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【お酒】519.七賢 甘酸辛苦渋 本醸造 カップ [19.山梨県の酒]

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山梨銘醸株式会社
山梨県北杜市白州町台ケ原2283

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合70%
アルコール分16度
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




昨日いただいた“風凛美山”なる純米酒カップに続けて、今日も山梨銘醸さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒は“甘酸辛苦渋”と銘打たれた本醸造です。
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“甘酸辛苦渋”って、いったいどういう意味なのでしょうか?
もしかして、「辛酸をなめるほどの苦しみをんじて受けるという苦渋の決断をして、ようやくこの味にたどり着いた」という意味なのでしょうか?
そんなわけねぇだろ!

ある文献では、「古くから日本酒の味は、「あま・から・ぴん」の三つから、あるいは甘、酸、辛、苦、渋の五味からなるとされている。」と記述し、その五味のそれぞれに影響を与える化学物質を「五味と関連する呈味物質」として表で紹介していました(※1)。

この記述を踏まえると、今日いただくこのお酒の“甘酸辛苦渋”という名前には、五味のバランスがとれているという意味が込められているのではないでしょうか。


はたして、本当に五味のバランスがとれたお酒なのでしょうか。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。
その前に、純米酒ほどではないですが、このお酒にも少し色が着いています。
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やっぱりちょっと酸味が際立っています。
純米酒ほど強くはないですが、けっこうはっきりしています。
純米酒と比べてすっぱさがやや後退し、さわやかさを感じます。
刺激やピリピリ感はないですね。

うまみは淡めです。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみがベースだと思います。
しかし、苦みが少し目立っているかもしれません。

甘みはひかえめですが、その存在はわかります。
でも、かなりひかえめで、酸味の裏に隠れているようです。


淡めのうまみに、さわやかな酸味と苦みとがポイントの、淡麗辛口のお酒でした。
私としては、“酸”と“苦”とで“辛”を構成し、“甘”がひっこんでいるような味わいだと感じました。


(※1)西羅寛『熟成-酒のキャラクターをつくる』p.120-121(『灘の酒博物館』(1983.10 講談社)に収録)
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