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【お酒】690.臥龍梅 純米吟醸 カップ [22.静岡県の酒]

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三和酒造株式会社
静岡県清水区西久保501-10

アルコール分/16度以上17度未満
原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合/55%
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




三和酒造さんについて、文献では以下のように紹介されておりました。
元禄年間(一六八八~一七〇四)より続く三つの蔵元(清水酒造㈱、㈱小泉本家、鶯宿梅酒造㈱)が、清酒製造業構造改善計画により、一九七一年(昭和四六年)五月に合同、一九七三年一一月に西久保工場を本社工場と改めた。」(※1)

これまでにいただいたお酒の蔵元さんの中には、戦時統合で複数の会社が合併したところがいくつかありました。
一方で戦後の合併例には、六歌仙さんや一ノ蔵さんなどがありましたが、もしかしたらこれらにも上記の清酒製造業構造改善計画とやらが絡んでいたのでしょうか?

私はこの計画のことを全く知りませんでしたので、これについては今後の研究課題とさせていただきます。


このお酒には、要冷蔵である旨が表示されています。
しかし、生酒である旨の表示はありません。
2734.JPG

生酒である旨の表示はあくまでも任意ですが(※2)、生酒のように「製成後一切加熱処理をしないで製造場から移出する清酒」にであれば、「「要冷蔵」、「冷蔵庫に保管して下さい。」、「冷やしてお早めにお飲みください。」等の「消費者及び流通業者の注意を喚起するための表示」を「保存若しくは飲用上の注意事項」として表示する必要があります(※3)。

ということは、このお酒は生酒であるか、あるいは生酒ではないものの任意で要冷蔵の表示をしているか、いずれかということでしょう。


一方、このお酒のアルコール度数ですが、16-17度とやや高めです。
2735.JPG

このお酒はアル添なしの純米吟醸ですから、16-17度ということは、原酒であるか、あるいは加水量が少ないお酒であるということではないでしょうか?


これらのことを考慮しつつ、そろそろいただいてみたいと思います。
純米吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ちょっとはっきりしていました。
2736.JPG


フタを開けて口に含むと、お酒のよい香りを感じました。
フルーティさは少ないものの、新酒のようなよい香りを感じました。
これはやはり生酒なのでしょうか?

うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
お米のうまみがしっかり出ています。
吟醸酒らしい苦みがほんのわずかにありましたが、他に雑味はありませんでした。

酸味は少し感じます。
すっぱさはほとんどないものの、さわやかさを感じる酸味です。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはちょっとあるみたいです。
ほんのりと感じる程度で、べとついた感じはまったくありません。


お酒の風味がすがすがしい、爽快旨口のおいしいお酒でした。
これはこの風味を楽しむお酒でしょう。
食事との相性はあまりよくはないかもしれませんが、飲みやすくて気もちのよいお酒でした。


(※1)高橋清隆『新・静岡県の地酒 名酒蔵めぐり』p.92(1996.7 静岡新聞社)
(※2)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)5(5)
(※3)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)3(3)、酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達第86条の6 酒類の表示の基準 2(3)ハ
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エクスプロイダー

臥龍梅は数年前に「誉富士」を使った純米吟醸と活性にごりを呑みましたがとても良いお酒でした。
by エクスプロイダー (2015-10-13 22:37) 

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