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【お酒】64.一ノ蔵 特別純米酒 特別栽培米仕込み 300ml [04.宮城県の酒]

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株式会社一ノ蔵
宮城県大崎市松山千石字大欅14

アルコール分15度以上16度未満
原材料名/米(宮城県産)・米こうじ(宮城県産米)
精米歩合/60%
原料米/ひとめぼれ100%
300ml詰

化学合成農薬(節減対象農薬) 慣行栽培(宮城県)の7割減
化学合成肥料(窒素成分) 慣行栽培(宮城県)の9割減
田んぼでは化学合成肥料は使用しません
(以上、ラベルより転記)


このお酒ですが、近所のコンビニで、冷蔵庫で冷やして販売されていました。


一ノ蔵は、酒造りの近代化・共同化を目的として、1973(昭和48)年に宮城県内の中小蔵元4社が合同で設立した、比較的新しい蔵元です。

以前、このブログで、お酒の級別制度を紹介しました。
その際、”わざと国の審査に出さずに二級酒として販売しているお酒もあった”ということを書きました。
一ノ蔵もまさにこの制度を利用し、1977(昭和52)年に“一ノ蔵無鑑査本醸造辛口”を、「本醸造清酒なのに「無鑑査」を前面に打ち出し、敢えて税金の安い点をアピールした二級酒として売り出した」そうです(※1)。
この無鑑査本醸造辛口は、級別制度が廃止された今日においても、同じ名前で販売されています。


今日いただくお酒は無鑑査酒ではなく、特別純米酒です。
特別純米酒という名称は、純米酒のうち、「香味及び色沢が特に良好であり、かつ、その旨を使用原材料、製造方法その他の客観的事項をもって当該清酒の容器又は包装に説明表示するもの(精米歩合をもって説明表示する場合は、精米歩合が60%以下の場合に限る。)」を指します(※2)。
いろいろと難しいことが書いてありますが、要するに、精米歩合が60%以下の純米酒と覚えておけば、ほとんど間違いないと思います。
(補足:そんなことはありません!。正確にはこちらをご覧ください。)


このお酒ですが、特別栽培米仕込みということで、農薬や化学肥料を減らして栽培したお米を使用していることをアピールしています。
農薬や化学肥料を減らすと、お酒はおいしくなるのでしょうか?。

それよりも、私は、原料米が“ひとめぼれ100%”という点が気になります。
ひとめぼれって、酒造好適米ではなくて、飯米ですよね。
飯米だけで、おいしいお酒を造ることはできるのでしょうか?。
それとも、吟醸酒でなければ、飯米100%でも問題ないのでしょうか?。

いくら考えてみても、実際にいただいてみなければ、お酒の味はわかりません。
まずは、販売されていたときと同じように、冷蔵庫で冷やしていただきます。


かすかに吟醸香のような香りを感じます。
しかし、うまみや甘み、それに酸味もほとんど感じません。
スッキリしすぎの、薄味のお酒でした。

ここでぬる燗にしてみました。
予想どおり、酸味が少しはっきりしてきました。
それとともに、味にコクが出てきました。
これはお米由来の味でしょうか。

スッキリした、淡麗辛口のお酒でした。
つめたく冷やしていただくよりも、燗つけたほうがよいと思います。


(※1)今井亮平『新しい酒文化に挑戦するオンリーワンの蔵』p.169(2000.7 ブレインキャスト)
(※2)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)2(3)
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コメント 2

ちゅんちゅんちゅん

おはようございます!
とても勉強になりました☆
ひとめぼれ100%の日本酒って
なんか???な感じですね(^^)
by ちゅんちゅんちゅん (2013-11-10 05:56) 

skekhtehuacso

ちゅんちゅんちゅんさん、コメントありがとうございます。

by skekhtehuacso (2013-11-10 20:34) 

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