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【お酒】1240.杉勇(すぎいさみ) 300ml [06.山形県の酒]

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合資会社杉勇蕨岡酒造場
山形県飽海郡遊佐町上蕨岡字御備田47の1

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)醸造アルコール
アルコール分 15.0度以上16.0度未満
内容量 300ml詰
(以上、瓶の印刷事項より転記)




 蕨岡での酒造りは、上寺の宿坊が賑わいをみせていた時代にさかのぼります。この頃、敷地内の井戸より良い水が湧いたと伝わる松尾坊(松ノ坊)で、「松の露(つゆ)」と呼ばれたそのお酒は造られていました。
 社名、杉勇蕨岡酒造場は、大正12年に当時酒田の下中町で「杉勇」という銘柄で酒を造っていた杉山家と、先述の松尾坊松本家、そして元々青塚の網元で、漁業王・青山留吉の青山家とならび北海道祝津(しゅくつ)にも漁場を有した茨木家が合資して、「杉勇」の蕨岡分工場として創業されたことが由来です。」(※1)という杉勇蕨岡酒造場さん。

そんな僧坊酒のような由来を持つ杉勇蕨岡酒造場さんのお酒は、これまでに杉勇のカップ酒(普通酒)と、杉勇 純米酒 出羽の里 300ml、そして杉勇 本醸造 出羽きらり 300mlとをいただいております。
今日いただくこのお酒は普通酒ですから、中身は杉勇のカップ酒と同じでしょう。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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まず最初に、酸味を感じます。
すっぱさがやや強めで、けっこうはっきりしています。
そのすっぱさに鋭さを感じますが、深みも少しあるみたいです。
また、ちょっとピリッと来るみたいです。

うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
米のうまみがピンと舌を突いてきます。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみもありますね。
苦みや雑味はなく、キレもよいですね。

甘みはひかえめです。
かなりさらっとした甘みをほんのかすかに感じる程度です。


酸味が効いている、旨すっぱちょいピリ辛口のおいしいお酒でした。
酸味が鋭いものの、酸味自体に深みを感じることができました。
それでいて雑味がなく、キレもよくて後味がすっきりしておりました。
(※1)の文献(下記リンク先をご参照下さい。)によれば、杉勇蕨岡酒造店さんは生酛造りにこだわっていらっしゃるようです。
生酛造りによってもたらされる味わいについてはかつてこちらで紹介しておりますが、もしかしたらこの深い酸味ときれいな味わい、そして辛口の口当たりは、生酛造りの成果でしょうか。

このお酒は、肉や焼魚とよく合うと思います。
この酸味が肉の脂や魚の臭みをサッと流してくれて、しかも辛口でキレのよい後味がさらなるつまみともう一杯とを誘うように感じました。
こういうしっかりしているものの後味がスッキリした辛口酒、好きだなぁ。

(※1)遊佐町地域おこし協力隊制作『ゆざのみ第6号(別冊広報ゆざ)』p.3(2015.2 遊佐町役場企画課)
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