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《焼酎》12.八代不知火蔵 本格こめ焼酎 白水 200ml【追記あり】 [9943.熊本県の焼酎]

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メルシャン株式会社八代工場
熊本県八代市三楽町3-1

本格焼酎
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:25%
内容量:200ml
(以上、ラベルより転記)



熊本で入手したこの焼酎ですが、メルシャン製でした。
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メルシャンは今でこそキリンの傘下に入っているようですが、もともとはこの熊本県八代市三楽町で“三楽(さんらく)”という甲類焼酎(連続式蒸留焼酎)を造っていた会社に由来するそうです。

そして「大分県北部は昔から「三楽」という甲類焼酎が強い地域。」(※1)という記述からもわかるように、どうやら三楽焼酎はなぜか大分県では一定のシェアを占めていたのだとか。

今日においても三楽焼酎はキリンから販売されており、しかも大分県では広く飲まれ続けているようでした。
というのも、今月の初めに私が大分県で酒集めをした際に立ち寄ったスーパーの酒コーナーでは三楽焼酎の一升瓶や紙パック、それに200mlペットカップが並んでいる光景を少なからず見たからです。
それに別府では焼酎のとり揃えが豊富な酒屋さんを見つけて入ったのですが、その店の人に「カップの焼酎はありますか?」と伺ったところ、「三楽ならあるけど。」と言われて早々に退散したこともありました。
今のところ、当方は甲類には興味がないもので。


一方、「メルシャンは12年7月からキリンビールの焼酎事業を再び担っており、商品・営業戦略として「八代不知火蔵」に集中する方針を打ち出している。」(※2)という記述にあるように、メルシャンブランドとしては八代工場で製造する本格焼酎(乙類焼酎)に注力するようになったようでした。

その製造は「伝統技法をさらに磨き上げ、それを超えた新しい技術の向上を目指」すという「“伝統と革新の融合”」(※3)の下になされているのだとか。
このことは、この焼酎のラベルにも記されておりました。
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話のネタを出し切ったところで、そろそろいただいてみたいと思います。

どうやら私も寄る年波には勝てないようで、平日のいささか遅めの食事時に25度の焼酎を200ml飲み切ることが些かつらくなってまいりました(休日だったら早い時間から飲めるので、いくらでも飲みまっせ!)。
そこで、今日は半分だけをお湯割りでいただいて、残りは明日に別の飲み方でいただいてみたいと思います(その感想は、明日この記事に追記します)。
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お湯割りにすると、さわやかな香りがふわっと漂ってまいりました。

一口含むと、米の風味が豊かであることがわかります。
その風味が口の中に広がったあとで、鼻へスッと抜けていきます。
苦味や雑味は全くありません。
また、軽い酸味がほんの少し、それに甘みもこれまたほんの少し感じます。


豊かな米の風味に、香りと酸味とがさわやかで、かつ角や雑味がなくてのみやすい、おいしい焼酎でした。
この味わいから推察するに、おそらく減圧蒸留の焼酎でしょう。
さわやかで飲みやすく仕上げてあるのは、広く受け容れてもらえるような製品を造ることに長けている大手蔵ならではの成せる業ではないでしょうか。
でも決して物足りなくはなく、米の風味がしっかりしていておいしくいただくことができました。



翌日
残りの半分を、ロックでいただいてみました。
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香りはロックでもふわっと感じます.。
米の風味が豊かで、しかも口当りがとろっとしていますね。
ですがロックのほうは苦味が少しはっきりしていて、その苦味に鋭さが少しあるみたいです。
酸味はほんの少し、甘みもほんのり感じる程度です。

ロックだと、米の風味をしっかり感じることができるものの、苦味が少し効いていて引き締まった“トロ・キリ”の味わいでした。
でもこの苦味に嫌味はなく、むしろ飲み応えを感じるような苦味でした。


穏やかな味わいを楽しみたければお湯割で、“トロ&キリ”を味わいたければロックで、といったところでしょうか。


(※1)本山友彦『西太一郎聞書 グッド・スピリッツ 「いいちこ」と歩む』p.143(2006.10 西日本新聞社)
(※2)松丸浩一『地道な飲み方提案求められる焼酎甲類 甲乙混和もマイナス基調に』p.64(酒類食品統計月報 2015(平成27)年9月号 p.60-64 日刊経済通信社)
(※3)エイムック2089『焼酎の基本』p.027(2010.12 枻出版社)
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【お酒】1287.家久長 カップ [08.茨城県の酒]

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株式会社家久長本店
茨城県大子町大子248-1

原材料名:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分15度以上16度未満
180ml
(以上、フタより転記)




家久長本店さんのお酒は、一昨日に冷用(生貯?)普通酒と思われる家久長 霊水八溝 300mlをいただいております。
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今日いただくこのお酒は、普通酒のカップ酒です。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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うまみはやや濃いめです。
酒臭さよりも、ウィスキーのような風味のクドさが少しはっきりしているようです。
苦味は強くはないものの、鋭くて重いですね。
それでもキレはよく、透明感すら感じます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、弱いなりに鋭さを感じます。
それに、わずかにピリッと感じます。

甘みはややはっきりしています。
さらっとしてはいるものの、その存在はよくわかります。


やや濃醇でちょい苦やや甘口のお酒でした。
クドさとちょい苦と酸味の鋭さとを、キレのよさが和らげてくれているように感じました。
これはあくまでも私の予想ですが、多めのアル添が粗めの味わいを緩和してくれているのではないでしょうか。
しかし、それでも粗さは残っているようでした。
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ぼくはあしたにんげんドックをうけるので [雑感]

きょうはおさけをのむのはやめておこうとおもうんだな、やっぱり。
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それにおきているとおさけをのみたくなるので、はやくねることにしたんだな。

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【お酒】1286.家久長 霊水八溝 300ml [08.茨城県の酒]

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株式会社家久長本店
茨城県久慈郡大子町大子248-1

原材料名/米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分15度以上16度未満
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




社名の家久長(かくちょう:ブログ筆者追記)は、1827(文政10)年ころ、北西の左貫地区で材木商を営んでいたときの屋号にちなむ。」(※1)という家久長本店さん。
酒銘の“霊水八溝”は、「仕込み水は坂東二十一番札所の霊山・八溝山の湧水群の水系からくむ。」(※2)という記述にあるとおり、茨城、福島、栃木の三県にまたがる茨城県最高峰の八溝山におそらく由来するのでしょう。




このお酒ですが、コンビニで他社の冷用酒といっしょに冷やして販売されておりました。
しかし、品質表示は普通酒のそれそのもので、冷用酒(生酒や生貯蔵酒)である旨や要冷蔵たる旨の表示はどこにもありませんでした。
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アルコール度数は角度かよ!

普通酒であっても、生酒(「製成後、一切加熱処理をしない清酒」(※3))の場合には要冷蔵である旨の表示義務がありますので(※4)、それが表示されていないこのお酒はおそらく生酒ではないのでしょう(ただし、生酒である旨の表示自体は任意です(※3))。
ということは、もしかしたら生貯蔵酒(「製成後、加熱処理をしないで貯蔵し、製造場から移出する際に加熱処理した清酒」(※5))で、任意記載事項である生貯蔵酒である旨の表示をしていないお酒なのでしょうか?


酒がまずくなりそうなどうてもいいことをあれやこれやと詮索するのはこのくらいにして、そろそろいただいてみたいと思います。
冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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たしかに生貯蔵酒らしいフレッシュな風味がありますね。
はっきりしてはおりますが、クドくはないみたいです。

うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
米のうまみが広がります。
苦味は軽めではあるものの、軽いなりにはっきりしています。
キレはよいですね。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。

甘みはややはっきりしています。
さらっとしてはいるものの、甘みに厚みを感じます。


米のうまみを軽い苦みと酸味とが引き締め、甘みが整える、爽快ちょい苦ちょいすっぱやや甘口のお酒でした。
生貯のような風味がクドくならない程度に効いています。
それにやや甘めかと思いますが、苦味や酸味が効いているせいか、甘ったるさはないみたいです。
苦味や酸味が気になってスイスイとはいけないものの、爽やかでかつ食事と合う冷用酒だと思いました。


(※1)『茨城の酒と蔵』p.19(2002.10 茨城新聞社)
(※2)(※1)p.16
(※3)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)5(5)
(※4)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)3(3)、酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達第86条の6 酒類の表示の基準 2(3)ハ
(※5)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)5(6)
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【お酒】1285.菊水の純米酒 生詰 300ml [15.新潟県の酒]

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菊水酒造株式会社
新潟県新発田市島潟750

原材料名 米・米こうじ
精米歩合70%
アルコール分15度
新潟県産米100%使用
300ml
(以上、ラベルより転記)




菊水酒造さんのお酒は、かつてこのブログの草創期に菊水の辛口 本醸造 300mlをいただいております。

この“菊水の純米酒”はけっこう頻繁に見かけることから、ネタが切れた際の保険として考えていて、これまで積極的に入手しようとはいたしおりませんでした。
しかし先日、ワイズマートの酒コーナーを物色していた際にこのお酒を見かけて、“生詰”の文字に惹かれて買ってしまいました。
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生詰ということは、もしかしたらこの季節だけのひやおろしなのかもしれないと思ったのです。

しかし、蔵元さんのWebsiteによれば、「従来から行なってきた製造方法である「生詰」を表ラベルに表記」しただけであって、「従来通りの製法でございます。つきましては、従来品との風味の変更はございません。商品の保管につきましては、要冷蔵の対象ではございません。」と紹介されておりました。

なーんだ!
要するに以前から生詰で、それを表示していなかったけれど、リニューアルを機に表示することにしたわけですね。

そういえば、かつて“生詰は要冷蔵の表示が必要か否か”ということについて、読者の方からのご指摘を受けて判断の誤りを改めたことがありました。
あたしゃ仕事以外では一人で行動し一人で判断し一人で酔っ払っておりますが、こういう誤りは一人では決して気づかなかったことですから、ご指摘はありがたいかぎりです。
読者の皆様におかれましては、もしこのブログに掲載されている記述に誤りを発見なさった場合には、どうかその旨をご指摘をいただきたく存じます。
ただその際、こちらの再考の手がかりとして理由を併記していただくとよりいっそうありがたいところでございます。



表示を見る限り、ロック以外であればどんな飲み方でもよさそうですね。
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冷やして販売されておりましたので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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香りがかすかにありますね。
華やかではなく、むしろナッツ(くるみかな?)のような風味を感じます。

うまみはやや濃いめです。
米のうまみがしっかりしているものの、広がらずに舌を突く感じがします。
それに苦味が少しあって、その苦味に角を感じます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
それに、ちょっとピリッと感じます。

甘みははっきりしています。
さらっとしてはいるものの、甘みに厚みがありますね。


やや濃醇でちょい苦ちょいすっぱ甘口のお酒でした。
けっこう甘めですね。
それに苦味と酸味とが気になりました。



ここで、燗にしてみましたよ。
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香りが立ってきました。
やっぱりくるみっぽいね。

それに酸味がはっきりしてきて、かなりすっぱいね。
酒臭さがあるとバランスがよいのかもしれませんが、こりゃ酸味だけが際立ってしまっていますよ。

またこの甘みは、燗にするとさらに厚くなるようです。
というか、焼酎に馴れ始めた私にはちょっとくどいかも。


冷酒にせよ燗にせよ、残念ながら私の好みの味わいではありませんでした。
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