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【お酒】42.菊正宗 上撰 生酛・本醸造 ハイグラス [28.兵庫県の酒]

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菊正宗酒造株式会社
神戸市東灘区御影本町一丁目7番15号

原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
(国産米100%使用)
精米歩合70%
アルコール分15%
180ml詰
(以上、ラベルとフタとから転記)

灘五郷のひとつ、御影郷にある、日本を代表する大手蔵のひとつである菊正宗さんのカップ酒です。
しかも、このカップ酒には、菊正宗さんを代表する銘柄である「上撰 本醸造」が詰められています。

上撰という名称に法的根拠はありません。
旧酒税法下における等級(二級・一級・特級)に対応するものとして、各社でその主力製品に“佳撰”“上撰”“特撰”というランク付けをしていることが一般的だと思います。
それ故、上撰は、旧一級酒相当の酒質を持つお酒ということではないかと思います。

この上撰は、本醸造かつ生酛造りとのことです。
本醸造はともかく、上撰クラスのお酒を生酛造りで造る大手蔵は、菊正宗のほかにあるでしょうか。
乳酸を添加することなく酒母を造る生酛造りは、速醸酛に比べて、手間も時間も、そしてお金もかかるはずです。それ故、一年中同じ酒質で大量に生産し、全国に向けて販売するようなお酒には、生酛造りは向かないはずです。
もっとも、これは推測ですが、生酛造りといっても、昔のように蔵人さんが木の桶に櫂を突っ込んで歌いながら酛すりをしているわけではなく、きっと機械化された工場で生酛の原理を用いて生産しているのではないかと思います。
それでも、速醸酛を採用することなく、あくまでも生酛にこだわるその心意気に、敬意を表したいと思います。

とはいえ、お酒は飲み物ですから、いくらこだわって造っても、おいしくなければ意味がありません。
では、この生酛本醸造のお酒を、今日もぬる燗でいただきます。


口に含むと、まず酸味を感じます。
決して辛くはなく、すがすがしい酸味です。
確かにピリッとした感じがするので、これがこのお酒を辛口に仕上げているのでしょう。

私は、このお酒の真髄は、豊かなうまみにあると思います。
うまみがとても濃くて、深いのです。
昔ながらのお酒らしい味といいましょうか、あるいは言葉は悪いかもしれませんが、酒臭い味だと思います。
けっして安い酒にありがちな薄っぺらい味ではありません。
かといってくどくもなく、雑味もありません。
これが麹由来のうまみなのか、酵母由来なのか、あるいはお米の味なのか、知識のない私にはよくわかりません。

甘みはあまり感じません。
酸味に抑えられているのかもしれません。

辛口を自称するお酒ですが、決して淡麗ではありません。
料理の味を引き立たせてくれますが、お酒の味も決して料理に負けてはいません。
これこそが、濃醇辛口の、おいしいお酒だと思います。
「やっぱり俺は、菊正宗。」
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あとりえSAKANA

こんにちは!
何日か分のブログを続けて見せていただくと
この菊正宗のラベルはぐっと「格の違い」と言うか
ラベルデザインに重みを感じますね~☆


by あとりえSAKANA (2013-10-20 10:10) 

skekhtehuacso

菊正宗のハイグラスがこのデザインになったのは、たしか6~7年くらい前だと思います。
それまでは、エンジ一色のデザインでした。
by skekhtehuacso (2013-10-20 20:32) 

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