからないのですが、朝日鷹って、実際のところそこまでして入手する価値のある味わいなのでしょうか?

【お酒】858.弥右衛門 大吟醸 180ml [07.福島県の酒]

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合資会社大和川酒造店
福島県喜多方市字押切南2-115
原材料 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分 15度
精米歩合 40%
180ml
(以上、ラベルより転記)




喜多方を訪問する際には、大和川酒造店さんの見学はけっしてはずせません。
周辺には夢心酒造さんや小原酒造さん、喜多の華酒造場さんなんてのもありますね。
ちょっと頑張れば、会津ほまれのほまれ酒造さんまで行くこともできます。

今日は、そんな喜多方の大和川酒造店さんが造った弥右衛門シリーズから、精米歩合40%のアル添大吟醸をいただきます。
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大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほぼ透明でした。
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吟醸香はありますね。
フルーティーというよりも、花の香りに近いかも。
ですがしつこくはなく、ほんのり感じる程度です。

うまみはやや淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
お米のうまみをピンと感じます。
吟醸酒らしい苦みをちょっと感じますが、軽くて気にはなりません。

酸味は、大吟醸にしてはけっこうはっきりしています。
すっぱさがあって、それがやや鋭く感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。


酸味が効いた、やや淡麗で辛口のおいしいお酒でした。
大吟醸にしては酸味が効いているように感じました。
これはもしかして会津の食べ物、たとえば馬刺なんかと合わせることを考慮しているのでしょうか?
辛口で、しかも吟醸香がしつこくないので、食事と合わせやすいと思います。

【お酒】857.月山(がっさん) 上撰カップ [32.島根県の酒]

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吉田酒造株式会社
島根県安来市広瀬町広瀬1216

アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
180ml詰
(以上、フタより転記)




がっさーん(月山)
立て!ジョー(楯状火山)
遊びでねぇんだ!(アスピーテ)
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あれ?
たしか月山があるところは、山形県ですよね?
でもこれは、島根県の蔵元さんが造ったお酒です。


このことについて、手元にあった文献には以下のような記述がありました。

戦国時代の大名、尼子氏の居城であった富田城。その栄華の跡がしのばれる月山を望む広瀬の町の中に、創業文政9(1826)年の吉田酒造がある。」(※1)

どうやら吉田酒造さんが蔵を置く場所の近くには、尼子氏の居城であった富田城(とだじょう:月山富田城)があって、そのお城が建っていた場所が月山という山の上だったようです。


《中心の赤いピンは無視して下さい(消し方がわかりませんでした)。》

歴史に疎い私としては、これが精一杯の表現です。
ただの酔っぱらいがこれ以上書くとボロが出て、歴史やお城がお好きな方々から突っ込まれそうですわ。


ネタが尽きたところで、そろそろいただきたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからないくらいでした。
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うまみはかなり淡めです。
うまみよりも、香ばしさと苦みとが少しはっきりしています。
淡いせいか、透明感があります。

酸味はひかえめです。
さわやかさをわずかに感じる程度です。
刺激やピリピリ感はまったくありません。

甘みはややはっきりしています。
さらっとした甘みをほんのりと感じます。


淡麗苦やや甘口のお酒でした。
かなり淡い中に、香ばしさと苦みとだけを感じました。
糖添でこのような味わいのものに出会ったことはありましたが、そうでない普通酒では初めてだと思います。
これは完全に私の予想ですが、もしかしたらアルコールの添加量が多く、その結果として加水量も多めになって、こういう淡い味わいに仕上がったのでしょうか?

(※1)石原美和『しまね酒楽探訪』p.28(2013.0 今井出版)

【お酒】856.大天狗 カップ [07.福島県の酒]

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大天狗酒造株式会社
福島県本宮市本宮字九縄18番地

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類・酸味料
アルコール分 15度
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




ラベルに描かれている天狗の絵には、迫力がありますね。
よく見ると紐がついているので、もしかしたら天狗そのものではなくて、天狗の面でしょうか?
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なんとなく、藤本隆宏さんに似ているような気がするのは私だけでしょうか。

ですが、誠に残念ながら、このお酒は糖類酸味料添加の三増酒でした。
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披露できるようなネタもないことですので、さっさといただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ちょっと着いているのがわかる程度でした。
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うまみは濃くはないですが、やはりはっきりしています。
やっぱりこれは添加されたうまみですね。
それに、苦みも少しあるみたいです。
ですがキレはよく、透明感すら感じます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさを少し感じますが、アルコールの風味のほうがはっきりしています。
それに、ちょっとピリッと感じます。

甘みは意外にもひかえめです。
糖添三増酒にありがちなとろみのような舌触りもないみたいです。


パッと広がってスッと引く、やや辛口のお酒でした。
添加されたうまみであることははっきりしていますし、それに苦みも少し感じました。
ですがクドさはそれほどなく、また後味はスッキリしています。
それになによりも、甘みが少ないことが意外でした。
もしかして、糖類・酸味料の添加量が少なめなのでしょうか?

【お酒】855.桑乃都 吟醸 180ml [13.東京都の酒]

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有限会社小澤酒造場A
東京都八王子市八木町2-15

アルコール分 15度以上16度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)醸造アルコール
精米歩合60%
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




昨日いただいた桑乃都上撰カップに引きつづき、今日も小澤酒造場さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒は、醸造アルコールが添加されている吟醸酒です。
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醸造アルコールの添加は、通常、もろみを搾る一~二日前に行なわれる」(※1)のだそうです。
搾った後でお酒に添加するのではなく、お酒を搾る直前の醪に添加するのですね。

そして、醸造アルコール添加には、「もろみの中の芳香物質は、酒を搾ったときに大部分が酒粕に残ってしまうのですが、アルコールはそれを酒のほうに戻してくれる。」という効果があるようです。(※2)。
それ故、特に吟醸酒については「アルコールを添加するからこそ、あのフルーティーな吟醸香が引き出されるのであり、アルコールを入れないと、絞り粕のほうにより多く香りが残ってしまう。つまり、純米タイプの吟醸酒は、吟醸香が立ちにくいということでもある。」(※3)と言われているようです。

まあでも、これはあくまでもジェネラリースピーキング、つまり一般的に言われているお話です。
ルーか!
私がかつていただいたお酒の中には、香り高い純米吟醸酒もありましたけれどね。

なお、醸造アルコールの添加については、かつてこちらでまとめております。


ということで、吟醸香の出かたに注意しながらいただいてみたいと思います。
吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほとんど目だたないくらいでした。
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やはり吟醸香がはっきりしています。
フルーティーな香りです。
でも、はっきりしてはいるものの、しつこくはないですね。

うまみはやや濃いめで、しっかりしています。
お米のうまみが豊かです。
吟醸酒にありがちな苦みもちょっとあるみたいですが、他に雑味はありません。
キレはよく、スッと引きます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少し強めです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
わずかに感じる程度です。


やや濃醇で旨やや辛口のおいしいお酒でした。
吟醸香が豊かですが、しつこくなくてちょうどよい感じでした。
お米のうまみがしっかりしていますが、キレがよいので後味はスッキリしていました。
それに、酸味が食事の油っぽさや魚臭さなどを消してくれそうに思いました。


(※1)小泉武夫監修『日本酒百味百題』p.112(2000.4 柴田書店)
(※2)大内弘造『なるほど!吟醸酒造り-杜氏さんと話す』p.38(2000.10 技報堂出版)
(※3)(※1)p.113